Progress Running Club.

Progress Running Club のプリントTシャツとサコシュが入荷しました。
ロンドンの市民ランナーのサークルから端を発したブランドですが、覚えているでしょうか?

 

● Progress Running Club
80年代から90年代のランニングカルチャーに影響を受けランニングを日課としていたメンバーが、コロナ禍にウェルネスライフスタイルを提唱することを目的にロンドンで立ち上げたランニングクラブです。
「前向きに前進して走り続けよう」という気持ちを込めて、世界中の何処に居ても同じTシャツを着て走り、辛いことも乗り越えようというメッセージが込められています。

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オフィシャルリリースの説明文ですが、”since 1998″ というプリントのTシャツがありますので、正確にはクラブそのものはその前からあって、グッズをつくりはじめたのがコロナ禍を機にしてということだと思います。

ファッションアパレルのブランドではなく、カルチャー系のブランドと言えるでしょう。古き善きインポートのカルチャー系アイテムといった様相ではありますが、ウェルネスカルチャーというのは今っぽい感じがしますね。

イギリス系で、ほどよくしっかり背景があって、しかしいい感じに意味が無いといいますか、、身に付けるこちら側としてはファッションとしてという立場ですから、好い意味でどうとでも捉えられるブランドさんだと思いました。

 

アパレル/ファッションというよりも、カルチャー/スポーツ という切り口で展開されていますので、生地が、クオリティが、ディテールが、ということではなく、より感性的な受け止め方が必要です。

Tシャツで言えば、バンドTシャツだったり、パブTシャツなどと近い感覚でしょうし、サコシュで言ったら、ノベルティグッズみたいな感覚でしょう。
ブランド名に意味はあるけど、ずっしり重たくなくて、けどなんとなくセンスの好さだけが漂う感じ。
最終的にはファッションではありますが、つまりはそういった類いのアイテムたちです。

 

ということで、プリントTシャツは、今季はカレッジ風デザインを選んできました。
本当に古着にありそうな感じですが、実際はあるかもしれませんが見つけるのは至難です。

Outline
カレッジTシャツのテイストでデザインされたプリントTシャツです。
生地はボディメーカーの量

産品が使われ、中厚地の一般的な天竺コットン生地です。
スタンダードフィットのベーシックなシルエットとなります。

 

ボディは量産ものが使用され、シルエットやサイジングは普通です。
今回は、LサイズとXLサイズの展開としました。

 

Lサイズで身幅が52センチ程度なので、ジャストと考えてもだいたいMサイズくらいのイメージでしょうか。
おそらくですが、未洗いなので洗濯縮みも生じると思いますから、LとXLですごくオーバーサイズで着ようぜ、というところまではいっていないと思います。

 

Progress Running Club – “College” Tee Shirt
col : Grey / Navy / Green
size : L / XL
price : 6,380 in tax

 

つづいてサコシュ。
あえてのイージーな感じ、軽い感じがかえってポップです。

Outline
ロゴデザインのサコシュ。
生地はポリエステル素材のリップストップ。
アクティブなシーンでの使用も想定され、非常に軽量で、軽い撥水加工が施されたファブリックとなっています。
ごくシンプルなつくりとなっていますが、カラビナと内部吊りポケットが備わります。
コードの使い方によって、ポーチのスタイルでもご利用いただけます。

 

こちらもシリアスになり過ぎず、というところがポイントですので、そういったスタイルの際に使うバッグとして意外と重宝すると思います。
リラックスした格好、さらには、どうでもいい格好、 というのは実は生活においてかなり必要ですし、そういった時に身に着けるものというのは、意外とセンスの良し悪しが露骨に出てしまうために、実際にはとても難しかったりします。

 

名目としては、ランニングの時にも使えるということで、軽いつくり、弱撥水ですが水に強い生地を使用していますので、使うシーンによってはリアルに助かるのではないでしょうか。

 

Progress Running Club – PRC Sacoche
col : White / Black
price : 4,180 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日祝)
月曜定休

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6月24日(月) 定休日

FAUX – Graphic Tee.

