Black Sheep.

Fuzz における冬の風物詩、Black Sheep のアイテムが入荷しました。
少し前には暖冬予報が出ていましたが、むしろこの時期としては例年よりしっかり寒いような気がする今日この頃。ブリティッシュのあたたかアイテムはいかがでしょう。

以下、当店のオフィシャルの説明文です。

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『ブラックシープ』 とは、実際に生息する羊の品種の名前です。
その名の通り黒い毛を持ち、標高の高い山地に生息しているそうです。寒いところに住んでいる羊の毛だから温かいだろう、というところが説得力の部分です。

また、極力脱脂を控えめにしたピュアウールの状態で製品にしており、いかにもイギリスのトラディショナルな防寒用ニット製品といった趣が感じられる品々です。

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見事なくらいずっと変わらないです。

 

新アイテムとして、今季はスヌードが出ましたのでとっております。
リング状になっていて、ぐるぐると二重に巻いて垂れ下がるものなし、というつくりです。そもそもチューブ上になっているためローゲージニットの生地が二重になっている状態で、それを2回巻きますから、しっかりボリューム感があります。

 

数年前にありました Derby Tweed というミックスカラーが復活しています。
それと定番の Grey Tweed の2色展開です。

 

Black Sheep – Snood Low Gauge
col : Derby Twist / Grey Twist
price : 7,000 (+tax)

 

昨年ご好評につきアゲイン、ニットのハット。

Black Sheep – Knit Hat
col : Brown / Black
price : 5,300 (+tax)

 

こちら恒例、指貫きのグローブ。

Black Sheep – Open Finger Knit Groves
col : Derby Tweed / Grey Twist / Twist
price : 2,400 (+tax)

 

毎年12月に入るのを見計らって投入しているのですが、Black Sheep を店頭に並べると、ああ、師走だ、今年もここまで来ちまった、と思い、時間が経つのが速い速いと騒ぎつつ、今シーズンの入荷案内の終点が見えはじめることによる安堵が広がります。

展示会巡りから発注作業、新入荷商品の紹介と通販ページづくり、これを同時に進めていかなくてはならない怒涛の忙しさが落ち着きだして、パッとまわりの景色が視界に広がるのもこのタイミングです。
すると街角にはクリスマスツリー、お店に入ればクリスマスソング、という状況で、自然、なんとなくウキウキするではありませんか。

しかし、それにしても時の経つのは速いですなぁ。
平成より令和の方が、物理的に1秒とかが速いんですね、きっと。

 

New Arrivals.

BRENA のウールのベストが入荷してきました。
丸襟、ジップアップのシンプルなデザインですが、意外と独特な存在感。玄人好みの渋いアイテムです。

 

しっかりしたウールメルトンにコットンの総裏地ですので、まず重厚感があります。そこへデザインは重過ぎずにさっぱりと。そのバランスが何かしらニュアンスを感じさせ、不思議な魅力をたたえています。

 

特徴的なディテールとして、丸襟ながらもチンストラップが付いていることが挙げられます。特別に実用性を向上させるものではないと思いますが、これがあることで不思議とクラシックな雰囲気に見えるから不思議です。
Barbour などのオイルのハンティングジャケットのインで着たいな、とか、急に妄想が広がります。

 

フロントはダブルジップ、サイドにさりげなく入るスリットもいい感じ。
ポケットは前の左右、内ポケット1つ。

 

さっぱりしているけど、なんとなく味があって、着こなしの幅も、奥行きも広げてくれるような気がしました。
こう着たいな、これと合わせたいな、などと自然と思わせてくれる面白さを感じさせてくれるのではないでしょうか。

 

BRENA – GILET CHAUD
col : Charcoal / Navy
size : 44 / 46 / 48
price : 26,800 (+tax)

 

comm.arch. からはウールのあったかパンツが入荷しています。

 

ブランドとしては定番素材となるジーロンラムによるウールモッサ生地を使用。やわらかなジーロンラムを贅沢に使用し、表面を長い毛足で起毛させています。
このプロダクトも編地ではなく織地となっています。やはりボトムについては、基本的には織地の方がふさわしいと思います。

 

シルエットはゆったり太めで、裾に向かって緩やかにテーパードしています。ウエストはバックギャザーにドローコードのベルトレス仕様となります。

comm.arch. のボトムは、現状このシルエットのバランスが定型となっていて、適度なゆるさが心地好く、合わせやすさもあると好評を博しているということです。
なるほど、穿いてみるとゆったりでもなんとなく品のある太さで、なおかつ使いやすいバランスです。

寒い日用のエースとして、こういうパンツがあると心強いことでしょう。

 

comm. arch. – Geelong Lamb’s Easy Trouser
col : Deep Forest / Black Out
size : 2 / 3 / 4
price : 25,000 (+tax)

