今シーズンより新たにお取り扱いとなります、POSTALCO。
バッグ3型が入荷しましたのでご紹介します。
● POSTALCO (ポスタルコ)
NY のブルックリンでスタートして、現在は東京を拠点にしています。毎日使う物を先入見なしに観察して、そこにモノ作りの契機とヒントとインスピレーションを見つけています。ロゴが伝書鳩なのは、もともと手紙でのやり取り、コミュニケーションにインスパイアされたからです。
そもそも革製の書類入れから始まり、衣類、レインウェア、ペン、キーホルダー、バッグなど他のアイテムにも、独自の考え方を応用していきました。東京を拠点にして20年以上が経ちましたが、日々の暮らしに日本のものづくりの技術を活かせる途を見つけ出すこともポスタルコのテーマです。
性別、年齢、国籍を問わずに愛されるそのプロダクトは、永く使われることを想定して作られていて、生活することを軽くみないで、そこにこそ驚きや、発見のよろこび、Fun (たのしさ)をみつけようとする姿勢につらぬかれています。
そのデザインの特徴は、Understatement(控えめ)でありながら、Utility(実用性)にすぐれていて、どこかしら Warmth(ぬくもり)があります。
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デザイナーはアメリカ人、奥さまが日本人ということで、現在は日本に在住しています。
奥様のためにハンドクラフトでファイルケースだったか何かを作ってあげたら、これが本人にも周囲にも好評で、というのがブランド創設の由来ということです。
プロダクトを見ると、この最初の感覚は今でも貫かれていて、アイディアとセンスを駆使して、楽しくモノづくりをしているなということが伝わってきます。
特にバッグや小物類などについて、かなり前から気になる存在だったのですが、この度ブランドさんの方からお声がかかり、お取り扱いに至った次第です。
半年前に展示会に伺ってブランドの全体像に触れ、また営業さんから丁寧なお話をお聞きして、POSTALCO の本質的な魅力が理解できたように感じました。
遠くから見ていただけでは分かりませんでしたが、思っていた以上に強い世界観や哲学のようなものを持ったブランドなので、Fuzz の全体にも少なからぬ影響を及ぼすことと思います。
デザイン、クラフト、アーキテクチュア、ナチュラル、スタイル、クリエイティブ、、
POSTALCO のアイテムからは不思議といろいろなキーワードが浮かんできて、なんとなく関わりたい、身に付けてみたいと思わされてしまいます。
非常にしっかりした信念のもとにモノづくりが為されていますので、もちろん品々はしっかりしていて、またその分プライスもしっかりしているのですが、意図もセンスもすんなりと伝わってくるために説得力が違います。
また、独自の哲学や世界観を強く持っていると、年齢性別スタイル層、いろいろなカテゴリ、相性など、ほとんど関係ない話になると思います。感性さえ合えば、どんな人のどんな格好にも馴染み、心地好く使っていけるのではないかと思います。
今回、3型のバッグをセレクトしました。
POSTALCO のバッグは、『ブリッジバッグ』 という考え方のもとでデザインされています。
デザイナー本人が橋が好きで、橋の構造をバッグに取り入れることを思い付いたということです。
橋について
『なぜだかわからないのですが、橋が好きで、橋の写真を何年にもわたって撮っていました。橋を見てそれぞれのちがいに気づくだけで、シアワセな気分になれるのです。
橋はその重量で壊れないように、できるだけ軽量につくられています。これが他の建造物にはあまりない、橋の正直さです。軽くて丈夫なバッグを作って、構造を隠さないようにしました。』
『エッフェル塔をつくったエッフェルは、橋梁のスペシャリスト。 世界一高い塔を建てるのに、橋をつくる技術を転用しました。まさに横のものを縦にする発想のシフトです。 ポスタルコも、橋の構造が「重さを分散させている」ことに着目して、その強度とバランスの取り方をバッグに応用。構造を隠し立てしない軽量なバッグを作りました。一枚のファブリックは薄く見えますが、内部に吊り橋の形に沿ってストラップを張り、耐久性を強化しています。』
なかなか珍しいアプローチかと思いますが、説得力を感じるし、なんだか格好いいぜ、とも思います。
構造的な利点もそうですが、デザインとして、ルックス的にもいい効果があるように感じます。
つづいては素材です。
これも今回選んだ3モデル共通で、『バンブーコットンワックスクロス』 という竹繊維とコットンの混紡糸によるワックスドの生地が使われています。
■バンブーコットンについて
『ポスタルコオリジナルのバンブーワックスクロスは、耐久性と撥水性にすぐれています。エコロジカルな竹繊維は独特の肌ざわりで、表面はわずかに光沢があります。わたしたちは、この素材をポスタルコのバッグのために日本で開発しました。天然繊維ですが、軽い上に天候条件に左右されません。ワックス処理をしてあるので、ちょっとした雨ならご心配なく。』
■どうして、竹なのか?
