Still Being Here.

イギリスの Hackney Union Workhouse、ブランドのアイコンとなるコートアイテム、フィッシャーマンロングコートは、今季は厚地のメルトンでしっかり温かいです。

 

シルエットはずっと継承されていますが、デザインには小さな変更が重ねられ、生地は毎シーズン違ったものが使われています。デザイナーさんは生地ヲタクのような気質があり、常にヨーロッパ中のデッドストック生地を漁っているということで、おもしろい生地、渋い生地が多く使われるブランドですが、見つからない場合はほとんどの場合でイギリス国内のミルで織り上げられたものを使用します。今回の生地は後者のイギリス製ウールメルトンで、例年からすると厚みがあり、それでいてずっしり重すぎることもないという素晴らしい生地が使われています。

やはり腰まわりをすっぽり覆うコートは、真冬の寒さではありがたく、かと言って求めすぎて膝下までのロングとなると取りまわしも難儀になりますので、丈感もベストバランスかと思います。

 

一体型のフードはダッフルコートの系譜、ダブルブレストはPコートの系譜、いずれも海にルーツを持つトラディショナルなヨーロッパ発祥のウールコートであり、それをオリジナルな味付けを加えてミックスしたようなデザインとなっています。
今季はマフポケットが付いてさらにPコートの要素が強まり、実用面でもありがたいマイナーチェンジが入っております。

ドルマンスリーブ気味の袖付けのフォルムながら、着てみると案外すっきりしていてバランス好くおさまります。実際に細身パンツスタイルの方も着ていますし、ワイドパンツスタイルをメインにする方も着ていて、独特なクセがありながらも、間口は広く、懐も深いコートだと思います。

薄グレーのサングラスは Kearny の grantBlack Sheep のスヌード も非常に調子好く、パンツは先日ご紹介した BRENA のツイードトラウザー です。

Hackney Union Workhouse – Fisherman Long Coat
col : Dk.Navy
size : S / M / L
price : 70,400 (税込)

 

せっかくなので、このあたりのアウターも触れておきます。

SOUTIENCOL – Slip On *Schoeller Melino Wool
Slip On のシーズンモデル、スイスの schoeller 社製、撥水ストレッチウール生地。46サイズがオンストックです。

 

Universal Works – Swing Overcoat
ウールメルトンのロングコート。さほどの厚みはないものの、裏付き二重なので安心の防寒性です。SサイズとLサイズがオンストックです。

 

パンツの方も真冬対応をラインナップしています。常に穿くようなものではないのかもしれませんが、底冷えの本当に寒い日というのは、タイツを穿いた上にこの厚さが必要です。このあたりは、年が明けてから本格的な必要性を感じているのではないでしょうか。

 

BRENA のコットンメルトンの String Trouser、comm.arch. の縮絨ウールのイージートラウザー、そして先日ご紹介した BRENA のツイードトラウザーの3モデルが真冬厚のあたたかパンツとなっています。

 

comm. arch. – Felted Lamb’s Easy Trousers
ブランド定番のフェルテッドウールのイージーパンツ。上質ウールでしっかり厚みがあります。
ウールならではのルックスの上品さ、そしてホカホカする温かさを備えます。

 

 

BRENA – String Trousers Olive / Charcoal
こちらもルックスとしてはウールメルトンのようですが、素材はコットンです。地厚はこちらの方がさらに厚みがあり、起毛感もしっかりありますので、やはりしっかり温かいです。
コットンということで、ホカホカ感ではウールに譲りますが、肌触りの好さと防風性、強度で分があります。そして、普通に水洗いができることも大きいでしょう。

 

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底冷えのする寒さ厳しい日々が続いており、まだしばらく寒い日が続きそうです。昨年は年が明けた後、あまり冷え込みが厳しくなかったですね、その分今年は身体にこたえますね、店頭ではそんな会話をすることが多く、みなさんだいたい同じような感覚のようです。

そんなことで、冬の最終段階の寒さで活躍するアイテムがまだありましたので、最後のリコメンドに励むことにしました。まだ2月が丸々残っていますから、今からでも充分活躍の場があることでしょう。余地のあるみなさんは、是非ご検討ください。

