NANGA – Soft Down Varsity Blouson.

初登場、NANGA の春ダウンが入荷してきました。

春の新作服の一番手は、初登場ブランドとなりました。
羽布団のメーカーから端を発するダウンメーカーですが、徐々に展開の幅を広げていき、アウトドアとファッションをミックスしたような商品構成で展開を広げ、今グングンと成長しているブランドです。

 

● NANGA
ヒマラヤ山脈にそびえる標高8126mの「ナンガ・パルバット」、別名「人喰い山」と恐れられるこの山から名をとった「NANGA」は、1994年に滋賀県米原市で創業したダウンメーカーです。数多の遭難者を出してきた俊峰になぞらえたブランドは、まさに厳しい山に挑む精神の象徴であり、そこには「困難だからこそやってやろう、みんなが登らんとこを登ったろうという」という、創業者・横田晃の思いが込められています。
近江真綿布団で栄えたこの地で50年以上に渡って地場産業を支えた、前身の布団メーカーの技術とノウハウを引き継ぎ、NANGAは30年に渡って成長してきました。そのファクトリーブランドとしての矜持は過酷なフィールドで活躍するアウトドアギア、ウエアに引き継がれ、私たちのダウン製品はいま世界へと羽ばたいています。

 

ここ数シーズンでみるみるうちに大きくなってきたブランドですが、みなさんご存じでしょうか。
Fuzz では、まずはダウンマスターとしての側面に魅力を感じまして、お取り扱いに至りました。中わたでは化繊の機能素材がいろいろ出てきていて、僕自身はダウン至上主義でもないのですが、でもやはりダウンに触れるとその素晴らしさは分かります。そして本物のダウンとなれば、できるならダウン専門のメーカーが安心だ、ということで、今回はずっと品揃えが薄かった梅春時期のアウターとして春ダウンをご用意しました。

3月に入ったくらいからでしょうか、世の中は春の気配を必死に探しはじめ、春の雰囲気が自然にできてきます。ですが、実際の気温はそこまで上がらず、春向けのアウターです!という感じのアウターは3月中にはなかなか着られないのが実情です。
そこで、雰囲気としては冬服の重々しさを感じさせず、でも実はしっかり暖かいアウターというのがこの時期に重宝するのだと思います。
春向けの軽やかなコートのインに着たりもできるかと思いますし、単体でもとてもバランス好く羽織れるアウターだと思いますので、自信を持っておすすめできるジャケットとなっています。

 

Outline
ライトダウンのブルゾンジャケット。
ヴァーシティジャケット(スタジャン) をベースにしてデザインされたラグランスリーブのブルゾン型に、やや軽く、薄めにダウンを入れています。
表地はワッシャー加工によって細かなシワ感を持たせた薄地軽量の撥水ナイロン生地が使用され、撥水性能とジャケットそのものの軽さが特徴になっています。
シルエット・フォルムは、胸まわりや腕まわりにほどよく余裕を確保したスタンダードなフィットのノーマル型。窮屈感を感じず、かといってオーバーサイズまではいかず、といったバランスの好いシルエットです。
春と秋はアウターに、真冬はコートやジャケットのインナーとして活用できるよう配慮されたユーティリティなジャケットとなっています。

 

羽織ってみると、とにかく軽いです。そして、羽織って少し経つとすぐにホカホカが発動してきます。
サクッと簡単に羽織ってやけにしっくりくる感じがするのは、シルエットの塩梅がかなりいい感じで設定されているからだと思います。

 

実際に軽く、印象としても軽さがありますので、春の前半まで普通に活躍すると思います。そして、早く新しく買った春のコートやジャケットを着たい!となった場合には、その下にこいつを着てあげれば、新作春アウターの実戦投入を早められるということにも一役買うはずです。

ダウンメーカーズ・ダウンであり、とても気の利いたスペックと、何より自然に取り入れられるバランスの好いシルエットが魅力です。
もちろん、真冬もインナー使いで使いどころはいくらでも作り出せると思います。

Fuzz では久しぶりのダウン製品、プリマロフトやシンサレートなどと着比べたりしながら、是非お試しになってみてください!

