bleu de chauffe – Lucien.

bleu de chauffe のレザーショルダーバッグが入荷しました。

発注後、届くのか、届かないのか、届いてみるまで分からない、フランスのバッグブランドです。
今シーズンは無事届きました!

 

今回は bleu de chauffe ならではで、最もらしいデザインのレザーショルダーバッグをセレクトしました。
シンプルなデザインとシンプルな構造で、トレンドとは無関係のクラシックなたたずまいが最高です。

 

Outline
中型サイズ、レザーショルダーバッグです。
ヨーロッパの伝統的なビジネスバッグを元にしたデザインとサイジングですが、クラシックなスタイルのレザーバッグは、カジュアルなスタイルまでジャンルやテイストを問わずに幅広く合わせていただけます。

トップにハンドルが取り付けられたシンプルなショルダーバッグのつくりで、重厚な素材感が際立ちます。
レザーはしっかり肉厚感のあるベジタブルタンニンのシボ革(カーフ)が使われ、タフであることが一見して分かります。
ポケットは内側に一つ、スナップボタンで着脱可能な仕様のファスナー付きポケットが備わっています。

クラシックなデザインに、シンプルな構造、そしてタフな素材。長く使いこむことで、またより一層の魅力が増していくレザーバッグです。

 

クラシックな感はあるものの、質感、面構えにこのブランド独自の雰囲気を持っているのが好感が持てます。
ブランドのルーツは “ワーク” のバッグなので、道具としてタフであることも重視しています。

 

ブランドのアイコン的ディテールである、着脱可能のファスナー付きポケット。
他に外装のポケットなどは無く、構造としてはシンプルです。
つくりがシンプルな分、プライスも他のモデルに比べると抑えめで(税抜65000円)、もちろん安価とは言いませんが、昨今の周辺事情を鑑みて、このサイズでこの質感でと考えると、意外と控えめですねという感想になるかと思います。

あとは、特別に言葉を重ねる必要な無いように思います。
見た通りの格好よさ。

 

トラッド(伝統的)で、クラシック(古典的)なコア持つからこそ、幅広いスタイル層、コーディネイトで活用できるのだと思います。
重たいスタイリングに重たく合わせるのも一興ですし、スニーカーにカジュアルなシャツやワークジャケットなどと軽やかに合わせるのも一興。

モノとしての格好よさだけが際立って、実使用で意外と出番の少ないトラッドアイテムではありません。老若男女、気軽にガンガン使うタイプの実戦型レザーバッグであることが本質です。

 

bleu de chauffe – Lucien
col : Black
price : 71,500 in tax

 

*********************
Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日・祝)
月曜定休

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12月4日(月) 定休日

bleu de chauffe – CAMP.

久しぶりの入荷です、フランスの bleu de chauffe!

今シーズンは少々趣向を変えて、スエードのバックパックのモデルです。これまでの bleu de chauffe のイメージと少し違って新鮮に感じますし、また何よりこれまでの系統とは違った意味で、さらにフランス的と言えるプロダクトとなっております。

 

OutLine
スエードレザーのバックパック。
50年代~60年代のフランスのアウトドアバッグをモチーフにデザインされたレトロ感、アナログ感のただようリュックサックです。
ボディのスエード、ハーネスなどのカーフレザーはベジタブルタンニンのしっかりしたレザーを用い、ハーネス内側にはリサイクルウールのフェルトを緩衝材にしています。
内部のポケットはスナップで取り外しが可能です。
古き善きフレンチ・ヴィンテージの雰囲気は、現代でも、また街でも充分にファッショナブルに映ります。フランスのブランドによる、フランスらしいセンスに溢れたプロダクトです。

 

なにかレトロな感じがして、でもなんとなくフランス的なポップさがあって、、
というのが、このモデルのベースになっているフランスの古いアウトドア系のバッグの特徴そのままであり、きわめてフランス的なプロダクトだといえる由縁です。

ぱっと思い浮かぶのが Lafuma というブランドの登山バッグだったりしますが、これがボロボロなのになぜか格好いい、そして少しかわいい、というものでした。
十数年前、フランスの古着を扱っていた頃に店頭に並べていましたが、当時から手に入る数は少なく、とにかくコンディションが好いものは希少で人気でした。

全体のデザインや部材の雰囲気など、ルーツはその辺りにあるということは一目瞭然ですが、しかしこれが古くさい感じはしないと思います。そう言われればレトロなテイストが感じられはしますが、そのレトロな雰囲気そのものが、しっかりとお国柄を伝えるテイストになっているように感じられます。

 

 

 