この後から、いよいよ春に向けてご用意した新作のアイテムの入荷がはじまり、少しずつご紹介をはじめていこうと思います。
例年ですと、ちょうど大寒の今時分、一番寒い時期に春ものなんてよけいに寒々しい、、という人が半分、いやいや、そろそろ新しい品を見せてくれないと死んでしまうよ、、という人が半分、という感じだと思うのですが、今年はやや前者が優勢か。
いつも言っていますが、どちらの立場をとるか迷うような時期と感じたら、是非、定番的なシューズやバッグに目を向けてみてください。

以上です、ご清聴ありがとうございました。

 

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1月24日(月) 定休日
1月31日(月) 定休日
2月7日(月) 定休日

CM – BRENA “Utility Trousers”.

一旦新作入荷が落ち着く時期となりましたので、冬もののリコメンドやレポートを。
年の暮れ、BRENAに別注をお願いした Utility Trousers を手に入れ、ここずっと穿いていて、やっぱりいいなと感じております。

 

少し迷って48のサイズでゆったり穿くことにしました。商品ページの着用写真では46を穿いていますが、正直に言うとウエストの方の問題でそうなりました。いずれにしても、元々シルエットとしては野暮ったいものなので、このくらいは誤差の範囲といったところでしょう。
ブリティッシュ系統のツイード地と相まって、偉大なる野暮ったさ、偉大なるおじさん感、というのを意図通り、感じていただけるかと思います。

 

やっぱりわたくしのようなおじさんが正面から穿くと、多少の危険はありますので、少し気を遣う必要があるのかもしれません。生地そのものにしっかり雰囲気があるので、しっかりしたものと合わせてさえいれば問題ないとは思いますが。
一方で、若手のみなさんにとっては、このおじさん感というのは、ニュアンスとしての働きとなると思いますので、そこをうまく使えれば同年代では真似のできないような着こなしができるのかなと思います。

 

股上がしっかり深く、ノータックでそれなりの太さがあり、美しいラインを描こうとせずに裾に落ちていくという、軍モノルーツならではの気取らなさ、これを便宜上、野暮ったいと言っています。いいと思って販売しているので当たり前ですが、けなしているわけではなく、伝わりやすさの面でそう言っていますので、誤解の無いようお願いします。笑。

この野暮ったさというものは、僕は立派なニュアンスだったり個性だったりだと思っているので、意図的に使いたいし、おすすめしたいと思っているのですが、やはり全方位型ではなく、好き嫌いがはっきりしているのも確かでしょう。
いずれにしても、クラシックから発生する類いの野暮ったさというのは、常に傍らに置いておき、必要に応じてうまく乗りこなしたいと考えております。

 

BRENA – Utility Trousers *Wo.Co.Nep Tweed
col : Brown
size : 44 / 46 / 48
price : 24,200 (税込)

 

まいどおなじみの SANDERS チェルシーブーツも相変わらずおすすめです。

 

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松の内も明けましたが、しっかり寒い日が続いています。みなさん、きちんと太っていますか?
ニュースなどでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、わたくしは正月明けの計量で、最重量体重を更新しました。これまでの人生において、見たことのない数字です。
これだけ冬が寒ければ、太るより仕方ありませんし、暖かい服を着るより仕方ありません。みなさまにおかれましても、しっかり太るか、さもなくばあたたかい服を手に入れるかしていただけたらと思います。

 

写真は2014年のFuzz別注SANDERS。10年を超える付き合いになる高橋Gさんが、つい先日、TAPIRでのポリッシュ後の写真を送ってくれました。この少し前に、本木Sさんが久しぶりにこれを穿いてご来店されたので、すごい偶然でした。

高橋さんは、昨年、こちらから北九州市に転勤となり、年末にこちらが心配になるほどの通販利用をしていただき、その際になんだかんだとやりとりしていた中で送っていただいたものです。
TAPIRで磨いた後なので、みなさんの参考にもなるかなと思って載せてみました。本来なら僕がやらなくてはならないことだと思いますが、層の厚さに助けられております。

