BRENA – ENVE 02.

BRENA の名作モデル enve02 が入荷しました。
今季も昨年と同様、Fuzz別注として、デニムウエポンの生地でご用意しています。

 

Outline
カバーオールジャケット。
フレンチワークのカバーオールをベースに、襟に立体感と存在感を持たせ、センターベントを加えるなど、テーラードジャケットの要素を加え、よりエレガントに着られる雰囲気で仕上げられています。
独特のパターンニングによるシルエットも秀逸で、微かに肩を落とし、ほどよくゆったりしながら、曲線的なラインの美しさと男らしい堅さが同居します。
生地はウエストポイントデニム。ワークルーツの粗いデニムではなく、繊細かつ上品なインディゴデニムの生地です。太い番手の糸ではなく、細糸の双糸使いとなるため、厚さは出ずにしっかりした生地感になっています。
未洗いの状態となり、水洗いによって若干の縮みが生じます。

 

デザインやシルエット、サイズ感等、基幹部分の変更はありません。
昨年と違う点としては、襟裏、内ポケットの素材がブラックのヘリンボーン生地になっているというくらいです。

カバーオールにテーラードジャケットのディテールを加えて、ほどよくシャキッとさせ、ちょっと品よく合わせていけるという感じ。身まわりはややゆったりしているのですが、袖筒がすっきりしていますので、シルエットとしてはスマートな印象になります。
それでもカバーオール型ですから、キリッとしすぎることもなく、着こなしの幅はかなり広いと思います。

 

171cm、46 を着て、ほどよいゆとりがあってちょうどいいです。同じくらいの身長でも、もう少し細身の方でしたら44で普通に着られるはずです。

 

こちら、4年前から着ている私物です。毎年、ちょうど今の時期くらいから、急にたくさん着るようになる気がします。さほどの厚みがないですから、まだ暑さが残る9月10月にはちょうどいいウエイトで、Tシャツの上からでも簡単に羽織ってしまえて、なおかつしっかりジャケット感があるのが具合がいいのだと思います。

しばらくは日中暑く、朝晩が涼しいという気候ですから、こういうジャケットと、モックネックのTシャツやリネンシャツなどと合わせて使うとちょうどいいのではないでしょうか。

インディゴなので、何度か洗濯していくと青さが出てきます。僕はジャケットやパンツはあまり洗濯をしない方なのですが、それでも4年も着ればそれなりの回数にはなっていると思います。
質感としても、だいぶ柔らかくなっています。

 

深く考えずに荒っぽく着ても問題ないですし、また、着こんでヤレてきたら、今度は古着のように逆にタイドアップやタートルネックのハイゲージニットなど、きれいなアイテムと合わせたり。
合わせやすさ、使いやすさが魅力ですが、では無個性の優等生かというとそんなことはない、というお気に入りのジャケットです。

みなさまも是非お試しになってみてください!

BRENA – ENVE 02 *WP Denim
col : Indigo
size : 44 / 46 / 48
price : 39,600 (税込)

 

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ひと雨ごとに涼しくなるという時期に入りましたが、連休に雨続きというのは閉口しますね。
ここへきて最低気温がグッと落ちてきたので、着る服を選ぶのが難しくなってきましたが、難しいと思うと同時に、新しい服が欲しくなってくるから困ったものです。

服好き、お洒落好きこそ何度も叫ぶはめになる、『着る服がない!』
これだけ持っているのに、あれだけ買っているはずなのに、なぜ?どうして??
これは世界の七不思議に数えられていて、現在まで、誰も科学的に解明できていないのですが、みなさんはご存知だったでしょうか。
そういうことですから、諦める他ありません。着る服がないなら、服屋に行くしかないではありませんか。

よいもの揃えて、お待ちしております。

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00 – 21:00 (平日・土) / 13:00 – 20:00 (日・祝)
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9月26日(月) 定休日
10月3日(月) 定休日

HAVERSACK – Stand Collar Work Jacket.

HAVERSACK の新作ジャケットが入荷しました。
シャツジャケット的、コットン・リネンコーデュロイ、スタンドカラー。

 

Outline
コットン・リネンのコーデュロイ、スタンドカラーのシャツ型ジャケットです。
スタンドカラー、ダブルのような深い前打ち合わせ、シャツカフ、裾のラウンドカット、背面脇のダーツ。
やや肩を落としたルーズフィットで、ダーツによって背面に若干のふくらみを持たせた独特のシルエットとなります。
ファブリックはコットン50、リネン50の綿麻コーデュロイ。仕上げに水洗いをかけて、素材感の特性を生かした風合いで仕上げています。コットンの特性による繊細な起毛感、リネンの特性による微かな光沢とランダムに残るシワ感が特徴です。
リラックス感のある雰囲気と、素材の風合いを含めたデザインの面白さが魅力のジャケットです。

 

 

 

HAVERSACK のテイストの本質である、モダン、ヴィンテージ、そしてリラックス。やはりしっかりと感じます。独特なラインを描くシルエットの美しさ、クラシックな素材使い、珍しいディテールワーク、、すべては着こなしで映えるための要素であり、着た時の格好よさを導き出すために為されたものです。つまり、ディテールありきではなく、着映えありき。そこがツール系アイテムや本格クラシックアイテムとの違いであり、我々はその違いを楽しみます。

