Touareg Silver.

Touareg Silver のバングルが入荷しました。
初登場となるシルバーアクセサリーです。

● Touareg Silver
アフリカ・サハラ砂漠の遊牧民であるトゥアレグ族の伝統工芸となっているシルバー細工のアクセサリーです。高純度のシルバーを素材とし、すべての工程が手作業となります。

 

ネイティブ系アクセサリーとなりますが、アメリカをとっかかりとすると、インディアンジュエリーに行き当たり、ヨーロッパから辿っていくと、アフリカのトゥアレグに行き着くようです。
ネイティブの人々の伝統的な民族衣装の一部として、廃れることなく脈々と継承されてきたわけですが、インディアンジュエリーと同様、ファッションの分野で注目を集めることになり、徐々に世に広まりました。具体的に言いますと、かの HERMES がトゥアレグのアクセサリーをコレクションとして展開したというのが大きな契機だったようです。

 

純銀(シルバー99%以上)を素材とし、全てハンドメイドでつくられます。模様には手作業ゆえの雰囲気が感じられ、ネイティブジュエリーならではの民族的、かつ文化的な薫りに彩られます。

 

今回はバングルを3種類のデザインでご用意しました。
ここ1年くらいでしょうか、アクセサリー全般の注目度が上がっている気配を感じていて、けっこう前から展示会で拝見していた Touareg のシルバーアクセを今回初めてご用意してみました。

 

一般的には、シルバーアクセと言えばほとんど Sterling Silver と呼ばれる925シルバーが素材となっています。これは金属強度を上げるため、シルバーが92.5%、他が強化用の金属、というものなのですが、Touareg では 99%以上シルバーという純銀製となっています。
そのため、925シルバーより強度が落ちますので、広げたり狭めたりの調整は最低限にしてください。金属疲労が蓄積して、折れの原因となってしまいます。925シルバーでも金属疲労はありますので、そもそも気を付けなければいけないことではあります。ですので、Touareg に限りませんが、店頭でのご試着の際には、グッと小さくしたりなどは禁止ということで宜しくお願いいたします。

 

コーディネイトに1つアクセントを、またちょっとした緊張感をプラスするシルバーアクセサリー。難しく考えずに、より感覚的に取り入れていただけたらと思います。

Touareg Silver – Silver Bangle
size : Men’s Free
Price : 18,000 (+tax) each

 

New Arrivals.

ARMEN のサスペンダーが入荷しました。

ずいぶん前に一度展開しましたが、久しぶりの登場となりました。実は ARMEN では毎シーズン用意されている定番アイテムとなっています。
イギリスの ALBERT THURSTON 社の手による、英国スタイルの本格派です。

 

イギリスものならブレイシーズと呼べ、という声も聞こえてくるかもしれませんが、まあ堅いことを言わずに、スタイルのアクセントとして思い思いの使い方をしていただけたら、というのがブランドさんのスタンスです。

 

スラックスのトラッドスタイルにも、ワークっぽいスタイルにも、いろいろとお使いいただけます。
どんなスタイルにせよ、ズボンを吊れば何かクラシックな薫りが漂います。当たり前のように、堂々とするのが格好いいと思います。

 

ARMEN – Suspenders
col : Camel / Dk.Brown / Black
price : 8,000 (+tax)

 

イギリスのファクトリーブランド、Alderney のモールスキンのキャップ。
なかなか届かないので、今回はもう無理かなと諦めかけたところで、突然の入荷でした。

 

起毛感のある、いわゆるイングリッシュ・モールスキン。ブラックでシンプルクールな雰囲気です。

 

Alderney – Moleskin B.B.Cap
col : Black
size : Free
price : 7,800 (+tax)

 

恒例の Highland Tweeds もいつものタイミングで入荷。
標準サイズのラムズウールのタータンチェックマフラーです。

 

果てしなくある色柄の中からだいたい例年通りのバラエティーになるようピックアップしています。
毎年いろいろな色柄を見ていますが、自分自身で 『いいな』 と感じる色合いは、発注時と入荷時で違ってしまい、実際に素早く売れていく色柄も発注時の予想と違ってしまい、既に制御不能になって久しいです。
しかし、バリエーションというのは、ふとした出会いをもたらしてくれて、それだけで価値があるのだと思います。

昨年も書いていますが、この色目持っていないな、このアウターだけ合う色柄がないんだよな、値段の割にはきちんとしたプレゼントになるな、等々、細かいニーズでお気軽に物色していただけたら幸いです。

 

Highland Tweeds – Wool Muffler
col : various
price : 4,000 (+tax)

 

Laulhere – Beret, Casquette.