懐かしいこのSANDERS、僕も所有しており、けっこうもったいぶって大事にしている靴です。高橋さんもずいぶんきれいに履かれているようですね。
ロングウィングで、Waxy Leather のアッパー、アウトソールはリッジウェイ、プライスが税抜44,000円。またこれをやってくれと言われても、今ではもう不可能です。
いやあ、いい時代でした。

わたくしも含めまして、靴磨きをサボりがちのみなさんにもいい刺激になるような気がします。

 

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1月10日(月/祝) 定休日
1月17日(月) 定休日
1月24日(月) 定休日

No Title.

日に日に冬の寒さが厳しくなっていますが、みなさんお元気でしょうか?
雨や雪で中止にならなければ、今夜がクリスマスイブで、明日がクリスマスの日です。東京のシャンゼリゼ通り、新宿2丁目のイルミネーションもきれいに灯り、新宿の街には活気が感じられる今日この頃です。

わたくしはと言えば、少し前に、前もって予定していた冬ものアイテムの入荷とご紹介をすべて終えて、ようやっと、ひと安心したところ、ですが、すぐに次の春夏、その次の秋冬シーズンに向けた仕込みに励んでおります。
ふだんは商品撮影をしている開店前の時間は、窓のスクリーンを上げてぽかぽかと陽に当たりながら、絵型や生地見本を広げてあれやこれやと頭を悩ませております。

 

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品々がすべて並び、さあどうぞ!の時期に入ったので、何か商品のリコメンドでもと考えてはいたのですが、意外とそんな必要がないくらい店頭もオンラインショップも活況が続いており、なればこそなのですが、なかなかその機会が取れずにここまできてしまいました。
もともと入荷案内の際に、伝えたいことは全て伝えておくようにはしていますから、僕的には改めてのリコメンドは無ければ無いでも、とは思っております。

しかし、さてそうなると、何の話題で書こうかなと、、、

会話中に言いたい固有名詞がなかなか出てこない話にしようか、40代に入ると自動的にレンコンが好きになる話にしようか、いやいや、品がない。昨日まで書きたいことが山ほどあったはずなのに、いざその場になると、書くべきことがないから驚きです。
ここのところ、ご来店のお客さんとお話する機会が多く、いろいろと情報が入り過ぎてしまっているのかもしれません。

 

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何か糸口がないかと思ってさかのぼってブログを読んでみましたが、、
誤字脱字、けっこうあるものですね。。

そこで見つけました、『Fuzzはこれから変化をしていく』 的な文章。そうでした、機会があればまた語りますと書いていました。

 

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お店の変化とは何か、それはセレクトショップを謳っている以上、やはり取り扱いのラインナップの変化に他ならないわけで、具体的にはそこになるのですが、僕が考えているのは、もう少し深い部分のところです。
お店のコアを変えない変化、つまり、お店のコアを少し強めるという変化です。

もしかしたら知らない人もいらっしゃるかもしれませんが、Fuzz はヨーロッパ古着がルーツになっているお店です。その影響でしょう、もともと個性的なお客さんが多く、その個性というのが、同じ方向でなくてバラバラで、お店としてのスタイル的な一貫性が無いまま進んできた歴史があります。

僕はそれでいいと思ってやってきましたし、今でもすべてのお客さんのことを個性派の大人として捉えていますので、『おれはとにかくいいもの、おもしろいものを集めてくる、君たちは君たちのやり方で好きに着たらいい』 というスタンスを基本にしているのです。実は。
ですから、着合わせを相談されることも多いですが、基本的には好きに着るのが一番であり、相談には喜んで乗りますが、相談相手としてまったくの対等という立場であり、確固たる答えを教示することはありませんよ、というスタンスです。むしろ間違いを心配して好きな着こなしができなくなってしまうことを心配していて、そんな心配ないですよ、ということを言っていきたいという気持ちが強いです。古着を通っている人間は、基本、あれもアリ、これもアリであり、正解をないがしろにしたいとさえ思っているのですから。

