久々の登場、Le Minor (ルミノワ)。
元々フランスのバスクシャツをつくるメーカーですが、日本の商社さんによるライセンス展開もいろいろとあります。
その中から、グレンチェックのコートがよかったのでセレクトしてみました。
トラディショナルな雰囲気のブラウン系グレンチェックは、柄ものではありますが、とても落ち着いています。華やかさがりつつ、落ち着きもある、というのがトラッドなものたちの魅力でしょう。
素材はポリエステルの軽いもので、胴部にはキルティングでシンサレートの中わたが薄く入っています。シルエットが膨らむほどの厚さではなく、モコモコ感は感じられません。
シルエットは標準的なものではありますが、ジャケットの上から羽織ることを考えられたサイズ感になっていて、すっきり系のかたちをしているわりにはサイジングはやや大きめの設定となっています。
意外とどのように解釈してもよさそうです。
ベレー帽などかぶって、太いパンツと合わせてフレンチシックな雰囲気もよければ、細身のジャケット、パンツと合わせてダンディにパリッとトラッドにというのもいいでしょう。
そしてもちろん、いつもスーツの上に着て、ビジネスユースというのもいいと思います。
ファッション的にベーシックであると、アイテムそのものに思惑がなくなり、飽きずに使いやすかったりするもので、まさにそういう類いのコートではないかと思います。
Le Minor – Check Coat
col : Brown Check
size : 38 / 40 / 42
price : 32,000 (+tax)
ARMEN は久しぶりのキルトジャケット。
今季は少し前に新しくできたノーカラーのモデルをセレクトしました。
特徴としては、キルティングがステッチではなくてパンチングであること(ステッチほつれがありません)、リバーシブルであること(裏面はあまり使いません)、裏面がフリースであること。
キルティングの薄い中わた、プラス裏フリースで、温かさはなかなかのものです。
襟なしになることで、レイヤージャケットとしての使い方もできそうで、この上からガバッとコートなどを羽織ってしまうのもありでしょう。
あるいはマフラーなどの巻きものをより楽しめるジャケット、という見方もできそうです。
そして、春先、春の気配だけ強まっているけどまだまだ寒い、というような梅春といわれる時期に、襟まわりがさっぱりした暖かいアウターが重宝するというのもあります。
僕はハイネックのタイプを着ていますが、なんだかんだで毎シーズンよく着ます。イマドキのファッションとはやや離れたところにいるアイテムでしょうが、着合わせに気を遣うこともなく、便利で安心感があるような気がします。
クルーネックになると、ややイマドキに近づいている感もあり、より使いやすいのではないかと思います。
ARMEN – No Collar Quilt Jacket
col : Grey / Navy
size : 2
price : 24,000 (+tax)
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●おしらせ
今週末の3連休は全日営業致します。
(11月4日が月曜日ですが営業します *12:00 – 20:00)