『竹は草の一種ですが、スーパーパワーの持ち主です。地球上で成長がもっとも早い植物で、ユニークなチューブ構造によって重力に抗います。成長しながら、炭素をすばやく吸収します。竹は頑丈で、とても強く、それだけに繊維として織ることがむずかしいのです。でも、そのエコロジカルな繊維をなんとかバッグの素材にできないものかと考えました。』
ということで、ここまでが前置きで、以下、バッグ3モデルです。
全部しっかり隅々まで触れてしまうとまた長くなり過ぎてしまうので、さらに詳しくは店頭か、オンラインショップの商品ページをご覧になってみてください。
後日、必要に応じてですが、時間と在庫がある時にご案内できたらと思います。
POSTALCO – Three Pack BW
col : Black
price : 128,700 in tax
Outline
容量充分の中型サイズ、24リットルのバックパックです。
生地はバンブーコットン・ワックスクロスが使用され、軽量で頑丈、高い撥水性を備えたファブリックとなります。
ハーネスとハンドル部分にはレザーが使われ、手馴染みの好さ、安心感、高級感、重厚感を高めています。
3室に分かれた構造で、それぞれしっかりした容量を確保し、ノートパソコンから細々したものまで、分類して収納することが可能です。
背側にはクッション材入りのパソコンスリーブが備わり、MacPro 14/15/16インチの収納が可能。前側の2室は上下に独立しており、上部には内装ポケットが備わります。
また、メインの3室とは別に、ファスナー付きの小さなポケットが外側の上部に備えられています。
POSTALCO – Flat Pack BW
col : Black
price : 72,600 in tax
Outline
ややコンパクトサイズ、17リットル容量のバックパックです。
生地はバンブーコットン・ワックスクロスが使用され、軽量で頑丈、高い撥水性を備えたファブリックとなります。
ハーネスとハンドル部分にはレザーが使われ、手馴染みの好さ、安心感、高級感、重厚感を高めています。
内部の背側に緩衝材付きのパソコンスリーブが備わり、スマホ、ペン、ペットボトルのようなイメージで内装ポケットが装備されています。
ノートパソコンは MacPro 14/15/16インチが入る設計になっています。
また、外側には背側にファスナー付きのポケットが備えられています。ここにはスマホや財布などが収納可能です。
POSTALCO – Travel Bag BW
col : Black
price : 62,700 in tax
Outline
やや大ぶりサイズのトートバッグ。
生地はバンブーコットン・ワックスクロスが使用され、軽量で頑丈、高い撥水性を備えたファブリックとなります。
ハンドル部分と底面の一部にはレザーが使われ、手馴染みの好さ、安心感、高級感、重厚感を高めています。大きいサイズのノートパソコンが入り、1泊程度の旅行にも対応できそうな大きさですが、普段使いで大き過ぎるという印象にもならないサイズ感です。
内部両面にポケットが備わり、機能的に使っていただけます。
ということで、最後にインスピレーション。
POSTALCO の魅力、充分伝わったでしょうか?
Fuzz を利用していただいているみなさんにおすすめです!
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■2月の営業時間
平日(火-金) 14:00 – 21:00
土曜 13:00 – 21:00
日/祝日 13:00 – 20:00
月曜定休
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2月26日(月) 定休日