 

NANGA – Soft Down Varsity Blouson
col : Beige / Black
size : S / M / L
price : 31,900 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日・祝)
月曜定休

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1月13日(月) 定休日

FARFIELD – FELL JACKET.

初登場、イギリスの FARFIELD。
クラシックなボアフリースのジャケットが入荷しました。

 

● FARFIELD
1985年創業、イギリスのフリースウェア専門のブランドです。
製品はカンブリア州セドバーグのレイクディストリクト国立公園に隣した自社工場にて生産され、イギリス製の生地とイギリスでの縫製にこだわって展開されています。

 

Outline
ブランド定番のジップアップのフリースジャケット。
オリジナルデザインのイギリス製生地は、アクリル50・ポリエステル50の厚地で軽いボアフリース生地となります。
ポリエステルメッシュの裏地が付き、フロントファスナーはダブルジップ仕様、裾に絞れるコード付き、襟口はややコンパクトに設定され、襟を立てた際の防寒性を高めています。
シルエット、フォルムはスタンダードなものとなっています。
ブラックベースに赤い薔薇の総柄デザイン。シックな雰囲気でどことなくイングランドのカルチャーを感じさせます。

もう長い期間、展示会でずっと横目で見ていたブランドでしたが、今季の新柄として出てきたこの薔薇模様を見て、初めての発注を決めました。
ヨーロッパ的シックな雰囲気で、なんだかカルチャーの薫りがして、、

 

ウール素材のボアフリースであったらこうはいきませんが、化繊のボアなのでイギリス製といえどもプライスは現実的。このプライスなら、こういった遊びの利いた柄でもトライできるのではないかと思いました。

 

僕の超個人的なイメージは2つです。
一つはハットなどかぶって細身のブラックデニムやワイドなスラックスなどとシックに着こなすイメージ。僕の中ではロンドンな感じ。

もう一つはぼさぼさ頭にニット帽をしばきまして、ボトムは黒や赤のスウェットパンツ、足元はサンダル履き。もちろんこの場合のサンダルは、イギリスのクロッグかフランスのサボです。片手にコーヒー、できれば空いた方の手でHANA-KUSOでもほじくりながら、ゆうゆうと優雅に歩く、ご近所着。
季節柄、近所の神社に初詣で、といったシーンにいかがでしょう。

あくまで極端なイメージなので、気にしないでください。笑
いずれにしても、好きか嫌いか、着るか着ないか系のアイテムだと思います。カルチャーの文脈で着るか、自分のキャラで着るか、的な。
なので、どう合わせたらいいですか、と訊くのは野暮といいますか、好きな人しか着れないウェアなのかなと思います。

おっ! となったみなさん、是非トライしてみてください!

 

FARFIELD – FELL JACKET
col : Black/Red
size : 3 / 4 / 5
price : 23,100 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
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12月16日(月) 定休日
12月22日(日) 臨時休業
12月23日(月) 振替営業

New Arrivals.

KEELA の中わたジャケット、Belay Pro Jacket が入荷しました。
ブランドとしては定番モデルとなりますが、Fuzz ではかなり久しぶりの登場となります。

 

Outline
中わた入りジップアップジャケット。
ミリタリー納入品に近いスタイルでつくられた防寒性の高い、機能的なジャケットです。
水洗い可能な中わた素材、プリマロフトは軽くて暖かく、シェルは軽量で機能的なマイクロリップストップのナイロン生地を使用しています。
シルエットはスタンダード型。防寒機能を求めたジャケットということで、腕まわりやお腹まわりは過度なゆとりは取らず、ジャストサイジングのスタンダードフィットとなります。

 

