Ordinary fits – USN Coverall.

Ordinary fits より、新作のジャケットが入荷しました。
得意のデニムアイテム、今回は US NAVY の作業用ジャケットをモチーフにしたカバーオールです。

 

Outline
USED加工のデニムカバーオールジャケット。
デザインは40~50年代のアメリカ海軍の作業用ジャケットをベースに、Oridinary fits らしいAラインシルエットにアレンジしています。
ラウンドしたショールカラー、肩を落としたルーズフィットに自然なAラインを利かせたボックスシルエットを特徴としたニュアンスのあるカバーオール型デニムジャケットです。
経糸にインディゴのロープ染色糸、緯糸にカーキベージュ糸を用いたジェルトデニムを使用し、洗い加工をしっかり入れてUSEDテイストで仕上げています。
10.5オンスとジャケットとしてはやや軽めのデニム生地となっていますので、カットソーの上から気軽に羽織れ、またさらに上からコートなどを羽織ってのレイヤードも楽しそうです。

 

ゴリゴリで部分的なアタリや色褪せを付けているわけでなく、全体的に色が褪せてというユーズド感がいいなと思いました。インディゴが褪せて青くなった状態はきれいでありながら、味わい深さもあるという感じ。
さりげなく上品にボロい雰囲気の服を着るというのは、年代やスタイル層問わずの格好よさがあると思います。

 

ルーズシルエットもほどほどでいい感じです。
アメリカルーツということもあり、きっちり着るよりは、ほどよいラフさがあった方が雰囲気が出るかと思います。
ユーズドデニムならではのテイストを着こなしにうまく使っていただけたら最高です。

 

Ordinary fits – USN Coverall
col : Used Wash
size : 36 / 38 / 40
price : 36,300 in tax

 

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映画『ルックバック』、観ました?
僕は昨日の定休日に観たのですが、たいへん面白かったです。
まず1時間という尺が最高で、でも短くてもきっちり濃い内容です。青春とブンガクがあって、ノリやリズムの好さがあって、センスの好さがある、というすごい作品だと思いました。
観終わった後、『いいな、いいな』と思いました。

そもそもこの映画を知ったのはお正月のテレビ番組で、長い付き合いをしていただいている内田Pさんがつくった2024年のいろいろなコンテンツを振り返る番組でした。(『あたらしいテレビ』)

観るプロ達、作り手のプロ達と別れて、2024年に出演者各自が面白いと感じたコンテンツを挙げながら、みんなで語らうというシンプルな番組でしたが、おすすめの映画やテレビ番組などを通して、現代のエンタメの状況やもっと大きな時代感などに話が及び、こちらも大変おもしろかったのです。

そもそも現在の僕はテレビをほとんどまともに観ない生活になっていますから、失礼ながら、内田さんから聞かなければおそらく観ていない番組だったでしょう。これを観ていなければ、おそらく映画も観ていないでしょうし、物事のきっかけって貴重だなと改めて思いました。

ということで、また面白いことを教えていただけたら幸いです。そして僕がここでみなさんにしっかり共有しないといけないですね。

 

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1月27日(月) 定休日

New Arrivals.

本日もいろいろと新作が入荷しています。
まずは MIDA のライナー仕様のリバーシブル中わたジャケット。いい仕事しそうな感じです。

 

Outline
ミリタリージャケットのライナーをイメージしてつくられた中わたジャケットです。
実際に MIDA の M65 Field Jacket に装着できる仕様にし、同時にリバーシブル仕様で単体でのジャケットとして使っていただくイメージとなっています。
ネックのリブは首回りをしっかりカバーするよう高めのつくりとなっており、前合わせは遮行したアシンメトリーに、また袖リブは二段リブの仕様、ライナーならではのデザインに MIDA のオリジナルなディテールが加えられ、”ライナーのスタイルのアウター” として成立する完成度で仕上げられています。
ゆったりしたシルエットで肩が落ち、一見すると無造作に感じますが、しっかり計算された丸みのあるフォルムとなっており、単体のジャケットとして意外なバランスの好さを感じます。
ライナーデザインだからこその印象の軽さやラフな雰囲気が着こなしで重宝し、また室内着や防寒用の中間着として機能的に使えそうです。
M65 Field Jacket に装着する際はサイズを合わせて頂く必要がございます。
背面襟下のフックとフロントのボタンで装着していただく仕様です。

 

実際ライナーなのですが、ちょっと軽く羽織れる中わたジャケット、として単体でもおすすめしたいです。
この大げさでない感じが案外使いやすいように思います。

 

ミリタリーライナーを、デザインとして楽しみ、気軽にいろいろと使ってしまおうという柔軟なスタンスで対峙してみてください。
するとどうでしょう、いろいろとスタイリングや特定のシーンでの使い道がイメージできるのではないでしょうか。

 

