ARAN – F Cargo PT.

ARAN の定番ミリタリーパンツ、F Cargo PT が入荷しました。

Fuzz では4度目の出場、特に春夏アイテムというわけでなく、通年ウエイトの生地が使われたオールシーズンアイテムという位置付けとなります。

 

インポートブランドのように納品時期が不安定な ARAN。このパンツも発注してから待てど暮らせど届かなかったのですが、ようやく届き、また見事に中途半端な時期となりました。
オールシーズンのアイテムなので遅れても心配していなかったのですが、やっと来たかぁ、という感慨が大きいです。

春夏、秋冬と、同じ生地を使って(色展開は変わって)展開されている年間定番のアイテムであり、軽からず重からずの標準的なウエイトのパンツとなります。真夏はちょっと暑いかもしれませんが、まあ、デニムと軍パンについてはシーズンはあまり関係ないのかなと思いますので、信頼できる軍パンを一つ、と考えている方々は、是非じっくりと吟味してみてください。
流行り廃りなく、またクラシックなつくりゆえに着古しても格好よく穿ける軍パンとして、安心しておすすめできると思っています。

 

Outline
フランス軍のM-64型をベースにしたカーゴパンツです。
生地は “Military Moleskin” と名付けられた中厚地のライトモールスキンです。起毛感や光沢は希薄で、モールスキンとしてはやや薄地のしなやかなオールシーズン向けのコットン地となります。
シルエットはやや太めのテーパード。股まわりにゆとりをとり、裾に向けて緩やかに絞りが利いて、ワイドでありながらもすっきり感のあるシルエットとなっています。
裾にコードが通り、絞ってシルエットを変えることも可能です。
ミリタリーパンツならではの雰囲気をしっかりと残しつつ、実用的に穿きやすく、合わせやすいバランスに整えています。
股ぐりや裏当て、カーゴポケットのつくりなど、確かなディテールワークによって、本格感や落ち着きが感じられる大人対応のカーゴパンツとなっています。

 

手の込んだディテールワークをしっかり辿ることで、古いミリタリーパンツ特有の本格的な雰囲気が備わり、これによって、モノとしてクラシックアイテム然とした風格を備えます。
クラシックなスタイルの軍パンには普遍性がありますから、年齢や性別、スタイル層を問わず、またトレンドなどとも関係なく、それぞれの思惑で自由に楽しんでいただけるものと思います。

 

元々フランス軍の M-64 パンツは、ミリタリーパンツの中でもテーパードが利いていて、太すぎないシルエットが評価されていたと思います。軍パンらしいスタイルでありつつ、ちょっと軽快にいける、というテイストが特徴で、ARAN のこの F Cargo PT もその特徴をしっかり踏襲しています。
軍パンだからやっぱり太いのですが、他の有名なモデルがそのしっかりした太さを特徴としているのに対し、なんだか様相が違う、という感じ。
ズドンと太いのはちょっと、、という人にはもってこいのスタイルで、さりげなく、自然にコーディネイトできる軍パンではないかと思います。

 

ARAN – F Cargo PT
col : Dk.Olive
size : 1 / 2 / 3 / 4
price : 27,500 in tax

 

■おしらせ

今週末、営業時間に変更がございます。

6月15日(土) 11:00 – 18:30
6月16日(日) 11:00 – 20:00

土曜夜に所用ができてしまった都合により、土日、少し早めにオープンします。
土曜は早めのクローズ、日曜は定刻のクローズです。
大変恐縮ですが、宜しくお願い申し上げます。

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日祝)
月曜定休

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6月15日(土) 11:00 – 18:30
6月16日(日) 11:00 – 20:00
6月17日(月) 定休日

In Store Now.

Shirt – comm. arch. / Bronze Khaki size 3
Shirt – Ordinary fits / Off size 2
Pants – comm. arch. / Blackout size 3
Shoes – Walsh / Fierce+ Elder
Shoes – STUDEBAKER METALS / Work Shop Cuff

 

comm.arch. の上下で、適度にルーズ、適度にすっきりと、今しっくりくるノーマルなバランスではないかと思います。
シンプルなデザインとシックな色合いながら、表情のある生地であるため奥行きと趣が感じられます。逆にシンプルな軽装だからこそ、素材感や風合いが際立ち、ワカモノファッションとはっきり差がつきます。
天然素材の趣深さと都会的でスマートなテイストがほどよくミックスされているのが comm.arch. のプロダクトの特長です。

 


 

 

Shirt – Another 20th Century / Linen Check size 2
Shirt – Ordinary fits / Grey size 1
Pants – BRENA / Black 46
Shoes – Caboclo / Leather Sandal
Bag – KaILI / Not Compact Ecobag Mini VD

 

アナザーのダブルのシャツをモノ―トーンで合わせると、シックな雰囲気です。ブラックのパンツに合わせると、グレンチェックのクラシックな風情が強調されるような気がします。
KaILI の水色のバッグを合わせるのは好みが分かれると思いますが、KaILI のブランドコンセプトである 『ちょっとした違和感』 になっているのではないでしょうか。
サンダルがレザーなので、ここで Le Sac Du Berger という手もあったかと、後になって気付きました。

 


 

 

