Laulhere – Beret, Casquette.

Laulhere のウールフェルトのベレー帽、キャスケットが今年も入荷しています。
1840年創業、ベレー帽と言えば、世界的にここです。

 

ブランドの中でも最も定番とされる10インチというサイズです。特に性別を考慮せずに、広いサイズ展開でつくられているものですが、メンズの感覚では、わずかに小ぶりと言えるようなボリューム感です。

 

年齢性別スタイル層を問わないというのが、究極的な定番の条件でもあるでしょう。何にどう合わせるというよりは、趣味趣向の部分で好きならOKということでいいと思います。
やはりファッション的なニュアンスというものは多分にあるものの、テイストやルール、さらにトレンドなど、いろいろなものからは自由です。それがしっかり歴史のある定番品の強みでしょう。

 

Laulhere – Classic Wool Beret
col : Black / Navy
size : 58 / 59 / 60
price : 12,000 (+tax)

 

こちらも継続している Casquette というモデル。
ベレー帽にツバをつけて、言ってみれば 『ハンチングベレー』 というような帽子です。こちらもクラシックな風情がしっかりあり、なんともヨーロッパ的な雰囲気となっております。

 

今季は仕様変更があり、カラーバリエーションもできました。
ブラック、ネイビー、グレーの3色での展開となります。

 

仕様変更というのは、頭囲ぐるりがゴム仕様になり、フリーサイズ化となったことです。それに伴い、フォルムにも微妙に変化が見られます。

 

これまでとの比較で言うと、全般的に小ぶりになりました。元々大きいものではないので微妙な差ですが、深さもやや浅くなっているようです。
ゴムの部分ですが、やはり構造上限界があるので、それほど強いものではなく、フィット感は増すものの、締め付けてくるというものではありません。
一応公式ではフリーサイズということになりますが、全体的なサイズ感から、おおよそSサイズ~Mサイズ、目安としては59cm くらいまで、と考えていただくのが自然かと思います。

素材は変わらず、前述のノーマルなベレー帽より軽いフェルトとなっています。

 

Laulhere – Casquette
col : Noir / Marinie / Anthracite
size : Free
price : 12,000 (+tax)

 

New Arrivals.

Universal Works の新作ジャケットが入荷しました。
ブランドを代表するモデル Bakers Jacket、素晴らしいファブリックを載せてやってきました。

 

カバーオール型のカジュアルなジャケットですが、あまりワークワークしておらず、スマートに、かつほどよくラフな感じで着ていただける絶妙なバランスです。
こういうかたちでこういうバランスで、そしてそこへ気の利いたファブリックを使う、といったこういうアイテムは、日本ではあまり見かけない、いかにもヨーロッパらしい感覚のアイテムだと思います。

 

飾りのボタンホールやポケットの付き方に Universal Works のデザインを感じます。
実際にポケットは使いますから、実用性も高いです。

 

綾目の立ったツイル生地に弱いという僕の個人的な趣向が影響していますが、素晴らしいファブリックだと判断してのセレクトです。
ズシッとどっしり感のある、厚地のコットンツイルです。特別なガーメントダイ(製品染め)で仕上げられているということで、既に表面に風合いが出ています。コットン素材ですから、着古してアタッて褪せてとエイジングを楽しんでいただけると思います。

 

しっかりしたウエイト感なので、ミドルゲージのニットの上から羽織ってもチグハグにはなりません。そうなると、冬のかなり深いところまで使っていけるはずです。

 

Universal Works – Bakers Jacket *Trio Twill
col : Taupe / Black
size : S / M
price : 35,000 (+tax)

 

BASISBROEK からはオーバーサイズドのフーデッドコートが新作として入荷しました。
ゆるっとした風情で着るルーズでカジュアルなコートです。

 

身まわりはかなりたっぷりで、しっかり肩を落として羽織ります。ギミックとして両サイドにジップが隠れていて、好みの深さでサイドスリットを入れられます。

 

BASISBROEK は、特徴的なデザインに目が行きますが、実は非常にいい生地を使います。今回のこの生地も、細糸度詰めの上質なコットンギャバジンで、マットな光沢がとても上品です。

わたくしの場合はデザインの前に生地の好さに目が行ってしまい、生地が好いとデザインそっちのけで発注してしまうこと多々です。

 

結局コットンなので、いつ着てもOKな雰囲気です。それなりにウエイトがあり、総裏地の仕様なので、インナーにどれだけ着るかで秋から冬、春まで広く使っていただけるはずです。

 

BASISBROEK – Circus
col : Sumi
size : 1 / 2
price : 32,000 (+tax)

 

イタリアのパンツ専業、Riccardo Metha (リカルド・メサ)。久しぶりに定番のワンタックワイドトラウザーが入荷してきました。

 

なんといってもトラウザー専門のファクトリーということで、プロダクトは本格的なつくりで上品です。今回のこのコットンツイルの生地は製品染めにしているので、あまりきれい過ぎず、ほどよく力の抜けた雰囲気で仕上げられています。

 

丈感がジャストからやや短め、全体ワイドながら緩めにテーパードしていて、『太いのに上品』 というシルエットです。ワークパンツやミリタリーパンツの太さとはまた違った感覚で、きれいめな太パンツというポジションとなっています。

 

生地は通年の定番とされている、中厚ミドルウエイトのコットンツイルとなっております。

 

Riccardo Metha – One Tuck Cotton Trouser *Twill
col : Lt.Beige / Black
size : 44 / 46 / 48
price : 18,000 (+tax)

 

いよいよ入荷が盛々になってきました。服飾の秋ですね。
いいシーズンになってきましたので、しっかりと秋を楽しみましょう!