ですから、お店として、Fuzzのスタイルというものをつくって売っているつもりはなく、どちらかというとぼんやりしたコンセプトで売っているという感覚があります。
fuzz という単語には 『曖昧な』 という意味もあるくらいです。そのぼんやりしたコンセプトが、みなさんそれぞれに何かいい感じで映ってもらえばしめたもの、という考えでお店の運営をしているように思います。

ただ、どうなのでしょう、僕自身がスタイルを売っているつもりはなくとも、なんとなくお店から浮かび上がってくるものは無きにしもあらずのような気はします。さすがに一人の人間の好みで商品が集めてこられるわけですから、最低限の一貫性はあるのではないでしょうか。そういう感覚でやってきたものですから、この点は意外と自分では分かりません。

 

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書いてはみたものの、なかなか伝えるのは難しく、かえってこじらせている手応えがありますが、せっかくですから続けましょう。
それで、コアを強めるというのはどういうことかと言うと、単純に言ってしまうと、もう少し、Fuzz のスタイルとか、好きな感じというものが具体的に浮かんできてもいいかもしれない、ということです。これまでのお店の性質上の問題と、僕自身の気質のせいもあるでしょう、そのぼんやりした感じをけっこう大切にしてしまっていたのですが、そろそろその感覚は変えてもいいかもしれない、と考えたのです。

曖昧であることは、この後にいかようにも自由が利くという考えが基本としてはあるのですが、しかしここはひとつ、そういう方向で進めてみようと、そう考えたのであります。そのうえで、やはり自由とか個性とかいったキーワードはしっかり大切にしていきたいとは思っています。

はたして、実際的にはいい変化が現れるどうか。そして、もし変化が起こるとして、それは、ある人には嬉しい変化となり、ある人には残念な変化となる可能性があります。しかしそこは、それは考え過ぎたら何もできないだろう、の精神でございます。

ということで、今後の展開にほんのりとご期待ください。

 

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ついでといったら失礼になりますが、ちょっとした告知というかご案内をさせてください。Fuzzで服買うゆかいな仲間情報です。

Bottega Vini
東京都港区白金3-1-7
布施ビル1F

つい先月に白金に新しくオープンしたイタリアンワインの専門店です。
Fuzz をちょくちょく利用していただく川口さんが責任者ということで、なんでもイタリアに在住されている川口さんのお知り合いの協力のもと、イタリアのワイナリーから直接輸入されたワインを販売するお店だということです。

ポイントは、商品が大手のメーカーものではなく、商社からの供給でもなく、規模のさほど大きくない、土地の生産者が愛情と情熱をこめてつくったワインだけを扱っているというところです。
まず土着のワイナリーありき、そして、そこでつくられたワインを楽しむ現地の人ありき、という流れでできたお店です。

当の川口さん、オープンの前日に Fuzz に来て、とりあえず、お店に立つのにブラックのパンツとシューズにしようということなりまして、、と慌てて購入されていきました。

白金界隈にお住いの方や活動範囲のみなさんは是非!
(オンラインショップもやっています)

 

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少し雨の心配があったようですが、何とかクリスマスイブは中止にならずにできそうですね。例年、クリスマスが終わると寒波が来て、長い真冬期間のスタートです。まだまだ多少ややこしいですから、風邪などひいてしまうといろいろと面倒です。疲れの溜まる時期だと思いますので、どうか暖かい服などお手に入れられて、くれぐれもご自愛ください。

以上、ムダ話でした!

 

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12月26日(日) 14:00 – 20:00
12月27日(月) 定休日
12月28日(火) 13:00 – 21:00
12月29日(水) 12:00 – 20:00
年末年始のお休みは 12月30日~1月2日です

No Title.

