SWOLE PANDA – Bamboo Scarf.

初登場となります、イギリスの服飾雑貨のブランド、SWOLE PANDA のバンブー素材のスカーフが入荷しました。

寒くなりきる前、ウールのモコモコ、ホカホカまでは必要ないという、ちょうど今のような時期から使っていけるマフラー的スカーフです。

 

● SWOLE PANDA
イギリスの服飾雑貨のブランドです。
創始者のオリバーとジェームスは、大学で代替資源と持続可能性について学んだ後、可能な限り最高品質で長持ちする最も持続可能なアクセサリーを製造することを目的として Swole Pandaを立ち上げました。
高品質で環境に配慮した素材を使うことを使命としてブランドは運営されています。

 

成長がとても早い竹はサステナブルな素材として注目されており、繊維としては抗菌性や放湿性などに優れるという、肌に直接触れる生地にとってプラスの特性を持ちます。
こういった竹を原料とする生地を使ったり、再生素材を使ったり、エコ、サステナブルといったキーワードをブランドの根幹に置いて運営している、とても現代的な意識を持ったブランドです。

 

Outline
竹繊維を素材として再構築されたバンブーレーヨンの生地のスカーフです。
竹は抗菌物質を含み、放湿生が高いなどの特性を持ちます。
しなやかな生地感で、表面もスムースな肌触りとなり、ウールのスカーフやマフラーとはまた違った魅力を備えます。

 

起毛感もありますので、マフラーといっても差し支えないと思いますが、欧米的な呼び方ではマフラーもスカーフに含まれてしまいますので、そこは厳しく分ける必要はないと思います。
バンブー特有のてろっとした感じがあり、生地が厚くないのでボリューム感はさほどでもありません。

まだ冬の手前、でも朝晩はけっこう寒くて、という今の時期、もう一枚着るか、アウターを厚くするか、というより、このくらいのスカーフを巻けば済んでしまうケースもあるかと思います。
ウールのように熱がこもってホカホカすることはありませんので、どちらかというと風除けという感じで、プラス、もちろんお洒落のため、というアイテムです。
もちろん、敏感肌の人にはすごくおすすめで、チクチクが苦手な人は真冬も手放せなくなるのではないかと思います。

いきなり出てきた謎ブランド、意識高い系で、かなりポップなセンスなのですが、あえてトラッドな色柄だけをピックアップしました。
スマートな印象で、けっこう使い勝手いいと思うのですが、いかがでしょう。

 

SWOLE PANDA – Bamboo Scarf
col : Grey Herringbone / Black Dot
size : 180cm*30cm
price : 7,480 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
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11月13日(月) 定休日

comm. arch. – Padded Soutien Collar Coat.

comm. arch. の新作コートが入荷しました。
ナイロンで中わた、シンプルだけどすごいコートです。

 

ありそうでなかなかない、無くはないけれど、選択肢は少ないアイテム。
軽くて、暖かくて、着やすくて、洒落ている、この要素を相互に矛盾なく、完璧に全て揃えるのはとても難しいことですが、かなりいいところまで行っているアウターではないかと思います。

 

Outline
ナイロンシェル、中わた仕様のステンカラーコートです。
表地は、太番手のナイロンフィラメント糸による高密織りの液流染色生地。厚みのあるしっかりした生地で、ナイロンならではの生地の強さ、軽さに加えて、液流染色によって表面のナイロンならではの強い光沢を抑え、マットでしっとりした光沢に仕上げたアウター向けファブリックとなります。
シルエットは、やや肩を落としてゆったり感のあるフィットに膝上丈。わずかなオーバーサイジングといったバランスのハーフコートです。
デザイン、ディテールはあえてシンプルにして、トラッドすぎず、カジュアル過ぎず、ニュートラルなテイストに着地しています。これによって、きれいめなスタイルから、ミリタリーパンツやワークパンツなどとのカジュアルな着合わせまで幅広くこなす懐の深さを備え、さまざまな解釈でコーディネイトしていただけます。
軽くてしっかり暖かく、着心地や着こなし面も万全。comm.arch. らしい万能コートとなっています。

 

