Johnstons of Elgin.

Johnstons of Elgin のマフラーが入荷しました。
今年はクラシックに、トラッドに、地味ながら間違いないところをご用意しました。

タータンチェックを2色、単色無地を2色、合計4種類が今季の入荷です。
いわゆるインラインの、ブランドの不変のクラシックなラインナップからのセレクトです。シーズンコレクションの方は、今年は Fuzz 的な色柄が見当たらず、ピックアップできませんでした。

 

言ってしまえば目新しさのない、まったくベーシックなアイテムではありますが、だからこその ジョンストンズでしょう。
男のベーシックアイテムは、ある種両極端になるかと思います。しっかり使う時のためのジョンストンズ。気楽な私服の時の色味のバリエーションだけのためなら安価なものがたくさんありますから、うまく併用したいところです。

素材はエクストラファインメリノ。生地は薄めで肌触りは抜群です。
大きさはおおよそ一般的なサイズで、フリンジの無いすっきり型となります。トラディショナルな男のスカーフ、といった様相です。

 

Black Watch。

 

Natural Mackellar。

 

Charcoal。

 

Dk.Khaki。

 

Johnstons of Elgin – Wool Scarf
col : Black Watch / Natural Mackellar / Charcoal / Dk.Khaki
price : 13,000 (+tax)

 

いよいよ冬の気配を感じはじめた今日この頃。
今年も着々と新作入荷が進み、売り切れなどもありつつですが、店内の物量が一年で最も多い時期にさしかかっております。時期的には例年通りといったところだと思います。
下から上まで充実していますので、まだ暴れていない人は、是非、そろそろ。

 

S.K.Overseas – Wool Stole.

S.K.Overseas のウールストールが入荷しました。
3年ぶり5度目の出場。ここ2年は予選敗退が続きましたが、今年はいいメンバーを揃えて勝ち抜いてきました。

薄手大判、一般的なマフラーとはひと味違ったスタイルで、アレンジしながら巻いていただけます。

 

インドの伝統的な織物産業と、ヨーロッパ的ファッション性が融合したとてもいいブランドです。
もちろんメンズ用としてご用意しているわけですが、レディも、いやきっとレディの方がうまく使うのでしょう。
このあたり、メンズとレディスの明確な線はありません。感性での判断です。

女性への贈り物としてもいいと思いますし、夫婦で共用しようと思って、という言い訳も使えるのではないでしょうか。

 

S.K.Overseas – Wool Stole
col : Grey Check / Black Check / Navy Check
size : 100cm × 180cm
price : 8,500 (+tax)

 

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明日(火曜日)は振替休業ではなく、通常営業です。
ちょっと後日に臨時休業が出るかもしれないので、ここは休まずにいきます。

 

インスタグラムでも触れましたが、映画の宣伝です。

『だってしょうがないじゃない』
@ポレポレ東中野 (上映中)

つい先日から上映開始ということで、僕もまだ観ていないですし、内容としても一般的なエンターテイメントではないので、みなさんどうぞ!と言いにくいタイプかもしれません。
だからこそ、まずは多くの人に知ってもらうことが必要なタイプの映画だと思いますので、できるだけ拡散できたらなと思いました。
新宿の裏片隅のあやしい洋服屋に出没するようなみなさんにとっては、そういうものこそ興味ある、ということも少なくないと思っていますが。

発達障害と診断をうけた映画監督が、発達障害の叔父の日常を、3年間追いかけたドキュメンタリー映画、ということです。この映画で編集を担当した和島さんに直接ご案内していただきました。近くにある編集スタジオをよく使うということで、ちょくちょく買いものに来ていただいています。

興味のありそうな方は是非観てください。そして、興味のない人は、観る代わりに5人の人にこんな映画がやっているよと教えてください。笑。

 

TUFFA – Side Gore Boots.