着丈が長くないので室内でも着ていられるかな、車の運転の時にもいいかな、あのジャケットのインナーにどうだろう、奥さんが羽織ってもかわいいかも、、

ミリタリーのライナージャケットだからこそ、悪い意味でなく、いろいろなことに雑に使って格好よかったりすると思います。

 

MIDA – Inner Quilted Padding Jacket
col : Olive
size : S / M / L
price : 24,200 in tax

 

つづいて comm.arch. から、いよいよニットが登場です。
今季新型となる初登場モデルのカーディガンです。

 

Outline
ウール・アルパカ素材のニットカーディガン。デザイナーさんが所有するヴィンテージのミリタリーニットをモチーフにしてつくられました。
南米産のウールとアルパカを混紡し、芯がしっかりしながらも手触りは柔らかく、弾力性のある毛糸に仕上げ、10ゲージでニッティングしています。ほどよい厚さが出るようスムース編みにして、ハイゲージとミドルゲージの中間のニットとして、華奢過ぎず、厚すぎずのリアルな使いやすさを求めています。
生地はしっかり目が詰まり、アルパカならではのもちっとした弾力性が感じられ、チクチク感もなく快適な着心地です。
毛糸には毛足の長い薄い毛が混じり、また編地の裏づかいをしたり、シンプルなデザインの中にも微妙な変化をつけています。
さらに、袖口はダブル(折り返す仕様)、裾にはサイドスリットが入り、身頃の前後差もつけてアクセントにしています。
シルエットはわずかにゆったりしていて肩も落ちますが、おおよそスタンダードなフィットのベーシックなフォルムです。
着こなしで使いやすいシンプルなⅤカーディガンですが、comm.arch. ならではの素材づかいや微妙なアクセントが備わり、ベーシックでいながら他にないオリジナリティを備えています。

 

編地の表側を使ったり、裏側を使ったりして、見え方に微妙な変化を与えています。遠目では分からないレベルですが、でもやはりアクセントにはなっていると思います。

 

少し肩が落ちますが、これはミリタリーニット由来のデザインでしょうか、そして少しゆったりして、オーバーサイズというわけではなく、適度なリラックス感のあるシルエットになっています。

ミドルゲージニットの、ほんのわずかに手前の厚さ。ここが意外と世の中に少なくて、求められていると感じています、とデザイナーさんはおっしゃっていました。

 

comm. arch. – Fine Alpaca Army C/D
col : Gray Khaki
size : 3 / 4
price : 32,450 in tax

 

最後は Ordinary fits の新作パンツ。
春夏にシャンブレー生地で展開されていた Easy Trousers の秋冬版、ブラックのウールギャバでシックな雰囲気です。

 

Outline
ウールギャバジンのワイドイージートラウザーズ。
生地はウール・ポリエステルのギャバジン、しっかりした中厚地でクラシックな雰囲気です。
ウエストはゴム+ドローコードの仕様、インプリーツのワンタックが入り、全体にボリューム感のあるワイドテーパードシルエット、丈感はジャストレングスの設定です。
ゆったりシルエットのカジュアルなイージーパンツですが、シンプルなデザインとしっかりした素材使いにより、シックな雰囲気であることが特徴です。品のあるルーズパンツの着こなしを可能にしてくれる、ありそうでなかなか無いタイプのパンツとなっています。

 

すごくシンプルなので、なんてことない風に見えますが、しっかりした生地をたっぷり使って、きちんと仕上げていますので、カジュアルでもシックです。

 

シンプルなデザインでも、そのままシンプルな着こなしができるのが、しっかりした生地を使っているパンツの強みです。
カジュアルなテイストのワイドシルエットで、シックなスタイリング。これが格好よさそうです。

 

Ordinary fits – TW Easy Trousers
col : Black
size : 1 / 2
price : 25,300 in tax

 

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11月4日(月) 定休日

Ordinary fits – James Chino.

Ordinary fits より、新作パンツが入荷しました。
コーディネイト映えするワイドシルエットパンツ、”James Pants” の新型です。

 

Outline
ブランド定番モデル “James Pants” コットンチノのバージョンです。
Ordinary fits ならではの、ワイドでやわらかな丸みのあるフォルムによって、シルエットバランスの妙味が着こなしのアクセントになります。
シルエットは全体にボリューム感を持ったワイドテーパード、股上はしっかり深めです。
ウエストは背面ゴム入り、アウトプリーツの1タック、フロントはボタンフライ、フロントにコインポケット、バックポケットは両玉縁、ベルトレスでも使用可能となり、トラッドとカジュアルのミックスが心地好いパンツです。
生地はムラ糸コットンチノ。ムラ糸使いにより生地に微妙な表情が出ているのが特徴です。オールシーズン使える、やや軽めの中厚地となります。

 

秋冬ものとしては、生地はやや軽めとなりますので、今時期からすぐに穿けると思います。かなりしっかりボリュームを持たせていますので、ふんわり感やドレープ感を出すために、重た過ぎない生地でということのようです。