品があって高級感のあるナイロンのシェルですが、液流染色によって、キラキラ光ることはなく、しっとりほんのりと光沢しています。
やはりまず第一に、comm.arch. のアイテムには素材が間違いないという信頼があります。

 

主張を抑え目にして、強いテイストを持たせないことで、幅広いスタイル層が、幅広い着こなしで使えるコートになっていると思います。
ゆったりしたシルエットゆえにジャケットの上から羽織れてしまいますので、仕事でもテーラードジャケットの上からいけそう、シルエットのバランスはカジュアルだし、堅い印象になるディテールもないから軍パンと合わせてもよさそう、といった具合です。

いろいろそぎ落としての極シンプルデザインは、つくり手としては勇気が要ることだと思いますが、しっかりした素材で、的を得たシルエットならば、結果的には普遍的なアイテムに近づいていくということなのでしょう。

 

やっぱりスッと着られるし、何を着ていてもおかしくならないし、そして着ているとホカホカしてくるし、、なんかズルいなとさえ思わせてしまうコートです。

 

comm. arch. – Padded Soutien Collar Coat
col : Blue Hole / Blackout
size : 2 / 3 / 4
price : 63,800 in tax

 

■再入荷しました

comm.arch. のコーデュロイパンツ、Blue BlackBurnt Nut、共に size 4 が再入荷しました。

 

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11月13日(月) 定休日

New Arrivals.

BRENA のウールのジャケットが新たに入荷しました。
フランスのトゥルニエのウールファブリックを使った極上の一着。

 

Outline
フランスのハンティングジャケットをモチーフにしたウールジャケットです。
生地はフランスのテキスタイルメーカー Tournier の上質なウールメルトンを使用しています。
目が細かく美しい生地面を持ち、さほどのウエイト、肉厚感のないメルトン生地となります。
肩を落とし、全体にゆったり感を持たせたシルエットで、ざっくりと羽織るような印象です。クラシックでもあり、今っぽくもあり、上品なファブリックと相まって独特のニュアンスが滲みます。
襟裏、袖口裏にコーデュロイの充て布、チンストラップ、フロントはダブルジップとボタン留めの風除け、外側に3つのポケット、内側に大きめのポケット2つ、総裏二重仕立て。
上質なフランス製ファブリック、クラシックなデザインとしっかりしたディテールワーク、そして現代的なシルエット。トラッド過ぎないしっかり感と、着やすいカジュアル感のバランスも絶妙です。

 

たいへんに上品なフランス製ファブリックに加え、たいへんに丁寧なディテールワークが目を惹きます。フランス絡みのプロダクトということで、クラシックな系統でも独特の洒落感が宿るのは気のせいでしょうか。

シンプルなタートルネックなどと合わせて、キャスケットやベレー帽、ちょっとパチンとくるようなカラーのスカーフやマフラーを加えてみたり。
ワイドストレートのウールスラックスや、もっさりしたコーデュロイパンツなど、クラシック感のあるボトムと合わせると、さらにグッとくる気がします。

 

お洒落な野暮ったさがとてもクールな魅惑のジャケット。わたくしにはそんな風に映ります。

 

BRENA – Gardi *Tournier Melton
col : Black
size : 44 / 46 / 48
price : 61,600 in tax

 

もういっちょう、今度は FUJITO のアウターです。
こちらも別ベクトルのヤバさを感じるではありませんか。

 

Outline
エアフォースのジャケットをモチーフにした中わたブルゾン。
シェルはしっかりした地厚の撥水ナイロン生地、中わたはポリエステルの高機能素材、リブ部分はコットン素材となります。
肩をわずかに落として、身まわりもゆったり気味、全体に丸みのあるシルエットも特徴的です。
シンプルなデザインながら、丈感、ゆったり感、中わたの分量など、細心の注意を払ってバランスを取っています。軽い着心地と高い保温性という実用性を備えながら、FUJITO ならではのニュアンスもしっかり備わったジャケットです。

 

Fuzz の歴史上、この文脈はこれまでほとんど無かったのですが、時代は移り、ファッションは変化し、これがなんとも格好よく感じる今日この頃。
こういったフライトジャケットが巷で流行しているのかというのは分かりませんが、FUJITO 的には気分なようで、ブランドのルックなどを見ていても、なんとなく今な感じはするし、ブランドの世界観の中でしっくりきている感じもすごくします。

