Universal Works – Jackets.

遅れていました Universal Works. の新作が届き、ようやく新シーズンの開幕です。
今、ヨーロッパではいろいろありまして、スペイン、ドイツ、中国とあちこち経由して、やっとFuzz に到着しました。早速、テンションの揚がるジャケット3型をご紹介します。

 

新型モデルとなります、Stayout Jacket。ワックスコットンによるイギリスらしいアウトドアテイストのジャケットです。
イギリスのワックスジャケットというだけで1つ2つ揚がります。

 

クラシックなワックスジャケットではあるものの、ややサイズをオーバー気味に設定して、イマドキな感もあり。古きよきシェルジャケットでもあり、現代的なアウトドアテイストのジャケットでもありというところでしょうか。
ガサッと羽織ってしまって絵になるタイプのジャケットだと思います。

存在感のあるポケットがざっと並び、フロントに3つ、バックにも1つ付いていて、さらに両サイドにハンドポケットも備わります。
実用的にもいいですし、機能美デザインとしてもいい感じです。

 

フロントジップの付き方など、ミリタリーっぽい部分があって Universal Works. らしいです。
背面の裾がラウンドしていて、コードが通っています。軽く絞って着るのもいい感じでしょう。

 

ワックスコットンはスコットランドの Halley Stevensons のものを使っています。ワックスコットンをメインプロダクトにする有名なファブリックメーカーです。

生地はワックスコットンとしてはだいたい普通の厚さ、重さです。春と秋を中心に広い期間で使えるミドルアウターといった感じです。

 

Universal Works – Stayout Jacket *Aero Wax Cotton
col : Navy
size : S / M / L
price : 39,600 (税込)

 

続いては秋冬にツイードで展開がありました、ショート丈のジップジャケット。春夏ver. となります。
こちらもスタイル的にヨーロッパのクラシックなものであり、色柄の雰囲気も非常にヨーロッパ的です。

 

ショート丈でノーマルな襟が付いてジップアップ。イギリスのスタイリッシュなタイプのジャケットとして、ある種の伝統的なデザインと言えると思います。かつて展開していました、Oliver Spencer でもよく見かけたデザインです。
クセが無いようでいて有り、潔くて格好いいです。

フロントはダブルジップ、胸ポケット、ハンドポケットが付いて、裾にアジャストタブが備わります。
一重のつくりですが、肩裏地だけ付いています。

 

生地は綿60、ナイロン40の、ロクヨン比率の撥水ファブリックです。ナイロンはコーデュラナイロンということです。
生地厚はやや薄地という感じですが、生地感はしっかりしています。

 

なんにしても、この色柄が肝でしょう。国内ではなかなか見られないような雰囲気で、あちらのお洒落と言いますか、渋いけど、どこか華やいだ感のある印象を受けます。

こちらのジャケット、残念なことに、Sサイズが発注してあったのに入っていないというアクシデントがありました。急いでくれと急かし過ぎたかもしれないと反省しています。。

 

Universal Works – Windcheater II Jacket
col : Brown Check
size : M / L
price : 35,200 (税込)

 

最後はテーラード型の Three Button Jacket です。
ワークベースのゆったりした3ボタンジャケットに、リネン・コットンのヘリンボーンというイタリアンファブリックを載せています。

 

厚くはないですが、薄過ぎずでヘリンボーン、ネイビー。カジュアルなスタイルのテーラードジャケットに、こういった気の利いたファブリックが使われるというのは、ありそうで実は無いタイプだと思いました。シンプルな定番的なアイテムが洒落ているというのはポイントが高いです。

 

デザイン、ディテールはシンプルかつミニマル。裏はきれいにパイピングされ、背抜き、袖裏の仕様でしっかりできています。
ざっくりラフに着られるテーラード型のジャケットというスタイルで、シルエットが少し大きめにできていることが特徴です。ワイドシルエットのパンツとの相性が好いと思います。

 

Universal Works – Three Button Jacket *Italian Herringbone
col : Navy
size : S / M / L
price : 37,400 (税込)

 

ようやく Universal Works. をご紹介できて、Fuzz の春のラインナップもだいぶ揃ってきたように思います。
寒かったり暑かったり、雨が降ったり、花粉が飛んだり、何を着ていいのか難しい時期ですが、そろそろ本格的に春の服に移行するべき時かと思います。店頭、オンラインショップ、じっくりと物色してみてください!

 

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Universal Works – Beach Hoody.

