comm. arch. – Wo Co Herringbone Jacket, Pants.

comm. arch. より新作入荷です。
コットン・ウール素材でヘリンボーン織り、クラシックな雰囲気のファブリックによる、ジャケットとパンツが届きました。単体でも格好いいし、セットアップもいけます。

 

comm. arch. では珍しいと感じるかもしれません、テーラード型のジャケットです。
ややルーズ、ややオーバー、今の感覚で着られるシルエットになっており、そうであればなおさらですが、テーラードジャケットと言えどもカジュアルな着こなしになるということで、ポケットの付け方や切羽も飾りボタンも付けない袖の仕様など、より気さくな雰囲気で着られる味付けとなっています。

 

生地はコットンとウールが半々くらいの割合で、表面にコットンが、裏面にウールが多く出てくるような織り方となっていて、ルックスとして毛羽立ちやボリュームの面でのウール感が薄まるようになっています。これは真冬以外にも着やすい雰囲気に、という配慮です。

 

ラペルも概ね普通な感じで、大きかったり上を向いていたりもせず、気安い雰囲気です。
裏面はウール感が増しているために、袖裏のみキュプラの裏地が付く仕様となっています。

171cm が3を着ています。はっきりルーズな感じがあり、袖は少し余ってしまいますが、やはり2よりはこちらかなと思いました。同じくらいの身長でも、痩せている場合には2の方が適していることが多いかもしれません。(僕は痩せていませんので、、)

comm. arch. – Wo Co Herringbone Jacket
col : Dk.Clouds / Deep Forest
size : 2 / 3 / 4
price : 37,400 (税込)

 

共生地のパンツです。こちらはコーデュロイで出ているモデルと仕様、シルエットが同じです。股下だけ少しだけこちらの方が長かったです。

 

アウトプリーツの1タック、腰から尻、股まわりにゆとりをしっかりとって、裾に向かってテーパードを利かせた comm.arch. 定番のシルエットです。

後にゴムが入っていて、さらにサイドにアジャスタータブが付いていますので、ベルトレスでも穿ける仕様になっています。ベルト有りでもいけます。

クラシックな雰囲気のファブリックですが、シルエットを含めたデザインはカジュアルですので、堅い雰囲気にはなりません。

 

comm. arch. – Wo Co Herringbone Trousers
col : Dk.Clouds / Deep Forest
size : 2 / 3 / 4
price : 25,300 (税込)

 

セットアップもかなりバランス好く着られますのでおすすめですが、オーソドックスで雰囲気の好いファブリックなので、ジャケットも、パンツも、単体使いで幅広く使えるように思います。
いずれにしても、秋冬ならではの服の魅力が満ち溢れております。。

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
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月曜定休

New Arrivals.

ARAN のウールスラックスが新たに届きました。
ブランドとしては定番ですが、Fuzz では初めての展開となります。

 

ブランド定番のウールトラウザー。
インプリーツの2タック、クラシックなディテールを備えた本格仕様です。

タックによって腰まわりに適度なボリューム感を備え、裾に向けてテーパードを描きます。スラックスとしては股上もやや深く、膝下の絞り込みは緩めです。
シャープなビジネスカジュアル的雰囲気とは対極の、どこか風格を感じるクラシックなドレス仕様が逆にカジュアルな雰囲気を生み出し、ミリタリーやワーク、モードなど、幅広いニュアンスでのコーディネイトを可能にしています。
ファブリックはウール100%の高密度ギャバジン。中厚地で3シーズン使える上質な生地となります。
腿裏地付きです。

 

分かりやすいスリムなラインというものではなく、英国由来の古典的な雰囲気のあるトラウザーです。
古典であるがゆえ凛とした雰囲気があり、古典であるがゆえ懐が深い、と思います。
少し雰囲気の硬いツイードジャケットに合わせてもいいし、スニーカーに古着のジャージでもグッときます。そういう意味での懐の深さです。

 

spring court のスニーカーを履いて、タートルネックを着て、フレンチワークジャケットを羽織って、、、昔からこっそり標榜している、スラックスのフレンチ風味使いにもうってつけだと思います。

