HARROW TOWN STORES – Stand Collar Coverall.

HARROW TOWN STORES のリネンジャケット、今年も入荷しました。
スタンドカラーのショート丈、シャツジャケットという感じで使いやすいアイテムです。

 

身幅はややゆったりできていて、丈はジャケットとしては短め、いわゆるボックスシルエットということになりますが、なかなか着やすいバランスです。

このゆったり感が古着のような無造作な感じで、そういう雰囲気を自然とまとっているのがこのブランドの特徴だと思います。
洗いこんで乾燥機使って縮みすぎてしまったカバーオール、と見れば見れなくもないです。

 

リネン100%の、生地は薄め。シャツ地と変わらない薄さです。
シャツ地と変わらない薄さでジャケットというのがポイントで、しっかり暑くなってからも、日除けや冷房の寒気除けのためにパッと羽織れる、そして脱げる、というやはりシャツとは実際に違った感覚で、ジャケットならではの便利のよさがあります。

 

初夏にはブロードやタイプライターなどのシャツの上から羽織り、梅雨から真夏にかけてはカットソーの上から羽織りと、なかなか便利な羽織ものです。
実際僕も昨年手に入れており、やはり夏場、クーラーしっかりの Fuzz店内でよく着たなという感想です。冷房に弱い体質ですと、いくら真夏のギンギンであっても、屋内の強い冷房を考えると無邪気に半袖のTシャツだけで外出することがはばかられることでしょう。

 

HARROW TOWN STORES – Stand Collar Coverall
col : Beige / Dk.Moss / Black
size : 44 / 46
price : 25,000 (+tax)

 

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お伝えするのが遅くなってしまったのですが、Le Laboureur のジャケットについてご報告です。年が明けてからしばらくの間、ラブルールのジャケットの問い合わせが多くあったのですが、その時に、3月頃には入るであろうとお答えしていました。
ですが、結局、3月には届かず、いつになるか分からないという返答をずいぶん遅くなってからいただき、今シーズンはキャンセルという運びとなりました。
何やらユーチューバーに取り上げられたとかで広まったようで、一時、集中して問い合わせをいただきました。

このような状況ですから、入荷が遅れたり、ダメになったりは多少ありますが、それでも今期に関してはさほど大きな影響は出ていないようです。時期的に生産までは影響が少なく、海外のものですと、運ぶ段でスムーズに行かないということが多々あるようです。

日本もそうですが、ヨーロッパも縫製工場は都市部にはそれほど無いということもあって、意外と動いているようです。SAINT JAMES はマスクをつくっているそうで、マスクをつくりながら、自社の製品もつくれているようです。
James Lock は在宅ワークになっているということで、連絡はつくのですが、生産が止まっているために話は進められず。春夏は完全に時間切れになり、秋冬の発注もまだ通っていない状態です。
イタリアやスペインなどはさらに厳しそうですね。北米も厳しいようで、一部では秋冬向けのオーダーを受けられないというメーカーも出てきたとか。

国内はほとんど影響は無さそうですが、Fuzz がお付き合いしているブランドさんですと、生地が海外のものだったりすることも多いので、その辺で多少何かあるかもしれません。
SOUTIENCOL はさすがで、Slip On は生地と工場の手配を済ませているそうです。

今、メーカーさんたちは、秋冬の発注をまとめて、資材や工場の手配をしているところでしょう。早いところはそれも終わり、来年の春夏商品の企画を始めているところもあるはずです。

いやいや、計算できないことだらけですから、どこも大変だ。どんな業界も、今後の予測を立てることがね、難しくなってしまいましたから。

 

HARROW TOWN STORES – Wallabee.

HARROW TOWN STORES のワラビーが入荷しました。
昨年の好評を受けて2年連続での登場。今シーズンはブラックとダークブラウンの2色でご用意しました。

 

『カジュアルで気軽に使える革靴』 群に入るかと思います、ワラビーシューズ。気取りなく、普段着にスニーカーと同じような感覚で取り入れられることが魅力です。

スニーカーと違うのは、革靴であること、つまりスポーティーにならないこと。やはりコーディネイトの都合上、足元がレザーシューズの方が好ましいという場面は多々あるかと思います。
スニーカーは違うが、端正な革靴までは不要、しかし、(Fuzz的都合上では)アメリカンなワークブーツは選択肢に挙がらず、というところで出番がくるのかと思います。

 

生産はイタリアの Punto Pigro 製、つまりイタリア製となります。
レザーはソフトで、ライニングはヒールのみ、ゆえに履き感はかなり柔らかく、アウトソールのクレープの柔らかさと相まって、たいへんやさしい履き心地です。
この履き心地の柔らかさも、革靴的なハード感が遠く感じるゆえんになっていると思います。

