Victory Sportswear – Classic 9001.

新登場のスニーカーが入荷してきました。
クラシックでハイエンドなアメリカのシューズです。

 

● Victory Sportswear
1982年、アメリカ・メイン州にてカスタムランニングシューズのメーカーとして Hersey Custom Shoe Company の名で創業。その後、職人として働いていた Stephen Keoseian が会社を引き継ぎ Victory Sportswear と名を変えてスタートしました。
創業時から手作業にこだわりを持ち、特に Double Reverse Flare Foxing という独特なソール付けの工法は優れたフィット感と耐久性をもたらすこととなりました。
本国アメリカにおいては、ランナーズワールド誌で世界一のランニングシューズに選出される等、非常にクオリティの高いランニングシューズメーカーとして認知されています。

 

Fuzz では珍しいアメリカもの。普段なかなか手が伸びないアメリカのアイテムですが、だからこそ、自然と扱う時にはスペシャルなものに限られます。
わたくしの超個人的な感覚で、NEW BLANCE はいい靴だと思っているけど興味の無いふりをして履くのを我慢しなくてはならない、という姿勢を長年続けているのですが、こういった本格的な骨格を持ちつつ、本格的過ぎてマイナーなポジションに甘んじているというブランドはアメリカのものであろうと愛します。

あえて乱暴な言い方をしてみれば、こういうふうにも言えましょう、『NEW BLANCE のようなのに、NEW BLANCE ではないなんて最高じゃないか!』

実際は、NEW BLANCE を彷彿とはさせますが、けっこう違うと思います。

 

スエードレザーとナイロンメッシュによるクラシックなスニーカーです。
ランニングシューズをルーツとするブランドですが、スポーツシューズをベースにしながらも、ほどよい重厚感のあるクラシックな佇まいです。フィット感や軽さを重視しながらも、昔ながらのハンドメイド、またこのブランド独自の底付けの製法によって、ハイテク感とアナログ感が調和し、しっかりとタウンユースのできる雰囲気になっています。

足入れ感はタイトめで、しっかりフィットさせるフォルムとなっています。そのため、サイズ感としてはやや小さめと感じられ、通常よりハーフサイズ程度、サイズ感が小さいという言い方もできます。

アッパーのスエード、ナイロン共に上質な資材を使い、トレイル系のグリップ力の強いアウトソールを装備しています。
しっかり厚みのあるインソールによって柔らかなクッション性を感じつつも、ソール全体の返りはほどよく腰があり、穿き心地としては締まりのある感触となり、疲れにくい設計になっています。

 

 

上質の素材を用いてハンドメイド、まずこれだけで自然と本格的な薫りがただよいます。量販を目的とした量産の靴でないことと、ハイテク素材に頼り過ぎないこと、このあたりがモノとしての本質がクラシックであると言えると思います。

 

インソールに厚みがあるということもあって、履いてみるとややタイトに感じ、同時にしっかりしたホールド感を感じます。
残念ながら NEN BALANCE を履かない僕には NEN BALANCE との穿き心地の違いを説明できないのですが、なんというか、ちゃんとした感触がするように思いました。全体としては、柔らかすぎず、堅すぎず。クッション性は感じつつも、グッとした硬さとギュッとした締まりを感じ、ジャストサイズでしっかり履くのが正しいと自然に分かります。そして、そうやってしっかり履いたら、穿き心地は好いに決まっているなと。

 

そして、いろいろ言っていますが、やはりセレクトショップという立場としては、一番はモノとしての格好よさです。どうしたってルックスが大事であり、穿き心地が好ければそれだけでいいということはありません。

というわけで、いろいろな要素が揃ったグッド・シューズとなっております。
是非チェックしてみください!

 

Victory Sportswear – Classic 9001
col : Grey
size : US8H / US9 / US9H / US10
price : 36,080 (税込)

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00 – 21:00 (平日・土) / 13:00 – 20:00 (日・祝)
月曜定休

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