ARAN の新作パンツが2モデル、入荷しました。
ARAN は入荷遅れの常習犯ですが、今回はその遅れを逆手にとって、うまい具合にご用意しています。春先の納品をはじめから諦めて、晩夏初秋のちょうどよいタイミングに納品を合わせていただきました。
どちらも通年生地の範囲の中で、わずかに軽めといった生地となりますので、猛暑の時期は厳しいにしても、この先暑さが少しやわらげば、早々に実戦投入できるウエイト感となっています。
特にシャツ、パンツに関して、秋冬シーズンには、やはり秋冬シーズンらしい生地が多く使われるため、10月や11月まで待たなければいけないことが多いですから、オールシーズンの生地は意外と貴重だったりします。
ただ、ARAN に関しては、圧倒的にオールシーズン向け生地の使用が多いのですが、、
初登場モデル、BP PT です。
“BP” とは、Box Pleats という意味で、その名の通り、ボックスプリーツが特徴のパンツです。ちょっとエレガントな雰囲気で、加えて生地も抜群なものが使われております。
Outline
ボックスプリーツのコットンパンツです。
通称 『拝みプリーツ』 と呼ばれるボックスプリーツによって、腰まわりをややたっぷりさせた緩やかなテーパードシルエットが特徴です。
バックの両玉縁ポケットでしっかりクラシックな佇まいを備えますが、あえてドレスパンツのディテールを積み過ぎず、あくまでもカジュアルユースをイメージしてつくられています。
ファブリックは強撚双糸のツイルです。ミドルウエイトのオールシーズン地ですが、強撚糸ゆえにわずかに薄地となっています。強撚糸ならではのシャリ感と、てろんとした上品な質感を備えた上質なファブリックです。
インプリーツ+アウトプリーツのダブルプリーツであるボックスプリーツは、腰まわりに生地の余分を取ってゆったりさせます。
ほんのりと80年代後期のスラックスの気配があるようにも感じます。
ある程度テーパードを利かせて、細からず、太からずのシルエットです。ARAN のパンツはシルエットに極端な特徴はつけませんので、常に一定の安心感があります。
悪い言い方をしたら、中途半端な太さなのかもしれませんが、格好つけにいかない格好よさ、みたいなものを感じられたら、それは ARAN の好さを理解していることになると思います。
ARAN – BP PT – Beige
col : Beige
size : 1 / 2 / 3
price : 26,400 (税込)
もう一型も初登場モデル、EG PT。
“EG” は East Germany で、東ドイツ軍の作業用オーバーパンツがモチーフになっています。
Outline
東ドイツ軍のオーバーパンツをモチーフにしたワイドパンツです。
ウエスト後側にゴムが入り、内側のアジャスタータブとドローコードによってベルトレスで穿く仕様となっています。
裾もボタンによって絞れる仕様になっており、古くからあるアナログなディテールも ARAN らしい楽しいポイントです。
シルエットはオーバーパンツのイメージから太めとなりますが、太いだけの大味なシルエットにならないよう、しっかりアレンジを利かせていますので、バランス好く合わせていただけます。
ファブリックは中厚、ややライトウエイトのコットンキャンバス地。ずっしりしたキャンバス地ではなく、ソフトな打ち込みで軽い穿き感となっています。
ウエストの内側のアジャスターです。
腰部分にゴムが入っていて、このボタンの位置を変えることで、ゴムの利きを強めるという仕様です。
裾の後側にボタンが一つ余分に付いています。タブのボタンをこちらに移すと、裾が絞れるという簡単な仕組みです。
はっきりと太いですが、でもすごく太いというものではなく、穿きやすさ、合わせやすさがあってほどよいと感じます。
軍パンな感は少しありますが、あまりミリタリーミリタリーしていない、そもそも黒だし、というところで、使いようでいろいろなコーディネイトができると思います。
何より穿いた感覚が楽ちんなので、そういう意味でも、使い勝手の好いデイリーパンツになるような気がします。
ARAN – EG PT
col : Black
size : 1 / 2 / 3
price : 25,300 (税込)
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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00 – 21:00 (平日・土) / 13:00 – 20:00 (日・祝)
月曜定休
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8月22日(月) 定休日
8月29日(月) 定休日