KaILI – Game Pocket.

KaILI の Game Pocket が入荷しました。
ブランドの定番モデル、再び登場です。

 

Outline
シンプルながらも特徴的なポケットを備えたブランド定番のバックパック。約20リットルの容量のベーシックな中型サイズとなります。
ボディの素材は軽量で耐久性に優れた500デニールのコーデュラナイロンが使用され、さらに内部はフルライニング(ナイロン生地)のしっかりした構造となっています。
立体的なパターンとカーブしたハーネスによって身体になじみやすく、丸みのある、柔らかさを感じるフォルムも特徴的です。
外装のポケットは、ファスナー付きの大きなポケットに加え、左右から手を差し込める “ゲームポケット”を装備しています。ゲームポケットは、ハンティングジャケットやハンティングバッグからの着想で、ファスナーやボタン無しでそのまま手を差し込んで物を出し入れするポケットです。バッグを背負ったまま手を伸ばして、ポケット内部にアクセスすることが可能です。
内装には 13インチのノートパソコン用スリーブ(緩衝材入り)と2つのポケットが備わります。
ベーシックなバックパックの体裁を取りながら、充分な機能性、実用性を備えつつ、ブランドのオリジナルのアイディアとデザインがこめられたバックパックです。

 

それほどゴリゴリでないコーデュラナイロンの生地で、生地そのものが軽いです。ゴリッとしたバリスティックの重厚系が苦手という人も多いので、そんなみなさんは要注目。
もちろん必要充分の強度は保証されつつ、物理的にも、印象としても重たくない感じが KaILI らしい部分でもあると思います。

 

ファスナーの引手に付いたレザーの感じがまたなんとなくいいです。”デザイン” が好きな人はこういう小さなセンスの好さが嬉しいと思います。

 

そして一番の特徴となっているオープンポケット。
この部分がモデル名にもなっている Game Pocket であり、”ゲーム” とはクラシックな意味では “狩猟” です。ハンティングに使うジャケットやバックのポケットがアイディアソースになっているためにこの名が付けられました。

 

ファスナーを開ける、ボタンを外す、といった1アクション無しで、ノーアクションでポケットにインする方式、ノーアクション・イン・ザ・ポケット・システムを採用。もちろんこれは今僕が勝手に考えたシステム名です。

横向きのポケット口で、ポケット内は下に深さを取っていますので、通常はこぼれ落ちる心配はありません。

 

内部は奥の大きなポケットが緩衝材入りのパソコン用、その手前に2つに区分けされた少し浅いポケットが備わります。
もちろん、パソコンを入れなくてはいけないということはありません。

 

ハーネスのナイロン生地、金属パーツもいい雰囲気です。

 

一見するとベーシックのようでいて、よく見るとあんまり見ないデザインだぞ、と気付きます。

 

Game Pocket と、モデル名はハンティングをルーツにしていますが、バッグとしてはアウトドア的なテイストは感じず、シティな雰囲気かと思います。

軽くてクールなバックパックをお探しのみなさんにおすすめです。

 

KaILI – Game Pocket
col : Olive / Black
price : 29,700 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日祝)
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3月25日(月) 定休日

comm. arch. – Trousers.

comm. arch. の新作パンツが入荷しました。
同一モデルですが、2種類の生地で、1つは2色、1つは1色、どちらもリネン・コットンの涼やかな生地となっています。

comm. arch. のパンツはウエストにゴムやコードが入ったり、アジャスターが付いていたり、ベルト無しで穿けるイージーパンツ仕様のものが多いです。
基本的にシルエットは少しゆったりしていて、尻と股まわりにゆとりを取り、裾に向かって緩いテーパードラインを描きます。ゆったりといってもワイドシルエットまではいかず、ルックスとしては緩いのに同時にすっきりもしているという、太からず細からずという感じ。デザイン(品番)が違えど、シルエットの設定はだいたい同じになるのですが、ハリ感があるもの、落ち感があるものといった生地の特性によって見え方が違うのが面白いです。

そして、もう一つの特徴、これが一番の魅力となるのですが、生地へのこだわりです。
これはパンツに限らずブランドを通じて貫かれていますが、使うファブリックは上質で、珍しかったり、ギミックがあったり、素材のミックス、凝った後加工、、いろいろと楽しませてくれます。

特に暑くなってくると、コーディネイトは自然とシンプルになっていきますので、この素材感の妙や、生地そのもののルックスの好さはとても助かるポイントになるかと思います。

 

