New Arrivals.

ARMEN のサスペンダーが入荷しました。

ずいぶん前に一度展開しましたが、久しぶりの登場となりました。実は ARMEN では毎シーズン用意されている定番アイテムとなっています。
イギリスの ALBERT THURSTON 社の手による、英国スタイルの本格派です。

 

イギリスものならブレイシーズと呼べ、という声も聞こえてくるかもしれませんが、まあ堅いことを言わずに、スタイルのアクセントとして思い思いの使い方をしていただけたら、というのがブランドさんのスタンスです。

 

スラックスのトラッドスタイルにも、ワークっぽいスタイルにも、いろいろとお使いいただけます。
どんなスタイルにせよ、ズボンを吊れば何かクラシックな薫りが漂います。当たり前のように、堂々とするのが格好いいと思います。

 

ARMEN – Suspenders
col : Camel / Dk.Brown / Black
price : 8,000 (+tax)

 

イギリスのファクトリーブランド、Alderney のモールスキンのキャップ。
なかなか届かないので、今回はもう無理かなと諦めかけたところで、突然の入荷でした。

 

起毛感のある、いわゆるイングリッシュ・モールスキン。ブラックでシンプルクールな雰囲気です。

 

Alderney – Moleskin B.B.Cap
col : Black
size : Free
price : 7,800 (+tax)

 

恒例の Highland Tweeds もいつものタイミングで入荷。
標準サイズのラムズウールのタータンチェックマフラーです。

 

果てしなくある色柄の中からだいたい例年通りのバラエティーになるようピックアップしています。
毎年いろいろな色柄を見ていますが、自分自身で 『いいな』 と感じる色合いは、発注時と入荷時で違ってしまい、実際に素早く売れていく色柄も発注時の予想と違ってしまい、既に制御不能になって久しいです。
しかし、バリエーションというのは、ふとした出会いをもたらしてくれて、それだけで価値があるのだと思います。

昨年も書いていますが、この色目持っていないな、このアウターだけ合う色柄がないんだよな、値段の割にはきちんとしたプレゼントになるな、等々、細かいニーズでお気軽に物色していただけたら幸いです。

 

Highland Tweeds – Wool Muffler
col : various
price : 4,000 (+tax)

 

New Arrivals.

アイルランドの Jonathan Richard より、ツイードのキャスケットが入荷しました。
Fuzz では秋冬の Jonathan Richard は初めてとなりますが、James Lock 同様、グッとクラシックな風情が高まります。

 

ツイードの本場でもある自国アイルランド産の生地を使用。いかにもあちらのツイード生地という雰囲気で、これだけでグッときてしまいます。

春夏はリネンだったので、薄地であるがゆえにクタッとつぶれましたが、今回のツイードは生地厚がそれなりにありますので、かたちがしっかり出てきます。そのせいで、同じ型ではありますが、Jonathan Richard では春夏と秋冬でけっこう雰囲気が違ってきます。

 

モノトーンカラーのヘリンボーンツイード。こちらかなり厚地となります。ヨーロッパ的クラシックなテイスト。

 

こちらは多色使いのチェック。ウールツイードとしては地厚はさほどでもありません。
やはりクラシックな雰囲気ではあるものの、思い切ってイマドキにも振れそうな気配があります。

 

Jonathan Richard – NEWSBOY *Irish Tweed
col : Black / Brown
size : 58cm / 59cm / 60cm
price : 18,000 (+tax)

 

ARMEN のコットンネルの後染めスカーフ。
ウールでなく、起毛コットン地となります。

 

チェック柄のネル生地を後から染めています。パキッとした多色のチェックが一定の色調を帯びて、コントラストの弱い、シックなトーンに落ち着きます。

 

①起毛コットンなので、柔らかな肌触り。チクチクは無縁。
②コットンなので、水洗いが可能。
③ウール素材よりも生地が詰まっているので、生地中にあまり暖気が溜まらない。

 

さらに短くすると、肌触りが好くて、洗えて、暖かさではウールマフラーに負ける、ということ。
冷気から首まわりを守るという意味で、もちろん暖かいことは確かですが、ウールマフラーで感じられるホカホカする感じはコットンでは無理です。

むしろウールは暑すぎるから風から守れるだけで充分という向きもありますし、ちょうど今のような、冬の寒さの手前、秋の朝の寒さくらいにちょうどよかったりもします。
朝晩と日中の気温差が大きい今、アウターを重くするというよりは、このコットンのマフラーを行きと帰りだけ巻く、という方が効果的なような気もします。

 

ARMEN – Cotton Flannel Scarf
col : Beige / Grey
size : 190cm×38cm
price : 7,000 (+tax)

 

New Arrivals.

Charpentier de Vaisseau のダッフルコートをご紹介します。
こちら、イギリスの LONDON TRADITION の手によるイングランド製となります。

 

LONDON TRADITION はインポートブランドの世界ではなかなか有名で、自社工場を持つファクトリーブランドです。主にウールメルトンのPコートやダッフルコートをつくっていて、毎シーズン、いろいろなインポーターや大手セレクトなどがデザインや生地を持ち込んで生産を依頼しています。
僕もインポートの展示会では毎度毎度目にしていたのですが、ずっと Gloverall を続けていたため、ほとんど興味を持ちませんでした。インポーターさんが用意する純ファクトリーブランドとしての LONDON TRADITION は、Gloverall よりお手頃に本場のダッフルコートが、という立ち位置でした。そのため、目にするもののほとんどが、オーソドックスな直球のダッフルコートだったのです。