フランスの FAUX のグラフィックTシャツが新たに入荷しました。

実は2年連続2度目の出場で、昨年は Atelier Amelot というブランド名でした。
今季、ブランド名が FAUX に変わったらしいですが、Atelier Amelot も現地では生きていますので、そのままのネームでも大丈夫です、という曖昧な状況らしいです。

 

● FAUX (Atelier Amelot)
2007年、フランス・パリのストリートカルチャーに精通していた Antoine Delomez が最初のブランド TH Gallery を立ち上げたのがブランドの始まり。コレットをはじめ有名セレクトショップで扱われ、需要が増えたことから 2010年にグラフィックチーム Atelier Amelot をスタート。ブランドのアイコンを取り入れたり、転用したりする彼らのスタイルはあらゆるシーンで受け入れられ、毎年 Levi’s やCONVERSE等のビッグブランドとコラボレーションをしています。

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ボディはバングラデシュ製の量産ボディが使用されていますが、実はこれは自分たちが手がけている製品だそうで、元々無地のカットソーやスウェットなどをつくって売っているブランド(メーカー)のようです。
そこにグラフィックチームが入り、このグラフィックTシャツの商品群がスタートしたのですが、おそらくそのラインのブランド名を今回の FAUX にしましょう、ということではないか、とインポーターさんが言っていました。
ローカルブランドならではの曖昧さ、どうかお許しいただきたいのですが、商品としてはグラフィックTシャツということで、分かりやすいものだと思います。

また、量産ボディとは言っても、オーガニックコットンを素材とする、”上等な量産ボディ” となっていて、詰まっていて厚みもあり、しっかりしたものになっています。
フランス国内流通用なので、規格はフランス人向けとなりますので、どうしても着丈が長めのかたちとなりますが、クラシックな欧米型、つまり、やたらとタイトで着丈が長いという、ひと昔前のシルエットとは違っています。
身頃にほどよくゆとりのある、現代向けにアップデートされたバランスのボディであることも、ヨーロッパのTシャツとしては貴重ではないかと思います。

 

ということで、あとはエスプリの効いたデザイン勝負。
デザインは企業ロゴのパロディから、スーベニアテイスト、あるいはオフィシャルものもあり、何でもアリの様相で、数あるデザインの中からピックアップしてきたわけですが、選ぶ基準としては、プリントの意味合いについてはほとんど考慮せず、デザインがナイスなもの、という1点だけにしています。

 

アメリカのヨットクラブ。実在するマリーナです。

 

ピストルのメーカー、Smith & Wesson、これはレジスターマークが付いているのでオフィシャルでしょう。

 

映画 『ノッティングヒルの恋人』 のパロディ。

 

マティス。どこまでオフィシャルなのか分かりません。
絵柄の上にブランド名が乗っていますが、このブランド名こそ、FAUX = 偽物、無礼、不作法、といった意味なので、おそらくエスプリなのでしょう。

 

デザインのテイストが、どことなくフランス的であることが魅力だと思っていますが、いかがでしょうか。
古着のように、プリントには何か意味があるんだろうけど自分には遠いからどうでもいいや、というスタンスで、これ格好いい、これ面白い、といった感じで選ぶのが一番かなと思います。
はるか遠い文化圏だからこそ、ほどよい何だかよく分からない感があって面白いのではないでしょうか。

 

FAUX – Graphic Tee
design : Afton Marina / Smith & Wesson / Camping Hill / Matisse
size : XS / S / M
price : 8,580 (税込)

 

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東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
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5月27日(月) 定休日

unfeigned – Basic T-Shirt.

スペインの新鋭ブランド、unfeigned のカットソーをご紹介します。
今季初登場のインポートブランドです。

 

●unfeigned
2019年スタート、スペインのメンズウェアブランドです。
高いクオリティとクリーンでモダンなデザインのプロダクトは、厳選された素材を使用し、スペイン・ポルトガルにおいてつくられています。
unfeigned のコレクションは、シャープなルックスでありながら、快適な着心地を提供するシティ・ギアによって構成されています。

 

トータルブランドではありますが、今季はこのTシャツのみの展開です。
他アイテムも気になるものはありましたが、元々ハイランクのブランドさんであるため、気軽にピックアップすることもできず、インポーターさんも強く推していたカットソーアイテムを取り扱うことにしました。

すべてニュアンスカラーであり、質感も色味も抜群に好い、しかも最近になってしっかりラインナップできていないジャストサイジングのベーシックなシルエットでもある、ということで、国内ブランドの高級カットソーと肩を並べるべく、インポートブランドの高級カットソーとして揃えてみました。

 

ヨーロッパのブランドにしてはフォルムが細長くないですし、日本のカットソー生地の雰囲気と違いがあって新鮮ですし、そして何より、なんとなく立ち昇るセンスの好さみたいなものを感じさせてくれるように思え、これはおすすめできるぞと感じました。

 

Outline
オーガニックコットンのシンプルなクルーネックTシャツです。
しっかりしたウエイト感と肉厚感、しっとりとした肌触り、美しい発色が特徴。
シルエットはタイト過ぎず、ルーズ過ぎずのスタンダードフィット、ジャストサイジングのバランスです。
サイドに小さなスリットが入り、身頃に僅かな前後差をつけてアクセントにしています。
トップスとして単体でも、ジャケットのインでもセンス好く映える大人のカットソーです。