しっかりした部材でつくりも重厚です。
オールレザーなので、どうしてもそれなりの重さにはなってしまいますが、引き換えに手に入るロマンの方をしっかり見ましょう。軽い、便利、という系統では求められない類の魅力を感じてください。

 

かわいいような、重厚なような、何か印象がつかみにくいという感じ、これそのものがフランス的なセンスであり、ニュアンスではないかと思います。
フレンチテイストがお好きな方はもちろん、普通のバッグではつまらないんだよな、、という感覚をお持ちでしたら、是非試していただきたいバッグです。

 

bleu de chauffe – CAMP
col : Jean / Rock / Musk
price : 53,900 (税込)

 

*********************
Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日・祝)
月曜定休

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10月24日(月) 定休日
10月31日(月) 定休日

bleu de chauffe – ZEPPO.

フランスのバッグブランド、bleu de chauffe のレザーバッグが入荷しました。

今回は最も bleu de chauffe らしい雰囲気のモデルをセレクトしてみました。現状いろいろなモデルがありますが、ブランドのスタート当初からこういったクラシックな雰囲気のレザーバッグが一貫してラインナップされていて、いわゆるメインプロダクトと言えるモデルです。ゆえに、ブランドの本質的な魅力を感じていただけると思います。

 

ヨーロッパのクラシックな薫りが充溢するどっしりした中型のレザーバッグです。ビジネスバッグをベースにしていて、そのままビジネスにも使えると思いますが、必ずしも硬い雰囲気ではなく、適度な曲線を加えてフランスらしいエレガントさをたたえます。

先日のコートでも言っていますが、クラシックなアイテムというのは芯が強く、懐が深いと、故に意外とどう使っても様になるという性質があります。ガチッとしてビシッとキメなくては、と構えることなく、実は鷹揚な心づもりで手にしていただきたいアイテムです。

 

鏡越しの写真で恐縮ですが、サイズ感の参考になりそうかなと思いました。大きさとしては中型で、一般的なブリーフケースの大きさか、それよりごくほんのわずか、小さいかもしれません。厚さがしっかりあるので、小さく感じることはないと思います。

 

どちらかというと、古いドクターバッグの雰囲気があると思いますが、いずれにしても、ヨーロッパでは昔からあるようなレザーバッグの雰囲気で、教えられた訳でもないのに歴史を感じてしまいます。

ただ、この bleu de chauffe は現行の元気のあるバッグブランドですから、古くからあるバッグをただ同じようにつくっているわけではありません。どちらかというと、しっかりファッション的なアプローチをするブランドであり、現代的なファッションに取り入れられることを念頭に置いています。
さらに、現代にしっかり使われるバッグとなると、機能性もおろそかできないため、細かなところの気配りもきちんとしていて、使い勝手がよく考えられているということも大きな特徴となっています。

 

ヨーロッパならではのクラシックの薫り、そしてレザークラフト感もあり、デザイン的なトレンド感もある。そして、実用性にも配慮があるという、非常にバランスの取れたいいブランドです。

 

レザーはベジタブルタンニングのグレインレザー。ハードユースに耐える厚い頑丈な革です。キメ細かいレザーはエレガントである反面、耐久性で劣りますので、このバッグはガシガシと長年使うという方向です。
このくらいのバッグになると、『重い』 という声が聞こえがちですが、それはそういうものと諦めなくてはいけません。元々こうであって、対してナイロンやポリエステルのバッグは、『重くない』 というのが最大の武器でなのであり、これについては、『これが普通だ』 と思い定めなくてはいけません。

 

フロントとバックに広いポケットがあり、本体が2室構造。フロントのフラップポケットの上にミニポケットもあり、仕切りがかなり充実しています。

 

背面ポケットにはトロリーバッグ(コロコロバッグ)に装着するためのトロリースリーブが備わります。ポケットの内部からファスナーを開けて、突き挿すという仕組みです。

1室にはアイコン的なディテールである、取り外し可能なミニポケット。

もう1室にはこれも着脱可能で、13インチノートパソコン用のフェルトのケースが備わります。

肩掛け用のがっちりした革のベルトが付属して、2WAYです。肩あてが付き、その裏がリサイクルウールのフェルト張りというのもクラシカルなディテール。

これだけの素材で、これだけのつくりとなりますので、それなりのプライスにはなってしまいますが、価格整合性もたいしたものです。地場フランス産のレザーに自社工場のフランス製、そこから日本に運ぶ手間もありますから、むしろたいしたものだと言えるでしょう。

ロマン溢れるクラシックなレザーバッグ。けれど単なる古典趣味ということでなく、今の感覚でクラシックテイストを楽しめて、使い勝手も好し。頑丈なので、長く使える。この手のバッグはデザイン的に飽きることがなく、また使い込んでいくことでさらに渋くなり、モノとしての格好よさは増していく、、、
どうでしょう、10年、20年と付き合ってみては!?

