New Arrivals.

初登場、イタリアのニットファクトリー Vitter のハイゲージニットが入荷です。
ファクトリーブランドならではのバリューとウォッシャブルウールがポイント。

 

●Vitter
1968年創業、イタリア・フィレンツェのニット専業ファクトリーのオリジナルレーベルです。ヨーロッパの名だたるブランドの OEM (請負生産) を手がける家族経営のニットメーカーです。

 

今回のプロダクトの大きな特徴となります、機能素材 “FOLCO”。
メリノウール50、アクリル50のブレンドウールですが、メリノウールの高級感と高い速乾性のアクリル素材 dralon を混紡したものです。この FOLCO の大きな特徴が、家庭用の洗濯機で水洗いが可能ということです。

プライスを見れば納得していただけるはずですが、いわゆる 『ファインメリノ』、『エクストラファインメリノ』 とは違いますので、同じレベルのタッチとはいきません。スメドレーやジョンストンズなどに慣れすぎた方々のために言っておきます。

ですが、その分を補って余りある価格バリュー、そしてウォッシャブルという機能性、ここが決め手です。あとはごくごくシンプルなハイゲージのヨーロピアン・ニットということになりますので、思い思いのコーディネイトに取り入れていただけたらと思います。

 

ずっと気になっていたニットポロ。なんとなく後まわしにしがちでしたが、みなさんも同じような感覚なのかもしれません。
さりげなく上品な着こなしができて、意外とおさまりが好く、周りを見わたしてもそれほど見かけないと。

 

ヨーロッパものでよく見かけるモカっぽいライトブラウンがやはり好い色味です。色合わせもしやすく、どう入れても邪魔しないナチュラルカラー。
テッパンのチャコールと2色での展開となります。

 

Vitter – Knit Polo
col : Mocha / Charcoal
size : S / M / L
price : 12,000 (+tax)

 

タートルネックもスタンダードなデザイン、シルエット、サイズ感。
ジャケットやコートのインで上品に映える仕事人です。

 

Vitter – Turtle Neck Knit
col : Mocha / Charcoal
size : XS / S / M
price : 9,800 (+tax)

 

もう一つ、SAINT JAMES、ウェッソンのパーカタイプが突然入荷してきました。

 

こちら、ウェッソンにフードを付けただけのものです。但し、生地が最近春夏でよく登場するライトウエイト・ウェッソンのものとなります。

 

さらっと一枚で、あるいはジャケットなどの中に、インナー感覚でという自由なイメージで付き合えそうです。最近はルーズなシャツも多いので、シャツのインという使い方もあるかもしれません。
そもそもウェッソンは自由なウェアですから、フードが付いても同じ感覚で向き合うべし、です。

 

SAINT JAMES – OUESSANT Parka
col : Ecru / Noir
size : 4 / 5
price : 11,000 (+tax)

 

VESTI – Sweat Zip Parka.

VESTI のスウェットパーカが入荷しました。

イタリア・ローマを拠点とする VESTI は、カットソー、スウェットアイテムを展開する生地メーカー由来のブランドです。お求めやすいプライスで、”イタリアの良心” と呼んでいいと思います。

 

初登場モデルですが、アイテムとしてはとても普通です、ジップアップのスウェットパーカ。シルエット、フィットもミディアムでクセが無く、流行とは無関係の男のスタンダードアイテムとしてご用意しました。

 

ファッションアイテムとして、あるいはデイリーウェアとして、とにかくベーシックなアイテムとして身近な存在のスウェットパーカですが、上を見ればきりがなく、下を見てもきりがありません。スウェットパーカにおける Fuzzのスタンスはここ数年は一定していて、『ほどほどで』 というところに落ち着いています。
素材や編み立てにとことんこだわって… というのも当然素晴らしいですが、もっと手前で充分かなというスタンスです。便利に使いまわすアイテムとして、さほど気を遣わずに取り扱いをしたい、もったいぶらずに使い倒してダメになったら気持ちよくお別れできる、という感じでしょうか。
そこにちょっとした心の満足として、”ヨーロッパのモノ” というアクセントがあるなら、なおさら素晴らしい。そういう感覚で、この VESTIはトータルで見て高い評価をしています。

 

裏起毛ですが、日本製やアメリカ製で定番のパイル編みではなく、ブラシで掻いて起毛させるヨーロッパでよく見るタイプのスウェット生地となります。
これでしっかり厚みが出て、着心地もふんわりとやわらかなものになります。

シルエットはミディアム。緩すぎず、きつすぎず、だいたい普通です。海外の純正品ですので、日本人には大きい?と思うかもしれませんが、イタリアのものはヨーロッパの中ではさほど大きくありません。SMLのサイジングですが、日本の一般的な感覚とだいたい同じで見てもらって大丈夫です。

伸縮のあるスウェット地なので動きやすく、春秋はアウターとして、寒くなったら構わずに上からコートを羽織って、という感じで幅広く活用できると思います。

 

今や、イタリアのものだから良い!と言い放つのはどうかと思いますが、でもかえってBAKAのようにそう思って着る、その単純さがけっこう気持ちいいというのも少しあるかもしれません。お洒落ごころは複雑ということでしょう。

 

VESTI – Sweat Zip Parka
col : Grey / Charcoal / Black
size : S / M / L
price : 12,800 (+tax)

 

New Arrivals.