 

Fog、ほのかにパープルのような赤味が感じられる、グレー調。何色とはっきり表現するのがなかなか難しいです。

 

Pearl Blue、明るくてくすみ感のあるアクアブルー。

 

Tidal Foam、明るくてくすみ感のある薄グリーン。

 

Blue Graphite、スティール系ネイビー。

 

どの色も言葉で伝えるのが難しいのですが、パステル調でありながらくすみ感があり、きれいなのに着やすい色、という印象です。
生地感やディテールもしっかりしていて、クオリティの面でも安心感があります。

 

オーガニックコットンならではのしっとりとした肌触り、ヨーロピアンなニュアンスカラー、実はなかなかないタイプの 『普通のTシャツ』 ではないかと思います。

また、フランスの parages などもそうですが、新しい世代のインポートブランドとして歓迎したい気持ちもあります。ここのところ意識して進めている、インポートアイテムのアップデートという面で、こういった今の感覚を持ったセンスの好いアイテムは貴重な存在であり、しっかりその好さをお伝えして、Fuzz の新しいレギュラーとして定着してもらえたらと考えています。

ということで、スペインの unfeigned、かなりいい感じです。
是非お手にとってみてください!

 

unfeigned – Basic T-Shirt
col : Fog / Pearl Blue / Tidal Foam / Blue Graphite
size : S / M / L
price : 14,300 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日祝)
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5月6日(月) 定休日

VESTI – 365 Over.

久しぶりの登場となります、イタリアの VESTI。
ちょうどいい感じのスウェットアイテムを見つけてきました!

 

VESTI は、カットソー、スウェットをメインプロダクトとするイタリアのブランドです。
生地メーカーを母体としていることもあり、量産型のアイテムを良心的なプライスで展開しています。素材がどう、編み立てがどう、といったウンチク型ではなく、スポーツ寄りのカジュアルウェアを気軽なプライスで、というスタンスのブランドです。
肩肘張らず、気さくなデイリーカジュアルで着るスウェットとしてセレクトしてみました。

 

Outline
コットン・ポリエステルのフレンチテリー地によるスウェットシャツ。
リングスパン(表面が滑らかで丈夫な糸)による度詰めのフレンチテリーは、表面のマットな光沢と厚さが抑えめながらもしっかりウエイトを感じられることが特徴です。テリー生地は裏パイルの生地ですがスウェットより薄地の生地となります。
クルーネックにドロップショルダーのオーバーサイジング型のシルエット。生地の落ち感が調子好く、ルーズなシルエットながらも上品に合わせていただけます。

 

意外とイタリアにもドロップショルダーでルーズなシルエットのスウェットがありました。
身構えるようなプライスでなくても、なんとなく生地の感じが好くて、色合いもやっぱりヨーロッパのブランドらしくて感度が好く、これは普通に使えるな、と思いました。

 

テリー生地というのは、少しだけ薄いスウェット地というようなもので、ややこしいですがテリーとしてはしっかりしているので、普通のスウェットとさほど違いはありません。

 

ドロップショルダーのパターンニングで、リラックスシルエット。はっきりルーズではありますが、極端なオーバーサイズではありません。もちろんサイズ選びによりますが。
あとは、サイズピッチが大きく、サイズの差がしっかりあります。

 

VESTI – Felpa 365 Over Giro Collo
col : Navy / Terra Cotta
size : S / M / L
price : 11,000 in tax

 

同じ生地でかぶりのパーカもご用意しました。生地とボディの型はクルーネックと共通です。
こちらは薄色系を選んでいますので、春のアウターとうまくレイヤードして使っていただけたらとイメージしています。

 

ちょっと青味のある薄いセメントグレーと、乳白色のクリーム、どちらもきれいな発色で、もちろん単体でもいい感じでいけると思います。

モデル名の “365 over” というのは、365日以上着たくなるほどの着心地、という意味です。
comm.arch. や alvana のこだわりスウェットとはまた違ったノリの、気楽なデイリーウェアとして街着からワンマイルウェア、アウトドア、ルームウェアまで、気安くガンガン着ていこう、というスウェットです。

 

VESTI – Felpa 365 Over Cappuccio
col : Crema / Grigio Cool
size : S / M / L
price : 13,200 in tax

 

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■2月の営業時間
平日(火-金) 14:00 – 21:00
土曜        13:00 – 21:00
日/祝日      13:00 – 20:00
月曜定休

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三栄ビル4F

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2月19日(月) 定休日