Glacon のバスクシャツが入荷しました。
久しぶりの登場となります、ラグラン・リブ付きの定番モデルです。
一応モデル名にボートネックという言葉が入っていますが、あまり前が詰まっていない、クルーネック寄りのネックの仕様となっています。これが大きな特徴の1つ目。
2つ目が、ラグランスリーブであること。
3つ目が、袖と裾にしっかりめのリブが付いていること。
どちらもこの手のカットソーでは珍しい特徴かと思います。
4つ目の特徴は、フラットシーマで縫われていること。アンダーウェアやスウェットなどで見かけることが多いですが、縫い合わせ部分で生地を重ねず、シーム部分に厚みが出ない、フラットな仕上がりになる縫製です。
シルエットはずっと変わらずです。ごくごく普通のタイトでもルーズでもないフィットで、心もちアームホールから袖全体がすっきりしています。
昨今のカットソーのシルエット事情からすると、全体にすっきりしたシルエットであると言っていいのではないでしょうか。
実はずいぶん久しぶりの登場です。
Glacon では、バスクシャツで2つのモデルがあり、ここ数シーズンはこの型ではない方がラインナップされ続けていたのですが、今シーズンは久々にこの型に入れ替わりました。
具体的にこのかたちが好きなんだというお客さんが幾人かおられますし、実際僕も古いものですがこれを2着所有しています。
なんとなく SAINT JAMES とは別物の感覚で、Glacon の方は、”フランスのちょっといいもの” という勝手な思い込みが、個人的にですがあります。SAINT JAMES ウェッソンは、デイリーウェアで、けっこうラフに扱ってしまうような感じでしょうか。実際クオリティで SAINT JAMES の方が劣るということはないのですが。
あるいは、SAINT JAMES のボートネックがきつすぎる、という方々にも喜ばれています。ボートネックになんとなく抵抗があり、でもバスクシャツが着たいという人にはしっかり刺さります。
はたまたあるいは、有名どころのバスクシャツではつまらん、あまり人が着ていないブランドのものを着たいのだ、という愛すべき服好きへそ曲がりの皆様方にも、ばっちり刺さるはずです。
バスクシャツで Glacon というのは間違いなく少数派であるはずで、しかしながら、本格派であることは意外と定着しているのが不思議なところです。
一気に春めいて、しばらく何を着ようか迷う季節かと思いますが、そういう時期にこそ重宝するのがバスクシャツだと思います。
Glacon – Boat Neck L/S Tee
col : Navy / Navy*Blanc / Noir*Blanc / Etain*Noir
size : 3 / 4
price : 13,200 / 14,300 (税込)
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Fuzz
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