SOUTIENCOL – Madison E2.

SOUTIENCOL の新作シャツが届きました。
今回は Madison E2 の型で2種類、入荷しました。

Madison E2 は、IVY LEAGUE の襟と San Francisco のボディで構成される、少し前にできたモデルです。SOUTIENCOL ファンには San Francisco 支持者が多く、デザイナー三浦氏は IVY LEAGUE をみんなにもっと着てほしいという願いがあり、その実現のためのモデルがこの Madison E2 ではないかと思います。

僕個人は IVY LEAGUE の方を好んで着ていたので、単純に肩が少し楽になって嬉しいなという感想です。
サンフランシスコ派のみなさんは、このモデルを試した後、いやぁ、やっぱり San Francisco がいいなぁと感じたら、どしどし僕にお伝えください。そういう声が多ければ、その声は反映されると思いますので。

こちらはおなじみの canclini の生地。イタリア製のインポートファブリックのシリーズです。
見て、触って、なるほど、上質な生地ですな、と誰でも分かるレベルのいい生地です。

 

生地厚は標準で、オールシーズンのシャツ地。平織りでなく綾織りの生地なので、生地そのものがしなやかです。目も詰まって発色が美しく、上品です。
発色が 『強い』 ではなく、あくまでも 『美しい』 です。

 

SOUTIENCOL – Madison E2 *canclini Twill Turtan Check
col : Navy/Red Check
size : 1 / 2 / 3
price : 26,180 (税込)

 

こちらは国産の生地で、はっきり春夏シーズン向けの薄地シャツとなります。

 

シャーリング・ワッシャー、いわゆる洗い加工とシワ加工の生地となります。ポリウレタンがわずかに入り、シワ感を助長して、生地に波打ちをつくります。シアサッカーのように、肌への設置面が減ることで、暑い時期に肌にまとわりつくことを減らします。薄地で通気性も好さそうなので、爽やかな着心地であることは間違いありません。

 

SOUTIENCOL – Madison E2 *Shirring Washer
col : Lt/Blue Check
size : 1 / 2 / 3
price : 20,680 (税込)

 

お店の品揃えとして、シャツは中核的な位置づけをしていますので、各ブランドからいろいろと揃えているのですが、ジャストフィット、ジャストサイジングのシャツなら、この SOUTIENCOL と James Mortimer をおすすめしています。

実際、僕も自分の所有するシャツの3割から4割くらいが SOUTIENCOL ですが、やはり安心して着られて、品質的にも、気持ち的にも、しっかり長く着られます。最近はオーバーサイジングのシャツを着るようになりましたが、それでも SOUTIENCOL を着る機会が無くなることはなく、自分的なベーシック・アイテムになっていることを痛感しています。
もう一つの定番、James Mortimer は、値上がりが著しく、安定的な品揃えが難しくなりそうですので、SOUTIENCOL のシャツの重要性がさらに増してきていると感じている今日この頃です。

トラッドはもちろん、カジュアルにおいても、シャツは男の必需品、といった側面があると思っていますので、いろいろな状況がありますが、できるだけバラエティ豊かに、かつ信用に足る良いシャツを揃えていきたいと思っていますので、今後も Fuzz のシャツには注目してやってください。

 

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東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日・祝)
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3月13日(月) 定休日
3月20日(月) 定休日

New Arrivals.

comm.arch. より、新作パンツの入荷です。
上品なルックスに、やはりしっかり穿きやすい、アムンゼンのイージートラウザーです。

いつものように、篤い支持を受けているブランド定番の型に、シーズン毎のこだわりのファブリックを、というスタイルです。今季のアムンゼン生地は、普通に見えてよく見ると普通でない。やっぱり凝っているな~という雰囲気で、そしてしっかり格好いいです。

 

Outline
定番モデルのワンタック・イージートラウザー。
ファブリックはインド産オーガニックコットンを素材とするアムンゼン(梨地)生地となります。
オーガニックの超長綿をムラ糸とネップ糸に撚糸して、織機上でランダムに配置させることで織り上げられた細かな表情を持つ生地となります。地厚は標準的な中厚となりますが、糸と織りの性質上、非常に軽くて柔らかく、中厚ライトウエイトのオールシーズン向けファブリックとなります。
シルエットはゆったりしたリラックスフィットとなり、ヒップ、ワタリ部分に充分なゆとりをとり、裾に向かってテーパードを利かせています。太すぎないセミワイドシルエットで、穿き感はストレスフリーです。
ウエストはバックギャザー、サイドタブ、ドローコードによって、ベルト無しで穿ける仕様です。ベルトループも備わっていますので、ベルトも使用できます。
一見シンプルなルックスですが、生地に微妙なニュアンスがこめられた comm.arch. ならではのパンツです。上品かつリラックスした雰囲気で、幅広いコーディネイトに対応してくれます。