 

New Arrivals.

初登場、イタリアのニットファクトリー Vitter のハイゲージニットが入荷です。
ファクトリーブランドならではのバリューとウォッシャブルウールがポイント。

 

●Vitter
1968年創業、イタリア・フィレンツェのニット専業ファクトリーのオリジナルレーベルです。ヨーロッパの名だたるブランドの OEM (請負生産) を手がける家族経営のニットメーカーです。

 

今回のプロダクトの大きな特徴となります、機能素材 “FOLCO”。
メリノウール50、アクリル50のブレンドウールですが、メリノウールの高級感と高い速乾性のアクリル素材 dralon を混紡したものです。この FOLCO の大きな特徴が、家庭用の洗濯機で水洗いが可能ということです。

プライスを見れば納得していただけるはずですが、いわゆる 『ファインメリノ』、『エクストラファインメリノ』 とは違いますので、同じレベルのタッチとはいきません。スメドレーやジョンストンズなどに慣れすぎた方々のために言っておきます。

ですが、その分を補って余りある価格バリュー、そしてウォッシャブルという機能性、ここが決め手です。あとはごくごくシンプルなハイゲージのヨーロピアン・ニットということになりますので、思い思いのコーディネイトに取り入れていただけたらと思います。

 

ずっと気になっていたニットポロ。なんとなく後まわしにしがちでしたが、みなさんも同じような感覚なのかもしれません。
さりげなく上品な着こなしができて、意外とおさまりが好く、周りを見わたしてもそれほど見かけないと。

 

ヨーロッパものでよく見かけるモカっぽいライトブラウンがやはり好い色味です。色合わせもしやすく、どう入れても邪魔しないナチュラルカラー。
テッパンのチャコールと2色での展開となります。

 

Vitter – Knit Polo
col : Mocha / Charcoal
size : S / M / L
price : 12,000 (+tax)

 

タートルネックもスタンダードなデザイン、シルエット、サイズ感。
ジャケットやコートのインで上品に映える仕事人です。

 

Vitter – Turtle Neck Knit
col : Mocha / Charcoal
size : XS / S / M
price : 9,800 (+tax)

 

もう一つ、SAINT JAMES、ウェッソンのパーカタイプが突然入荷してきました。

 

こちら、ウェッソンにフードを付けただけのものです。但し、生地が最近春夏でよく登場するライトウエイト・ウェッソンのものとなります。

 

さらっと一枚で、あるいはジャケットなどの中に、インナー感覚でという自由なイメージで付き合えそうです。最近はルーズなシャツも多いので、シャツのインという使い方もあるかもしれません。
そもそもウェッソンは自由なウェアですから、フードが付いても同じ感覚で向き合うべし、です。

 

SAINT JAMES – OUESSANT Parka
col : Ecru / Noir
size : 4 / 5
price : 11,000 (+tax)

 

New Arrivals.

アイルランドの Jonathan Richard より、ツイードのキャスケットが入荷しました。
Fuzz では秋冬の Jonathan Richard は初めてとなりますが、James Lock 同様、グッとクラシックな風情が高まります。

 

ツイードの本場でもある自国アイルランド産の生地を使用。いかにもあちらのツイード生地という雰囲気で、これだけでグッときてしまいます。

春夏はリネンだったので、薄地であるがゆえにクタッとつぶれましたが、今回のツイードは生地厚がそれなりにありますので、かたちがしっかり出てきます。そのせいで、同じ型ではありますが、Jonathan Richard では春夏と秋冬でけっこう雰囲気が違ってきます。

 

モノトーンカラーのヘリンボーンツイード。こちらかなり厚地となります。ヨーロッパ的クラシックなテイスト。

 

こちらは多色使いのチェック。ウールツイードとしては地厚はさほどでもありません。
やはりクラシックな雰囲気ではあるものの、思い切ってイマドキにも振れそうな気配があります。

 

Jonathan Richard – NEWSBOY *Irish Tweed
col : Black / Brown
size : 58cm / 59cm / 60cm
price : 18,000 (+tax)

 

ARMEN のコットンネルの後染めスカーフ。
ウールでなく、起毛コットン地となります。

 

チェック柄のネル生地を後から染めています。パキッとした多色のチェックが一定の色調を帯びて、コントラストの弱い、シックなトーンに落ち着きます。

 

①起毛コットンなので、柔らかな肌触り。チクチクは無縁。
②コットンなので、水洗いが可能。
③ウール素材よりも生地が詰まっているので、生地中にあまり暖気が溜まらない。

 

さらに短くすると、肌触りが好くて、洗えて、暖かさではウールマフラーに負ける、ということ。
冷気から首まわりを守るという意味で、もちろん暖かいことは確かですが、ウールマフラーで感じられるホカホカする感じはコットンでは無理です。

むしろウールは暑すぎるから風から守れるだけで充分という向きもありますし、ちょうど今のような、冬の寒さの手前、秋の朝の寒さくらいにちょうどよかったりもします。
朝晩と日中の気温差が大きい今、アウターを重くするというよりは、このコットンのマフラーを行きと帰りだけ巻く、という方が効果的なような気もします。

 

ARMEN – Cotton Flannel Scarf
col : Beige / Grey
size : 190cm×38cm
price : 7,000 (+tax)