・シェルのリップストップナイロンは引き裂き強度が高く、撥水、透湿、遮風、の性能が高い機能素材。
・中わたの PRIMALOFT は 『洗えるダウン』 として有名なポリエステル繊維でつくられた人工羽毛です。水に強く、柔らかくて保温性が高いことが特徴です。
・襟からの寒気の侵入を防ぐため、襟口を絞るためのコードが内蔵。
・同様に裾にも絞れるコードが内蔵。 ・ポケットは外側2つ(左右)、内側1つ、全てファスナー付き。
・左右のハンドウォーマーポケット内は起毛生地を使用。
・フロントはダブルジップ。
・袖口はベルクロのアジャスタータブで絞れる仕様。
※生産国表記は見られません

かなり昔にカーキカラーで展開したことがあり、僕はその時に購入していて今でも着ているのですが、しっかり暖かいです。
このジャケットを着て一番の感想は、『プリマロフトは信用できる』というものでした。どちらかというと『ファッション』ではなく『ツール』という性質のアイテムかと思いますが、僕も使い方は野外に長時間居ないといけないとか、ちょっとそこまで自転車で買い物とか、そういう感じがほとんどです。

 

今回はブラックなので、よりシティな印象が出てくるかと思います。
もちろんカーキもそうですが、普通にタウンユースでも使ってください。

 

Keela – Belay Pro Jacket
col : Black
size : S / M
price : 35,200 in tax

 

もう一つ、イタリア VESTI の厚地スウェットパンツも入荷しています。
裏を掻いて起毛させた冬仕様のスウェットパンツ、めずらしいカーゴパンツデザインです。

 

Outline
厚手のカーゴポケット付きスウェットパンツ。
コットン75%、ポリエステル25%、裏に起毛をかけた厚手のフリーススウェット生地を使用。すっきりした表面ですが、ふんわりと柔らかく保温性の高い肉厚のスウェット地となります。
シルエットは股上深め、適度なゆとりを取りつつ、裾に向かってしっかりテーパードをかけたすっきり型。膝下の絞りを利かせていますので、細身のルックスとなります。
カーゴポケットが特徴的です

 

 

VESTI なのでプライスは優しめ。せっかくなので少し変わった色もいいであろうと、まさかのホワイトをセレクトしました。

 

股上が深いのがグッドなポイントで、穿いていて安心感があります。
僕がMを穿いて、股下少し長いですが、そこは裾にリブのあるスウェットパンツの好いところで、多少余っても気になりません。

 

うまく着こなしてタウンユースとしても使えそうですし、気楽なワンマイルウェアとしても重宝すると思います。

 

VESTI – Jerry Pantalone
col : Bianco Panna / Nero
size : S / M / L
price : 13,200 in tax

 

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Fuzz
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12月2日(月) 定休日

New Arrivals.

本日もいろいろと新作が入荷しています。
まずは MIDA のライナー仕様のリバーシブル中わたジャケット。いい仕事しそうな感じです。

 

Outline
ミリタリージャケットのライナーをイメージしてつくられた中わたジャケットです。
実際に MIDA の M65 Field Jacket に装着できる仕様にし、同時にリバーシブル仕様で単体でのジャケットとして使っていただくイメージとなっています。
ネックのリブは首回りをしっかりカバーするよう高めのつくりとなっており、前合わせは遮行したアシンメトリーに、また袖リブは二段リブの仕様、ライナーならではのデザインに MIDA のオリジナルなディテールが加えられ、”ライナーのスタイルのアウター” として成立する完成度で仕上げられています。
ゆったりしたシルエットで肩が落ち、一見すると無造作に感じますが、しっかり計算された丸みのあるフォルムとなっており、単体のジャケットとして意外なバランスの好さを感じます。
ライナーデザインだからこその印象の軽さやラフな雰囲気が着こなしで重宝し、また室内着や防寒用の中間着として機能的に使えそうです。
M65 Field Jacket に装着する際はサイズを合わせて頂く必要がございます。
背面襟下のフックとフロントのボタンで装着していただく仕様です。

 

実際ライナーなのですが、ちょっと軽く羽織れる中わたジャケット、として単体でもおすすめしたいです。
この大げさでない感じが案外使いやすいように思います。

 

