Another 20th Century – Edgar Food Handler.

Another 20th Century の新作パンツが入荷しました。
らしい雰囲気満載の、ヘリンボーンのベイカーパンツです!

 

Outline
風合いにこだわったヘリンボーンコットンのベイカーパンツです。
凹凸感のある表情豊かなヘリンボーンツイルを使用。オールシーズン対応の中厚地となります。
ミリタリーのワークパンツであるファティーグパンツのディテールをベースにしていますが、バックのフラップポケットをセットインポケットに変更しているのがアナザー流。バックポケットの存在感を薄めて、少しだけ上品に寄せています。
シルエットはベイカーパンツらしい深い股上のワイドストレートとなり、丈感をジャストからノークッションで設定。腰まわりが緩すぎず、すとんと落ちるニュアンスのあるシルエットで仕上げられています。
仕上げに強めの製品洗いをかけてフェード感を出し、生地に豊かな風合いを加えています。
ナチュラルなカジュアルスタイルに溶け込むアナザーらしいデイリーパンツです。

 

Hi Story
“エドガーがメリーランド州への帰還を果たしたのは1973年のこと。フードハンドラーとしての任務を無事に終えることができました。
しかし、最前線で戦った友人の多くは心身ともに大きな障害を患っていました。
数年後、エドガーはそんな彼らの社会復帰のために食料支援活動をスタートさせます。
地元市民に声をかけ、余りものの缶詰の寄付を募り、友人の入所する施設に配ることを地道に続けていきます。
その献身的活動は人伝にまわり、活動を手伝う者、支援する者へと大きな輪となっていきました。そして、80年代に入る頃にはアメリカの各地でFOOD BANKという言葉が生まれるのです。
支援は貧困家庭や子供たちへと広がっていきました。州ごとの色に染められたフードハンドラーパンツにはEdgar Food Driveの赤いロゴが微笑んでいます。”
※Hi Story はフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

 

もっともこだわったポイントが、このヘリンボーン生地です。
立体的に波打ち、風合い豊か。コットンならではの魅力の詰まったファブリックとなっています。

 

このキャラクターがプリントしているラベルが、ミリタリーものというよりは、ヴィンテージのワークものという雰囲気を強めていると思います。
よく分からないアメリカだったりフランスだったりのワークパンツ、不思議な雰囲気があり、なにげに格好よい、という想定、いや妄想があるからこそ、生地の雰囲気を大切にしています。

 

この雰囲気のパンツは、雑に穿いてナチュラルなかっこよさを呼び出すのがよさそうです。
上級者になると、違う方面からのアイテムを持ってきて、上品な雰囲気で着こなしたりなども楽しめるはず。いずれにしても、古着ニュアンスをどう使うか、というところかと思います。

 

よくありますが、染料の性質の問題なのか、ブラックの方がわずかに洗濯縮みが大きく出ています。

ということで、久しぶりのアナザーのパンツアイテム、大人対応のベーシックスタイルなれど、枠にはまらないカジュアルスタイルを志向されている方々には大いにおすすめしたいパンツです。

 

Another 20th Century – Edgar Food Handler
col : Black / Natural
size : 2 / 3
price : 25,300 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日・祝)
月曜定休

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1月27日(月) 定休日

FUJITO – Shirts, Pants.

FUJITO も新シーズンの立ち上がりです。
おなじみのビッグシルエットシャツ、この秋冬で好評だった2タックトラウザーズ、新たに入荷しております。

 

ビッグシルエットシャツは今季は少し華やか。春の雰囲気がありつつ、色使いの面白さと爽やかさが感じられる新作となっています。

 

Outline
ブランド定番のビッグシルエットシャツ。
レギュラーカラーで、フレンチフロント(裏前立て)というさっぱりしたディテールに、思い切りのよいオーバーなサイズ感が特徴です。
シャープなレギュラーカラーにフロント6ボタン、背面はギャザーが入り、適度にふんわり感が出るようなシルエットとなっています。

 

同じ生地の色違いでなく、別品番の生地となりますので、色柄だけでなく質感も違います。
グリーンチェックと名が付いたマルチカラーチェックは、マドラスに少し似たワッシャー生地で、柔らかな生地感、ラベンダーチェックの方はハリ感のあるブロード系の定番的なシャツ生地となります。

 

