Charvet Editions のリバーシブルのトートバッグが入荷しました。
初登場のフランスのブランドですが、趣ありです。
●Charvet Editions
1866年、フランス最北部、織物の町アルマンティエールにて創業。
伝統的に受け継がれてきた手織りの技術と上質な素材を生かし、麻素材を中心としたファブリックを生産し、そこからテーブルリネンやエプロン、バッグなどを展開しています。
気合いの入ったバッグメーカーというわけでなく、基本は一つ手前の生地のメーカーです。まず生地ありきで、雑貨的なアイテムを展開しているというブランドさんなので、バッグアイテムでもどちらかというと主役は生地ということになります。
ということで、両面使えるシンプルなつくりのトートバッグです。機能的なディテールは望めませんが、センスの好いヨーロピアン・カラーと、リネンのナチュラルカラー、2つを1つで楽しめることが大きな魅力になっていると思います。
麻の生成は綿とはまた違い、ベージュ寄りのナチュラルな色合いです。そこに裏側になったカラーが少しのぞくような見え方も好ましいではありませんか。
生成面、普通に魅力的で、普通に使うと思います。
グレー。
ブルー系のぺトロール。ヨーロッパの色ですね。
イエローはレモンではなくマスタード系統。ピクルスイエローです。
ブリック系のオレンジ。
サイズ感は大きい中型という感じでしょうか。メンズ的にはこれより小さいとちょっと物足りない感じかなと思いますが、レディース的には大きめの部類に入ると思います。
もちろん男女問わず、年齢問わずのアイテムですので、ご自身でなくても、お中元や献上品、夏の命乞いなどにも是非ご利用ください。
やはりどことなくお国柄が感じられるような気がします。フランスのものであると、ここに気の利いたフックが付いていて、実はここにポケットが付いていて、というようなことは期待しないです。むしろ、こういうアイテムなればこそ潔くあってほしいと願います。
超個人的なことを言えば、多少不便であってほしいとさえ思いますが、それはそれで求めすぎ、行き過ぎた洋モノかぶれでありましょう。
少し横道に逸れますが、伝統的に、フランスはデザイン重視のお国柄のような気がします。エレガントや格好よさを優先するあまり、実用的には HATENA が付くようなものは案外と多いように思います。
多少不便になるけど、でもまあ仕方ないだろうと、さえ思わないのでしょう、きっと。もうちょっと使うこと考えたらいいのに、と思うこともよくあります。
逆に日本の気質というのは、どうも便利追求型が得意であり、ちょっとした機能を積むことで、趣を壊してしまったりということが、無きにしもあらずの面あり。
少し極端なことを言いましたが、文化や国民性の違いからくるプロダクトのニュアンスの違いを感じていただけたらと願います。
Charvet Editions – Vintage Sac Reversible
col : Gris / Petrol / Pickles / Bois
price : 9,790 (税込)
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