ミリタリーライナーを、デザインとして楽しみ、気軽にいろいろと使ってしまおうという柔軟なスタンスで対峙してみてください。
するとどうでしょう、いろいろとスタイリングや特定のシーンでの使い道がイメージできるのではないでしょうか。

 

着丈が長くないので室内でも着ていられるかな、車の運転の時にもいいかな、あのジャケットのインナーにどうだろう、奥さんが羽織ってもかわいいかも、、

ミリタリーのライナージャケットだからこそ、悪い意味でなく、いろいろなことに雑に使って格好よかったりすると思います。

 

MIDA – Inner Quilted Padding Jacket
col : Olive
size : S / M / L
price : 24,200 in tax

 

つづいて comm.arch. から、いよいよニットが登場です。
今季新型となる初登場モデルのカーディガンです。

 

Outline
ウール・アルパカ素材のニットカーディガン。デザイナーさんが所有するヴィンテージのミリタリーニットをモチーフにしてつくられました。
南米産のウールとアルパカを混紡し、芯がしっかりしながらも手触りは柔らかく、弾力性のある毛糸に仕上げ、10ゲージでニッティングしています。ほどよい厚さが出るようスムース編みにして、ハイゲージとミドルゲージの中間のニットとして、華奢過ぎず、厚すぎずのリアルな使いやすさを求めています。
生地はしっかり目が詰まり、アルパカならではのもちっとした弾力性が感じられ、チクチク感もなく快適な着心地です。
毛糸には毛足の長い薄い毛が混じり、また編地の裏づかいをしたり、シンプルなデザインの中にも微妙な変化をつけています。
さらに、袖口はダブル(折り返す仕様)、裾にはサイドスリットが入り、身頃の前後差もつけてアクセントにしています。
シルエットはわずかにゆったりしていて肩も落ちますが、おおよそスタンダードなフィットのベーシックなフォルムです。
着こなしで使いやすいシンプルなⅤカーディガンですが、comm.arch. ならではの素材づかいや微妙なアクセントが備わり、ベーシックでいながら他にないオリジナリティを備えています。

 

編地の表側を使ったり、裏側を使ったりして、見え方に微妙な変化を与えています。遠目では分からないレベルですが、でもやはりアクセントにはなっていると思います。

 

少し肩が落ちますが、これはミリタリーニット由来のデザインでしょうか、そして少しゆったりして、オーバーサイズというわけではなく、適度なリラックス感のあるシルエットになっています。

ミドルゲージニットの、ほんのわずかに手前の厚さ。ここが意外と世の中に少なくて、求められていると感じています、とデザイナーさんはおっしゃっていました。

 

comm. arch. – Fine Alpaca Army C/D
col : Gray Khaki
size : 3 / 4
price : 32,450 in tax

 

最後は Ordinary fits の新作パンツ。
春夏にシャンブレー生地で展開されていた Easy Trousers の秋冬版、ブラックのウールギャバでシックな雰囲気です。

 

Outline
ウールギャバジンのワイドイージートラウザーズ。
生地はウール・ポリエステルのギャバジン、しっかりした中厚地でクラシックな雰囲気です。
ウエストはゴム+ドローコードの仕様、インプリーツのワンタックが入り、全体にボリューム感のあるワイドテーパードシルエット、丈感はジャストレングスの設定です。
ゆったりシルエットのカジュアルなイージーパンツですが、シンプルなデザインとしっかりした素材使いにより、シックな雰囲気であることが特徴です。品のあるルーズパンツの着こなしを可能にしてくれる、ありそうでなかなか無いタイプのパンツとなっています。

 

すごくシンプルなので、なんてことない風に見えますが、しっかりした生地をたっぷり使って、きちんと仕上げていますので、カジュアルでもシックです。

 

シンプルなデザインでも、そのままシンプルな着こなしができるのが、しっかりした生地を使っているパンツの強みです。
カジュアルなテイストのワイドシルエットで、シックなスタイリング。これが格好よさそうです。

 

Ordinary fits – TW Easy Trousers
col : Black
size : 1 / 2
price : 25,300 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日祝)
月曜定休

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11月4日(月) 定休日