今回、サイズ展開をこれまでの 0、1、2、から、1、2、3,に変えています。
こちら、わたくしの単なる発注間違いでこうなっております。
ただ、3のご要望は何度かいただいていたのは確かで、0が少し残りがちだなと思った覚えもあり、今回はこのサイズ展開を試すいい機会だと思いました。
普段0サイズを購入されているみなさん、今回は申し訳ありません。。

 

上の写真が1を着用、下の写真が2を着用。
僕は自分で所有しているこのモデルは1ですが、店頭での様子を見ていると、僕と同じくらいの体格で2を選ばれる方も少なくはないです。さらに同様に、0を選ばれる方もいらっしゃいます。

 

オーバーサイズ具合の個人的な好みによりますので、どちらが正解というのは無いとは思いますが、一応  FUJITO では、1がS、2がM、という設定にはなっていますので、ブランドさんの狙いとしては、僕は2が適正なのかもしれません。
しかしながら、2を着てみて、僕としては1かな、という感じでした。

なんとなく流行的なものもありますが、FUJITO のこのモデルはオーバーサイズの流行前から展開されていたとあって、なんとなくトレンド感ではない文脈でも着ていける雰囲気があって僕は好きです。

 

FUJITO – Big Silhouette Shirt
col : Green Check / Lavender Check
size : 1 / 2 / 3
price : 27,500 in tax

 

数シーズン前から定番モデルとして継続している2タック・トラウザーズ。Fuzz では先の秋冬で初めての登場でしたが、たいへん好評でした。
生地も秋冬と同じものとなり、オールシーズンのしっかりしたコットンチノです。
これが見るからに上質で、今回はベージュをセレクトしております。

 

Outline
2タックのコットンチノトラウザーズ。
本格的なテーラードの仕様を備えたカジュアルスラックスです。
インプリーツの2タック、マーベルト(腰裏地)仕様、フロントはスナップボタンフライ、バックポケットは片玉縁。
シルエットは股上を深くとったワイドシルエットの微テーパード。レングスはノークッションを想定したやや短めのつくりとなります。
生地はしっかり感としなやかさを兼ね備えた上質なコットンチノ。オールシーズン向けの中厚地となります。
シンプルながらもトラッドな仕様で微妙なアクセントをつけつつ、FUJITO らしく、堅苦しくないスタイルで穿いていただける雰囲気で仕上げられています。

 

生地はしっとり感があるので、スーピマコットン系だと思いますが、ベージュの発色が少し暗さがあってとても上品です。ベージュという色は幅が広く、あまり色味が濃いと別の色になっていきますし、『いいベージュ』というのは意外と少ないという感覚が僕にはあります。

 

レングスはジャストギリギリな設定になっていますが、股上がしっかり深いので、ウエストの高さで丈感を微妙に調節してください。

 

太さといったら太めの部類にはなりますが、2タックパンツのわりには腰まわりのゆとりはさほどでもないので、太くてもすっきりした印象になり、品のあるシルエットと言えると思います。
定番的に使えるベージュチノをお探しのみなさん、要チェックではないでしょうか。

 

FUJITO – 2 Tuck Trousers
col : Beige
size : 30 / 32 / 34
price : 28,600 in tax

 

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NANGA の春ダウン、好評です。
ブラックベージュ 共に少しですが追加できました。

 

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1月27日(月) 定休日

comm. arch. – Memphis Bio Sweat PO.

comm. arch. の新作スウェットが入荷しました。
定番型のポケット付きクルーネック、もちろんスペシャルな素材感。

 

Outline
ブランド定番の裏毛(裏パイル)スウェット。
アメリカ・テネシー州メンフィスのミシシッピ川周辺で栽培されるメンフィス綿と、comm.arch. が定番的に使用しているスーピマ綿をブレンドしたコットン素材となります。
メンフィス綿は乾いた空気と昼夜の大きな寒暖差により、ドライタッチでハリ感のあるタフであるという特徴を持ち、繊維が長く柔らかなスーピマ綿とのミックスによって、それぞれの特徴を備えた独特のタッチで仕上げられています。
仕上げに数回揉み洗いとバイオ加工を施し、タンブラーをかけて、芯をほぐして柔らかくして、全体にフェード感、USED感を加えています。
クルーネックに独特のパターンニングのラグランスリーブ、ややゆったりしたリラックス感のあるシルエットに、サイドポケットが備わります。
幅広い時期に活躍するベーシックアイテムを、comm.arch. ならではの特殊な素材感とバランスの好いシルエットで楽しんでいただけます。
※後加工により、部分的な色ムラや若干のサイズの個体差がございます。製品の特性として予めご了承ください。

 

