PATRICK – ARTOIS-OG.

PATRICK の新作スニーカーが入荷しました。
往年の名作を復刻するシリーズ、”PATRICK ORIGIN” のシリーズです。

 

なんともシンプルで潔いデザイン。レトロ、ヨーロピアン、スポーツ、クラシック、いろいろなキーワードが思い浮かびますが、感覚的に『いいね!』と感じました。
そんな時はなんとなく曖昧な、ふわりとしたワード、“ヨーロピアン・シック” という感じでまとめてしまい、クールに使いたいです。

Outline
ATRICK の復刻デザインのライン “ORIGIN” シリーズ。
“ARTOIS-OG” は 1980年代のブランドを代表するコートシューズのモデルです。70年代のバランス感が残るスマートなシルエットは、つま先部分がやや低く設定され、全体にシャープな印象となっています。
ブラックのステアベロア(スエード)にホワイトのラインが映える潔いカラーリングも相まって、スポーツをルーツとするヨーロピアン・スニーカーのクラシックな佇まいが秀逸です。普遍的なアイテムとしてさまざまなスタイルに取り入れていただけるはずです。

ブラックスエードにホワイトの “パトリックライン” が映え、またソールがブラックというのが大きなポイントでしょう。
昔のヨーロッパのスニーカーでは、スエードスニーカーは室内競技向けのモデルという流れがあり、これもその系譜となりますが、その系統ならではの雰囲気を持ちながら、意外とこの配色は珍しいのではないかと思います。

 

デニムに合わせてアップデートした往年の組み合わせでもいいですし、スエードの面を生かして、ウエポンやチノ、トロピカルウール、または化繊系など、つるりとした面のパンツと合わせるのも恰好いいと思います。
ストリートスタイルや、モードっぽい雰囲気が好きな方々の支持も得られそうな気がします。

 

フランス生まれの日本ブランド、パトリック。フランスのスポーツブランドとして端を発していますが、現地で一度ダメになった後、日本の会社が買い取って以降は日本のブランドです。
伝統的なフレンチテイストを守りながら、現代の感覚でリアルに使えるスニーカーを展開しているのですが、その伝統的なフレンチテイストをけっこう律儀に守ってしまっているゆえ、国内でそこまでポピュラーなブランドまで上がっていけず、我々界隈にとってはちょうどいいブランドのように思えます。
特にこの辺りのテイストは、我々が支えずして誰が支える、と感じずにはいられません。ZEHI!

PATRICK – ARTOIS-OG – Black
col : Black
size : 41 / 42 / 43 / 44
price : 17,600 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
14:00–21:00 (平日)
※2月は平日のみ14時オープンとなります
13:00–21:00 (土)
13:00–20:00 (日・祝)
月曜定休

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2月10日(月) 定休日

New Arrivals.

冬の恒例、イギリスのクラシックなニットアイテムをご紹介します。
まずは Highland 2000 のニットキャップ。
今年は浅いタイプのケーブルニットです。

 

素材はブリティッシュウールでほどよい肉厚感の出るケーブル編み。
グリーンのみミックス調の糸が使われています。

 

ピエールは頭が小さいですが、男性であれば耳を出してかぶるくらいの浅い型となっています。

 

Highland 2000 – Cable Knit Cap *British Wool
col : Black / Navy / Dk.Brown / Green
size : Free
price : 5,500 in tax

 

続いて MOON のウールマフラー。

ツイード生地でおなじみのイギリスの毛織物メーカー、メリノウール素材のクラシックなチェック柄マフラーです。

 

サイズ感もきわめてベーシックなものとなっており、いわゆるトラッドアイテム。
もちろんカジュアルで気ままに使ってください。

 

プレーンなコーディネイトにアクセントになる色柄を、というイメージ。
どれも落ち着いた色柄なので、難しく考えずにサッと巻いていけると思います。

 

MOON – Wool Muffler
col : Black Watch / Beige Check / Orange Check / Brown Check
size : 190 cm × 25 cm
price : 6,930 in tax