 

ディテール的にはシンプルなので、肝はバランスということになるのでしょう。
丈感、ゆったり感、中わたのボリューム感、このバランスをいかに取るかということで、試行錯誤の末、最終的な着地をみたということです。
昔流行った感じとは違ったニュアンスが滲みながら、今の感性ですんなり羽織れる雰囲気に仕上がっていると思います。

洒落ているというのはもちろんですが、加えて実際に着やすいし、着ていて楽だし、なんか着てしまえばどうにでもなってしまいそうだし、という魅力もあるように思えます。

FUJITO さんのインスタグラムでデザイナー本人が解説していますので、よろしければご覧になってみてください。

https://www.instagram.com/p/CzVvnxVPeBy/

FUJITO オフィシャルのインスタで、リールでいろいろなアイテムの解説をしていて、このモデル以外もたくさんあります。のんびり、ゆるゆるで語る動画のシリーズで、いくつか見るうち藤戸さんの人柄も伝わるかと思います。

 

FUJITO – Flight Jacket
col : Navy
size : 2 / 3
price : 52,800 in tax

 

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11月13日(月) 定休日

John Tulloch – Knit Vest.

イギリスの老舗ニットメーカー、John Tulloch のニットベストが今年もやってきました。
ここ数年継続している、クルーネックのポケットとスリット付きシェットランドニットベスト、です!

 

Outline
ミドルゲージのクルーネックベスト。シェットランドウールを素材とした中厚のホールガーメント(シームレス仕様)ニットとなります。
クルーネック、胸ポケット、サイドスリット、身まわりのゆとりを余分に取ったボックスシルエット。タイトに着るベストではなく、カジュアルな着こなしに向けたニットベストとなります。

 

グレー、ネイビー、ブラック。
今年はセメントチョイス(ガチガチの選択)となりまして、かえって珍しいと思います。
定番あっての差し色、堅実あっての奇抜ですから、時々はベーシックなカラーをしっかり積まなくてはいけません。
とにかく、コーディネイトで使いやすく、着ていて安心感のある3カラーをご用意しました。

 

Flannel Grey、中濃度、普通のグレー。

 

Concord、やや暗め、普通のネイビー。

 

Black、普通のブラック。

 

わずかに立ち上がるコンパクトなクルーネック、リブの仕様でないアームホール、わずかに深めのサイドスリット。肩は小さく身頃はタイトという、これまで当たり前とされていたニットベストのスタイルとはかなり異なります。
肩も少し大きめに取られ、身まわりも適度な余裕が持てるような設定。そして、サイドスリットが入っていても着丈が長いということはなく、ここはニットベストの着丈になっていて、イマドキのシルエットというのもまた違う感じです。

 

このバランスがけっこう調子が好く、店頭でも好評です。
ぴっちりとタイトに着る気分でもなく、かといってあまりルーズ過ぎると上から羽織るアウターに影響を与えますので、絶妙な着地点になっているようです。

 

John Tulloch – Crew Neck Vest
col : Flannel Grey / Concord / Black
size : M / L
price : 18,150

 


 

(ムダ話)

つい先日の話、妻となんてことない会話をしている最中です。わたくし、調子よく喋っていて、いつものように固有名詞が出てこない。ここ(喉のあたり)まで出てきているのに、『ほら何だっけ、ほらあれ』 を繰り返すこと山のごとし。
そしてアップアップしながらとうとう出てきたのが、『すがしかこ』。そうそう、これだ、やっと出てきた。
しかし待てよ、何か違う気もするぞということで、さらに思い出そうとすると、このワンステップが役立ってすんなり出てきました、答えは 『橋田 壽賀子』 です。

なんと、スガシカオが出張ってきて間違えたのです。
これに気がついた時、まあ火が点いたように笑いました。一回確信したし、けっこうそれっぽいし。なんだよスガシカコって。
これを我が家では 『スガシカオ混入事件』 と名付け、後世に語り継いでいくことになったのでした…

 

秋の夏が終わりまして、ようやく晩秋を迎えられそうです。
この週末くらいからグッと気温が下がるようなので、さらに業務にまい進したいと思います!

 

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