久しぶりとなりました、HTS と Charpentier de Vaisseau より新作入荷です。
季節的に、ずいぶんの気の早い商品ではありますが、ここからは順不同、はっきりと春の準備を進めていくことにします。オールシーズンのアイテムから入荷してくればいいのですが、なかなか順番通りに納品されないという事情がありますので仕方がありません。
もう少し先にはなりますが、ある日突然に春になりますから、その時にはそれなりの選択肢になっているよう、今から励んでいきたいと思います!
HARROW TOWN STORES の綿麻生地のカーゴパンツ。けっこうな薄地なので、春を通り越して初夏かもしれません。。
オリーブグリーンを選んだので、ミリタリーパンツな感が強いです。なんとなく軍パンが穿きたいという気分が、なんとなく強まってきて、でもなんとなく具体的なイメージがない、という流れが1つあるように感じています。
自分もそうであるため、これは、と思えるような軍パン的なものを探し続けています。リアルな軍モノは、ある程度ノリでいけるものがいい、そして多少ダサいくらいでもいい。ブランドがつくる現行のものは、きちんと計算されていて、気を遣わずに穿いてもしっかり恰好好いものがいい。基本はこのように考えています。
オーバーダイの綿麻生地は、薄くてハリ感があって、カジュアルながらも高級感があります。この生地の段階で、もうしっかり気が利いています。サラッとしていてリネンの天然の光沢がうっすらとあって、非常に魅力的な生地だと思います。
太めの微テーパード、股上が深く、やや短めの丈感。裾幅はしっかりあって、絞りはかなり緩いです。さりげない無造作な軍パンのようでいて、実は絶妙なさりげなさ。
一見ラフな着こなしにも、大人の落ち着き、品の好さがニュアンスとして滲み出てくるような気がします。
HARROW TOWN STORES – Cargo Easy Pants
col : Olive
size : 44 / 46
price : 22,000 (+tax)
続いて Charpentier de Vaisseau の、こちらもリネン混のイージーパンツ。
シャルパンティエも独特のニュアンスがありますが、HTS の感じとそれほど遠くないような気がします。
ブランドとして定番という位置づけの Bradley というモデルとなります。春夏は生地も定番化されていて、綿麻ミニヘリンボーンのナチュラルカラー、こちらもやはり魅力的なファブリックとなっています。
よく見るとヘリンボーンの織柄がしっかり見られ、すごく感じの好い雰囲気です。厚みはそれなりにしっかりあって、春夏期を含めてさらに広げて使っていいと思います。リネンの混率は15%ですが、綿100と比べると、やはり通気性の好さが感じられて、一段涼しいパンツではあります。
シルエットはフルレングスのやや太、弱テーパード。ゆるっと感はしっかりあり、テーパードは強くはないですが、絞りがしっかり感じられる程度はあり、あえて中途半端なところを狙っているというシルエットです。
あえてのやや野暮シルエットに、センス抜群のファブリックを載せるという、シャルパンティエらしいバランスです。好き嫌いあり、簡単でもないパンツかもしれませんが、その分、他でなかなかないタイプのニュアンスがあることは間違いないでしょう。
Charpentier de Vaisseau ? Bradley
col : Natural
size : 2
price : 18,800 (+tax)