違うもの同士をミックスして、自分なりの編集をすることで、お洒落の楽しさが倍増し、また結果として個性が滲み出てくるのだと思います。

 

HAVERSACK のルックなどでは、けっこう濃いアイテムと合わせて重ねてという感じですが、シンプルに着て充分に格好よさを感じられるジャケットだと思います。なんだかさりげない妙味がたくさんある気がするので、シンプルコーディネイトの方がそれらが映えるような気がします。

季節が進めばタートルネックをインにして、さらにこの上から羽織りをしても恰好よさそう。そしてやっぱりシルクのスカーフなども合いそう。
シンプルなコーディネイトと言っても、どんなボトムと合わせるかで印象は大きく違ってくるので、その人なりの個性は出てくると思いますし、なりのニュアンスを滲ませて着られるのではないでしょうか。

 

HAVERSACK – Stand Collar Work Jacket
col : Black
size : M / L
price : 31,900 (税込)

 

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9月26日(月) 定休日
10月3日(月) 定休日

The Skilled Workers – Cap, Casquette.

The Skilled Workers より、新作の帽子が届きました。
秋冬シーズン向け、コーデュロイのキャップとキャスケットです。

 

The Skilled Workers は町田に工房を構えるクラシック系統の帽子ブランドです。Fuzz では毎度シンプルなデザインの、ファッションに溶け込みやすい生地が使われているアイテムをセレクトしています。

アプローチとしては、スポーツ系でもストリート系でもなく、職人系とでも言いましょう。メーカーとしてのメインプロダクトは、ビスポークでもつくれるパナマハットやフェルトハットであり、”Skilled Workers” のレーベルはカジュアルラインという位置付けです。

 

定番のベースボールキャップは、コーディロイ生地で3色、ブラック、ネイビー、ブラウン。やや太畝の、秋冬らしい素材となっています。

 

6パネルの構造で、前部分の裏側に布地の芯地が貼ってあります。カチッと硬いクラウンではなく、前側だけ多少生地の腰を強くしたというものです。
一方でツバの部分には、今回は硬い芯材を入れています。春夏のリネンの時には縁取りにワイヤーを入れて、あえてツバをソフトにしていましたが、今季は硬くなりました。要するに、普通のキャップのツバです。

 

やや深め(高め)といえるクラウンがフォルムとしての特徴でしょう。この高さやツバの長さのバランスなど、ブランドによってさまざまであり、好みや相性があるかと思います。

 

後側にレザーの調整ベルトが装備されています。

 

The Skilled Workers – Corduroy BB Cap
col : Black / Navy / Brown
size : Free
price : 8,580 (税込)

 

同じ素材でキャスケット。こちらもベースになる型は継続になります。
ちょっとボリューム感のあるハンチング、あるいは、ボリューム最低限のキャスケット、という感じで、おさまりが好いです。

 

こちらは裏地の付く仕様となり、裏地用の薄地コットン地が使われています。

 

前にもお話ししていますが、Fuzz で長年展開している James Lock のキャスケットでは、少しボリュームが大きすぎる、という方々にはちょうどいいと思います。

 

The Skilled Workers – Corduroy Casquette
col : Black
size : L / LL
price : 9,680 (税込)

 

バシッとキメるためのパーツとして、あるいは、なんとなくシンプルすぎるかなと感じた時、またあるいは髪の毛をセットするのが面倒だったり、時間がなかったりする時、などなど、持っていれば活躍する機会はけっこうあるのが帽子だと思います。

 

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9月19日(月/祝) 定休日
9月26日(月) 定休日

Hawkwood Mercantile.

久しぶりの登場となります、イギリスの Hawkwood Mercantile、新作が届きました。
今回は僕の方で勝手にオリーブ縛りで発注し、”OLIVE COLLECTION” などと銘打っていこうと考えました。このオリーブカラーのアイテムが、とてもホークウッドらしく、ならではの魅力を伝えると思います。3モデル、すべて Fuzz 初登場となります!

 

● Hawkwood Mercantile
デザイナーの Richard Illingworth は大学でテキスタイルデザインを学んだ後、フリーランスとしてラルフローレンをはじめ様々なブランドのテキスタイルデザインを手掛け、2016年にヴィンテージのミリタリーウェアとアウトドアウェアをベースにした自身のブランドをスタートしました。
イギリス国内では高品質な製品を小ロットでつくることが難しいため、インドに自社工場を設け、熟練したテーラーを招き、イギリスの生地と付属品を持ち込んで全て手作業でつくられています。

 

フロントの大きなフラップポケットが特徴の OPPO。

 

Outline
コットンヘリンボーンのミリタリーテイストのシャツ。サイドにハンドウォーマーポケットが備えられているため、シャツジャケットとしても解釈できるモデルとなります。
生地は20年くらい前のストック生地が使用され、シャツとしてはかなり厚地の部類に入りますが、詰まった重さのない生地となります。かつてアメリカ軍で使われていたような雰囲気の、ドライな質感で明るめのカーキグリーンのヘリンボーン生地となっています。
前をオープンでシャツジャケットとして着ても、タックインでミリタリーシャツのように着てもいい感じです。(タックインの際はサイドポケットの袋で若干もたつきが出ます)