我らが SANDERS の革靴を履いて、ミリタリーテイストのジャケットを羽織るのもよさそうだし、パキッとボタンダウンシャツを着て、スニーカーで外して、という着方もいいかもしれないなぁと、妄想が膨らむばかりです。
そして何より、この微妙な色合いがまたいいですね。

 

ARAN – 2P Trouser – Brown Beige
col : Brown Beige
size : 2 / 3 / 4
price : 27,500 (税込)

 

HAVERSACK Attire の新作は、プルオーバーのウールカシミヤのシャツです。
独特なデザイン、独特なニュアンス、しっかり格好いい。

 

ウールカシミヤ素材のスタンドカラー・プルオーバーシャツ。
前立ては変型の比翼仕立て、胸ポケットは縫い目が表に現れない中縫いとなり、上品な雰囲気になるようデザインされています。
バックギャザーで背面にボリューム感を備え、少々肩を落としてゆったり着ていただくシルエットです。裾にはコードが仕込まれ、ブルゾンのようなフォルムにアレンジして着ることもできます。
生地はウールカシミヤの高密度エターミン。上からアウターを羽織れるよう、さほどの厚みは無く、しなやかでほのかに光沢感のある上質な生地となります。

アイテムカテゴリにおさまりきらないような、自由なデザインですが、上質な生地を使い、しっかりしたディテールワークを駆使し、やはり素晴らしい完成度だと言えるでしょう。
着心地も軽いし、着た感じも上品で、かつその辺に転がっていないような特別感もあるように思います。

シンプルなベーシックアイテムと、感性に訴えかけるデザインのあるアイテムとの振り幅。行ったり来たりして、組み合わせて、自分なりの編集を楽しみましょう!

 

HAVERSACK Attire – Wool Cashmere PO Shirt
col : Navy
size : M / L
price : 26,400 (税込)

 

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New Arrivals.

alvana より新作入荷です。
Daily Crew Neck Tee、タンギスコットンのスウェットが入荷しました。

 

オリジナルのジャガードミニ裏毛によるクルーネックスウェットシャツです。
『4シーズン裏毛』 と銘打ったライトウェイトのスウェット生地は、タンギス綿を素材として、国内でも希少な編み機を用いて柔らかく編み立てられています。幅広い季節で着用できるよう、さほど厚みを出さず、ロングTシャツの延長のような気軽な感覚で着られることを狙っています。

シルエットはルーズで品の好いリラックスシルエットとなっています。
ほどよい抜け感と、ストレスのない着心地、そしてタンギス綿ならではの長持ちする丈夫さが備わり、大人の身近なデイリーウェアとして考えられています。

 

分厚かったり、ふわふわだったりのスウェットではなく、わずかに薄め、軽めというくらい。でもループバックなので、普通のカットソーよりはしっかり厚みが出て、やはりスウェットはスウェットです。

 

ネックは狭め、身まわりは緩め、というのが alvana の基本シルエットです。
171cm が2のサイズを着て、適度なルーズ感です。しっかり緩く、オーバーサイズで着たいという意向で3を着るのもありでしょう。

ロンT もそうですが、スウェットを含めたカットソーアイテムは、さりげなく品があるというのが重要かと思います。質感とシルエットが気が利いていて、着ていて自然に見えながらも、なんとなくセンスの好さが伝わってくる、というところを目指したいですね。
alvana のカットソーは、そういうニュアンスがうまく現れると思いますので、是非お試しになってみてください。

 

alvana – Daily Crew Neck Tee
col : Natural Grey
size : 2 / 3 / 4
price : 17,600 (税込)

 

もう一つ、Comm.arch. より、ニットカットソーが入荷しています。
ブランドさんとしては定番モデルという位置づけですが、Fuzz では初登場となります。

 

Super 120’s、スーパーエクストラファインメリノ、すなわち、すごく細かい繊維で紡いだ超細番手の糸による、スーパーハイゲージのニット。これをセーターではなく、肌に直接着るインナーウェアとしてつくりましたというものです。
クルーネックとタートルネックをそれぞれ、Red Bean というあずき色で一択でご用意しました。

