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GICIPI のタートルネックが入荷しました。
今シーズンは、コットンにカシミヤをブレンドした GICIPI オリジナルの生地としては最高峰の生地によるプロダクトです。

 

コットン85%、カシミヤ15%の混率で、やはりルックスはニットのように仕上げています。
実際に編み立てもニットのように柔らかいので、やさしく自然に伸縮し、タイトなフィットながらも締めつけ感はまったく無く、快適に着ていただけます。

 

ものとしてはカットソーの部類に入りますので、肌に直接着ていただいて大丈夫(敏感肌の方は分かりませんが)、また洗濯機での洗濯も大丈夫です。

カシミヤが入ることで、見た目がよりニットに近寄るということに加えて、保温性と通気性が高まり、吸水性が低下することで乾きを促進する効果があります。

ジャケットのインナーに最適で、ウールニットよりも手軽な取り扱いができて、より着心地もやわらかです。

 

GICIPI – Turtle Neck Long Slv. *Cotton Cashmere
col : Brown / Green / Navy / Black
size : 3 / 4 / 5
price : 8,800 (+tax)

 

こちらは初登場となります、イタリアの軍用衣料メーカーの DEFCON 5 というブランドのミルスペックのジャケットです。現行のリアルな軍モノをつくるメーカーで、このジャケットも実際に NATO軍に納められているものとまったく同じ製品となります。

●DEFCON 5
2006年、イタリア・ベニスから 50km 離れたポルデモーネにて軍用衣料メーカーとして創業。
ブランド名は 『平時態勢』 を意味する軍の造語で、世界が平和で穏やかになることを理想に掲げています。
ミルスペックをクリアした製品は NATO軍や UN Missions (国連派遣団)などで正式に採用されています。

 

このソフトシェルジャケットは、伸縮と撥水の利いた強靭なファブリックによるもので、裏側がフリースです。スマートなシルエットながら動きやすくて肌触りもやさしく、なかなか使い勝手がよさそうです。

 

ポケットも多くて、日常生活でもたしかに使いやすそうです。
アナログな古いミリタリーウェアの魅力とは正反対の、現行ハイテクミリタリーウェアのおもしろさが感じられ、意外と便利に使っていけそうな気がしています。

 

DEFCON 5 – Soft Shell Jacket
col : Black
size : S / M
price : 21,000 (tax)

 

こちらは珍しくアメリカもの。以前も別アイテムでありましたが、Thousand Mile というアウトドア系のブランドです。
こちらはアウター、インナーと好き勝手に使えるクルーネックの中わたジップアップジャケットとなります。

 

実はこちら、国内のインポート商社さんのライセンスによる製品で、僕としてはブランドとして熱心にシンパシーを感じているわけでなく、完全に内容が気に入ってピックアップしたものです。

もちろん保温性ではダウンに劣りますが、このくらいがいい、というのが、まったく個人的にですが、ありまして、この手のアイテムであればこのくらいのものが欲しかった、という感覚でした。

 

シェルも裏地もストレッチが利いているので動きやすくていい、中わたもボリューム少なめで、厚みがさほど出ないのがいい、という感じ。
室内着として考えた時、伸縮が利いているのはありがたいし、襟が邪魔にならないので寝転がるにもいい感じでしょう。

カーディガンのような感覚で、スポーツウェアのような感覚で、ミドルレイヤーのジャケットという感覚で、室内外問わず、フレキシブルに使っていけると思います。
素材としては高価なものを使っていないので、プライスもいい感じで落ち着いています。

 

Thousand Mile – Wave Jacket
col : Navy / Black
size : S / M / L
price : 11,000 (+tax)

 

Hackney Union Workhouse – Chinwest Jacket.

Hackney Union Workhouse の今季新作ジャケットが入荷しました。
スタンドカラーでやはり何か独特の雰囲気を持っている “Chinwest Jacket” というモデルです。

 

『100年前、イギリス、インド、中国の間で貿易が盛んであり、リバプールには多くの船が物資を運び入れていました。その時代の西洋と東洋が織り交ざったデザインとなっています』(デザイナー談)

ということで、何か特定のジャケットをモチーフにしたわけでなく、オリジナルのミックスデザインです。トータルで湧き出てくるこのブランドらしい雰囲気は確かに感じられ、古い年代にあった格好よさを上手に蘇らせてくれています。
イギリスをベースにするブランドだからこそ、こういう解釈になり、こういう着地点になります。ここはやはりそういうもので、日本のブランドにこれと同じ種類の格好よさを期待することはできません。Hackney Union Workhouse というブランドにしか生み出せないプロダクトであることは確かでしょう。

 

何よりファブリックが素晴らしいです。
ヘヴィーウェイトのコットンツイルは、綾目が際立って美しく、どっしりして厚みがありつつもソフトな質感で肌触りも抜群です。なかなか日本ではお目にかかれないような生地ではないかと思います。

 

