Le Travailleur Gallice – Moleskin Work Jacket.

Le Travailleur Gallice のモールスキンのワークジャケットが届きました。
昨日のフレンチミリタリーに続きまして、本日はフレンチワーク!

 

本来なら秋に届くはずだった分が、今日届きました。コロナ禍以降、生産が不安定の状態が続いているようで、いつまで言っているのだと思わなくもないですが、そこはあの有名な “フレンチ・言い訳”、深く追求してはいけないところです。

いずれにしても、かなり久々の入荷となりましたが、その間に世間一般の “フレンチワーク・ブーム” はだいぶ落ち着いたと聞いています。Fuzz としては、お店としての伝統的アイテムとして続けていくつもりであり、フレンチワークジャケット+スラックスをベースにするスタイルを隠れテーマにしていくといった地下活動も継続していきたいと思います。

 

では、いつものごとく、Fuzz オフィシャルの紹介文を再掲します。

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本場フランスのリアルなワークウェアメーカーが手掛けるワークジャケットです。
現在も普通の作業着をつくっているメーカーですが、このジャケットについては現行の作業着としてではなく、ヴィンテージのアーカイブから再現したファッションとしてのフレンチワークジャケットです。

へちま型のぺったりした襟は、古い年代のフレンチワークの象徴的なデザインです。クルーネックに後から襟を縫いつけたような感じで、これが独特の風体です。ガリスの一番の特徴と言っていいと思います。

生地はフレンチモールスキン。高密打ち込みによる生じる表面の光沢感が特徴で、きわめて頑丈、綿100の天然素材でも耐久性は抜群です。タフだからこそのワーカー向け生地ということでしょう。

着倒して着倒して、マイヴィンテージに育てる楽しさ。
“FRENCH WORK” のエッセンスを駆使した着こなしの楽しさ。

ただただ着るだけというのも立派なその人のスタイルですし、意外な取り合わせや凝り懲りに凝った着こなしで他と差をつけるのもまたその人のスタイルです。

何度もここで申し上げていますが、使い方や着こなしについて、正解か不正解かで怖れることはありません。しっかりと自分の感性を使って、こう着たら格好いいかな、という楽しみ方がしやすいのが、こういったワークやミリタリーの世界ではないかと思います。
そしてその結果として、自然と各々の個性が発揮されますので、同志というか、他の人の着こなしを見るのも面白く、またそれで影響を受けたりして楽しいのです。

是非是非、気軽に手を伸ばしてみてください。

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仕様やサイジングなど、まったく変わっていません。
相変わらず、生地はカチカチで着心地が好いとは言えませんが、これを自分のものにしていく過程を思えば、カチカチならカチカチなほど燃えるのが本物の戦士です。

生地が硬いのではじめに洗濯を立て続けに複数回してみると、、まだまだ余裕をもって、硬いです。結局地道に着て動いてをしないとほぐれていかないようで、本物の戦士はこれを聞くと、では3着買おうかなと迷います。

 

たいへん頑丈な服でもありますから、何かの作業用として、リアルにワークジャケットとして扱うのも一考ですし、政府要人のみなさんや危ない仕事を手掛けている方々は防弾ジャケットとしても重宝するはずです。
そうです、弾丸くらいは跳ね返します。

 

昔の写真で恐縮ですが、171 cm で3を着ています。
少し大きめですが、自分的にはこのくらいサイズがぶれている方が好みでした。
超度詰め生地のため、洗濯縮みもほとんど出ないと認識していただいて大丈夫です。

 

ということで、ガリスのフレンチワークジャケット、まだのみなさんは、本物の戦士かどうかはさておいて、ファッションアプローチで楽しく着こなそうという感覚で、是非お手にとってみてください。
こういった道具的なアイテムほど、ファッション的には主体的に取り組まざるをえないので、一段楽しいのは間違いないと思います。

 

Le Travailleur Gallice – Moleskin Work Jacket
col : Navy / Black
size : 2 / 3 / 4 / 5
price : 21,780 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
14:00–21:00 (平日)
※2月は平日のみ14時オープンとなります
13:00–21:00 (土)
13:00–20:00 (日・祝)
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2月17日(月) 定休日

Le Travailleur Gallice – Le Blouson.