ところが、シャルパンティエ。

 

しっかり “らしい” 雰囲気でつくらせてしまいました。
普通、一般的なダッフルコートはフーデッドですが、こちらはラウンドカラー。やや長い着丈でラグランスリーブ、そして素晴らしい色味も魅力的です。
総合的に見て、代えの効かないオリジナリティがしっかり感じられ、しかもそれが変な癖系のものでもなく、同時にクラシックアイテムなればこその普遍性も失われていないという。

 

ハーフコート丈よりやや長め、ダッフルなので裏地のない一枚仕立て、トッグルは上の方に3つ。
羽織って歩く姿が絵になります。

 

Charpentier de Vaisseau – Duffle Coat
col : Greige
size : 2
price : 47,000 (+tax)

 

変型ダッフルにつづいて、変型Pコートは ARMEN です。
ボタンを小さく、少なくして、すっきりした雰囲気に、そして着丈はハーフコート丈でしっかり、全体になんとなくエレガントな風情です。

 

生地は化繊多めの厚地で軽い、エアリーなダブルフェイスのメルトン。表面起毛をさせているので、ウールモッサということになるでしょうか。ふんわりしていてソフトな質感です。

 

バランスが取りやすく、コーディネイトしやすいというPコートのいいところを備えつつ、オーソドックスなPコートスタイルにファッション的なスパイスをちょっと利かせているといった感じでしょうか。
ありきたりな感覚が無く、しっかり格好いいです。

 

ARMEN – Double Face Mid Length Pea Coat
col : Black
size : 1 / 2
price : 32,000 (+tax)

 

New Arrivals.

BRENA のウールのジャケットが新たに届いています。
同じモデルでネイビーフラノとブラウンツイード。しっかりした素材にしっかりした仕立て、大人対応のカジュアルしっかりジャケットです。

 

春夏でも登場した Round Jacket というモデルで、秋冬生地。
裾のラウンドカットが特徴で、オープンで着ると開いてラウンドが強調され、ボタンを全て留めるとわりあいと普通な見え方がします。

さらに大きな特徴は、腹部に身幅を絞るためのボタンが一つ用意されていることです。飾りの意味合いが強いとは思いますが、上からコートを羽織る時には実用できるディテールだと思います。

 

総裏二重仕立て、袖口は本切羽、センターベント、外ポケット3つ、内ポケットが2つ。
基本はしっかりしたテーラードジャケットで、最終的な味付けの部分で、カジュアルに向けているような印象です。
例えば同じテーラードジャケットでも Candidum はきれいめな味付けとなっていて、大きく着崩すのは難しく、品好くパリッと着た方がしっくりきます。BRENA の方がカジュアルな風味を強く効かせていて、軍パンやワーク系のパンツとでも合わせていけそうな雰囲気です。
同じようなアイテムでも、ブランドさんの考え方や好みなどの影響で、そういう違いが生まれてくるのが面白いです。

 

ツイードはブラウンです。アメリカの生地メーカー American Woolen Company のホームスパンとなります。
ツイードならではの粗野なカントリー感も多少ありつつですが、ソフトで上品な生地です。しっかりした厚さがありますので、ラフな着こなしにもかなりいけそうな雰囲気です。

 

BRENA – ROUND JACKET *Tweed
col : Brown
size : 44 / 46 / 48
price : 35,000 (+tax)

 

ネイビーフラノの方は、ややきれいめな印象。
イタリアのColombo 社のファブリックで、ウールとアルパカ混のフランネルです。この生地メーカーは、ウールやカシミヤ素材を得意とするのクロージング系のメーカーです。

 

ウールフラノとしては薄いと言っていいでしょう。ウールらしい上品な面はしていますが、肉厚感は希薄で、より上品な生地感です。
実際に着ていても軽く、室内でも着ていられるであろう軽快さがあるように思います。

 

BRENA – ROUND JACKET *Tweed
col : Brown
size : 44 / 46 / 48
price : 35,000 (+tax)

 

ARAN から2モデル、入荷しました。
3年連続3回目の出場、SWD Parka と、ブランド定番ながら Fuzz 初登場のベストを1色でセレクトしました。

 

ベストは軽量撥水のナイロンタフタのシェルに薄い中わたという仕様です。
ややコンパクトな設計ですが、着丈はわりあいとありますので、インでもアウトでもいけるよう、バランスをとったのだと思います。

 

面白いのはクルーネックで、打ち合わせが深く、襟の部分が少々珍しいかたちをしています。

 

前ポケットがあり、裾のサイドにアジャスターがあり、適度なデザインが入ることで、アウターでも映えそうです。

 

ARAN – Vest
col : Dk.Grey
size : 1 / 2 / 3
price : 18,000 (+tax)

 

SWD Parka は昨年とまったく変更なしできています。

 

生地がロクヨンのクログラン。高密でしなやかな平織り生地です。

 

しっかりポケットがあり、ウエストにコードがあり、非常に凝ったディテールです。
特にフロントの二重になったポケットが評判がいいです。

 

ある人はモッズコートと同類と解釈し、ある人はアウトドアの系譜と捉え、またある人は Barbour の丈の長いジャケットと同類と捉え、といった風に、特にこのブラックだと解釈の幅が広がり、懐の深さを感じさせてくれるように思います。

などとなんだかんだ言いつつ、実際にはどう着てもしっかり絵になり、実用性も高いという優秀さが人気の秘密でしょう。

 

ARAN – SWD Parka
col : Black
size : 1 / 2
price : 42,000 (+tax)