Universal Works. より新作入荷です。
ウールボアフリースのプルーオーバーパーカをご紹介します。

 

Tibet Fleece と名付けられた今季新素材のボアフリース。ここ近年、Universal Works. が力を入れているウールボアフリースのプロダクトです。

 

アウトドアなテイストで Fuzzでは珍しいタイプのアイテムと言えるかもしれません。アメカジに開眼したわけではないですが、イギリスのブランドから出ると案外関係ないもので、リアルに使いやすいであろうと思えました。

暖かいのはもちろん、ボアは汚れを弾き飛ばすので、気楽に着ていられるのがいいし、見た目ほど生地が肉厚というわけでもないので、重ね着も楽しそう。
この上からコットンやナイロンのジャケットやコートを羽織ったら、ホカホカして暖かいので、やはりアウトドアの機会で活躍するでしょう。そして、なんとなくラフな近所着としてもちょうどいい力加減に思えるし、気を遣ってレイヤードを組めば、コーディネイトのアクセントになり、タウンユースもいけるはず。といった具合に、何かユーティリティなアイテムに見えてしかたなかったのです。

 

ハーフジップの仕様で、シルエットはややゆったりです。オーバーな感じは多少で、どちらかというと着やすくするための緩さのように感じます。
コード付きのフード、カンガルーポケット、袖口と裾にはパイピングといったディテールとなっています。

 

一定のモコモコ感はありますが、過剰な厚さはありません。
裏はスムースになっています。

171cm のわたくしがMサイズを着て、ややゆとりがありますが、概ね適正です。同じ身長でも細身のみなさんはSでもいいと思います。

 

Universal Works – Beach Hoody *Tibet Fleece
col : Navy / Ecru
size : S / M / L
price : 17,600 (税込)

 

Universal Works、これで全てご紹介が済みました。
店頭ではけっこうお話ししたのですが、Universal Works は昨年から国内代理店が外れ、本国のブランドさんと直接取引するようになり、今季で3シーズン目となります。長く見ていただいている方々は、『プライスレンジが変わった?』 という印象を持たれることもあったかと思いますが、ブランドの価格帯が変わったのではなく、そういう理由によります。
前よりも、若干ですが手を出しやすい環境になったと思いますので、広く興味を持っていただけると嬉しいです。日本国内で流通する量はググッとかなり減っているので、そういう意味でもおすすめです。

Fuzz が Universal Works. の取り扱いを始めてから今季で11年目になりました。
いやはや、長い付き合いです。

 

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Universal Works.

Universal Works. より新作入荷です。
コート、ジャケット、パンツ!

 

おなじみかもしれません、ウールメルトンのセミロングコート。
Top Coat を祖として、改変を重ねつつ、モデル名を変えつつ、今に至ります。シンプルなデザインは不変で、丈感やフィット感を時代に合うよう調整し、安心して着られるベーシックコートとして毎期ラインナップされています。

 

ファブリックも不変で、ブランド定番素材となるウールメルトンです。
しっかりしていて、いいくらいの厚さとウエイトで、というこちらも安心感のあるファブリックとなっています。

 

着まわしが利いて飽きのこない、シンプルなウールなコート。シングルのステンカラー型で、コーディネイトもしやすいことも魅力です。

 

Universal Works – Swing Overcoat *Melton
col : Navy
size : S / M / L
price : 52,800 (税込)

 

初登場モデルとなります、Wind Cheater は、フライトジャケットのようなスタイルのショート丈ジップブルゾンです。

 

ベースはシンプルですが、ディテールや素材が凝っていて、スタイリッシュなジャケットです。
落ち着いた色柄でありながらも、ファッション性を感じるチェック柄がいい感じで、ツイード織りウールの素材の上質感もしっかり伝わってきます。

 

こういったジャケットをさりげなく羽織るのは、なんとなくヨーロッパ的なる感じだと思うのですが、いかがでしょうか。シンプルに、格好よく着たいジャケットです。

 

Universal Works – Wind Cheater Jacket *Alberto Check
col : Brown
size : S / M
price : 40,700 (税込)

 

Universal Works. のボトムの一番手的ポジションのレギュラーモデル、Military Chino。
どうしても素通りできないダークブラウンベースのハウンドトゥース(千鳥格子)、ウール生地です。

 

生地はウールメインの素材ですが、ごつくなく、案外軽くてソフトな質感です。腿裏が付かないということもあり、真冬はズボン下を穿いて、ということになるかもしれません。

 

穿き感は楽ちんで、ルックスはすっきり、いわゆるユニバーサルワークス・フィットと言いますか、股まわりゆったりからキュッと裾が絞られたテーパードシルエットとなっております。

 

Universal Works – Military Chino *Dogtooth Wool Mix
col : Dk.Brown
size : 30 / 32 / 34
price : 20,900 (税込)

 

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New Arrivals.

