GICIPI.

GICIPI の新作カットソーが入荷してきました。
定番+新型、2型が登場です。

 

まずは定番型のクルーネック長袖。
おなじみの定番生地であるリブ編みコットン(フライス)によるシンプルなロングTシャツです。非常に滑らかで、やわらかで、伸縮性豊かな生地となっております。

 

シルエットはベーシック、デザインはシンプルではありますが、袖と裾をリブ仕様にすることで、ルックスとしてハイゲージニットに似せています。滑らかなコットンですので、直接地肌に着ていただいて、上品な薄地ニットのような見え方をするということになります。ですから秋の入り口の、まだ涼しくなりきらない時期のロンT単体づかいにも耐えると思いますし、きれいなテーラードジャケットを羽織ってインで使う場合でもいい感じでしょう。インナーにニットを着ているかと思いきや、実は着心地よくて気兼ねないカットソーという。

そして、今回このモデルにサイズ仕様のちょっとした変更が入っています。これまでの同型を持っている人は気に掛ける必要があるかと思います。
これまでより、少し、緩くなりました。これまではけっこうコンパクトでキュッとしていましたが、今回は今の感覚でのスタンダードフィットという具合です。タイトすぎず、ルーズすぎず、普通のシルエットを目指した結果です。

 

GICIPI – Crew Neck Long Sleeve
col : Brown / Navy / Black
size : 3 / 4 / 5
price : 6,380 (税込)

新型はけっこう斬新です。
ミラノリブによるバスクシャツタイプ、そしてインサイドアウト。

 

厳密にはニットではなくカットソーの編み機で編んでいるので正式なミラノリブではないのですが、しっかりミラノリブのようにできています。
それをボートネックでルーズシルエットにして、さらにあえて裏返して使って、という意欲作。なんとなく優等生的な印象のものが多い GICIPI ですが、なかなか攻めたなと感じます。

この春夏でもここでお話ししたと思いますが、これまでシンプル・定番というところだけで勝負してきたのが、デザインやニュアンスを加えるように変化をしてきて、Fuzz としては歓迎したいと思っているのです。

 

まさにニュアンス(陰影)をつけておもしろくしている、という裏づかい。いきすぎないボートネックといきすぎないルーズシルエットで安心感を最低限確保しているように思います。

ボートネックはさほど横に広くなく、ボートネックに見えるぎりぎりのところで抑えています。身まわりのボリュームとドロップショルダーもそれほど大きくは行っていない感じです。

これを裏返すと、正常面が現れます。ネック裏のラベルをきれいに切り落とせば、この状態でも普通に着ることができますので、これは選択肢としてけっこう有力ではないかと思います。

 

GICIPI 流のバスクシャツを狙った着地点というところでしょうか。
ミラノリブはそれなりの厚さがあり、厚地のバスク生地に似せたような気がしますし、気持ち短い袖丈や無造作感のあるボックスシルエットはバスクシャツを意識しているように思えます。
結果的に、より上品で、普通のファッション感覚で着やすいバスクシャツとなっていて、大人っぽく、落ち着いた印象で着られるような気がします。

 

GICIPI – Insideout Long Sleeve
col : Dk.Brown / Black
size : 4 / 5
price : 6,930 (税込)

 

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