The Skilled Workers – Cotton BB Cap.

The Skilled Workers のベースボールキャップが入荷しました。
春夏にリネンの2トーンカラーで別注させていただきましたが、今季も生地をこちらで指定させていただき、納得の出来映えとなっております。

 

6パネルのシンプルなキャップですが、少しだけ普通と違う部分があります。ブリム(ツバ)部分に硬質の芯を入れず、縁取りの部分にワイヤーを通すことでこの部分を整型しています。
これによって、ブリムのカーブを好みでつけられるのと、なんとなく硬さのない、やわらかな雰囲気におさまります。

The Skilled Workers というブランドは、ビスポークのハットなども手がける職人さんによる工房系。キャップといえども量産ではなく1点1点のハンドメイドです。そういう背景もあって、このキャップもスポーティやストリートに大きく振れることなく、なんとなく、ファッション的に中立な感じがします。

 

ということで、別注、ブラックグレンチェック。
ダークトーンでモノトーンのグレンチェックは落ち着きがありつつも、ちょっと雰囲気がストリートに寄ったかもしれません。

 

こちらはコートやブルゾンなどによく使われるファブリックで、素材がスーピマコットンでしなやかさがあり、糸に撥水加工が施されているというものです。
別件でジャケットの生地をあたっていた時に目をつけておいたのですが、そうだ、帽子にもよく合いそうだということでお願いしました。
聞けばやはり帽子にも使われることがある生地だそうです。

 

今回、バックアジャスターの仕様が変わっています。今回はレザーのストラップにギボシで3段階の調節というスタイルです。
サイズは真ん中が59cm、左右の穴は2cm幅となっています。

 

The Skilled Workers – Cotton BB Cap
col : Black Glen Check
size : Free
price : 9,680 (税込)

 

こちらは普通のコットンです。量産の提案が硫化染めのツイル生地だったので、普通の染色のサージ生地を探してもらいました。
硫化染めはエイジングが進みやすく、そこを楽しむのが好きな人にはいいのですが、帽子ですぐに色褪せてくるのも違うかなと、そして個人的な好みでキャンバスよりツイルやサージということで、こうなりました。

 

普通のコットン地なので、特に季節感なくオールシーズンで使っていただけます。ちょいと出かける時には、かえってこういうシンプルなキャップの方がありがたいこともあるかと思います。

 

The Skilled Workers – Cotton BB Cap
col : Dk.Khaki / Dk.Navy
size : Free
price : 8,580 (税込)

 

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Fuzz
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三栄ビル4F
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FUJITO – Shirt, Knit.

FUJITO の新作入荷、シャツとニットが届きました!

 

シャツは継続モデルの Fatigue Shirt、ニットはこれも継続モデルの L/S Knit Tee、どちらも篤く支持されている人気のモデルです。

 

今季の Fatigue Shirt は厚地のコットンフランネル。しっかりした厚さがあり、起毛もあるので、時期的にはまだ先走っているかもしれませんが、9月に入って秋の感も強まってきたので、大丈夫でしょう。

 

2つの胸フラップポケットが特徴の、ミリタリーのワークシャツがベースになっています。
シルエットをイマドキなルーズにして、少々ボリューム感をもって、ゆるりと着るバランスのシャツとなっています。

別モデルでさらにルーズなビッグシルエットシャツというモデルがありますが、それよりもワンサイズ分くらい小さい感覚です。

 

ちょっと変わった感じの色柄のチェックは、秋冬らしい雰囲気です。ダークカラーのアウターとの着合わせも調子好さそうではありませんか。

 

FUJITO – Fatigue Shirt
col : Brown Check
size : 1 / 2
price : 24,200 (税込)

 

こちらもファンの多いモデル、L/S Knit Tee。
今季は編地を鹿の子編みにして質感と表情が少々柔らかくなりました。

 

パチッ、キチッ、と着て、はいニットです、ということではなく、ロンTのように気楽にゆるっと着よう、というのがこのアイテムのコンセプトです。なので、一般的なニットより少々胸まわりを緩くとって、袖も少したるみが出るようなバランスになっています。オーバーサイズやビッグシルエット的なものではなく、あくまで少しゆるさを出す程度です。

 

12ゲージの鹿の子編み。厚すぎず薄すぎず、適度な軽さです。ロンTのように、、と言っているわけですから、素肌に直で着ていただいてOKです。

 

色合いはグリーン系とオレンジ系のいい雰囲気の中間色。
オレンジ系はジンジャーというか、ブラウンというよりはオレンジ寄り、グリーンの方はモス、あるいはセージ系。どちらも程よいくすみ感があるので、取り入れやすいかと思います。

 

袖口と裾にニットならではのデザインが入り、ちょっとした変化を加えています。
サイドに小さなスリットが入り、カットソー的なニュアンスを付け加えているような感じです。

 

FUJITO – L/S Knit Tee
col : Olive Green / Brown Gold
size : 1 / 2 / 3
price : 15,400 (税込)

 

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Yarmo – New Drivers Jacket.