Gallice の新作ジャケットが入荷しました。
昨シーズンの新型として出てきたブルゾン型カバーオールの秋冬版、リネン混のコーデュロイ生地、格好いいです。

 

メーカーさんのアーカイブから採用されたデザインということですが、古い年代のフレンチワークのエッセンスをしっかり感じられるモデルかと思います。
しっかりしたテイストがありつつ、ファブリックも現地のコーデュロイ生地が採用され、色味、質感、共にいい感じです。

 

Outline
ブルゾン型のリネンジャケット。
フレンチワークを感じさせるやや大ぶりで、やや前下がりの襟が特徴的なブルゾン型のワークジャケットです。
襟と裾のタブ、内ポケット、裾のアジャスタータブといったディテールが見られ、ラグランスリーブにクラシックなゆったり型のシルエット。
フレンチワークのエッセンスを感じさせつつも、カバーオール型のジャケットとはまた違ったバランスで新鮮です。
生地はコットン・リネンのコーデュロイ。リネンによるほのかな光沢感やドライなタッチが特徴のフランス生地を使用しています。

 

リネン混のコーデュロイ、質感と表情はコットン100のコーデュロイとは少々様相が違い、少し離れたところから見ると、生地の波の打ち方や発色が違っていて、独特の趣深さがあります。そもそもこの色合いがまた趣深いのですが。

 

クラシックなディテールが各所に見られますが、やはり襟の部分にニュアンスが滲みます。

ゆったり感のあるクラシックなフィットの胴回りに対し、アームなどは案外にすっきりしたシルエットになっていることもこのジャケットの特徴と言えるでしょう。

 

3を着ていますが、2でも問題なく着られます。腕まわりの余裕や水洗いの縮みなども考慮すると、実際に選ぶのは3になるかもしれませんが、どちらでも問題はなさそうです。

しっかり着込んで、何度も丸洗いして、着古していくことでまた違った魅力が湧き出てくることが期待できる生地ではないかと思います。

 

Le Travailleur Gallice – Le Blouson *French Velour
col : Tabac
size : 2 / 3 / 4
price : 31,900 in tax

 


 

『モールスキンのカバーオールも育てたいし、Gジャンも育てたいし、身体が一つでは足りないなぁ、などと嘆きながら、遠くを見やる、秋の夕暮れ。

服、買いすぎかしら、と疑念が湧く、秋の夜。

いや、そんなん、だって秋だから。
開き直る、わたしとあなた。

長く生きていれば分かる。
開き直った奴が、一番強いのだと。』

(ナポレオン・ボナパルトの辞書より引用)

 

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10月7日(月) 定休日

Le Travailleur Gallice – Le Chirurgien.

Le Travailleur Gallice、”Le Chirurgien” が入荷しました。
昨夏の好評に応えて再登場、SPENCE BRYSON のアイリッシュリネンのイージーワークパンツです。

 

Outline
リネンイージーワークパンツ。
アイリッシュリネンの生地をメインプロダクトとするアイルランドの生地メーカー SPENCE BRYSON のリネン生地を使用。ボリューム感のあるバギーなシルエットのイージーパンツとなります。
ウエストはゴム+ドローコードのベルトレス仕様、右脚外側にワークパンツを意味付けるようなスケールポケットが見られる他は、きわめてシンプルなデザインです。
アイリッシュリネンの素材感と独特なシルエットによって、シンプルながらも濃いニュアンスのあるパンツとなっています。

 

シンプルなつくりで、とても太い、アイリッシュリネンの好い生地を使っている、フランスのワークパンツです。
古いメディカル系のワークパンツがモチーフになっているようで、いわゆるフレンチワークパンツの 『元々はトラウザーです』的なベースではなく、オーバーパンツのようなイージーなつくりのイージーパンツとなっています。

 

前の開きは無く、ベルトループもありませんが、それでもバックに小さなハンガーループがあり、サイドにスケールポケットがあり、股部分にはマチがあり(ガゼットクロッチ)、しっかりとポイントになるディテールが見られ、ルーツを感じさせてくれます。
そして、ルーツを感じさせることで、モノとしてのニュアンスが生まれます。このニュアンスを自分なりに捉え、コーディネイトの中で生かして、ということになるのだと思います。

 

はっきりと、ニュアンス系のパンツだなと感じます。
女性服にありそうなバランスで、メンズ服のワイドシルエットとは少し様相が違い、またリネン生地ということも相まって、このパンツ特有の雰囲気を持っているように感じます。

 

何度か折り返して、少し大げさに短くしてもいい雰囲気です。
ブラック単色とブラウンストライプ、かなり印象が違い、それぞれ個性を感じさせてくれると思います。

また、雰囲気が違うだけでなく、サイジングもけっこう違いました。。
ブラウンの方が少しですが大きめのつくりになっています。

 

昨年入荷した時も書いたと思いますが、フォルムやディテール、素材感、それぞれ個性的な要素が集まり、全体としてはけっこう強いニュアンスの、もしくはクセが強い、パンツであることは間違いないかと思います。
なればこそ、どう穿こう、どう合わせよう、などはあまり考え過ぎずに、当たり前の顔をして堂々と穿いたらいいと思います。

もちろん、コーディネイト映えするので考えるのも楽しいですが、”クセの強いワークパンツ” と捉えて、怖いものなしでガンガン穿くというスタイルもありでしょう。
キャラクターが合っていれば、どう着ても不思議と見栄えてしまうのがこういったタイプのアイテムではないかと思います。

 

Le Travailleur Gallice – Le Chirurgien
col : Noir / Noix Raye
size : 2 / 3
price : 21,780 in tax

 

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今朝、アイワズ、ウォーキン、オン新宿通り。
数メートル先、目立つ服を着た西洋人のご婦人が、辺りをキョロキョロ見まわしている。

通りかかるわたし、話しかけてくるご婦人。
キャンユースピーク、イングリッシュ?