Shirt – FAUX / Matisse size S
Pants – HAND ROOM / Regular Fit size L
Shoes – Caboclo / Leather Sandal
Glasses – kearny / flanagan

 

FAUX の意味は 『フェイク』 ですから、軽くうさんくさそうな雰囲気を出すために、サングラスをかけ、あえてベルトをせず、サンダルを履く、というスタイル。
ノーマルなルックスのデニムを使ってシンプルなコーディネイトをすると、なにかしら思想のようなものが出てしまうので要注意ですが、ポイントは、さりげなさ、ではないでしょうか。

 


 

Shirt – GICIPI / Tabacco size 4
Pants – BRENA / Hickory Navy size 46
Shoes – NOVESTA / Star Master Platan
Bangle – Touareg Silver / Silver Bangle

 

BRENA のヒッコリーストライプのパンツは、いい雰囲気のニュアンスです。
迷ったら白無地、同色の紺無地のTシャツで間違いないはずですが、ベージュ・ブラウン系で攻めるのも一つの手かと思います。
着こなしの “こなし” の部分でも遊びがいがあるパンツかと思います。

 

※着用者はすべて 171 cm、鏡越しの写真です。
コーディネイト写真は Coodinate / Styling のコーナーにまとめていますので、時々のぞいてみてください。

 


 

どうやら梅雨入りは平年より少し遅くなりそうだという情報ですが、そろそろ夏支度の感覚に移ってくると思います。
日々の入荷案内、商品紹介も積み上がってきて、ここしばらくは豊富な品揃えになっていますので、是非いろいろと物色を楽しんでいただき、あれこれと着合わせを妄想していただけたらと思います。
軽装には軽装の、秋冬ファッションとはまた違った魅力がありますから、季節に応じたチャレンジをしていこうではありませんか。

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日祝)
月曜定休

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6月10日(月) 定休日

Universal Works. – Short Sleeve Shirt.

Universal Works. の定番半袖シャツ、Road Shirt が入荷しました。
夏のリゾートを連想させる賑やかな色柄、秋口までいけそうな落ち着いたリネン生地、充実のラインナップとなっています!

 

毎度ここで言っていますが、『カジュアルフィールドのヨーロッパの生地』 というのは、なかなか接する機会がありませんので、違った人種の人たちがデザインした色味や柄が珍しく、新鮮に感じます。
いかにも違うセンスでアプローチされている感じがして、ちょっとした違和感がアルコールやニコチンのように、なんとなく心地好く身体やマインドに響く気がするのは気のせいでしょうか。

トラッド系統の生地はずっと輸入されていますし、そもそもルーツがヨーロッパなので国産でもだいたい準じた雰囲気ですが、カジュアル全開となると、遊びごころのテイストが違ってくるということでしょう。

 

それからもう一つ言えるのは、リゾートの意識がこちらより一枚も二枚も上と言いますか、リゾートシーズンのファッションが根付いているというバックボーンがあっての、というところでしょう。

浮かれる時はしっかり浮かれる、というのも大人のたしなみであり、それもお洒落のうち。ある種のTPOであり、隙無く着こなすというよりは、リラックスして自らのセンスを表明しようということなのだと思います。

ということで、前回ご紹介した分も含めて、個性豊かなファブリックによる Universal Works. の半袖シャツがこれで出揃いました。
どう着よう、よりも、着たいかどうかだけ、ちょっと極端かもしれませんが、そういうことだと思います。

 

タイダイのプリント。つまり、染め柄をプリントで表現した生地となります。

 

紫と茶色が格子のように滲みながら交差する独特の色柄。届いて箱を開けた時に、一瞬、うっ、となりましたが、着てみたら案外そこまで奇抜でないなと感じます。

 

Universal Works – Road Shirt *Tie Dye Print Cotton
col : Lilac
size : S / M / L
price : 19,800 in tax

 

ここ最近よく見かける刺繍総柄。
こちらもなかなか無い雰囲気かと思います。

 

マリーゴールドとか、ヒマワリとか、どことなくフラワーイエローという感じがします。

 

Universal Works – Road Shirt *Tile 3 Cotton
col : Yellow
size : S / M / L
price : 18,700 in tax

 

こちらは珍しいリネン100の生地。
渋い雰囲気で、とてもいい感じです。

 

クラシックな風情ですが、意外とカジュアルなブランドだからこそ出てきた生地だと思います。
非常に趣深く、いろいろな解釈ができそうなファブリックではないでしょうか。

 

トラッドのセオリーとして、『リネンシャツは着丈を長めで着る』 というのがありますが、さすがイギリスのブランド、おそらくですが、その理由で着丈が通常の Road Shirt より少し長くつくられています。

 

Universal Works – Road Shirt *Stripe Linen
col : Navy / Brown
size : S / M / L
price : 23,100 in tax

 

Universal Works. のバリエーションの豊富さは、それだけで楽しくさせてくれる気がします。
どれも遊びごころのある色柄ですが、シルエットはノーマルなので、行き過ぎた感じはしないと思うのですがいかがでしょう。

そろそろ夏のリゾートも視野に入る時期かと思いますので、こういった着るだけで自動的にテンションが上がる服にも興味が湧いてくるのではないでしょうか。
是非いろいろとお試しになってみてください!

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日祝)
月曜定休

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6月10日(月) 定休日