Outline
リネン・コットンのミニヘリンボーン生地によるイージートラウザー。
ベルギーリネンとインド綿を 2:1 の割合でタテヨコにランダムに配置して織り上げた非常に細いヘリンボーン生地を使用。リネンの光沢感とコットンのマットな質感がランダムに現れることでよりナチュラルな素材感となり、さらに洗い加工を複数回重ねることで、風合い豊かな生地感に仕上げられています。
ウエストはバックギャザー+ドローコードのベルトレスのイージーパンツ仕様、長めの持出が付いてデザイン的なアクセントになっています。
シルエットは中太のリラックスフィット。ヒップ、股部分にゆとりをとって、裾に向かって緩いテーパードを利かせています。
クラシックかつナチュラルなファブリックの魅力が光る春夏向けイージートラウザーです。

 

よく見ないと認識できないですが、ヘリンボーン織りになっています。
ちょっとトラッド感のある面をしているファブリックですが、イージーに穿く涼しいスラックスというのは、なかなか使い勝手が好いと思います。

 

長めの持ち出しがスラックス然として演出になっていますので、タックインのコーディネイトもメリハリが利いていい感じになるのかなと思います。

 

comm. arch. – Linen Cotton Herringbone Trousers
col : Mist / Coalmine
size : 2 / 3 / 4
price : 25,300 in tax

 

こちらは昨春夏に好評だった綿麻タイプライターです。
カラーも同じ Blue Hole (ネイビー) となります。

Outline
コットンリネンのイージートラウザー。
経糸にトルコ産の長綿、緯糸にベルギーリネンを打ち込んだタイプライタークロスを使用。さらに近江晒加工という特殊な加工を加え、表面にランダムに味わいのある皺を入れ、さらに風合いを深めています。
ウエストはバックギャザー+ドローコードのベルトレスのイージーパンツ仕様、長めの持出が付いてデザイン的なアクセントになっています。
シルエットは中太のリラックスフィット。ヒップ、股部分にゆとりをとって、裾に向かって緩いテーパードを利かせています。
薄地で味わいのあるファブリックと、ほどよくゆったりしたシルエットがよくマッチした、春夏向けの爽やかなパンツです。

こちらは少しハリ感のある生地で、不思議と前述のヘリンボーンより穿いた時に太く感じます。
細い糸を使っている分、生地が薄くなり、ネイビーという色味と相まって涼しさが感じられると思います。

夏にも穿ける涼やかさがあり、レザーサンダルなどとも相性が好さそうです。

 

comm. arch. – Cotton Linen Typewriter Trousers
col : Blue Hole
size : 2 / 3 / 4
price : 25,300 in tax

 

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3月25日(月) 定休日

HAND ROOM – 5 Pocket Jeans.

HAND ROOM の定番デニムが入荷しました。
近々で複数のリクエストをいただき、また夏頃に値上がりが決定という報を受け、再入荷の機が熟しました。
今回もレギュラーフィット、ワイドフィット、2型となります。

 

このブログや店頭でも何度もお話ししていますが、Fuzz がお店の定番として HAND ROOM のデニムを選んでいる理由は、多分に僕の勝手な解釈ではありますが、いわゆるベーシックアイテムとしてのデニム・ジーンズとして、ニュートラルなテイスト、ポジションであると感じること。

しっかりした背景、しっかりした考え方、そしてしっかりしたつくり、という重要な要素を備えつつも、デニムとは!デニムスタイルとは!という強い主張をせずに、我々服好きのリアルな着こなしの中における、最適なデニムを、というスタンスをとっているところに共感を覚えています。

ディテールや色落ち主義でもなく、こう着よう、こう合わせようというスタイル主義でもなく、なんとなく落ち着いて普通に穿こうぜ、という声なき声を感じます。僕も若かりし時代を経て、ずいぶん前からデニムに対してはそういった感覚で対峙している気がします。
あまりにも歴史ある偉大な定番アイテムであるがゆえ、どうしても他との差別化を意識して思想が強く出てしまいがちなところを、一歩引いていてくれる落ち着きを感じ、安心して自分の世界に取り入れられる、と感じるのです。

 

■素材・生地について
スーピマ綿と上質な米綿をブレンドし、ランダムなムラが出るよう紡績。赤味を抑えたインディゴ色を表現するため、ピュアインディゴに草木のタンニンをプラスして染色しています。
旧式力織機で縦糸を弱テンション設定にて織って、織り上がり風合いとハードな表情を残すため、特殊な防縮加工をしています。
13.5インチ、セルビッジデニムとなります。

 