説明文が長文となってしまい恐縮ですが、手が込んでいますので仕方ありません。
反対の性質のコットンをブレンドして、『やさしくてドライでタフ』という男たるものこうあるべしな特性を備えたスウェット生地となっています。

 

素材にこだわるだけでなく、後加工によってさらに違ったものにしています。やさしくてドライでタフな男に年輪を刻ませれば、一層魅力が増すことでしょう。

古着のようなくったりした質感に、退色と表面の毛羽立ち感、こなれた雰囲気でありながら、でもラフな印象になり過ぎないよう細心の注意を払い、、という具合です。

 

サイドポケット、珍しいシームの走り方、見どころは満載です。
ただ珍しいだけでなく、デザインそのものがシンプルなスウェットですから、アクセントとしてしっかり利いてくれて、『シンプルなものをシンプルに着る』ことを可能にしてくれているのだと思います。

 

シルエットはほどよく緩く、でもオーバーサイジングとまではいかない感じ。すっきりしたパンツでもバランス好く合わせられる、今の感覚での万能なバランスではないかと思います。

毎シーズン人気の comm.arch. のスウェット、やっぱり今季もおすすめです。
是非お試しください!

 

comm. arch. – Memphis Bio Sweat PO
col : Faded Sky / Coalmine
size : 2 / 3 / 4
price : 20,900 in tax

 

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1月27日(月) 定休日

Ordinary fits – USN Coverall.

Ordinary fits より、新作のジャケットが入荷しました。
得意のデニムアイテム、今回は US NAVY の作業用ジャケットをモチーフにしたカバーオールです。

 

Outline
USED加工のデニムカバーオールジャケット。
デザインは40~50年代のアメリカ海軍の作業用ジャケットをベースに、Oridinary fits らしいAラインシルエットにアレンジしています。
ラウンドしたショールカラー、肩を落としたルーズフィットに自然なAラインを利かせたボックスシルエットを特徴としたニュアンスのあるカバーオール型デニムジャケットです。
経糸にインディゴのロープ染色糸、緯糸にカーキベージュ糸を用いたジェルトデニムを使用し、洗い加工をしっかり入れてUSEDテイストで仕上げています。
10.5オンスとジャケットとしてはやや軽めのデニム生地となっていますので、カットソーの上から気軽に羽織れ、またさらに上からコートなどを羽織ってのレイヤードも楽しそうです。

 

ゴリゴリで部分的なアタリや色褪せを付けているわけでなく、全体的に色が褪せてというユーズド感がいいなと思いました。インディゴが褪せて青くなった状態はきれいでありながら、味わい深さもあるという感じ。
さりげなく上品にボロい雰囲気の服を着るというのは、年代やスタイル層問わずの格好よさがあると思います。

 

ルーズシルエットもほどほどでいい感じです。
アメリカルーツということもあり、きっちり着るよりは、ほどよいラフさがあった方が雰囲気が出るかと思います。
ユーズドデニムならではのテイストを着こなしにうまく使っていただけたら最高です。

 

Ordinary fits – USN Coverall
col : Used Wash
size : 36 / 38 / 40
price : 36,300 in tax

 

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映画『ルックバック』、観ました?
僕は昨日の定休日に観たのですが、たいへん面白かったです。
まず1時間という尺が最高で、でも短くてもきっちり濃い内容です。青春とブンガクがあって、ノリやリズムの好さがあって、センスの好さがある、というすごい作品だと思いました。
観終わった後、『いいな、いいな』と思いました。

そもそもこの映画を知ったのはお正月のテレビ番組で、長い付き合いをしていただいている内田Pさんがつくった2024年のいろいろなコンテンツを振り返る番組でした。(『あたらしいテレビ』)

観るプロ達、作り手のプロ達と別れて、2024年に出演者各自が面白いと感じたコンテンツを挙げながら、みんなで語らうというシンプルな番組でしたが、おすすめの映画やテレビ番組などを通して、現代のエンタメの状況やもっと大きな時代感などに話が及び、こちらも大変おもしろかったのです。

そもそも現在の僕はテレビをほとんどまともに観ない生活になっていますから、失礼ながら、内田さんから聞かなければおそらく観ていない番組だったでしょう。これを観ていなければ、おそらく映画も観ていないでしょうし、物事のきっかけって貴重だなと改めて思いました。

ということで、また面白いことを教えていただけたら幸いです。そして僕がここでみなさんにしっかり共有しないといけないですね。

 

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1月27日(月) 定休日