TUFFA のサイドゴアブーツが入荷しました。
クロッグと同様、昨年の好評を受けて継続ということになりますが、こちらはカラーも昨年と同じダークブラウン(かなり暗い)です。

 

乗馬の関係者のためのワークシューズをつくるブランドですので、すっきりしたかたちではありますが、カテゴリーとしてはワークシューズであり、つまりは道具であります。
ですから、クロッグもそうですが、脱いだり穿いたりしやすく、かつ動きやすいということが、エレガントより先にくるということになるでしょう。

 

だからといって割り切ってぼってりと丸々しいフォルムということでないのは、乗馬の世界、しかもイギリスの、というところの矜持ではないかと勘ぐっています。
すっきりしたフォルムに反して、こころなしかヒール部分がやや大きく、くるぶしまわりの締め付けは緩いように思えますので、やはり穿きやすさと脱ぎやすさを考慮しているのかもしれません。

 

アウトソールは簡易なラバー製で、底付けはセメント製法です。コストの面が大きいと思いますが、ステッチの縫い目から水の浸入を防ぐためにも、ワークシューズとしてはセメント圧着が向いているのだと思います。

Blundstone のようなぼってりしたブーツではなく、正統派ルーツのサイドゴアブーツを簡易にしたようなものなので、またまったく違った感覚で使っていただくことになるでしょう。
気兼ねないカジュアルなスタイルにひょいっと入れられるイギリスのブーツ、くらいの感覚で楽しめるはずです。

 

TUFFA – Side Gore Boots
col : Dk.Brown
size : 40 / 41 / 42 / 43
price : 19,000 (+tax)

 

TUFFA – CARLOW.

2年連続2回目の出場、イギリスの TUFFA のレザークロッグです。

コンフォート・クロッグとでも言ったらいいでしょうか、クラシックなレザーのクロッグに実用的なラバー製アウトソールを装着した乗馬関係者用につくられたアイテムとなります。

● TUFFA
1997年イギリス・ノーフォークにおいて Michelle Girling が創業。主なユーザーは、ジョッキー、調教師、獣医などの乗馬関係者です。
独自のデザインで着脱しやすい仕様であり、 プロフェッショナルな道具として愛用されています。

 

昨年の同じ時期、謎のブランド枠で予選を勝ち抜いた TUFFA ですが、本戦でなかなかの好評を博し、めでたく連続出場と相成りました。
昨年はブラウンでしたが、今年はブラックを選んでおります。

 

作業用の、いわゆるリアルなワークシューズとしてつくられたプロダクトです。ですから、これそのものがお洒落でしょう、ということではなく、道具としてのアイテムであることが、ひとつポイントでしょう。

ヨーロッパのクラシックなスタイルのサンダルであり、履きやすさ、頑丈さがあります。
これをファッション的にどう使うか? それとも道具として特定のシーンで活用しようか? などは個々人に委ねられている次第であります。

 

かかとをフックできる仕様になっていて、そうするとホールド感はかなりのものです。アウトソールはクッションとグリップが利き、インソールはレザーの仕様で通気と湿気にも強いと。

道具であるだけに、まずスペックがいいです。あとはスタイルとして使えるかどうか、というところで、『面白く使えそう!』 とイメージできるなら、それはもう強くおすすめしたいです。

 

TUFFA – CARLOW
col : Black
size : 40 / 41 / 42 / 43
price : 21,000 (+tax)

 

ちょうど丸一年使いました。
思えば一年前のこの時期、今の店舗に移転するための準備を始めたのですが、さまざまな作業、活動を余儀なくされるなか、僕は相棒にこの靴を選んだのでした。
そこからすっかり気が合い、オン・オフを問わずにへヴィーな付き合いになっていきました。

夏には素足やシューズインのソックスを履き、冬には厚手のウールソックスなどを履き、年間を通してよく履いたなという実感があります。
これから移転を予定している人には特におすすめですが、移転しない人も是非お手に取ってみてください!