特徴的なフロント裾のカッティングが目を惹きますが、他にも大きめの襟、大きめの比翼、スリットの入った袖口、ポケットのイヤーフラップ、等々、大小さまざまなディテールが贅沢に集められています。

 

一般的には、古い軍モノやワークウェアを原型にして、多少のアレンジをして、異素材をあてこんで、というつくり方が多いと思います。しかし Workhouse が見ている古い年代、古いモノ、というのは、一般的なブランドが見ている場所よりもさらに奥の古い時代であり、さらにそこから焼き増しではなく、独創的なアイディアでオリジナルのプロダクトを生み出します。

それだけ強いオリジナリティを持ちながら、そこで酔ってしまうことなく、立ち位置として現代のカジュアルファッションのフィールドに居るということが、またすごいなぁと思います。

 

Hackney Union Workhouse – Chinwest Jacket
col : Khaki
size : S / M / L
price : 54,000 (+tax)

 

Information.

10月12日(土)は台風の影響により臨時休業とさせていただきます。
代わって14日(月/祝)を営業とさせていただきます。(13:30 – 20:00)

10月12日(土) 休業
10月13日(日) 営業 12:00 – 20:00
10月14日(月/祝) 営業 13:30 – 20:00

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13日(日)は通常営業を予定していますが、電車の運行状況によっては開店時間が遅れることがあるかもしれません。(変更がありましたら本ページとインスタグラムにてお知らせします)
14日(月/祝)は開店時間を 13:30 とさせていただきますのでご注意ください。

 

New Arrivals.

FUJITO の新作コート、Hood Coat が入荷しております。

久しぶりの登場となる Hood Coat ですが、毎回どこかしらにマイナーチェンジが加わりつつ、不定期で継続されていて、当初のものと比べるとすっかり別ものにはなっています。
ですが、その時その時の気分をすくうのが国内ブランドのいいところであるのは間違いないところです。(インポートは逆かもしれませんね)

 

姿は違えど、歴代のフードコートに共通するのは、フードが付いていること、ハーフコート丈であること、撥水性の高い生地を使い、レインコートのニュアンスを持たせている、ということです。

今回はフードが襟と一体型になっていて、襟の裏に折りたたんで収納する仕様です。フードのコードが襟先から垂れる感じが独特です。

 

生地は少しシャリッとした感じのあるポリエステル+コットン。しっかりしていますが、さほどの厚みではありません。
シルエットはややゆったりのミディアム、フロントがスナップボタン、腋の下にベンチレーションがあり、袖の後ろ側にタックをとっているのが特徴的なディテールです。
多少袖をもったりさせて、ミリタリーコートのようなバランスに寄せています。ポケットの付き方といい、ミリタリーのテイストを入れたデザインだと言えるでしょう。

 

毎シーズン、仕事でもプライベートでも使えるコートを、という一定のニーズがありますが、これなどはまさに相応しいのではないかと思います。
適度にゆるいのでスーツの上からでも問題なく、あまり気を遣わないタイプの生地なので、取り扱いもそこまで慎重になる必要もなし、です。

 

FUJITO – Hood Coat
col : Navy
size : 1 / 2
price : 39,000 (+tax)

 

Yarmo のダスターコート。
ここ数年、秋冬シーズンに発注していますが、今年も継続です。
残念ながら、今年はドライバーズジャケットは見送り、Yarmo はこのコートのみです。

 

ダスターコートは、ドロップショルダーで、身まわりがたっぷりのオーバーサイズ型コートです。
生地をたっぷり使っているので、ドレープと丸みのあるシルエットが生み出され、独特の雰囲気があるのですが、決して奇抜ではなく、着てみると案外おさまりの好いことに驚きます。

 

今季の生地は、ミリタリーウェアに使用されていたデニムを再現したものとなっていますが、年代の古いごつい生地をそのまま再現したというものではなく、着やすいところで着地していますのでご安心ください。
グレーのデニム地というのもなかなか珍しいのではないでしょうか。

 

Yarmo – Duster Coat
col : Grey
size : 38 / 40 / 42
price : 26,000 (+tax)

 

トータルブランドとして歩みはじめた comm.arch. のコーデュロイシャツ。
これも編地ではなく、織地となり、ニット(編地)専門から、布帛(織地)製品もやりますという広がりを見せています。

 

6ウェールという太畝のコーデュロイ生地、ブラックです。
通例どおり、素材には上質なもの(インド綿)を用い、素材感の良さは健在。イマドキの気分が適度に入るデザインが軽薄にならないのは、しっかりした素材感のたまものです。

 

オーバーサイズとかビッグシルエットとかではないですが、『やや緩め』 というところが comm.arch. の基本のシルエットです。
心地好い余裕を感じるサイズ感で無理なく着る、というスタンスです。

comm. arch. – 6W Corduroy Shirt
col : Black
size : 2 / 3 / 4
price : 22,000 (+tax)