 

bleu de chauffe – ZEPPO
col : T.Moro / Black
price : 78,000 (+tax)

 

bleu de chauffe.

ずいぶん久しぶりの登場となりました、bleu de chauffe のバッグをご紹介します。

●bleu de chauffe
フランスのバッグブランドです。
ブランド名は、フランスに古くから伝わる青い作業服という意味を持ち、ワーカーたちのためのバッグの再発明という観点からコレクションをスタートしました。
トレンドを適度に取り入れながらも、基本はシンプル、効率的、スマートなデザインを信条として、機能や品質にも深くこだわり、確かな製品を生産しています。

 

何年ぶりかという入荷になってしまいましたが、ようやくまた店頭に並べることができました。実はずっと発注だけはしていたのですが、いろいろな事情で生産キャンセル、納品キャンセルが続いており、僕個人としてはより一層の 『待望の』 という感慨があります。

フランスの、フランスらしい、フランスでつくられるバッグということで、かなり、Fuzz を利用していただいているみなさんの性に合っていると思っていますし、お店としても長く付き合っていきたいブランドであります。

bleu de chauffe のバッグは、長く使えるしっかりしたバッグであり、大人が安心して使っていけるバッグであり、場面を限定しすぎないバッグであると思います。往々にして、ものすごく格好いい、惚れ惚れするようなレザーのバッグは、トラッドすぎたり、クラシックすぎたりして、モノとしての格好よさと実用とが釣り合わないことも多々あるかと思いますが、この bleu de chauffe のバッグは、すべてにおいてバランスが優れていると思っています。

そして、Fuzz としての一番のポイントにしている部分は、やはり “洋の薫り” という部分です。日本ではつくれないテイスト、雰囲気、味わいが、どうしてもあります。ここがこうで、どこがどうだから、ということでなく、違った土地の、違った歴史を持つ、違った人種の人々がつくっているというところから発する、陰影と薫りの部分。こればかりは狙ってできるものではなく、ごくごく自然に宿るものであり、この部分に感覚的に惹かれるものがあるのです。

 

こちらは、やや大きめのフラップ型バックパック。
このサイズ感もほんのわずかのことですが、微妙にこちらの感覚とズレがあり、全体に印象に関わっているように思います。

 

デザインそのものは非常にシンプルです。
しっかりした素材を使い、細かいパーツに至るまでしっかりしていて、全体としての重厚感につながっています。素材の好さはシンプルなほどに光ります。

 

革はフランス産のベジタブルタンニンのカーフです。シボ革で表情があり、しっかりした厚みがあります。タフな使用に耐えうる重厚なレザーです。

 

背面側にポケットがあり、ベルトには肩あてが付き、肩あてにはウールフェルトが。こういうものは、ただしっかりつくってあるだけで格好いいですね。

 

フラップ型ですが、袋状に近いつくりをしています。
ブランドのネームが隠れたところにあるのも好感がもてます。

 

インサイドには着脱が可能なポケットとフェルトのPCケースが備わります。特にPCやタブレットを持ち運ばないのであれば、取り去るとかなりすっきりします。

 

レザーのバックパックにおいては、そもそも世の中に多くはないですし、その中で長く使えると判断できるものとなるとなかなか難しいと思いますが、、、これなら!

 

bleu de chauffe – ARLO
col : Black
price : 71,000 (+tax)

 

こちらはブリーフケースタイプです。
“ファズ・ビズ” の観点からセレクトした、ビジネスユースにもいかがでしょう?というものです。

こちらもスタンダードな感覚より、ほんのわずか、小ぶりなサイズ感で、微妙な違和感があっていい感じです。
かつてフランスの古着を扱っていたころ、こういったスタイルの古いレザーのバッグが時たま出てくることがありましたが、やはりこういうアイテムのルーツはヨーロッパなのだなと感じさせられます。

しかし、こちらは現代のものなので、使い勝手はしっかりアップデートされています。
背面にジップ付きのポケットが付き、内部はこちらも着脱可能なポケットとPCケースが備わります。

 

語るべきポイントは少ないですが、その分、男のロマン的な魅力があるタイプでしょう。コットンやウールのコートを男前に羽織る類いのスタイルには、どうしても化繊では役不足なこともありますから。
形式美的な魅力もメンズファッションならではの醍醐味であると思います。

 

bleu de chauffe – GROUCHO
col : Black
price : 58,000 (+tax)