 

昨年はブラックのみの扱いとなり、シューレースがベージュでしたが、今年の分は同色です。レザーのレースとなっています。
シューレースに関しては、柔軟に変えて楽しむのもおすすめです。

 

HARROW TOWN STORES – Wallabee
col : Black / Dk.Brown
size : 40 / 41 / 42 / 43
price : 24,000 (+tax)

 

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Belle の販売チームが頑張っており、かなり見映えのする状態になってきました。
まだまだ小規模ではありますが、Belle のエッセンスは既に充分に発揮できていると思います。ああ、こういう店なんだ、というのが分かる段階になってきていますので、お時間ありましたらのぞいていただき、みなさんの周囲のマダムやマドモワゼルにプッシュをお願いいたします!

 

New Arrivals.

秋冬新作入荷も本格化してきました。
まずは HARROW TOWN STORES のコートからご紹介します。

 

厚手コットンのオーバーサイズのコートです。
がばっとかなり大きいサイズで、イマドキのオーバーサイズかと思いきや、着てみるとやはりHTS らしい独特のニュアンスを備え、何か一般とは違う、50年代とか40年代とかの薫りがほんのりと漂っているような、不思議な雰囲気を備えています。

だいぶオーバーなバランスですが、計算し尽してか、偶然なのか、これがえもいわれぬ格好よさを感じさせてくれます。

 

生地はコットンダック。厚地のしっかりしたものですが、製品染めによる染色なので、見た目ほどのごわつきはなく、腰はありつつも柔らかさがあります。

 

デザインそのものはオーソドックスということもあり、なかなかマネキンの写真で伝わりにくいですが、かなり大きいサイズをがさっと着る感じになります。
好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、他にはない独自の魅力のあるコートですので、嫌い以外の人には是非試していただきたいです。

 

HARROW TOWN STORES – Cotton Over Coat
col : Coconut Brown / Black
size : 44 / 46
price : 36,000 (+tax)

 

BASISBROEK の新作コート。
こちらもならではの独特な世界観をもったブランドですので、他にない感じとなっています。

 

一見するとオーソドックスなきれいなステンカラーコートですが、ドロップショルダーで、かなりボリュームのあるシルエットです。ゆったりオーバーサイズですが、上品なバランスで仕上げられ、さほどのアクの強さは感じません。

 

ボタンが少なく、襟まわりも実は独特。袖口にドローコードが仕込んであったりと、実際はカジュアルなコートであることが分かります。

 

生地も凝っていて、細糸の高密織りでナチュラルな光沢があり、かつ天然素材ならではのしなやかさを備えたグッドファブリックです。

クラシックでエレガントな雰囲気、でも着てみると気軽なカジュアル感でとっつきやすい、という感じのコートです。いい具合に遊びがあり、オーソドックスなコートではつまらないかな、という方々におすすめです。

 

BASISBROEK – Espeler
col : Khaki / Black Brown
size : 2 / 3
price : 30,000 (+tax)

 

ブランド定番のパンツ、Bravo。
今シーズンはウール系のきれいめファブリックです。

 

股上が深くお尻が落ちて、膝下からキュッと細くなっているという独特なシルエットが特徴です。
生地感と相まって、なんとなくモードな雰囲気。

 

ウエストはゴムとコードのベルトレスです。完全にイージーパンツの仕様で、楽ちんであることも魅力です。

 

生地は厚手のウールではなく、普通の厚さなので、真冬だけという感じではなく、広いシーズンで使っていただけます。

BASISBROEK – Bravo
col : Black / Black Check
size : 3
price : 18,000 (+tax)

 

最後は FUJITO の Half Zip Shirt。
生地を変えてここ数シーズンたてつづけに登場していますが、今季はコーデュロイとなります。その手があったか、という感じです。

 

一応シャツとしてつくられたモデルですが、中厚のコーデュロイを使うと、ゆったりシルエットと相まって、かぶりのジャケットのような様相を呈します。
なので、シャツの上から着たり、タートルネックのカットソーと合わせたり、着合わせの幅はかなり広がるのではないかと思います。

 

無造作とも思えるボックスシルエットは、極端にオーバーサイズというわけではなく、『微妙に大きい』 くらいの設定です。80年代頃のシャツのように、アームホールもゆるめにつくられています。

着てみると、すごく品のあるスモック、というような印象も受けました。

 

FUJITO – Half Zip Shirt
col : Brown / Navy
size : 1 / 2
price : 26,000 (+tax)