Charpentier de Vaisseau – Pants, Knit.

Charpentier de Vaisseau の新作ニット、パンツが入荷しています。
まずは定番素材としてのハイゲージニット、今季はタールネック型をセレクトしております。

 

メリノウールのハイゲージニットは、それだけで高級品の部類に入ります。
細番手の柔らかな毛糸を細かいゲージで編みたてるため、サラサラとストレスのない肌触りが大きな特徴です。シャルパンティエのハイゲージニットは、非常になめらかで、発色も美しいです。ということは、素材が上質である、ということをシンプルに表しています。

ジャンルとして最高峰の John Smedley にはかなわないですが、かなりのレベルであることは確かです。プライス面を考え、普段着としての用途を考えると、とてもいい着地点になっていると思います。

 

クルーネックのタイプより、ほんのわずかにゆったりしていて着丈が長いです。
単体で着てもよし、当然ジャケットのインでも映えます。

 

Charpentier de Vaisseau – Turtle Neck Knit
col : Grey / Cognac / Black
size : 2
price : 16,000 (+tax)

 

こちらはコットンツイルのイージーパンツ、ブラックです。
パンツとしてはなんてことないものかもしれませんが、生地が惚れぼれするほどいいものが使われています。

 

イタリアンファブリックということですが、綾目がはっきりしていてよく詰まった感じ、天然素材の上品な光沢、さすが生地どころの上ものといった風体です。
感覚的な雰囲気としても、やはりインポートならではのものがあり、国産カジュアルのフィールドではほとんど見ることができないレベルではないかと思います。

 

ウエストがゴム+ドローコード、太いけど太すぎないという中途半端な太さで、ゆるいテーパードシルエット。
上品なインポートファブリックを使って、力の抜けたようなイージーパンツをつくるというのは、まさにシャルパンティエの真骨頂みたいなところでしょう。こういう意外性が着こなしそのものに何とも言えない魅力をもたらしてくれると思うのです。

Charpentier de Vaisseau – Cotton Easy Pants
col : Black
size : 2
price : 22,000 (+tax)

 

New Arrivals.

SOUTIENCOL より、秋冬らしい起毛コットンシャツの入荷です。

いくつかあるいかにも SOUTIENCOL らしい部分のうちの一つ、こういう感じのシャツ。Fuzz としてもとても好きな部分であります。ブランドのずっと変わらない根底のところゆえに、このいつもの感じに深い安心感を覚えます。

今回も canclini のイタリア製ファブリックとなります。

 

IVY LEAGUE のかたちで、ソフトな質感で極上の肌触りです。

 

SOUTIENCOL – IVY LEAGUE *canclini
col : Charcoal Check
size : 1 / 2 / 3
price : 19,000 (+tax)

 

San Francisco で、モスグリーンベースのチェック。こちらは起毛感が控えめで、生地厚もほどほどです。

 

SOUTIENCOL – San Francisco *canclini
col : Moss Green Check
size : 1 / 2 / 3
price : 19,000 (+tax)

 

覚えているでしょうか?イタリアのカジュアルトラウザーのブランド Yan Simmon が今年も入荷しました。
イタリアンフィット、細身スリム型のコットントラウザーとなります。

 

昨年は柄の生地でしたが、今年はコットンのミニヘリンボーンです。
ややしっかりめのウエイト感で、やはりストレッチが利いています。

 

サイズに対してウエストは大きめですが、これは股上が浅い分です。パキッ、キュッ、っとタイトに美しく穿くタイプのパンツです。

 

Yan Simmon – Trouser
col : Grey / Brown
size : 44 / 46 / 48 / 50
price : 19,000 (+tax)

 

こちらもイタリアのトラウザーメーカーが手がけるブランド、Riccardo Metha。
Yan Simmon よりトラッドなパンツを得意とするファクトリーですが、今季新型の One Tuck Carrott はなかなかカジュアルな風体です。

 

股上を深め、尻と腿まわりをかなりゆったりさせて、裾はかなり絞られています。丈はやや短めの設定で、多少ふっくらした独特なシルエットになります。
ブラックのウール素材と相まって、太くてもきれいにコーディネイトしていただけます。

生地はウールの面(つら)をしていますが、素材としてはポリエステルがメインとなり、さらにレーヨンを加えています。
上品な面と、耐久性のある性質を兼ね備えたファブリックとなっています。

Riccardo Metha – One Tuck Carrott
col : Black
size : 44 / 46 / 48
price : 18,000 (+tax)

 

Universal Works.