Yarmo の大定番、ドライバーズジャケットが入荷しました。
先だってはフレンチワークのジャケットをご紹介しましたが、今回はブリティッシュワーク!

 

ラペルドジャケットの形態をとるドライバーズジャケットは、運転手さんのワークウェアです。きっちり着るテーラードジャケットではなく、カバーオールの延長のような感覚で着てもらってOKです。
使い勝手が良く、カバーオールのように気軽に使えながらも、やはり少し品のある着こなしになるのが人気の秘訣でしょうか。

また、昨季もご案内していますが、数シーズン前に修正が入り、New Drivers Jacket と名前を変えています。具体的には、肩幅が小さかったことを解消し、その影響で全体的に少し大きくなりました。

 

この秋冬の生地は、どっしりしたコットンのツイル生地となります。
イギリスの名門生地メーカー Brisbane Moss のファブリックとなりますので、非常に上質なものでございます。この生地を目にしてしまったら、なかなか素通りはできず、やはり発注に至りました。

 

はっきりと綾目が出て、しかし表面はうっすらと起毛感を感じます。厚みがあって、目も詰まってどっしりしています。
上質で品のある生地が使われることで、ワークウェアをベースにしながらも、ファッション向けの素敵なジャケットに昇華しているのですが、しかし生地の雰囲気としては、伝統的なブリティッシュワークの流れも汲んでいるような、その系統の生地と言えるでしょう。そこも妙味です。

 

着こんで着こんでエイジングが進むと、迫力あるヴィンテージのジャケットになっていくはずです。クラシックなワークウェアで天然素材の上質な生地となれば、着古した時の格好よさは、もはや保証されているようなもの。着倒して、着古す、という楽しみも大きな魅力ではないかと思います。いかにもメンズ服的な楽しみですね。

 

Yarmo – New Drivers Jacket
col : Khaki / Navy
size : 38 / 40 / 42
price : 24,200 (税込)

 

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Milton Keynes – Leather Shoes.

初登場のインドの革靴、Milton Keynes をご紹介します。

● Milton Keynes
インドの製靴工場の手によるファクトリーブランドです。
イギリス統治時代に根付き、脈々と現在に受け継がれてきたグッドイヤー製法のファクトリーとなります。

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イギリスの流れを汲むグッドイヤー製法の革靴、ですが、ほとんどがトラッド向けのハンサムなものではなく、お手頃価格で気楽に使え、コーディネイトで使いやすいカジュアルなデザインを特徴としています。

革靴愛好家の皆さんに対して正面からお勧めするものではありません。あくまでカジュアルでデイリーな革靴として、着こなしの中で気軽に使えるいい感じの革靴として、格好よすぎずラフに合わせたい時に活躍する革靴として、等々のコーディネイト寄りの観点でピックアップしてきました。

気さくなカジュアルスタイルでもしっかりした革靴を履きたい、という時に、でもイギリス靴だと恰好よすぎてしまう場合があります。そんな時はフランスのParaboot のいくつかのモデルがしっくりくることがありますが、デザイン的な路線で言うと、どうやらその辺のニーズを狙っているようです。
ノルウェージャン製法ではなく、グッドイヤーで Paraboot 的。これは実際に使う身としては、すごく理想的ではないかと思えたのでした。

 

ということで、チロリアンシューズ。
グッドイヤーの革靴らしい重厚感が適度にありつつ、気さくな印象です。デニムや軍パンなど、ラフな着こなしでも普通に合わせられる万能なデザインだと思います。

 

価格が価格なので、一流どころと比べると革質は落ちます。ですが、気取らずにガシガシ履く靴という位置づけです、大切なのはタフで重厚感があることだと思いますので、よしとしていいと思います。

 

アウトソールはリッジウェイ型のオリジナルです。グリップ力が強く、レザーソールよりカジュアルで、ミリタリーソールよりおとなしいという感じ。

 

ワイズはやや広め、トゥに丸みがあり、フォルムのバランスもカジュアル路線なので、かなり幅広いコーディネイトに、すんなり溶け込んでくれると思います。

 

Milton Keynes – Tirolean Shoes
col : Black
size : 40 / 41 / 42 / 43
price : 24,200 (税込)

 

こちらは紐なしタイプのスリッポン。履き口が狭いので、ショートブーツとも言えるでしょうか。
アウトソールをレザーにして、ボリューム感を抑えました。

 

木型は共通で、やはり丸みのあるぽってり型です。

 

ゴア付きでフィット感も良好。

 

ちょっと上品にいきたいと思い、レザーソールにしてもらったのですが、プラス1000円でラバー貼れるよ、とのことだったので、全部貼ってもらいました。

 

スリッポン靴でいうと、ローファーよりもフィット感があり、着こなしの間口は広そうです。便利だなぁと思う機会が多そうな気がしますが、いかがでしょうか。

 

Milton Keynes – Leather Slipon
col : Dk.Brown
size : 40 / 41 / 42 / 43
price : 25,300 (税込)

 

まさに実戦派という言葉がぴったりです。ロマン溢れる本格イギリスもいいですが、用途によってはこちらが勝るということもあるでしょう。
是非お試しになってみてください!

 

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