 

Black Sheep のハンドニットのミトン。

マシンニットのアイテムの高騰が続き、ハンドニットのアイテムとの価格差が小さくなってきたので、今年は手縫いのミトングローブをセレクトしました。
手縫いの素朴な味わいをより感じやすいと勝手に思っている、かわいいミトン。クラシックなブランドのクラシックなアイテムなら、メンズも堂々といけると思うのですが、いかがでしょうか。

 

ギュッと詰まった感じがあり、やはりマシンニットとは編地がしっかり違います。

 

こちらは男女共通でのワンサイズ展開のアイテムです。
メンズ的にはさほど大きくないので、ビッグハンドの紳士は注意が必要です。
ですが、ミトンなどというものは、厳密なサイズ感を求めるべきものでもないでしょう。ニットなのでテンションをかけながらつけていれば伸びていくということもあります。

 

実際、パッとはめられて、パッと外せるので、わたくし個人的にはミトンが好きです。スマホに対応した指先のグローブを求めるより、スマホを触る時はサッと外したい派に属していますので、ミトンはとても助かるのです。

また、男女共通サイズということは、女子の友人や彼女へのプレゼント、奥様への上納品といったことでもおすすめですし、急に上司にストレートをぶち込みたくなった時などは、サッとはめてから殴ることで拳を痛めません。

とても便利でクラシックな色彩が強いミトングローブ、紳士淑女に広くおすすめしたいです。

 

Black Sheep – Hand Kint Mitton Glove
col : Lt.Grey / Dk.Grey / Charcoal
size : Free
price : 5,720 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日祝)
月曜定休

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12月16日(月) 定休日
12月22日(日) 臨時休業
12月23日(月) 振替営業

Manufacture de Berets – Beret.

Manufacture de Berets のウールベレー帽が入荷しました。
フランスの本格的なベレー専門ブランドです。

 

● Manufacture de Berets
ベレー愛好家で自身もベレー職人のDENIS GUEDON氏が2011年からフランスの南西部 オロロン・サント・マリーにて創業しました。 30年前までは同じ地域に22社のベレー専門工場が存在しましたが、現存するのは同工場を含めて3社のみです。
彼は商業的で大量生産の作業に嫌気がさし、昔ながらの製法で本物のベレーを作る為、前職のベレー工場から離れ オールドのマシーンを自ら再現する事からスタートしました。彼の作る伝統的な本物のベレー帽に魅了され 某メゾンで働いていたサラとメガネフレームのアトリエで働いていたチュエタムが現在は工場を譲り受け、創設者のDENIS氏とサラが二人で 生産を行っています。

 

クラシックなスタイルのベレー帽を、昔ながらの製法でつくり続けている貴重なブランドです。ただただ、昔ながらのシンプルなベレー帽ですが、いくつかあるフランスのベレー帽の中で、確かに一番しっくりくるのがこのブランドのベレーでした。

他のブランドより値が張ってしまうのですが、わたくし個人としてしっくりくるという感覚があることに加え、実際にご購入されて身に着けている方々も同じ感覚であるようです。
また、何より、昨年は値上がりを理由に発注を控えたのですが、少なくないリクエストの声があったことも、このベレーがただ者ではないことを証明しているように思います。分かる人には分かる、ということなのでしょう。

 

南フランスのアルル地方産、高品質で名高いメリノウールを素材として使用。無漂白のピュアメリノウールをふんだんに使用して、しっかりした厚みがありつつ、キメの細かいフェルト生地がこのベレー帽の魅力にもなっています。

 

オーソドックスなウールのベレー帽は、フレンチ・クラシックの王道的なアイテムですが、クラシック、つまり古典的なアイテムであるものの、凝り固まったトラッドアイテムではなく、まったく逆のフランスらしい自由なアイテムだと思います。