 

なんとなく厚地とか起毛に見えるかもしれませんが、そんなことはなく、わずかに軽めのオールシーズンといったウエイト感です。

 

梨地はギフトの包装紙などで目にする機会もあるかもしれません。よく見ると細かな表情のある生地で、織柄が目立つわけではないのですが、当然発色に影響します。ギフトの包みに選ばれるように、見る側はなんとなく手の込んだ感じや上品な印象を受けるのだと思います。

安心感のあるしっかりしたディテールワークに、穿きやすいリラックスシルエットは健在。ここに極上のファブリックを載せて、カジュアルに穿きこなすのが comm.arch. のスタイルです。

 

穿き感は見た目以上に軽くて柔らかいです。
comm.arch. のパンツの特徴は、ルーズながら微妙なテーパードラインであまり太くは見せない、しかしヒップと太腿のゆとりは大きく、見た目以上に本人はゆったり感を感じ、ストレスフリーな穿き心地である、というもの。
さらに言うと、デザイナーさんのファッション的なルーツがイギリスということもあり、ディテールは案外トラッドなものを好み、カジュアルなパンツとなるとソフトな質感の生地を好んで用いる、といったことも、他のブランドと趣を異にする所以なのかもしれません。

今回の新作も、たいへん comm.arch. らしく、支持者のみなさんにも、まだ体験していない方々にも、安心しておすすめできる逸品です。

comm. arch. – OG Cotton Amunzen Trousers
col : Olive / Blackout
size : 2 / 3 / 4
price : 25,300 (税込)

 

もう一つ、BRENA の Fuzz 別注、デニムウエポンの enve 02 が入荷しております。

こちら、ずっと店頭に並んではいたのですが、実は秋と春に分けての納品となっており、この春の分が少し前に届いていました。弱小ゆえ、別注もこういうかたちでようやっと実現できたりするわけです。

 

Outline
カバーオールジャケット。
フレンチワークのカバーオールをベースに、襟に立体感と存在感を持たせ、センターベントを加えるなど、テーラードジャケットの要素を加え、よりエレガントに着られる雰囲気で仕上げられています。
独特のパターンニングによるシルエットも秀逸で、微かに肩を落とし、ほどよくゆったりしながら、曲線的なラインの美しさと男らしい堅さが同居します。
生地はウエストポイントデニム。ワークルーツの粗いデニムではなく、繊細かつ上品なインディゴデニムの生地です。太い番手の糸ではなく、細糸の双糸使いとなるため、厚さは出ずにしっかりした生地感になっています。
未洗いの状態となり、水洗いによって若干の縮みが生じます。

 

カバーオールにテーラードジャケットのディテールを加えるという、BRENA の得意のやり口です。あまりダルッとしたワークジャケットではなく、ほどよくシャキッとさせ、ちょっと品よく合わせていけるという感じです。身まわりはややゆったりしているのですが、袖筒がすっきりしていますので、シルエットとしてはスマートな印象になります。
それでもカバーオール型ですから、キリッとしすぎることもなく、たいへん使いやすいところで着地しています。

 

カバーオール以上、テーラードジャケット未満。
生地が一般的なデニムではなく、デニムのウエストポイントということで、ゴワッとしていない、厚地ではない、ということも大きなポイントです。このウエイト感であれば、室内で普通に着ていても自然で、この点も使いやすさの秘訣になっているように思います。

前回の時も掲載しましたが、4年半前から着ている僕の私物です。やはりインディゴなので洗うと青さが出てきて、色褪せやムラ、アタリなどが少しずつ加わっていって、自分なりのジャケットの表情になっていくのが面白いです。

 

頻繁には洗っていませんが、普通に洗濯機で水洗いをしています。洗濯縮みは着丈で 1.5 cm くらいでした。

とても気に入っていて、春と秋、両方同じくらい着ます。思えばここ最近もまた着はじめましたが、この上からアウターを羽織るような時期に着ているような気がします。

みなさんも是非!

 

BRENA – ENVE 02 *WP Denim
col : Indigo
size : 44 / 46 / 48
price : 39,600 (税込)

 

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3月8日(水) 14:00 OPEN
3月13日(月) 定休日
3月20日(月) 定休日

In Store Now.