こんにちは、Fuzz の松崎です。
写真は東京都現代美術館脇の木場公園です。

東京は一応緊急事態ではなくなったという今日この頃、みなさん無事お元気にされているでしょうか。わたくしは変わらず元気に過ごしております。

昨日の定休日には見たかった美術展に行くことができて、その前日の日曜は、ちょっといろいろとありまして、急に開店時間を変更することになってしまいました。直前の告知となってしまい、ご迷惑をおかけしてしまったお客さまには心よりお詫び申し上げます。

 

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6月20日、日曜日、父の日。
この日は、中学野球部の息子1の公式戦が9時から予定されていました。中学に入って以降、試合らしい試合を観たことがなく、この時間ならお店に行く前に充分に間に合いますから、そうそうない貴重な機会ということで、かなり前から楽しみにしていたのでした。

ところが当日です。前日から降り続いた雨が早朝まで続き、グランドコンディション不良のため、試合開始が遅れることに。1時間程度の延期なら全然問題ないだろうと思っていたら、意外と何も無いまま時間が過ぎて行き、なおかつ開始時間がなかなか伝えられません。こちらは居られる時間が決まっていますので、徐々に落ち着かなくなってきます。グランド整備になかなか手をつけず、だからでしょう、試合開始時間もなかなか発表されず。。
いっそ中止になって仕切り直しになってくれたらと願いましたが、この日は雨が上がれば一日晴れる予報でしたから、時間延期だけは早くに決まったようでした。

 

* * *

 

結局、しばらくしてから12時前後に試合開始で、という発表がありました。ちょうどその時間まで居られるという時間にプレイボール。。
とうに球場に来ている僕は、状況的に、なんとなく諦めきれません。高校野球の公式戦の会場にもなるきちんとした球場でしたから、水はけは良く、整備を始めればすぐに仕上がるだろうと。12時前後でというアバウトな言い方なので、開始が早まったりもするのではないか、そうなれば少しだけでも観られるのではないだろうか。

他のお父さんとの会話で盛り上がりながらも、ヤキモキしながら時間が過ぎて行きます。そんな中、いよいよ子ども達がウォーミングアップを開始しました。自分の子と、さらに少年野球から一緒にやってきた仲間たちと、彼らの信じられないくらいたくましくなった姿を見て、、、

今ナラマダ、、今告知スレバ、ダイジョウブ、、
父ノ日ダシ、、

悪魔のささやきが聞こえたかと思うと、気が付けば、スマホを取り出し、ブログとインスタに開店時間の変更を書き込んでいたのでした。

 

* * *

 

試合開始は結局12時をけっこう過ぎてからでした。思い切って開店を15時とさせてもらい、もうこうなったらしっかり最後まで観るぞと。

息子1は2年生。3年生にとっては最後の大会です。3年生にも知っている子がたくさん居て、やっぱりどうしても応援したかった。頑張れエイスケ、頑張れヤマト、、

息子1は5番サード。相手は格上、でもうまくすれば勝てない相手ではない。3年生と1つでも多く試合ができるよう、頼むぞバカ息子。

 

* * *

 

開始約2時間後、どうやら大勢は決し、残念な結果が見えてきました。
結局終了まで観ることができず、ギリギリまで居て、もういかんと席を立ちました。息子1は2番手のピッチャーでもあり、もしかしたらマウンドに上がるかもしれないという戦況になってしまったため、なかなか席を立てなかったのです。。

球場から駅まで、普通に歩いて15分くらい。
実はこの話のクライマックスはここなのです。

 

* * *

 

暑さの中、僕は必死に走ります。今度は少しでも早くお店に着かないと、という使命感が急に沸き、ゴメンナサイ、ゴメンナサイと頭の中で連呼しながら、大汗をかきつつ駆け続けます。

悲劇はそこで起こりました。
少し太めで股上の深い BRENA のパンツと、レザーのサンダルを履いていたもので、ずっと走りながら下半身のもたつきを感じてはいたのです。

大通りを信号のないところを狙って横断し、歩道のちょっとした花壇を飛び越えようとした時でした。
サンダルのつま先が突っかかったところまでは記憶にありますが、どうやって転んだのかは覚えていません。気が付けばかけていたサングラスは投げ出され、真っ青な空が視界に広がっていたのでした。。