 

先日入荷してご紹介済みの James Fatigue と同じ James Pants ベースではありますが、ポケットなどのデザインだけでなく、実は型紙(おおもとのフォルム)も微妙に違うものとなっています。同じ型紙の使いまわしでなく、それぞれのテイストやニュアンスに応じて太さや長さを微妙に変えているということで

 

、ブランドさんの丁寧なものづくりの姿勢がうかがえます。

 

ペグトップ型と言えると思いますが、全体に丸みを帯びたフォルムに、一線をわずかに越えた太さを備え、きちんをファッションをしているパンツという印象になっていいます。

一般的に太め、という一線を越えることで、普通の範囲ではなかなか出てこないニュアンスの着こなしを可能にしますので、コーディネイトが楽しくなるパンツ、という言い方をしてもいいと思います。
James Fatigue と合わせて、是非お試しになってみてください!

 

Ordinary fits – James Chino
col : Beige / Navy
size : 1 / 2
price : 25,300 in tax

 

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9月30日(月) 定休日

Ordinary fits – 117 Type Loose.

Ordinary fits より、新定番のデニムが入荷しました。
ルーズフィットの児島産デニム、オーディナリー風味。

 

長きにわたって定番展開されていた5ポケットアンクルデニムというモデルがありましたが、とうとうこれを刷新するということになり、新しい定番デニムのラインが、正確には昨シーズン(この春)からスタートしました。

昨シーズンは HAND ROOM の在庫がそれなりにあったので発注しませんでしたが、秋冬シーズンはこの新しいデニムを、3つのモデルで展開されて中から、太めのモデルをピックアップしてセレクトしました。

 

Ordinary fits は、デニムの一大産地、児島を拠点とするメーカーであり、やはりデニムの生産背景をしっかり持っています。
ただ、ブランドとしてはデニムを中心に置いてはいるのですが、カジュアルファッションのトータルブランドという意識が強いようで、いわゆる骨太のレプリカブランドのような展開にはならず、『トータルなファッションの中のデニム』、『着こなしの中のデニム』、というスタンスが見て取れます。この点がデニム専門ブランドとは一線を画すところであり、リプロダクトのアプローチをとりながらも、製品としてはどこかに Ordinary fits らしさを感じさせ、デニムマニアではなく、ファッション愛好家に好かれるデニムになっているように思います。

 

Outline
ブランド定番のルーズフィットの5ポケットデニムパンツ。
14onz の児島産セルビッジデニムを使用し、ステッチワークなどのディテールはLEVISのヴィンテージデニムをモチーフにして本格的につくり込んでいます。
ムラ感のある数種類の糸を通常より打ち込み本数を多くして織り上げ、さらに毛焼きをせずに自然な毛羽立ち感を残すことでヴィンテージのデニムを再現。耐久性と風合いを両立したこだわりのデニムとなっています。
シルエットは股上深め、全体にボリューム感を持ったルーズなシルエットとなります。
児島ブランドならではの本格的なデニムとディテールを用いながら、レプリカジーンズではなく、あくまでデイリーなファッションのためのジーンズをつくるのが Ordinary fits ならではです。

 

デニムの生地、縫製仕様、しっかりしたものとなっています。ただ、やはりシルエットの部分で Ordinary fits のフレーバーがしっかりと入っており、どう着ようか、と思わせてくれるニュアンスを備えているように思います。

 

だいたいそうなのですが、今回もやはりサイズに対してウエスト口が大きめのつくりとなっています。リーバイスの32はギリギリの僕ですが、このデニムの32ではウエストはかなり余裕のある状態です。

 

股上がかなりしっかり深く、股まわりもルーズ、テーパードはゆっくり。
Ordinary fits のパンツに共通しているのかもしれませんが、どのサイズを選ぶか、ウエストの位置をどこに決めるか、丈感をどう決めるか、といった要素で着こなしの幅がある感じです。

表記のサイズ通りにサイズを選ぶと、ゆったり感がしっかり出て、おそらくウエストをベルトで締め上げることになるため、ウエストがしわが寄ったりドレープが出たりということなり、このニュアンスが狙いになっているはずです。
サイズを一つ下げるのは余裕なので、そうするとまた少し違った見え方になり、という感じでしょう。

 

いずれにしても、少したぷっと緩く穿くデニムであることに間違いはありません。写真では股上の深さを見せるためにタックインしていますが、僕などはハイウエストでゆったり系のシャツをタックアウトで合わせる感じがしっくりきます。

本格的なアプローチの、ふわっと緩く5ポケットのデニムパンツ、ということで是非お試しになってみてください!

 

Ordinary fits – 117 Type Loose
col : One Wash
size : 30 / 32 / 34
price : 24,200 in tax

 

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9月2日(月) 定休日