Vas-y Lentement のシャツが新たに入荷しました。
バンドカラー、長袖、オーバーサイズ、ギンガムチェック、ブラック。

 

ゆったり、ざっくり着るシャツとして最近新しく加わったモデルとなりますが、ブランドとしてはレギュラーシルエットよりも好評ということで、実は同じ生地でレギュラーカラーのレギュラーシルエットというモデルを発注してたのですがボツになってしまいました。発注がオーバーサイズドの方に偏ってしまったということです。

 

Vas-y Lentement のシャツは、デイリーウェアというニュアンスが強く、力を抜いて、軍パンやワークパンツなどと気軽に合わせていける気安さが特徴です。

 

インド産の生地も国産生地とまた風合いが違って、非常に味があります。インドの生地をインドで縫うため、コストが抑えられ、デイリーウェアと呼ぶにふさわしい範囲でおさまっているのも高評価でしょう。

 

かなりゆったりした身まわりで、生地を贅沢に使っています。ラフに腕まくりをして、さらっと自然に着るのが絵になると思います。

 

Vas-y Lentement – Band Collar Oversized Shirt
col : Black Gingham
size : S / M
price : 15,000 (+tax)

 

久しぶりの登場です、SAINT JAMES のコットンカーディガン。
リブ編みコットンで着心地がよく、季節を問わずに身近に置いておきたいベーシックアイテムです。

 

いわゆるフライス生地と言いますが、伸縮に優れた編地ですので、着ていてストレスがありません。昔からあるモデルということもあり、コンサバシルエットとでも言いましょうか、ややコンパクトめなのですが、ジャストで着てもまったく着苦しいことはありません。

夏は冷房対策の部屋着として、秋冬は温度調整のインナーとしても使える存在です。コットンフライスなので、普通の洗濯でOKという扱いやすさもポイントが高いです。

 

SAINT JAMES – Cotton Cardigan
col : Navy
size : T40 / T42
price : 12,800 (+tax)

 

Raymond Savignac – Print Tee.

Raymond Savignac のプリントTシャツが入荷しました。

昨年の好評につき、めでたくアゲインです。サヴィニャックならではの味わい深いイラストレーションは、ある時代のフランスを代表するようなポップテイスト。フレンチの薫りを色濃く伝えるアイテムとなっております。

企画モノ、という類いのアイテムとなり、詳しい説明としては昨年のものを再掲します。

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サヴィニャックの独特の作風は、ヨーロピアン・ポップテイストの代表的な表現と言えるでしょう。50年代から60年代にかけて映画や製品のコマーシャルポスターを数々手がけ、現代でも高い評価を受けている絵描きさんです。

 

たいへんフランスらしいヴィジュアルとテイストで、Fuzz のラインナップとしては、これ以上相応しいプリントTシャツも珍しいのではないでしょうか。

こちら、日本のインポート商社さんの企画モノで、サヴィニャックのライセンスの管理会社を通して製品化したものとなります。ですから特に何かのブランドということでなく、ラベルもそのままサヴィニャックの名前が入っています。

ボディの用意からプリントの手配までこの商社さんの手によるもので、特にボディは既成量産品ではなく、このプライス(税抜3900円)にしてなかなかのクオリティです。

アメリカのTシャツのように、パブTシャツと言えばあながち間違ってもいませんし、イラストヴィジュアルのTシャツと見てもいいでしょう。
本物の作品をプリントしたものなので、あまりにそれっぽい雰囲気ですが、しかしまさに、あまりにもそれっぽいことを狙っているわけで、かえってチープに、ものものしくなく、古着のような感覚で向き合うのがよろしいのではないでしょうか。

サイズ感、シルエットは、スタンダード。もともとSサイズの展開は無く、MとLの2サイズ展開です。

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とこれが全容です。
そもそもプリントTシャツは、気分や感覚で気軽に手を伸ばしていきたいというものだと思います。細かいところよりも “ノリ” の方が大切だったりもしますので、普段、こだわりの無地Tシャツと向き合うテンションとは反対側の感覚で相対していただけたらと思います。

イラストとしては、何か製品や会社の広告のものですので、もともと意味も必然性もないものです。

 

かわいいね、ふれんちぽっぷ、きてみよう。

 

えすぷりだ、ああえすぷりだ、えすぷりだ。

どちらもボードレールの句です。

 

Raymond Savignac – Print Tee
col : White / Beige
size : M / L
price : 3,900 (+tax)

 

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さて、先月はお休みした Belle のポップアップショップ in FENET ですが、5月は開催します。
今週末、30日(土)、31日(日)ということでやらせていただきます。
詳しくは こちら

夫婦やカップルで、または男子ソロでも女子への贈り物ということもございましょう。
ぼちぼちお出かけするか、という方がいらっしゃいましたら、是非。