周囲には多くはないにしても人は居て、もちろんこっちを見ています。
格好悪いので、サッと立ち上がってみたものの、膝に激痛が走ります。確認すると、パンツの左膝部分が10センチくらい破れています。そしてその左膝小僧の部分と両肘周辺に、小学生でないとつくれないような盛大な擦り傷を3箇所確認。
しかし感想は後だ、おれは走らなくてはならないのだ。

 

* * *

 

夜。
もういろいろな部分が痛くて、身体全体がしんどくて、閉店時間が来て家路につくと、JRがすっかり止まってしまっていました。降り注ぐ時はこんなにも降り注ぐのだな、と思いました。

日曜日はそういうことがありました。暑くて、熱くて、痛い一日となりました。
今でもまだ傷は痛くて、膝には打撲の痛さも残っています。BRENAのパンツは自分で繕って、まだまだ穿くつもりでいます。

 

翌日、月曜日、定休日。

東京都現代美術館。ずっと気になっていたマーク・マンダース展に行ってきました。
こういうご時勢の影響で会期が延長され、本来は休館日である月曜日が開いていたのです。お店の開店前に行くには少し遠い場所なので、これは助かりました。

 

本当に意味の分からない物体、インスタレーション。ヤバい感じはするけど、特に美しいものでもないし、技巧を感じるというわけでもなく(実は技巧すごいのだけど)、なんだろうなんだろうと思って大部分を見たような感じになった時、今度は大量のドローイングが並んでいます。

これをじっくり見たら、何か感覚が変わってきました。絵画と言えるものではなく、ラフやスケッチのようなものなのですが、なんとなくアイディア出しのような雰囲気で、だからこそ生々しく作家の頭の中がうかがえるような気がしてきます。

この人は、、人体と、性と、ピタゴラスイッチのことばかり考えているのか、、

 

この後でようやく頭の中がビリビリ来ました。意味が分からなすぎて不安だったけど、この人、この頭の中身から好きなように吐き出しているだけじゃない?

ずいぶん前に観た映画 『マルコビッチの穴』 を思い出し、あの感じにすごく似ているなと。この展示の世界は、作家の頭の中に入ってしまったようなものではないかと。
ごめんなさいだけど、作家本人がやっぱり変というか、、つまり芸術家だから、あまり一般的でない頭の中身を持っていて、そこに迷い込んだという感覚です。

そういう感覚で空間を味わうと、まったく別の感慨が得られます。モノの意味も考えないし、フォルムやらマテリアルやらは関係なくなり、世界観そのものがすべてになります。そうすると、そうか、これは経験したことない感覚だ、楽しいかも、と。

 

壮絶に転んで傷をつくった翌日、それを忘れようとするかのごとく、ゆるりとアートに触れてきました。
こういう機会を設ける度に、美しいものだったり、よく理解できないものだったり、とにかく日常にはないようなモノやコトに触れる機会は、たまには必要だと思い至ります。
気取って分かった風なことを言ってもいいし、はてなマークを貼り付けたままでもいいし、とにかく、触れてみる体験は何かしらの楽しさがあります。そして、そもそもそれ以前に、ちょっとお洒落をして、雰囲気のいい美術館を訪れるだけでも、魂の洗濯になるように思います。

今、美術館などは事前予約が必要なことが多いと思いますが、その分、かつてのような混雑はありませんので、じっくり楽しむいい機会になっているように思います。

 

というわけで、すみません、ちょっと書くつもりが、長々となってしまいました。
本日、また SOUTIENCOL が届きましたので、おそらく明日ご紹介できると思います。

 

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In a Mirror.