ア、リトル、答えるわたし、まったく聞き取れない早口の英語で何かを訊いてくるご婦人。

赤縁に真っ黒レンズのサングラス、ショッキングピンクのリネンシャツ。エクセレントなファッション。

フランス?英語が母国語でないヨーロッパの国の、独特のイントネーションによる早口の英語。
聴き取れない焦り、伝わらない苛立ち。
アット、フロントオブ、ロンドンスポーツ新宿店。

アフターミニッツ。
メイビー、ユーキャンテイクア、タクシー、オンディスストリート!
オーケー、オーケー、サンキュー!
グッドラック、ハバナイスデイ!

新宿2丁目、午前10時。

 

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6月3日(月) 定休日

Le Travailleur Gallice – Le Blouson.

Gallice の新作ジャケットが入荷しました。
今季の新型のブルゾンタイプで、SPENCE BRYSON のアイリッシュリネンの生地が使われています。

 

Gallice は実際のフランスのワークウェアメーカーの手によるアパレルブランドです。
自社ネームでリアルなワークウェアも並行して手がけていますが、Gallice ネームでファッションアイテムとしてのフレンチワークウェアを展開しています。
このジャケットも実際に工場に存在したアーカイブの中から採用されたジャケットで、サイジングやファブリックをアレンジしてファッションアイテムとして昇華しています。古い年代のクセのようなものがフレイバーとして薫り、現代的なファッションアイテムとは別種の魅力が感じていただけるはずです。

 

Outline
ブルゾン型のリネンジャケット。
アイリッシュリネンの生地をメインプロダクトとするアイルランドの生地メーカー SPENCE BRYSON のリネン生地を使用。
フレンチワークを感じさせるやや大ぶりで、やや前下がりの襟が特徴的なブルゾン型のワークジャケットです。
襟と裾のタブ、内ポケット、裾のアジャスタータブといったディテールが見られ、ラグランスリーブにクラシックなゆったり型のシルエット。
フレンチワークのエッセンスを感じさせつつも、カバーオール型のジャケットとはまた違ったバランスで新鮮です。

 

襟のクセがもうフレンチワークジャケットですが、やはりしっかりめのアクセントになっていると思います。
そして SPENCE BRYSON の生地もまた抜群で、ブラウンのストライプはとても雰囲気があり、このジャケットのテイストとよくマッチしていると思いますし、ブラックのリネンもまた、古いフランスの貴重なヴィンテージかのような風格を感じさせます。

 

SPENCE BRYSON のこのアイリッシュリネンの生地ですが、一応強い防縮加工が入っているとうことです。ただ、まったく縮みが出ないかというと、そうもいかないとは思いますが、縮みは最低限であるはずです、というアナウンスをいただいています。

ブラックとブラウンの生地で、ブラックの方がやや薄く、ブラウンストライプの方が少し厚いです。
製品としても、生産ロットが違ったのか何なのか、着丈とゆき丈に違いがあり、ブラックの方がやや短い、ブラウンストライプのほうがやや長い、ただ基準となる胸まわりのサイズは同一でした。

 

ブラックが3、ブラウンストライプが2、を着ています。
いずれも裾のタブを絞って着ています。

 

Skilled Workers のキャスケットとも好相性ではないでしょうか。

ワークがルーツのアイテムですし、ヴィンテージベースのデザインですし、何が正しい着方というのはありません。ただ、デザインと素材感によって独特の雰囲気がありますので、この雰囲気をあの手この手でうまく生かせたら楽しいことは間違いありません。
ちょっと変かもしれないけど、でも抜群に格好いい、みたいなことが起こりうるジャケットではないかと思います。

洗って着てヨレヨレになったリネンのジャケットは、それだけでモノとして格好いいですから、そうなるまで愛用できたら素晴らしいですね。

後日となりますが、同じ生地、同じ色展開で、昨年も販売したパンツも入荷の予定です。

 

Le Travailleur Gallice – Le Blouson
col : Noir / Noix Raye
size : 2 / 3 / 4
price : 31,900 in tax

 

さぁ、ゴールデンウィーク後半戦、しっかり盛り上がっていきましょう!

 

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5月6日(月) 定休日