SOUTIENCOL – Oxford Shirts.

SOUTIENCOL の新作シャツをご紹介します。
定番的なオックスフォードの生地を使ったシリーズとなりますが、今季は色展開がグッと増えましたので、Fuzz でも少し多めに発注しておきました。
単色無地で、ホワイト、グレー、ネイビー、柄ものがストライプとタッターソール、全部で5種類となります。

 

オックス白はこれまで San Francisco 型での展開でしたが、今シーズンより IVY LEAGUE 型に移行します。スーピマコットンのオックス地という生地は変更ありませんが、色展開が増えました。白以外の色は今後も続いていくのかは分からないですが、一応継続を前提とした定番ラインという位置づけとなります。

 

それからもう一点、IVY LEAGUE という型自体に、微妙な変更が為されています。
ユーザーの声を反映して、ボディに少しだけ、ほんのわずかに調整が入っています。シルエットとサイジングの部分で San Francisco の方が支持率が高いという現状から、IVY LEAGUE を San Francisco に近づけたということです。具体的には、肩がごくわずか、胸とウエストもごくわずか、これまでの IVY LEAGUE より大きくなっています。San Francisco のボディをそのまま使っているわけではなく、丈感や袖の付き方などは IVY LEAGUE のままですので、San Francisco に近い数値になりますが、同じ着心地になるというわけではありません。
襟のかたちについては、変更ありません。

 

大定番のオックス白。今後も毎シーズンの恒例の存在となります。

 

意外と初めてかもしれません、オックスグレー。無機質な印象が独特ですが、ネイビー系統にもブラック系統にも行けるという意味で、ユーティリティでしょう。

オックスネイビー。濃色のオックスも Fuzz では珍しいかもしれません。やはりネイビーLOVER はネイビーのジャケットと合わせてしまうのが気持ちいいと思います。

 

SOUTIENCOL – IVY LEAGUE *Ox
col : White / Grey / Navy
size : 1 / 2 / 3
price : 16,000 (+tax)

 

同じ生地の品番で、チェックとストライプ。
ロンドンストライプとタッターソールです。

 

定番的に着まわせるストライプ。キリッとしたジャケパンから、軍パン合わせまで、苦手知らず。バランスを整える力に優れます。

 

タッターソールはアメトラやアイビーの着こなしには無くてはならない存在ですが、Fuzz ではなんとなく新鮮に映ります。
アイビーテイストに興味があれば、ベージュのチノスラックスに、ネイビージャケット、ニットタイなどを合わせて、小ぎれいに着こなすと粋でしょう。もちろん、それだけでなく、幅広く活用できるユーティリティな色柄です。

SOUTIENCOL – IVY LEAGUE *Ox
col : Blue Stripe / Red Check
size : 1 / 2 / 3
price : 16,800 (+tax)

 

もう一つ、大きなトピックがあります。
今シーズン、SOUTIENCOL はブランド創立30周年を迎えるとのことで、今季の新作には30周年の記念の提げ札と織りネームが付いています。

 

変化の激しいこの業界で、30年。並大抵のことではないと思います。
『ホンモノは生き残る』 ということを実証しつづけている SOUTIENCOL に敬意を表し、今後も大切に扱っていきたいと思います。

祝!30周年!

SOUTIENCOL – Jacket, Shirt.

SOUTIENCOL よりジャケットとシャツが1型ずつ、新作で入荷しています。
テーラードジャケットは久々の入荷となりますが、改めて見て、やはり純粋に格好いいです。メンズ服飾の基幹部にあるような、正統派の格好よさというものを感じます。

 

Country Jacket と称して、カジュアルジャケットという態でのアプローチです。イギリスのツイード生地を使って本格的な感じはありますが、それでもアイビーをベースにする SOUTIENCOL のテーラードジャケットの型なので、硬派過ぎず、スマートなセンスの好さを感じさせることが先に立ちます。

 

ブリティッシュツイード専門、イギリスの Mallalieus というブランドのウール100のツイード生地。ベージュ系のチェック柄は、上品で落ち着いていて、凛としたテンションの高さもあり。
想像するに、一歩間違うと、ほんのわずかでも何か違うと、すっかり野暮ったくなってしまうのだと思います。この色合いでこのコントラストの強さで、この質感、様々な要素のバランスの上に成り立っているのだなと。クラシックな印象とイマドキなセンスが、不思議と同居しているような気がします。

 

段返り3つボタン、センターベント、袖口は仮切羽、裏は背抜き、袖裏の仕様。ラペルまでボタンを付けて、よりカジュアルな雰囲気を持たせています。
ブリティッシュスタイルのジャケットにあるがちっとした重々しさは無く、軽快で滑らかな印象で仕立てられています。アイビーやアメトラがベースということもあり、重厚感やディテールの強さよりも、純粋なセンスの好さ、着た時の格好よさを求めていると言えるでしょう。

 

秋冬ならではのアイテムの格好よさ。つまりシーズン性を孕んでいるからこそ、また強く響くものです。こんなジャケットを着て、イチョウの枯葉を踏みながら街を闊歩したいものですなぁ。

 

SOUTIENCOL – Country Jacket *Mallalieus
col : Beige Check
size : 1 / 2 / 3
price : 56,000 (+tax)

 

もう一つ、コットンネルのシャツも入荷しています。IVY LEAGUE で canclini の起毛コットン生地。極上の肌触り。

 

上品でやさしい色合いと素晴らしいソフトタッチ。いいシャツです。

 

SOUTIENCOL – IVY LEAGUE *canclini
col : Navy Check
size : 1 / 2 / 3
price : 19,000 (+tax)

 

SOUTIENCOL – Shirts.