Top : Ordinary fits / Unisex Tee
Bottom : BRENA / String Baker – Black

Ordinary fits のTシャツのシルエットが伝わったでしょうか。袖は半袖としてはけっこう長めで今っぽいバランスです。僕は2回折っていつもの長さが調子がいいです。
パンツは綿麻カルゼの BRENA ストリング・ベイカー。ここのところよく穿いていて、きわめて好調です。普段 BRENA では46を穿きますが、これは少しゆったりと48を穿いています。元々太さがあるわりには腰まわりが少しタイトめで、品の好い太パンツというタイプだと思います。
これも完全にド渋系統なのでなかなか注目してもらえませんが、手に入れた人の満足度は高いです。

 

Top : comm. arch. / Double Layered S/S Tee
Bottom : BRENA / String Baker – Black
Shoes : BRADOR / Leather Sandal

comm.arch. のダブルレイヤードTシャツは、だいたいワンサイズ分くらい緩くしたようなシルエットです。これも袖はイマドキの長さで、僕は3センチくらい折っていつもの長さで着ています。
さっぱりしたきれいめのルックスが特徴。
ボトムは同様に BRENA で、上下とも素材感がさっぱり系ですから、そういう時は BRADOR のサンダルがうってつけだと思います。

 

Bottom : comm. arch. / Linen Viyella Trouser
Shoes : Caboclo / Leather Sandal

comm.arch. のリネン・ラミーの麻パンツ。匠の生地師によるスペシャルなビエラ織りの生地が使われています。フレンチリネンと東南アジア産ラミーを混ぜ合わせており、最初から皺づいた生地感で、ナチュラルな素材感がそのまま魅力になっています。エイジングで渋さが増すという類いのファブリックということです。
穿いてみると風が通る感じが体感できて、夏場はやみつきになることでしょう。

 

Top : Universal Works / Road Shirt

Universal Works. の夏の定番、ロードシャツ。今季はシンプルな生地が多いため、いつもよりアピールが少ないのかもしれないと心配になり、着てみたのでした。
裾がボックスカットでシャツのバランスとして着丈が短いため、イギリスのシャツでも日本人が調子よく着られるというのが推しの理由になっています。サイジングはオーバーサイズではなく普通です。開襟シャツなので、多少胸まわりはゆったりめのバランスです。
身長171cm がSサイズを着ていますが、少し大きめにとサイズアップしてもいいかもしれません。

 

Head : James Lock / Muirfield
Top : James Mortimer / Band Collar Shirt
Bottom : Montmorency / Basic Chino
Shoes : Antichi Romani / Leather Sandal

何年かヘビーに着て褪せてきた私物の James Mortimer のリネンシャツ。今季は同じものが入ってきています。リネンはコットンよりも色褪せが少し早いですが、素材的に色褪せが許されるというか、渋さと捉えられるというところがあると思います。繊維としてはコットンよりも強いので、モノとしての耐久性は高いです。すごく普通なんだけど、気にせずに自信をもって着続けられるのは、モノとしてのシンプルな良さが理由でしょう。『色褪せても色褪せない』 という冗談のようなキャッチフレーズを捧げたいと思います。
あえて Montmorency の負けないくらい普通のコットンパンツを合わせて、James Lock のキャスケットをかぶって、張り切りすぎずに渋く行くという大人のやり口が僕は好きです。

 

ということで、鏡の中からこんにちはのコーナーでした。
またお会いしましょう。

 

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In a Mirror.

comm. arch. – Cool Seersucker Easy Trousers

 

NOVESTA – Marathon

 

NOVESTA – Marathon Trail

 

BRENA – Open Collar Shirt SS

 

BRENA – Open Collar Shirt SS

 

Glacon – Round Collar Polo Shirt

 

たまにやります、鏡越しで失礼しますシリーズ。
とりあえず、comm.arch. のシアサッカーのパンツが少し追加できたので、自分の分も手に入れました。すごく軽くて改めて驚いております。
このパンツに合わせるものはと見わたして、目についたものをいくつか試着したところでした。

ショーツのご紹介も始めていますが、フルレングスやクロップド丈の薄地涼しげパンツもまだまだ充実していますので、是非チェックしてみてください。
そして、夏支度のお供に、半袖シャツにも注目してみてください。Universal Works. と BRENA の開襟シャツが既に充実しており、あとはおなじみの SOUTIENCOL のプルオーバーシャツがこの後もうすぐ入荷してくる予定です。

 

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