Universal Works.

Universal Works. のコート、ジャケット、パンツが入荷しました。
冬向けアイテムとなります。

 

ウールメルトンの長さしっかりのシンプルなステンカラー型コート。
定番だった Top Coat をアップデートして Over Coat になりました。

身まわりをややゆったりさせて、着丈を長く、というのが変更点となりますが、ドロップショルダーのオーバーサイズ的なニュアンスではありません。よりクラシックな雰囲気になったと思います。

 

いかにも Universal Works. らしい青みの強いウールメルトン。しっかりしていますが、厚すぎて重たすぎるということはありません。

 

コートのスタイルとしては、非常にシンプルでオーソドックスですが、だからこそ滲み出る、コートスタイルならではの雰囲気の好さが魅力でしょう。
Universal Works. のクラシックとカジュアルの程よいバランスは、細いパンツ、太いパンツ、スニーカー、革靴、どこでどう楽しんでもOKな雰囲気なので、さまざまなスタイル層から手が伸びてきます。この幅の広さ、懐の深さが実は希少で、存在価値の高さを感じます。

 

Universal Works – Over Coat
col : Navy
size : XS / S / M
price : 52,000 (+tax)

 

こちらも定番モデル、Baker Jacket となりますが、珍しいツイードファブリックで。
かねがね、このモデルでウール系の素材を使ったものをやったらいいのにと思っていたので、僕としては願ったり叶ったりのプロダクトです。

Oliver Spencer のような雰囲気もして、Universal Works. の平熱よりもややファッション性の高い、かつヨーロッパ的薫りの強いアイテムになっていると思います。

 

生地はイタリア製のブランドものです。おそらくトラッド系やワーク系とは畑違いの、コレクション系に供給するようなテキスタイルメーカーなのだと思います。
厚地でいながら非常に軽くてやわらかで、派手な色でもないのに華やかさがあります。

 

胸の黄糸でかがっているボタンホールは飾りです。この Baker Jacket のアイコンになっているディテールです。

 

いつものちょっと男くさい雰囲気ではなく、品の好いファッション性を感じさせてくれます。
カバーオール型は、着やすくて合わせやすさもあり、冬アウターとしてもかなり便利に使えると思います。

 

Universal Works – Baker Jacket
col : Navy
size : XS / S / M
price : 48,000 (+tax)

 

こちらは3年連続3度目の出場となる、ウールフリースのカーディガン。

アウターとしてはもちろん、コートやジャケットのインでレイヤードジャケットとして、また寒い屋内での室内着としてなど、さまざまな使い方をイメージできるユーティリティアイテムです。

 

ポケットも多くあるので、ますます実用的。
ワックスコットンやナイロンなど、防風性能は高いけど、保温性能が弱いアウターを補助したり、汚れが付着しにくいボアフリースなので、アウトドアでの使用を考えたり、使いみちを考えるのも楽しいのではないでしょうか。

 

Universal Works – Wool Fleece Cardigan
col : Charcoal
size : XS / S / M
price : 24,000 (+tax)

 

ブランド定番モデル、Fuzz では初登場となりますが、Military Chino というモデルの起毛コットンのパンツです。

典型的な Universal Works. 的バランスの、強めのテーパードシルエットとなります。

 

生地はしっかり目の詰まった起毛コットン。真冬にもいけるであろうしっかりした生地感です。
こちら、いつもの生地惚れセレクトとなります。

 

Universal Works – Military Chino
col : Black
size : XS / S / M
price : 23,000 (+tax)

 

Hackney Union Workhouse – Coats.

Hackney Union Workhouse のコートが入荷しました。

ブランドとしては定番の2型、East End Coat は Fuzz 初登場、Fisherman Long Coat はアップデートが入り新しくなりました。
どちらも Workhouse 的クラシックという位置づけされる、”ならではの” 世界観が感じられるプロダクトとなっています。

 

East End Coat は、スタンドカラーと前合わせが独特の着丈長めのコートです。
デザインと世界観が19世紀的な雰囲気がして、いかにもオールドファッションをベースにする Workhouse のエッセンスを感じさせてくれます。

よく50年代や60年代のミリタリーやワークウェアを再現したプロダクトが何々のブランドから出てきたりしますが、Workhouse が見ているのはもう少しさらに古い年代です。

 

スタンドカラーに斜めの前合わせ、肩パッドが入って肩のかたちをしっかりつくり、腕の部分にダーツを入れて立体的にして、ウエストにシェイプが入ってシルエットを美しく見せます。
ある種のものものしささえ感じますが、格好いいことは確かでしょう。

 

生地はヘビーウエイトのコットンツイルです。先日ご紹介したジャケットと同じもので、厚地でいながらしなやかな質感、ソフトなタッチ、という上質生地です。
総裏地の仕様で、身頃はコットン、袖部は滑りのいいレーヨンの裏地が付きます。

 

ルーツとしてはワークウェアということですし、かしこまって着る必要はありません。前をオープンにして、ガサッと羽織るというスタイルで問題なく、渋い経年変化が期待できる厚地のコットンなので、ガシガシ着てくださいということです。

何か年代ものの古着を着たときと同じような、唯一無二の、他では味わえないような魅力を感じていただけるような気がします。

 