Universal Works の新入荷です。
今季の Universal Works はやや重めのウェアのセレクトになりましたので、ご案内が遅くなりました。まずはコートとジャケットを1型ずつ、ご紹介します。

 

Naval Coat は、ルーズシルエットのステンカラーコートです。
Tech Indigo と名付けられた独特の質感のギャバジン生地が使われ、トラッドをベースとしながらも、カジュアルで気持ちよく着られる絶妙なバランスで仕立てられています。

 

ラグランスリーブ、比翼、総裏二重仕立て、基本的なステンカラーコートの仕様で、シルエットがやや大ぶり。極端なオーバーサイズではありませんが、全体的にゆったりした感じがありますので、インには厚手のジャケットも問題なく着れます。
もちろん、中に厚着をしなくても、ゆったり感をしっかり出して着られて調子いいバランスです。

 

生地はコットン63、ポリエステル37、Tech Indigo と名付けられたギャバジンです。
表面は化繊らしい光沢、しなやかで自然な皺の入る天然素材らしい質感、という独特の生地で、耐久性の高いファブリックということです。

 

定番的なアイテムがベースになっていることもあってか、どんな風にでも着れる懐の深さが感じられ、あらゆるスタイルにマッチさせることができることが最大の魅力ではないかと思います。
細身シルエットのコーディネイト、ルーズシルエットのコーディネイト、きれいめ、ラフ、本当にどこにでも自然と溶けこみ、さらにそれぞれ格好いいです。

パキッとしたステンカラーコートもいいですが、幅広く着合わせができて、しかも今の気分沿った雰囲気で着れるこのバランスのステンカラーコートはとても価値があると思います。

 

Universal Works – Naval Coat
col : Navy
size : XS / S / M
price : 55,000 (+tax)

 

こちらもルーズシルエット、短丈のブルゾンとなります。
Rose Bowl Jacket と名付けられた8ウェールのコーデュロイによる80年代風情のおもしろいジャケットです。

 

肩を落としたボックスシルエットは、着てみると絶妙な丸みがあり、非常にバランスのよいシルエットで着ていただけるものとなっています。
ちょっと前に、そのちょっと前のシルエットだからダサい、とされていたものをベースにして、多少バランスを整え、今はまた格好いい、というふうになったものです。

フロントはダブルジップ、ポケットがしっかりあって、総裏二重仕立て。しっかり重厚感のあるウエイト感です。裏地は胴部がやわらかなフランネルになっていて温かく、袖は滑りの好い生地です。

 

ゆるっとラフに羽織って格好いい短丈のブルゾンは、やはり海外のものが一枚上手なのかもしれません。何がどうとはっきり言えないのですが、感覚的に 『いいな』 と思わせてくれる絶妙さがあるように思います。

 

Universal Works – Rose Bowl Jacket
col : Navy
size : S / M / L
price : 32,000 (+tax)

 

TUFFA – Side Gore Boots.

TUFFA のサイドゴアブーツが入荷しました。
クロッグと同様、昨年の好評を受けて継続ということになりますが、こちらはカラーも昨年と同じダークブラウン(かなり暗い)です。

 

乗馬の関係者のためのワークシューズをつくるブランドですので、すっきりしたかたちではありますが、カテゴリーとしてはワークシューズであり、つまりは道具であります。
ですから、クロッグもそうですが、脱いだり穿いたりしやすく、かつ動きやすいということが、エレガントより先にくるということになるでしょう。

 

だからといって割り切ってぼってりと丸々しいフォルムということでないのは、乗馬の世界、しかもイギリスの、というところの矜持ではないかと勘ぐっています。
すっきりしたフォルムに反して、こころなしかヒール部分がやや大きく、くるぶしまわりの締め付けは緩いように思えますので、やはり穿きやすさと脱ぎやすさを考慮しているのかもしれません。

 

アウトソールは簡易なラバー製で、底付けはセメント製法です。コストの面が大きいと思いますが、ステッチの縫い目から水の浸入を防ぐためにも、ワークシューズとしてはセメント圧着が向いているのだと思います。

Blundstone のようなぼってりしたブーツではなく、正統派ルーツのサイドゴアブーツを簡易にしたようなものなので、またまったく違った感覚で使っていただくことになるでしょう。
気兼ねないカジュアルなスタイルにひょいっと入れられるイギリスのブーツ、くらいの感覚で楽しめるはずです。

 

TUFFA – Side Gore Boots
col : Dk.Brown
size : 40 / 41 / 42 / 43
price : 19,000 (+tax)