 

Super 120’s、スーパーエクストラファインメリノによるウールカットソーです。
超極細繊維のみで紡がれた超極細番手梳毛糸で編み上げたハイゲージニットカットソー。直接肌に着ることを前提としたインナーウェアとなります。
繊細な肌触りですが、生地としては華奢なものではなく、適度な地厚があり、強度についても心配はありません。

ウールは水分を生地(糸)の中に滞留させずに蒸発させやすいという特徴があり、尚且つコットンに負けない極上の肌触りを実現するという特別なニットジャージー生地です。
シルエットはルーズでもタイトでもなく、スタンダードなフィットの標準的なものとなります。
※洗濯機での水洗いが可能(ネットにいれて弱流水で)です。その際、洗濯縮みが生じるため、縮率を考慮した少し大きいサイズ設定での仕上がりとなっています。一般的な洗濯で、おおよそワンサイズ分の縮みが想定されています。

肌に直接着るものはコットンでなくて大丈夫?という向きもあるかと思いますが、それはケースバイケースです。汗をかいた時に、あまり汗を吸わない状態で乾かすのがウールのインナーで、汗を吸ってなかなか乾かず、匂いなども含めて不快ということが避けられます。

ウールニット地はコットン生地より物理的な隙間が多いですから、乾きやすく、汚れも滞留しにくいのですし、そもそも水分を吸いにくいのです。
ならばウールの方がいいではないかと思うかもしれませんが、肌に直に触れる生地としては、コットン繊維の方が柔らかいゆえに、肌当たりの面でコットン有利というわけです。

ということで、肌触りの面さえクリアすれば、ウールのカットソーはとても有用で、何より保温性能に大きな違いがありますので、特に冬場は大いにありがたい存在になるのです。

 

comm. arch. – Super120’s Merino Crew Neck PO
col : Red Beans
size : 2 / 3 / 4
price : 15,400 (税込)

 

同じ素材、かたち、色、ネック違いです。
タートルネックとしてくしゅっとさせて着てもいいですし、ロールしても、どちらでもいいと思います。

 

ハイゲージだし、カットソーということで、すごく薄地というわけではありません。けっこうしっかりしています。なので、この下に下着を着て、普通のハイゲージニットという感覚で使うというのもアリです。
そうなると、セーターの感覚になりますので、それほど洗う必要もないでしょう。一般のセーターの感覚で、ドライクリーニングやウール用の洗剤を使った手洗いなどで対応すると、普通の洗濯機での水洗いほどは縮みませんので、中に一枚着るとなるとそれでちょうど好いという具合です。

 

いずれにしても、ウールの上品な光沢があり、見え方には違いはありません。
この暗いあずき色が品が好く、最近増えてきたブラックのジャケットやパンツと合わせていくと、とてもよく映えると思います。

 

comm. arch. – Super120’s Merino High Neck PO
col : Red Beans
size : 2 / 3 / 4
price : 15,400 (税込)

 

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Yarmo のダスターコートが入荷しました。
昨年も発注はあったのですが、生産遅れがあって入荷が無かったため、久しぶりの登場となりました。

 

ダスターコートとは、名前が表す通り 『埃除けのコート』 ということで、ワークコートの仲間です。言ったらエプロンのような目的で、身体を着ている服ごとすっぽり覆って、塵や埃から身を守るというもの。アトリエコートなどと遠からずなのだと思います。

そんなダスターコートを、信頼できるしっかりしたファブリックを用いて、ファッションアイテムとしてアレンジしたものがこのコートです。
ヨーロピアンの伝統的なワークウェアの体裁をとりながら、実はシルエットや雰囲気は絶妙にイマドキで、非常に着やすくて使いやすいと、数シーズン来、高い評価を得ています。
Yarmo では、何年か前に登場して以来、定番モデルとして定着して、毎シーズン違ったファブリックで展開されています。

 