 

171 cm、Sを着用。
ちょうどいいサイズですが、けっこう洗濯縮みが起こりそうな生地ですので、実際に購入するならMサイズを選ぶと思います。

 

タックインも格好いいなと思いますが、脇腹のあたり、サイドのポケットの袋が内側でちょっともたつきます。しかしあまり細かいことを言ってはダメな雰囲気が、ホークウッドにはあるような気がします。

 

Hawkwood Mercantile – Oppo *HBT
col : Khaki
size : S / M / L
price : 23,980 (税込)

 

新しく出てきたモデルの Skipper。

 

Outline
コットンサテン地によるカバーオール型ジャケット。ミリタリーテイストとアウトドアテイストが融合したような、Hawkwood ならでのデザインです。
生地は20~30年前のデッドストックが使われ、しっかり頑丈な中厚のコットン生地となります。80年代から90年代のヨーロッパのミリタリーウェアにあった懐かしい雰囲気のサテン織り生地となっています。

 

このモデル、サンプル提案は薄手の生地で、ちょっとシャツジャケット的な感じがあったのですが、発注に際して、もう少し重たいコットンでつくっていただけないかとリクエストして出来たものです。

ブランドのデザイナーさんは、もともとテキスタイルデザイナーの時期が長かった人なので、生地調達の背景をたくさん持っています

。そこで、リクエストは 『しっかりしたコットン地で、オリーブカラーのいい感じのもの』 というおおまかな伝え方であとはお任せしました。

それで上がってきたのがこの生地で、90年代頃の軍用のジャケットやパンツにあったような雰囲気のサテン地でした。どうやら実際に90年代から00年代頃のストックの生地ということです。

それで、すみません、ここから注意点です。
古いストック生地を使用しているため、ちょっとした汚れや強い折れ目の痕などが見られます。
ブランド的には、え?問題ないでしょ?という感覚らしいのですが、わたくしとしては、注意書きは必要と判断しました。しかしながら、風合いの魅力を得るため、古い生地を使っているからという理解を得つつ、商品としては問題なし、という判断です。
ということなので、ご購入をお考えの際には、この点に予めご理解をお願い致します。

 

ホークウッドならではの、ポケッティングが素晴らしく、細かいディテールを丁寧に詰め込んでいます。

 

Mサイズを着ています。
ジャングルファティーグのようなミリタリー感がありつつも、斜めを向いたり、立体的だったりするポケットがただの軍モノでないことを主張しています。

 

Hawkwood Mercantile – Skipper *Military Satin
col : Olive
size : S / M / L
price : 35,200 (税込)

 

最後はモッズパーカ的、C1 Parka。これも最近になって出てきた新しいモデルです。

 

Outiline
Ventaile (ベンタイル) によるパーカコートです。
モッズコートを連想させるフィッシュテールにルーズなシルエット。加えて Hawkwood らしいポケットのディテールが備わり、クラシックとオリジナリティを合わせ持った存在感のあるパーカコートになっています。
ベンタイルはベルギーの生地メーカーのものとなります。元々はイギリス軍ルーツの生地であり、コットン素材でありながら超緊密織りによって高い撥水性を備え、ハリ感としなやかさを同時に備えた質感が魅力です。

 

基本的にはスマートなシルエットのものが多いですが、これはしっかりダボッとしていて、モッズパーカ的な雰囲気があります。

 

しかしながら、いつもよりさらに強くホークウッド的なポケッティングを施し、存在感を高めております。

 

生地もベンタイルで言うことなし。スマートな着こなしにも、ルーズな着こなしにも、問答無用、ガサッと羽織っていい感じです。

 

Hawkwood Mercantile – C1 Parka *Ventile
col : Olive
size : S / M / L
price : 49,500 (税込)

 

実は新作とは言いつつ、丸々1年遅れて入荷した品々となります。生産の拠点であるインドの状況がずっと悪く、イギリス生産に変更してようやく縫いあがったということで、さらに資材へのこだわりも強いブランドですから、付属品などがなかなか集められず、ブランドさんもそうとう苦労されたようです。

そんな状況で、遅れに遅れが重なった挙句、最終、大急ぎで出荷。現地工場から直送で日本のインポーターさんのところへ届いたらしいのですが、ブランドの提げ札を付け忘れるというおまけもついてきました。ここまで遅れたら、最後に大慌てすることもないと思うのですが。。
ということで、今回の分は、紙ラベルが付いていませんが、そういう事情によります。ご理解いただけますようお願いいたします。

ということで、いつにも増して、伝えなくてはならない事情が多く、また長くなってしまいました。しかしながら、いつにも増して、格好いいアイテム達だと思いますので、是非チェックしてみてください!

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00 – 21:00 (平日・土) / 13:00 – 20:00 (日・祝)
月曜定休

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9月26日(月) 定休日