Yarmo のダスターコートが入荷しました。
昨年も発注はあったのですが、生産遅れがあって入荷が無かったため、久しぶりの登場となりました。

 

ダスターコートとは、名前が表す通り 『埃除けのコート』 ということで、ワークコートの仲間です。言ったらエプロンのような目的で、身体を着ている服ごとすっぽり覆って、塵や埃から身を守るというもの。アトリエコートなどと遠からずなのだと思います。

そんなダスターコートを、信頼できるしっかりしたファブリックを用いて、ファッションアイテムとしてアレンジしたものがこのコートです。
ヨーロピアンの伝統的なワークウェアの体裁をとりながら、実はシルエットや雰囲気は絶妙にイマドキで、非常に着やすくて使いやすいと、数シーズン来、高い評価を得ています。
Yarmo では、何年か前に登場して以来、定番モデルとして定着して、毎シーズン違ったファブリックで展開されています。

 

今シーズンは、既にドライバーズジャケットで登場している Brisbane Moss の厚地ツイルです。
先日もお話ししていますが、どっしりしていてほんのりと起毛感があり、本当にいい生地です。

 

身まわりがはっきりとルーズになっており、ドロップショルダー、ハーフコート丈、肩の傾斜が少し急になっていて、着てみると後襟が切り立って、なんとなく丸みのあるシルエットをつくるのがいい感じなのです。

 

コットンの一重(一枚)仕立てということで、丸洗いも問題ありません。ガシガシ着こんで、エイジングした時には、また別の味わいがあると思います。イマドキでありつつも、そういう路線に入ればそういう魅力が浮き上がってくるところが、Yarmo アイテムの素晴らしいところではないでしょうか。是非、自由な解釈で自分なりに着こなしていただけたらと思います。

 

Yarmo – Duster Coat
col : Khaki
size : 38 / 40 / 42
price : 29,700 (税込)

 

Universal Works. からは新作パンツが入荷しています。
まずは初めてとなるスウェットパンツです。

 

けっこうボリューム感のあるルーズシルエットで、スウェットパンツとしては珍しいのかもしれません。股上がかなり深く、腰まわり、尻、股まわりがかなりルーズになっていて、サルエルなどのように、あえて少し股をもたつかせて穿くような感じです。

 

生地は裏毛(裏パイル編み)の中厚スウェット地。質感としては、柔らかい伸縮系です。

開脚しやすい股合わせのパターンになっていて、動きやすさを確保。それはやっぱり楽ちんパンツの最前列です。

 

通常32インチの僕でも 30のサイズを穿いており、全然余裕です。
おまえ痩せたのかと思うかもしれませんが、全然そんなことはありません。むしろ基準となるリーバイスの32は、ファウルぎりぎり、ようやく穿けるという具合です。

 

Universal Works – K Track Pant *Dry Handle Loopback
col : Deep Blue / Forest Green
size : 28 / 30 / 32 / 34
price : 16,500 (税込)

 

そしてもう一型、こちらも初登場モデルとなります、MW Deck Pant というウール系パンツです。

 

ミリタリーワークで、セーラーパンツ。シンプルですが、実はヨーロッパ的薫りが濃いのがこういったタイプのアイテムです。
デザインやカラーがシンプルな分だけ、微妙なニュアンスが滲みやすいということでしょう。

 

厳密にセーラーパンツと言えば、ストレートシルエットが一般的なのかもしれませんが、そこはアレンジが利いてテーパード型になっており、さらにウエストがゴムとコードでベルトレスで穿くイージーパンツ仕様になっています。

ファブリックは、クラシックなウールサージの態で、この表情質感がマリンを連想させるために大切なポイントです。
ファブリックネームは Wool Twill となっていますので、厳密にはサージではなくツイル、そして、ポリエステルとウールの半々混紡の生地となっており、分からないレベルのアレンジが入っています。

 

ポリエステルが入っていますが、生地はしっかり上質です。綾目がきっちり立ち、よく詰まった織りで、厚地まではいかずとも、どっしりとした質感です。
ウール100%の方がよりクラシカルであるかもしれませんが、ポリエステルによって生地そのもののタフさが増し、反して軽くなり、ハンドリングも容易になります。特にパンツにおいては、コットンでもウールでも、ポリエステルが絡んでくるのは、僕としては意外と好意的です。

 

裾をつまんでダーツをとって絞っています。Universal Works 得意のディテールです。

 

こちらは32のサイズを穿いてみました。
中くらいの太さで、ゆったりとテーパードがかかっているという具合です。

腿裏の裏地は付いていませんので、シーズン初めはウールがチクチクしますが、穿きはじめるとほどなく慣れてしまいます。敏感肌の方はご注意ください。

 

Universal Works – MW Deck Pant *Wool Twill
col : Navy
size : 30 / 32 / 34
price : 24,200 (税込)

 

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