今シーズンは、既にドライバーズジャケットで登場している Brisbane Moss の厚地ツイルです。
先日もお話ししていますが、どっしりしていてほんのりと起毛感があり、本当にいい生地です。

 

身まわりがはっきりとルーズになっており、ドロップショルダー、ハーフコート丈、肩の傾斜が少し急になっていて、着てみると後襟が切り立って、なんとなく丸みのあるシルエットをつくるのがいい感じなのです。

 

コットンの一重(一枚)仕立てということで、丸洗いも問題ありません。ガシガシ着こんで、エイジングした時には、また別の味わいがあると思います。イマドキでありつつも、そういう路線に入ればそういう魅力が浮き上がってくるところが、Yarmo アイテムの素晴らしいところではないでしょうか。是非、自由な解釈で自分なりに着こなしていただけたらと思います。

 

Yarmo – Duster Coat
col : Khaki
size : 38 / 40 / 42
price : 29,700 (税込)

 

Universal Works. からは新作パンツが入荷しています。
まずは初めてとなるスウェットパンツです。

 

けっこうボリューム感のあるルーズシルエットで、スウェットパンツとしては珍しいのかもしれません。股上がかなり深く、腰まわり、尻、股まわりがかなりルーズになっていて、サルエルなどのように、あえて少し股をもたつかせて穿くような感じです。

 

生地は裏毛(裏パイル編み)の中厚スウェット地。質感としては、柔らかい伸縮系です。

開脚しやすい股合わせのパターンになっていて、動きやすさを確保。それはやっぱり楽ちんパンツの最前列です。

 

通常32インチの僕でも 30のサイズを穿いており、全然余裕です。
おまえ痩せたのかと思うかもしれませんが、全然そんなことはありません。むしろ基準となるリーバイスの32は、ファウルぎりぎり、ようやく穿けるという具合です。

 

Universal Works – K Track Pant *Dry Handle Loopback
col : Deep Blue / Forest Green
size : 28 / 30 / 32 / 34
price : 16,500 (税込)

 

そしてもう一型、こちらも初登場モデルとなります、MW Deck Pant というウール系パンツです。

 

ミリタリーワークで、セーラーパンツ。シンプルですが、実はヨーロッパ的薫りが濃いのがこういったタイプのアイテムです。
デザインやカラーがシンプルな分だけ、微妙なニュアンスが滲みやすいということでしょう。

 

厳密にセーラーパンツと言えば、ストレートシルエットが一般的なのかもしれませんが、そこはアレンジが利いてテーパード型になっており、さらにウエストがゴムとコードでベルトレスで穿くイージーパンツ仕様になっています。

ファブリックは、クラシックなウールサージの態で、この表情質感がマリンを連想させるために大切なポイントです。
ファブリックネームは Wool Twill となっていますので、厳密にはサージではなくツイル、そして、ポリエステルとウールの半々混紡の生地となっており、分からないレベルのアレンジが入っています。

 

ポリエステルが入っていますが、生地はしっかり上質です。綾目がきっちり立ち、よく詰まった織りで、厚地まではいかずとも、どっしりとした質感です。
ウール100%の方がよりクラシカルであるかもしれませんが、ポリエステルによって生地そのもののタフさが増し、反して軽くなり、ハンドリングも容易になります。特にパンツにおいては、コットンでもウールでも、ポリエステルが絡んでくるのは、僕としては意外と好意的です。

 

裾をつまんでダーツをとって絞っています。Universal Works 得意のディテールです。

 

こちらは32のサイズを穿いてみました。
中くらいの太さで、ゆったりとテーパードがかかっているという具合です。

腿裏の裏地は付いていませんので、シーズン初めはウールがチクチクしますが、穿きはじめるとほどなく慣れてしまいます。敏感肌の方はご注意ください。

 

Universal Works – MW Deck Pant *Wool Twill
col : Navy
size : 30 / 32 / 34
price : 24,200 (税込)

 

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東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
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Open 13:00 – 21:00 (平日・土) / 13:00 – 20:00 (日・祝)
月曜定休