 

suolo – Nomad.

suolo のバッグをご紹介します。

Fuzz では初登場となりますが、ブランドとしては定番モデルとなります、Nomad。キャンバス×レザーのしっかりした素材感の中型サイズです。

 

素材としては、ボディが6号キャンバス、レザーが栃木レザー。
厚地でがっちりしたキャンバス生地は、表面にパラフィン加工が為され、その後にバイオウォッシュをかけるという方法で、独特のアタリのある表情と質感になっています。

栃木レザーのパーツの部分も、サドルレザーのような厚みがあってしっかりです。
全体として重厚感があり、タフな仕上がり。多少どこかにぶつけてしまっても、ぶつかってこられても、ほとんと意に介さないですむようなタフネスを感じさせてくれます。

 

ワンショルダー、斜め掛け、手持ち、使い方としては3通りです。
ベルトの調節穴が15個ありますので、短めにして片肩掛け、長めにして斜め掛け、口の内側にグリップできるベルトがありますので、そこを掴んで手持ち、という具合です。

 

内装のつくりは suolo ならでの仕様です。
厚地キャンバスがライニングとされていて、本体がスナップボタンで閉じられます。そのライニングとボディのキャンバスとの間に生まれる空間が内ポケットという扱いになります。

小さなストラップも付きますので、これで本体の口が開かないようある程度固定することもできます。不要であれば取り外せます。

 

結構前からあるモデルなので、店頭では既にお使いの方もちらほらと目にします。
ここのところ、意外とこの大きさのバッグのラインナップが手薄な気がして、ずっと機をうかがっていたこの Nomad をご用意した次第です。

機能重視のバッグには期待できない類いの、素材感を生かしたファッション性を suolo は意識しています。どちらがいいということではなく、使い分けだと思いますので、最近ちょっとナイロンものばかりだな、というみなさんは是非チェックしてみてください。

『やっぱり使い勝手だけしか求めないのは寂しいじゃない』
suoloデザイナーの水野さんはいつも笑ってそう言っています。

 

suolo – Nomad
col : Khaki / Black
price : 19,000 (+tax)

 

New Arrivals.

この時期の恒例、巻きもの類をご紹介します。
まずは初登場となりますが、あまり初めてという気もしないイギリスのメリノウールのマフラー。ツイードで名高い MOON社のブランドです。今回はあえて大判サイズを選んでおります。

●Bronte by Moon
1837年創業のイギリスの老舗生地メーカー Abraham Moon 社が展開するブランドです。
毛織物専業として長い歴史を持ち、紡績から染色、織りまでを一貫してイギリス国内にある自社工場でとり行うことができます。

 

単純に、いい感じの色味があったという理由でのセレクトです。
大判、小判と用意があり、小判の方は恒例の Highland Tweeds というブランドで今年も発注していますので、このブランドでは大判サイズということにしました。

大判サイズはマフラーに限らず、膝掛けや女性ならショールのように肩からかけてという使い方もできます。
僕も別のブランドではありますが、ドレスゴードンのチェック柄のこういったウールのブランケットを膝掛けとしてリビングで使っています。この季節になるとソファに掛けておいて、ちょっと寒いなという時や、うたた寝の際など、意外としっかり使います。これが普通の毛布やタオルケットになってしまうと、リビングの景観が崩れますので、やはりタータンチェックのウールブランケットである必要は大いにあると思います。

 

普通にボリューミーなマフラーとしてもいいでしょう。
膝掛けとしては、前述のようにリビングに、またはマイカーの車内用にもいいです。また、サッカーやラグビーなどの冬の屋外スポーツ観戦、その他アウトドア関係に。
レディスは肩からマントのように羽織っていい感じですので、そう、レディへのギフト、あるいは奥さまのご機嫌とりなどにもよろしいのではないでしょうか。

 

Bronte by Moon – Wool Muffer Large
col : Camel / Natural Check / Orange Check / Black Watch
price : 11,000 (+tax)

 

Khata のカシミヤ50、ウール50の薄手大判のストール。ここ数年続けているので、もはや定番アイテムといえるかもしれません。
ナチュラルなやわらかい色合いに加え、とても肌触りがいいです。

 

こちらも男女問わずといった雰囲気。そう、レディへのギフト、あるいは奥さまへの献上物としてもいいかもしれません。

もちろん基本はメンズ用として考えていますので、安心して使ってください。通勤用にしている人もいらっしゃり、普通にクラシックな風情でも合わせられます。キュッと巻くとさほどのボリュームになるわけでもなく、おさまりもいいです。
とろける系のやわらかくて滑らかな肌触りですので、チクチクが苦手な人も気持ちよく使っていただけます。

 

Khata – Cashmere Wool Scarf
col : Taupe / Dk.Brown
price : 13,000 (+tax)