Laulhere のウールフェルトのベレー帽、キャスケットが今年も入荷しています。
1840年創業、ベレー帽と言えば、世界的にここです。

 

ブランドの中でも最も定番とされる10インチというサイズです。特に性別を考慮せずに、広いサイズ展開でつくられているものですが、メンズの感覚では、わずかに小ぶりと言えるようなボリューム感です。

 

年齢性別スタイル層を問わないというのが、究極的な定番の条件でもあるでしょう。何にどう合わせるというよりは、趣味趣向の部分で好きならOKということでいいと思います。
やはりファッション的なニュアンスというものは多分にあるものの、テイストやルール、さらにトレンドなど、いろいろなものからは自由です。それがしっかり歴史のある定番品の強みでしょう。

 

Laulhere – Classic Wool Beret
col : Black / Navy
size : 58 / 59 / 60
price : 12,000 (+tax)

 

こちらも継続している Casquette というモデル。
ベレー帽にツバをつけて、言ってみれば 『ハンチングベレー』 というような帽子です。こちらもクラシックな風情がしっかりあり、なんともヨーロッパ的な雰囲気となっております。

 

今季は仕様変更があり、カラーバリエーションもできました。
ブラック、ネイビー、グレーの3色での展開となります。

 

仕様変更というのは、頭囲ぐるりがゴム仕様になり、フリーサイズ化となったことです。それに伴い、フォルムにも微妙に変化が見られます。

 

これまでとの比較で言うと、全般的に小ぶりになりました。元々大きいものではないので微妙な差ですが、深さもやや浅くなっているようです。
ゴムの部分ですが、やはり構造上限界があるので、それほど強いものではなく、フィット感は増すものの、締め付けてくるというものではありません。
一応公式ではフリーサイズということになりますが、全体的なサイズ感から、おおよそSサイズ~Mサイズ、目安としては59cm くらいまで、と考えていただくのが自然かと思います。

素材は変わらず、前述のノーマルなベレー帽より軽いフェルトとなっています。

 

Laulhere – Casquette
col : Noir / Marinie / Anthracite
size : Free
price : 12,000 (+tax)

 

New Arrivals.

アイルランドの Jonathan Richard より、ツイードのキャスケットが入荷しました。
Fuzz では秋冬の Jonathan Richard は初めてとなりますが、James Lock 同様、グッとクラシックな風情が高まります。

 

ツイードの本場でもある自国アイルランド産の生地を使用。いかにもあちらのツイード生地という雰囲気で、これだけでグッときてしまいます。

春夏はリネンだったので、薄地であるがゆえにクタッとつぶれましたが、今回のツイードは生地厚がそれなりにありますので、かたちがしっかり出てきます。そのせいで、同じ型ではありますが、Jonathan Richard では春夏と秋冬でけっこう雰囲気が違ってきます。

 

モノトーンカラーのヘリンボーンツイード。こちらかなり厚地となります。ヨーロッパ的クラシックなテイスト。

 

こちらは多色使いのチェック。ウールツイードとしては地厚はさほどでもありません。
やはりクラシックな雰囲気ではあるものの、思い切ってイマドキにも振れそうな気配があります。

 

Jonathan Richard – NEWSBOY *Irish Tweed
col : Black / Brown
size : 58cm / 59cm / 60cm
price : 18,000 (+tax)

 

ARMEN のコットンネルの後染めスカーフ。
ウールでなく、起毛コットン地となります。

 

チェック柄のネル生地を後から染めています。パキッとした多色のチェックが一定の色調を帯びて、コントラストの弱い、シックなトーンに落ち着きます。

 

①起毛コットンなので、柔らかな肌触り。チクチクは無縁。
②コットンなので、水洗いが可能。
③ウール素材よりも生地が詰まっているので、生地中にあまり暖気が溜まらない。

 

さらに短くすると、肌触りが好くて、洗えて、暖かさではウールマフラーに負ける、ということ。
冷気から首まわりを守るという意味で、もちろん暖かいことは確かですが、ウールマフラーで感じられるホカホカする感じはコットンでは無理です。

むしろウールは暑すぎるから風から守れるだけで充分という向きもありますし、ちょうど今のような、冬の寒さの手前、秋の朝の寒さくらいにちょうどよかったりもします。
朝晩と日中の気温差が大きい今、アウターを重くするというよりは、このコットンのマフラーを行きと帰りだけ巻く、という方が効果的なような気もします。

 

ARMEN – Cotton Flannel Scarf
col : Beige / Grey
size : 190cm×38cm
price : 7,000 (+tax)