Jacket – Another 20th Century / Mid Night size 2
Long Tee – alvana / White size 2
pants – Ordinary fits / M-47 size 12
Shoes – NOVESTA / Black size 42

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Another 20th Century のフードジャケットは独特のバランス。シルエットの常識をちょっとだけ揺るがして、洒落た雰囲気に仕上げています。考え過ぎずに自然に合わせたら、なんか格好いい、となるジャケットです。

 

Coat – comm. arch. / Chino size 3 / Coalmine size 3
Shirt – Vas-y Lentement / Black Gingham size M
Pants – ARAN / Ecru size 3

・ ・ ・ ・ ・ ・

普通より少しルーズ、コートとしては少し短め、というシルエット的にストレスの無い、心地好いと感じられるバランスで仕上げられている comm.arch. のコートはこの春のおすすめです。
時期的にも、そろそろ春アウターの出番がまわってくる頃合いです。
ARAN の生成のベイカーパンツもいい仕事してくれます。

 

Jacket – D.C. White / Navy size 46
Shirt – Montmorency / Beige size 3
Pants – HAND ROOM / Regular Fit size L
Shoes – Walsh / New Glory SU size 8

・ ・ ・ ・ ・ ・

金ボタンのブレザー、このジャケットはかっちりし過ぎないところに惹かれてセレクトしました。少し麻が混じっていて、洗いのかかった生地ということもあり、ウエストの絞りを緩めにしたり、また目に見えるディテールをイージーにしたりして、ほどよくリラックスして羽織っていただけます。
それでもテーラード専門の縫製工場によるテーラード仕立てですから、後襟の立ち上がり方やナチュラルショルダーのラインなど、秀逸です。
きっちりアイビーをやる必要のないブレザーだと解釈して、あえて襟の小さいカジュアルなシャツと合わせるのが Fuzz らしいと思いました。

 

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■おしらせ

3月8日(水) 14:00 – 21:00

毎度恐縮です、展示会巡りのため、8日水曜がオープンが1時間遅れます。
来週、再来週くらいでひと段落しそうです。

 

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3月6日(月) 定休日
3月8日(水) 14:00 OPEN
3月13日(月) 定休日

Le Travailleur Gallice – Double breasted Work Jacket.

Le Travailleur Gallice のダブルの黒シャンのラウンドカラーのジャケットが入荷しました。
昨春に新しくつくられたモデルとなりますが、ご好評につき再登場となりました。インポートアイテムならでは、フランスならではの薫りのするジャケットです。

 

デザインもファブリックもしっかりルーツを感じさせる特徴があり、ヴィンテージを知る人を満足させ、初見の人にも何かを感じさせてしまう魅力を有しています。

 

Outline
フランスの古い年代で見られたデザインのワークジャケットを再現したモデルです。
ダブルの打ち合わせとラウンドした襟が特徴のフレンチ・ヴィンテージなデザインが特徴のカバーオールジャケットとなります。
生地もフランスのヴィンテージに見られる通常 “ソルト&ペッパー(ゴマシオ)”と呼ばれる撚り杢糸によるブラックシャンブレーを古い織機によって再現しています。
生地は標準的なデニム程度のしっかりした厚みがあり、より深い風合いを引き出すためにコットンとリネンの交織が為され、着古していくことでのエイジングも楽しんでいただけます。
フランス発、オールドテイストのフレンチワークの薫り豊かなジャケットとなっています。

ややボックス気味のシルエット、オールドスタイルの襟とダブルの打ち合わせ、袖は案外とすっきりしているのがまた個性的で、羽織った姿も意外とすっきりしています。
内ポケットやシャツカフなど、フレンチワークジャケットならではのディテールも見られます。

コットンとリネンの交織なので、水洗いを重ねることで風合いが増していくことも醍醐味の一つでしょう。モールスキン同様、長年愛用することによってエイジングが起こり、それを見てまたさらに愛着が湧くという生地です。そういう意味での 『着る楽しみ』 が感じられるのは、この類いのクラシックなアイテムのひとつ大きな魅力になっている部分かと思います。

 

こちらは昨年の着用写真で、2を着ています。
昨年、僕と同じような体格の方々が2を購入したり、3を購入したりの半々くらいでした。
なので今年は3を羽織って撮ってみました。

 

こちら3を着ています。少しゆとりが出て、今度は少し肩が落ちて袖が長く感じますが、確かに大き過ぎるということはありません。

 

その筋のテイストを生かしてバシッとキメるのもいいですし、ワークウェアですからの態であまり深く考えずにどんどん羽織っていくというスタイルでもいいでしょう。
いずれにしても、10年後、20年後の姿を楽しみにしながら、飽きることなく着続けていただいて、”マイ・ヴィンテージ” に仕上げていただけたらと思います。

 

Le Travailleur Gallice – Double breasted Work Jacket
col : Black
size : 1 / 2 / 3 / 4
price : 28,600 (税込)

 

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3月13日(月) 定休日