SOUTIENCOL の新作シャツ。
生産遅れがあり、コートより遅れての入荷となりましたが、今シーズンも無事届きました。インポート生地(イタリアcanclini)による San Francisco 型が2種です。

 

オールシーズンのツイル生地、チェック柄。ヨーロッパらしい色柄で、これはこれでやはり SOUTIENCOL らしい雰囲気です。

シャツ地としては薄からず厚からずの標準的なもので、ツイル織りの分、やわらかです。ジャケットやベスト、カーディガンなど、着合わせでの色づかいが楽しみです。
ここのところの全体的な傾向として、こういった多色で色が充分に使われている印象のものが少なかったので、そういう意味でも新鮮です。

 

SOUTIENCOL – San Francisco *canclini
col : Red Check / Green Check
size : 1 / 2 / 3
price : 19,800 (+tax)

 

こちらも canclini の生地で、微起毛の秋冬ファブリックです。起毛は細かくて毛足はごく短く、肉厚地でもないので、冬だけの生地という感じではありません。

 

素晴らしいソフトタッチに、こちらは落ち着いた印象のベージュベースのチェック柄。一見地味な印象ですが、しっかりと色数を使っていることで上質であることがうかがい知れます。いいものはしっかりと “凝っている” ということであり、またそれがこれみよがしでなく、さりげないのです。

 

SOUTIENCOL – San Francisco *canclini
col : Beige Check
size : 1 / 2 / 3
price : 19,000 (+tax)

 

定番のスーピマ綿のオックスフォード、白。毎シーズン入荷する定番品番ですが、次シーズンに久しぶりの見直しが入るそうで、この仕様では最終シーズンになります。

 

SOUTIENCOL – San Francisco *OX
col : White
size : 1 / 2 / 3
price : 16,000 (+tax)

 

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SOUTIENCOL のコートが入荷して、一気に秋のムードが高まりました。新作の入荷もようやく本格化してきたので、店頭の商品入れ替えを進めつつ、新作紹介もできるだけ急いで進めていきたいと思います。

夏の終わりはなんとなく寂しいものの、しばらくして朝晩が涼しくなると、今度は秋のワクワクが湧いてきますよね~

 

SOUTIENCOL – Slip On.

今年も入荷しました、SOUTIENCOL のマスターピース、Slip Onコート。
トラディショナルでありながら、しっかり格好いい、そして実用性も高い。ブランドを代表するアイテムとして名高いですが、評判に違わず、しっかり中身の詰まった素晴らしいコートです。

 

今年も早めの生産予定を組んで、秋冬一番の納品が実現しました。秋冬のアウターがいろいろある中で、はじめから大将が登場といった様相です。

今季、変更点はほとんど無く、ライニングの柄くらいです。ファブリック、カラー展開、サイズ展開、ディテール、そしてプライス、昨年とまったく同じです。
カラーは今年もベージュとネイビーの2色展開となります。

 

Fuzz 公式の商品説明となります。

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SOUTIENCOL のマスターピースと呼ばれ長年展開されているステンカラーコート “Slip On”。

ファブリックはクラシックなOlmetex 社のイタリア製バーバリークロス(コットンギャバジン)。 しっかり目が詰まり、滑らかで強靭な生地となります。

Slip On が評価される大きなポイントでもあるラグランスリーブのナチュラルショルダーは、肩から袖にかけて自然な曲線を描き、肩の大きい、小さいを問わずに美しく見せます。ジャケットの上からのオーバーコートとして定義されていますので、アームホールは相応の大きさがございますが、この肩まわりの秀逸なパターンニングによって、ばたつかず、ジャケットを着ても、着ていない状態でも美しいシルエットをつくり出してくれます。
スリーブは一枚袖のつくりで、これもこだわりのディテールとなりますが、シームを最低限にすることでより美しく見せるためのものです。

ファスナー留めのデタッチャブルのライナー、袖口のベルトの仕様、クラシックなAラインシルエット、などなど、すべてがクラシックな仕様でつくられており、流行に左右されずに、時代の変化にも揺るがない内容となっており、 20年前からパターンやディテールを変えずにつくりつづけられていることがこれを証明しています。

確かな品質、トラディショナルなディテール、そしてSOUTIENCOL の真骨頂でもあるベストバランスなシルエットと3拍子揃い、間違いなく長く愛用していただけるコートであると言えます。

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ということで、初見の人もいれば、今年こそ、という人もいらっしゃるでしょう。いずれにしても、在庫のあるうちに、じっくりとご覧になってみてください。

現代ではなかなか難しくなってしまった、”洋服に対して感じる男のロマン” といったものを感じさせてくれる稀有な存在ではないでしょうか。
そして、ロマン重視ゆえに実用を度外視して、しかたなく飾るしかない類いのロマンではあるまいか、という心配は必要ありません。共に過ごし、共にエイジングしていく素晴らしい相棒になってくれるはずです。

 

SOUTIENCOL – Slip On
col : Beige / Dk Navy
size : 42 / 44 / 46 / 48
price : 98,000 (+tax)