SOUTIENCOL – Jacket, Shirt.

SOUTIENCOL よりジャケットとシャツが1型ずつ、新作で入荷しています。
テーラードジャケットは久々の入荷となりますが、改めて見て、やはり純粋に格好いいです。メンズ服飾の基幹部にあるような、正統派の格好よさというものを感じます。

 

Country Jacket と称して、カジュアルジャケットという態でのアプローチです。イギリスのツイード生地を使って本格的な感じはありますが、それでもアイビーをベースにする SOUTIENCOL のテーラードジャケットの型なので、硬派過ぎず、スマートなセンスの好さを感じさせることが先に立ちます。

 

ブリティッシュツイード専門、イギリスの Mallalieus というブランドのウール100のツイード生地。ベージュ系のチェック柄は、上品で落ち着いていて、凛としたテンションの高さもあり。
想像するに、一歩間違うと、ほんのわずかでも何か違うと、すっかり野暮ったくなってしまうのだと思います。この色合いでこのコントラストの強さで、この質感、様々な要素のバランスの上に成り立っているのだなと。クラシックな印象とイマドキなセンスが、不思議と同居しているような気がします。

 

段返り3つボタン、センターベント、袖口は仮切羽、裏は背抜き、袖裏の仕様。ラペルまでボタンを付けて、よりカジュアルな雰囲気を持たせています。
ブリティッシュスタイルのジャケットにあるがちっとした重々しさは無く、軽快で滑らかな印象で仕立てられています。アイビーやアメトラがベースということもあり、重厚感やディテールの強さよりも、純粋なセンスの好さ、着た時の格好よさを求めていると言えるでしょう。

 

秋冬ならではのアイテムの格好よさ。つまりシーズン性を孕んでいるからこそ、また強く響くものです。こんなジャケットを着て、イチョウの枯葉を踏みながら街を闊歩したいものですなぁ。

 

SOUTIENCOL – Country Jacket *Mallalieus
col : Beige Check
size : 1 / 2 / 3
price : 56,000 (+tax)

 

もう一つ、コットンネルのシャツも入荷しています。IVY LEAGUE で canclini の起毛コットン生地。極上の肌触り。

 

上品でやさしい色合いと素晴らしいソフトタッチ。いいシャツです。

 

SOUTIENCOL – IVY LEAGUE *canclini
col : Navy Check
size : 1 / 2 / 3
price : 19,000 (+tax)

 

comm. arch. – 6W Corduroy Trousers.

comm. arch. より新作パンツの入荷です。
太畝コーデュロイ、3色でご用意しました。

 

いつのまにかパンツアイテムに絶大な信頼を寄せるようになったコム・アーチ。オリジナルバランスのシルエットが調子が好いのと、やはりファブリックの選定が素晴らしいです。
今回は6ウェール・コーデュロイのワンタック、裾ダブルのトラウザーとなります。

 

アウトプリーツのワンタック、裾3.5cmダブル、バックギャザー(背面ゴム入り)、サイドにアジャスタータブ、といったようなディテールワーク。ベルトループは付いていますが、ベルト無しでもいけるようなつくりにしてあります。

シルエットは尻から股まわりがゆったり、裾に向けて緩めのテーパードです。見た目以上に尻まわりがゆったりしていて、穿いている本人は圧迫がなくてとても楽なのに、鏡を見ると、穿いている感覚以上にすっきり見えるというもの。まるで魔法がかかっているかのような、、

生地は高級シーツなどにも使われる上質なインド綿を素材とし、コットンそのものが上品な肌触りと光沢感を備えます。さらに仕上げに特殊な強いタンブラーをかけて、毛足をやわらかく膨らませることで、ふんわりとした独特な質感に仕上げ、より素材の良さを感じやすくなっています。
その風合いから 『ふっくらコーデュロイ』 などと呼びたくなりますが、太畝でもガッチリ厚地のどっしりウエイトではなく、ふわっとした軽快さを持っている珍しいコーデュロイ生地なのです。

おおざっぱなイメージとして、コーデュロイでルーズシルエットのパンツというと、なんとなくラフな感じかなと想像しますが、これはとても上品です。大人のカジュアル、大人の普段着として、広くおすすめできると思っています。

 

comm. arch. – 6W Corduroy Trousers
col : Black Out / Burnt Nut / Deep Forest
size : 2 / 3 / 4
price : 23,000 (+tax)

 

HARROW TOWN STORES – Chukka Boots.

HARROW TOWN STORES のチャッカブーツが新たに入荷しました。
メンズでは定番的な地位を確立しています、チャッカブーツ。周期的に気になる存在となる靴ですが、今季、HTS から出てきました。

 

先シーズンのワラビーに続いて、『カジュアルで気軽に使える革靴』 群のバリエーションとも言えるでしょう。足元にレザーシューズが必要だ、でも硬派でなくソフトなカジュアルで、というケースで使っていける便利なシューズです。

 

クレープソールで履き感がやわらかくて疲れにくく、スニーカーのようなスポーティな感じ、アクティブな感じ、あるいはレトロな感じなどがありません。気軽に履けるけど、コーディネイトを適度に引き締め、落ち着きを与えられる、というところかと思います。

 

デザートブーツなどとも言われる定番のスエード・サンドベージュ、表革ダークブラウン、2色でご用意しています。

 

HARROW TOWN STORES – Chukka Boots
col : Sand Beige / Dk.Brown
size : 40 / 41 / 42 / 43
price : 25,000 (+tax)

 

NOVESTA – Marathon.

NOVESTA の Marathon、ニューカラーが入荷しました。
今回は、渋い雰囲気のダークブラウンです。

 

スロバキアのファクトリーブランドとなります、NOVESTA (ノヴェスタ)。ヨーロッパの軍用トレーニングシューズの納入業者であった経歴があり、プロダクトにはなんとなくそういう気配をただよわせます。むりやりに深い考察を進めれば、東ヨーロッパならではの、無愛想というか、堅苦しさというか、とにかく、軍モノ的無表情とでも言うようなニュアンスを感じ取ることができる気がします。

そういう性質のものを、お洒落に、とか、かわいく、とか使っていくことが楽しいではありませんか!というのが僕の隠れた主張です。

 

オールドスタイルのキャンバスシューズの後の時代、軽量化を求めて、ナイロンやウレタンが多用されるようになったばかりの時代、あたりの気配がただよいます。”レトロなハイテク”、あるいは、”ハイテク前夜” という感じでしょうか。

シャープなフォルムが伝統的なヨーロッパスタイルを感じさせます。一定以上の年代の人には、このフォルムも含めたデザインに “往年の” というような印象も受けるのではないかと思います。

 

いろいろ蛇足的なことばかり言っていますが、見ての通りでデザインが格好いい、履くと軽い、という普通に好いスニーカーです。
ワイズが細身となりますので、サイズで迷った場合には上のサイズをおすすめします。足が細い人は表記どおりで大丈夫ですが、幅広だったりボリュームがある人は、ちょっと注意してください。

 

NOVESTA – Marathon
col : Dk.Brown
size : 41 / 42 / 43
price : 20,000 (+tax)