■縫製について
糸の中心部がポリエステルの丈夫な綿糸を2色使い分けて、20番ステッチと30番ステッチを中心に縫製しています。より強度を要求される脇やウエスト部分には太い8番ステッチを使い、ユニオンミシンを中心に本格的なステッチワークを駆使して縫製しています。
パッチポケットはポケット口の両端に隠しリベットによる補強と落としカンヌキを入れて、1枚ずつ1本針ミシンで丁寧に縫製されています。革パッチは厚手の鹿革に1枚ずつ焼印にてレーベルを入れています。ユニオン社製ミシンによる力強いヨークと尻ぐりの巻縫いはスピード感溢れる美しいステッチワークで縫製されています。

 

一番の定番モデルとなる、レギュラーフィット。
やはり 501 を意識しており、ボタンフライとなりますが、全体にややすっきりしたシルエットにしています。

 

股上が浅すぎず、深すぎずというバランスで、ここにニュートラル性を感じます。

 

わたくし、この写真で丈詰め済みのLサイズを穿いていますが、ウエストは少し余裕があります。Mサイズで穿くと、けっこう全体に細身に感じてこちらを選びました。
同じような身長でも、60キロ代前半の方や身体が引き締まった方はMを選ばれています。僕は体重が67~68キロくらいあります。

 

HAND ROOM – Regular fit 5 Pocket Jeans
col : Indigo
size : S / M / L / XL
price : 26,400 (税込)

 

少し太めのワイドフィット。
よく見ると微かにテーパードしていますが、見え方はストレートに近いです。
こちらははっきりと股上が深めとなっていますが、腰まわりはだぶつかせず、スマートな太いシルエットという印象です。
フロントはジップフライ。

 

この写真も丈詰め済みのLサイズを穿いていますが、レギュラーフィットよりさらに余裕が大きいです。こちらはもしかしたらMの方がよかったかなと思っていますが、Lでも特に不満なく穿けていて、頻度で言うとレギュラーフィットよりこのワイドフィットの方がはるかに多く穿います。ここ最近の自分的にはこちらの方が使いやすかったみたいでした。

 

リーバイスの太い品番を意識しているわけではないので、あえて野暮ったさを出しているということでもないのですが、トレンド感のあるワイドテーパードとも違い、クラシックなワイドシルエットという感じがします。

 

HAND ROOM – Wide fit 5 Pocket Jeans
col : Indigo
size : S / M / L
price : 26,400 (税込)

 

ということで、HAND ROOM のデニム、気になっていた方はこの機会に是非。
シーズンの新作アイテムを見続けて迷ってしまったら、定番に立ち返るのも悪くないと思います!

 

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3月18日(月) 定休日

Ordinary fits – Euro Work Jacket.

Ordinary fits の新作ジャケットが入荷しました。
フレンチワーク・スタイルのデニムジャケット、これまでありそうで無かったアイテムです。

 

Outline
古い年代のフレンチワークジャケットをデニム生地で再現したジャケットです。
フレンチワークジャケットの中でも、襟のかたちが平坦で丸みがあることが特徴の、60年代以前の古いスタイルをモチーフにしてデザインし、得意のデニム生地を載せています。
デニムはあえてやや粗めの編みにして、ソフトで軽い質感です。デニムカバーオール特有のずっしり感がなく、やわらかで快適な着用感となっています。
シルエットは適度にゆったり、適度にオーバーサイズにして、現代的な感覚でバランスよく着られるよう配慮されています。
デニムカバーオールの何にでも羽織れる気軽さと便利さがありながら、フレンチワークによるちょっとユーロなニュアンスが入ることで、スパイスの効いた着こなしに。カットソー、シャツ、スウェット、構わずに羽織れる懐の深さが魅力です。

フロントに3つのパッチポケット、内ポケット1つ、袖口はシャツカフ、という典型的なディテールで分かる人にはすぐに分かるフレンチワークスタイル。中でも、独特のカーブを描いたへちま型の襟は50年代や40年代に見られた年代ものの襟型です。

 

生地は重たく見えるかもしれませんが、粗め、甘めの織りで、やわらかで軽い質感です。
ごわっとした硬いデニムではありませんので着心地好し。

 

合わせる色を選ばないインディゴデニム、何の上からでも羽織れるざっくりしたカバーオール、それだけではアイテムしてややラフに過ぎるかもしれないですが、フレンチワークのエッセンスが入ることで見違え、俄然スタイリングも楽しくなることと思います。

ミドルウエイトのアウターで、気温によってインで調節、というのがこの時期の装いだと思いますので、こういった懐の深い、万能感のあるアウターは、まさに、ではないでしょうか。

 

Ordinary fits – Euro Work Jacket
col : Indigo
size : 38 / 40
price : 33,000 in tax

 

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