ファッションとしては、それなりに印象が強いものの、意外とさまざまなスタイル層に取り入れられる懐の深さがあるのは、クラシックアイテムならではでしょう。
キャップやハットとはまた違ったテイストを持っていますので、このテイストを自身のスタイルに生かしていただけたらと思います。

 

今回もオーソドックスな10インチ、ブラックです。

縁取りに調整テープが入っていて、多少の調整が可能です。
逆に小さい場合には、頑張って引っ張って伸ばしましょう、というのがこのクラシックなスタイルのベレー帽のスタイルです。

適度なボリューム感に、適度な深さがあり、バランスの好さを感じます。
かぶる深さやボリュームをどこに置くかによって、さまざまな見え方がしますので、自分がしっくりくるポイントがどこかにあるはずです。いろいろと試してみてください。

 

Manufacture de Berets – Beret Classique
col : Black
size : Free
price : 25,300 in tax

 

もう一つ、こちらもクラシックなスタイルなのですが、通常のベレーとは異なり、ツバが付いているベレーキャスケットのモデルもブラックでご用意しています。

 

バイザー付きであるため、表情が奥に引っ込み、落ち着きをもたらしてくれるように思います。

 

こちらも調節テープが入っていますが、僕はこのテープを引き抜き、縁取りの折り込みを伸ばしてかぶっています。
ここ数年、冬にはかなりの頻度でかぶっている大好きな帽子です。

 

Manufacture de Berets – Beret Casquette
col : Black
size : Free
price : 36,300 in tax

 

しっかりしたテイストのあるクラシックなアイテムは、逆にファッションでは自由さがあり、年齢性別を問わず、スタイル層も問わずに取り入れられるものだと思います。
僕は個人的にこの手のベレー帽が好きなのですが、どちらかというと、今かぶりたいというよりも、じいさんになってベレーをかぶっていたい、という思いが強く、その逆算で今から慣らしている、といった側面もあったりします。
ベレーをかぶって、少しだけ変な格好をしている爺さんになりたいな、という密かな願望があります。

ということで、みんなで格好いいジジイになりましょう!
いや、これは売り文句としてはあまりよくないか。

今を生きる、若い人も是非!

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日祝)
月曜定休

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11月11日(月) 定休日

The Skilled Workers – Cotton Casquette.

The Skilled Workers のコットンキャスケット、完売していたブラックが再入荷しました。

 

先月に急きょお願いしたのですが、快く対応していただき、秋の分としてちょうどいいタイミングで納品していただけました。
春からの短期間のうちに生地値が上がってしまい、ちょっとだけプライスアップになってしまいましたが、生地、仕様はまったく同じです。

 

Outline
8枚接ぎのキャスケット。
ボリュームのあるハンティング、あるいはボリュームのないキャスケット。欧米のクラシックなキャスケットに比べてやや小ぶり、おさまりの好い適度なボリューム感です。
生地は11号コットンキャンバス地。ヴィンテージ加工により、わずかですが色にフェード感があり、硬さがほぐれた平織り生地となります。シーズンレスで使っていただける中厚地となっています。

 

別注の肝になるのは裏地無しの仕様にしてくださいという部分です。
裏地の生地の分とパイピング処理の工賃とが変わらないくらいということだったので、通気性向上のメリットを取って裏無しでお願いしています。
裏地があることで、モノとして少し堅い印象になってしまうところがあるかもしれませんが、この仕様ではキャップの延長線上で親しんでいただけるような気がします。

 

帽子というのはどんなスタイルであれ、意外と幅広い着こなしに合わせられるものです。どちらかというと、帽子のスタイルよりも生地の雰囲気や色柄に左右されるものなのかもしれません。
このミドルウエイトのコットンのブラックは、ユーティリティに活躍してくれると思いますので、ご興味あるみなさん、是非お試しになってみてください。

 

The Skilled Workers – Cotton Casquette
col : Black
size : 58cm / 59cm / 60cm
price : 11,000 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F

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9月2日(月) 定休日