Glacon – Round Collar Polo Shirt.

夏の定番、Glacon のラウンドカラーポロが今年も入荷しました。
Fuzz では長らくおなじみとなっております、フランスの雄 Glacon による、シンプルながらもちょっと特別な鹿の子ポロシャツです。

 

ブランク(白)、マリン(紺)、ノワール(黒)、今季も定番的な3色をしっかりご用意しました。
商品説明については、過去の記事から編集して再掲しましょう。

(現状、過去の記事が失われていますが、文章と画像ファイルは別々で手元に残っています。時間ができたら少しずつ再現していこうと思っています。)

 

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グラソンのポロシャツのポイントは、『丸襟でかわいいね』 ということではありません。
大きく言えばシャツの方法論でつくられた鹿の子ポロシャツでありまして、元々テニスをルーツとするスポーツアイテムであることから、シャツと違って襟がペタッと平面的であることが特徴であるところを、あえてシャツの方に引き寄せたという性質のものです。

誤解を恐れずに言ってしまうと、鹿の子生地を使ったプルオーバーのシャツと言えましょう。
でもまあ生地は編地だし、着た時のバランス感はやっぱりポロシャツだから、シャツとポロシャツのハーフというような位置づけでどうでしょうか。

台襟の付いたラウンドカラーというのは、女性のブラウスのようではまったく無くて、むしろトラディショナルです。かわいく着るのではなく、格好よく着るということになります。

 

ポロシャツとしては袖もやや長めで、アームホールはシャツと同程度の広さがあり、袖口に向かって細くなっています。スポーティーなポロシャツとはこの部分もかなり違うポイントです。

 

そういうことですから、ワンポイントのごくシンプルなルックスではありながらも、実は着てみるとたたずまいが異なり、まただからこそ、もうカラーは白、紺、黒と、基本的かつ普遍的な色を堂々と着ればいいのかなと思います。

性質としてはコンサバではありながらも、フランスのものらしいニュアンスと品の好さがあり、服好きが気持ちよく着られるポロシャツになっていると思います。

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昨年のブログの文章ですが、言いたいことは洩れなく書かれていました。
毎年同じ商品を同じスタンスで販売しているということは、なかなかすごいことです。移ろいゆくことそのものがファッションと言えるわけで、移ろわないものというのはクラシックです。

クラシックだけでは少し堅苦しい、ファッションだけでは少し軽々しい、両者を自分なりのバランスで混ぜ合わせることこそが “スタイル” に対する Fuzz 的なスタンスであります。
しっかり好みを反映して、いろいろな要素をミックスするのが楽しく、またその結果として個性というものが生まれるのだと思います。ですからシンプルやベーシックが直ちに没個性であるということもありませんし、その逆もしかりです。

いやいや、そんなに深く考えることはないのですが、ワンポイントの鹿の子ポロシャツでも、いや、だからこそなのか、一歩深く踏み込めば、話はどんどん膨らんでいくもので面白いです。

 

Glacon – Round Collar Polo Shirt
col : White / Navy / Black
size : 3 / 4 / 5
price : 15,950 (税込)

 

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Family : FENEST Belle