Hackney Union Workhouse – East End Coat *Cotton
col : Black
size : S / M
price : 54,000 (+tax)

 

同型の生地違い。コットンツイルはデイリーウェアとして、こちらはウールで週末用としていかがでしょう、とデザイナーさんがコメントしています。

生地はウールツイードとなっており、こちらはヨークシャーで手に入れたデッドストックの生地だということです。このブランドのデザイナー氏は、常にデッドストックの生地を探しまわっていて、毎シーズン、その成果がコレクションに反映されます。

 

適度な厚さでやわらかさもあるいい生地です。
チャコールの色合いもシックで、色味、質感共にコートのデザインと調子よくマッチしているように思えます。
ウールになると、自然、よりダンディな雰囲気で着ていただけるのではないでしょうか。

 

Hackney Union Workhouse – East End Coat *Wool
col : Charcoal
size : S / M
price : 56,000 (+tax)

 

こちら、New Fisherman Long Coat。
“New” がつくのはフードの付き方が新しくなった新バージョンであることを表します。以前も独特でしたが、今回もしっかりしたタブが付いてインパクトがあります。

 

ダブルブレストでややゆったりしたシルエット、ドルマンスリーブ気味に袖が付いて、着用感はゆったりしていますが、裾広がりでないため見え方は意外とスマートであるという特徴があります。

こちらもデザインが色濃く入って独特ではあるものの、不思議と外国的なクラシックさが感じられます。

 

厚地のウールメルトンですが、いわゆる海軍メルトンのような重たくて厚いというものではなく、適度です。こちらもデッドストックの生地となります。

 

もしかしたら、ヨーロッパ的Pコートとダッフルコートが合わさったような性質を持つがゆえ、なにがしかの普遍性を感じるのかもしれません。
Workhouse 的クラシック、格好いいです。

 

Hackney Union Workhouse – New Fisherman Long Coat
col : Black
size : S / M
price : 58,000 (+tax)

 

SANDERS – Brit Chukka.

SANDERS の Brit Chukka が入荷しました。

SANDERS の定番といえば、Miltary Derby Shoe とこの Brit Chukka です。
Fuzz では ミリタリーコレクションの方の品揃えがメインにはなりますが、急にこのブリットチャッカが格好よく見えるタイミングがあり、それが今シーズンでした。

 

商品説明を再掲します。

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アッパーはきっちり上質なスエードレザー、そしてマッドガード製法といってクレープソールを圧着で付けて、側面ぐるりと革を巻いたアウトソールが大きな特徴となっています。

マッドガードは、その名の通り『泥よけ』 の意味合いで、水溜りやぬかるみなどにはまってしまっても大丈夫、ということがそもそもの目的です。

俳優スティーブン・マックイーンが映画などで履いていたことで有名になったのですが、モデル名前の Brit Chukka は、映画 『Brit』 に由来するということです。
通称 『プレイボーイ・チャッカ』 などとも呼ばれている、知る人ぞ知る人気アイテムなのです。

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今シーズンのカラーは Polo Snuff という、このモデルでも最も定番とされる一番手のカラーです。前回のものが1足残っていますが、同じ茶系でもやはり違い、こちらも明るくはないですが、赤みのある落ち着いた茶色となっています。

 

クレープソールで履き心地も印象としても柔らかさがあり、典型的な大人のカジュアル靴であると言えます。カジュアルはカジュアルでも、本格派の手によるカジュアル靴であり、やはり凛とした端正なたたずまいを見せてくれます。

ラフになることなく、品好くカジュアルなスタイルを、という層には特におすすめしたいシューズです。Kei Macdonald のニットだったり、SOUTIENCOL のシャツ、 Candidum のジャケットあたりとは相性が抜群であろうと思います。

 

SANDERS – Brit Chukka
col : Polo Snuff
size : 6 / 6H / 7 / 7H / 8
price : 43,000 (+tax)

 

Candidum – Tweed Tailored Jacket.

Candidum のツイードジャケットをご紹介します。
先にご紹介済みの Homespun とは別に、MOONのツイードでもご用意しています。

 

こちらはセットアップではなくジャケットのみ。ハンティングジャケット調のディテールが入り、よりカジュアルな着こなしに向いていてます。

 

上衿のタブ、プリーテッドのパッチポケット、腰部分のバンド、ちょっと盛り付けがあってのカジュアル仕様です。
その他基本の仕様は変わらずに、段返り3つボタン、背抜き袖裏、センターベント、袖が仮切羽。ラペルの折り返しを深めに、またあえてプレスを緩めにして、柔らかい印象にしています。
原型はここ数シーズン続いている Candidum の定番型となりますので、スマートなフォルムです。(サイズ感も共通です)

 

ファブリックはイギリスの MOON社製。ツイードファブリック専門の老舗生地メーカーです。
シェットランドウールが素材となりますので、軽くてソフトな生地感となります。着心地としてもかなり軽さを感じます。

 

ネルシャツやデニムなど、気さくなアイテムと合わせてよりカジュアルに着れますが、スタイリングのバランスはスマートになります。
ギャバジンやベンタイルなどのコットン系のコートと合わせて、冬時期にしっかり着ていただけたらと思います。

 

Candidum – Tailored Jacket *Moon Tweed
col : Navy / Dk.Brown
size : 44 / 46 / 48
price : 38,000 (+tax)