インド発、謎の革靴ブランド Milton Keynes のレザーシューズが新たに入荷しました。
Fuzz では昨シーズンに初めて登場したグッドイヤーのベーシックな革靴ですが、今季は少し違ったデザインで、でもやっぱりベーシックの枠内の “リアルに使える革靴” としておすすめしたいと思っています。
今シーズンはプレーントゥでブラック、ブラウン、Ｕチップでブラックというラインナップです。
プレーントゥはどことなく英軍オフィサーシューズを、Ｕチップはパラブーツの某有名モデルを、それぞれ彷彿とさせ、わたくしの考えるこのブランドの立ち位置である、『コーディネイトで役立つ革靴』 という観点に沿って、気軽に、でもけっこう役立つ革靴として活躍してくれるのではないかと思っています。
プライスがプライスですから（すべて税抜22,000円）、革質などはどうしてもそれなりではあります。本格派をお求めの場合には SANDERS を変わらずにおすすめしていきたいと思っていて、Milton Keynes については、コーディネイトでちょうどよい革靴を気兼ねなく使いたい、というニーズに向けています。
本格的な革靴を、しっかりした着こなしと共に履きこなすということとは別に、デイリーなカジュアルスタイルの中で、ぶつけたとか擦ったとか気にしないで気軽に履ける革靴、着こなし的にここはスニーカーでなく革靴かな、という時の革靴、といったようなイメージです。
そしてそれがセメント圧着の靴でなく、グッドイヤー製法でつくられているということで、やはりルックス的に重厚感が出るというのも大きなポイントになっていますし、ここをもってして、大人でも履けるぜ、ということになると思っています。
気張らない革靴を揃えておきたい大人のみなさん、そして、前途有望な若手のみなさんには、グッドイヤーの革靴の入門編ということで、おすすめしたいと思います。
Ｕチップのモデル。たまに見かけるハトメ無しのアイレットでさっぱりしています。
最近ではこのスタイルのＵチップシューズがいろいろなブランドから出てきていますが、家元であるパラブーツのものと比べると、トゥ部分から甲にかけて、高さがそこまではなくて、フィット感はこちらの方が日本人向けになっていると思います。
アウトソールはこちらで指定できるのですが、ここはズバリでリッジウェイ型にしました。グリップがしっかりしていて穿きやすいソールです。
ワイズはそれなりに広くて、土踏まずの部分のシェイプも少なく、いわゆるヨーロッパの本格革靴勢のようなシャープさはありませんので、基本的にシビアな締めつけで履く感じにはなりません。
この点もデイリーな日常靴としてのお気楽革靴としておすすめできる由縁です。
Milton Keynes – U Tip Shoes
col : Black
size : 40 / 41 / 42 / 43
price : 24,200 (税込)
プレーントゥは、ハトメの存在感がそれなりにあって、軍靴感がほのかに漂います。丸みのあるフォルムと相まって、シンプルだけどドレス靴の感が希薄で、カジュアルづかいがしやすい雰囲気になっていると思います。
軍パンやワークパンツと合わせて、ガシガシ履くイメージが湧くと思いますが、いかがでしょうか。
SANRDES のミリタリーコレクションにも通じる部分ですが、やはりドレスシューズとも違い、ワーク系シューズとも違い、ファッション系のデザインシューズとも違う、クラシックな路線という部分に魅力を感じ、また安心感を感じるのだと思います。
Milton Keynes – Plain Toe Shoes
col : Black / Dk.Brown
size : 40 / 41 / 42 / 43
price : 24,200 (税込)
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Fuzz
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