Le Travailleur Gallice – “French Work Jacket”.

お待たせしました、フレンチワークジャケットの入荷です。
今回はいつもの Le Laboureur ではなく、初登場の Le Travailleur Gallice というブランドのジャケットをご紹介します。
『ガリス』 と呼んでください。こちらも本場フランスの老舗メーカーです。

少し長いですが、輸入元さんのオフィシャルのリリースを転載します。

●Le Travailleur Gallice
フランス中東部の都市、リオンに程近いビルフランシュ=シュル=ソーヌにて1895年に創業した Etablissements Gallice 社によるワークウェアブランドです。120年以上前に生まれたこのブランドは、フランスワークウェアの黎明期を代表するブランドの1つであり、フランス最古のワークウェアブランドの1つです。彼らのワークウェアは多くのフレンチワーカーたちの生活を支えてきました。
19世紀、20世紀の初頭においては、フランスはヨーロッパでも屈指の服飾生産地の一つであり、多くの製品を産出してきました。しかし、時を経て現代、多くの工場はその拠点を海外に移し活動を続けるか、時代の波に飲み込まれ廃業の道をだどりました。
そんな中、Le Travailleur Gallice の製品は、現在でも尚、フランス製の生地を用いて、フランス人の手により、フランスにて裁断、縫製を行う事にプライドを持ち、それを実現しています。現代のフランスの生産背景においては大変貴重で、コストのかかる険しい道程です。
しかし、フランスで生まれ、培われてきたフレンチワークウエアの歴史を現代、そして未来に伝える事が彼らの役目であると認識し、それを具現化するためにあらゆる努力を惜しみません。
歴史に培われた正真正銘のリアルフレンチワークウエアを後世に伝えるべく、彼らの歩みは止まることなく今日も続いています。

 

実際に古着でも目にするメーカーで、ヴィンテージ界隈でも有名です。現在もリアルワーカーに向けた製品をつくり続けていますが、こちらは一応アパレル製品としてつくられています。
ラヴルールは同じものをリアルなワークウェアとしても販売していますので、そこは違いますが、”モノ” としては同じと言っていいでしょう。今や貴重と言われるフランス製のモールスキンの生地による、伝統的なスタイルのカバーオール型ジャケットです。

襟を見ていただけると分かるのですが、ヴィンテージと言われるような古い年代のスタイルをとっていて、より濃い感じの “FRENCH WORK” のエッセンスを感じさせてくれます。

ずいぶん長い付き合いとなっている ラヴルールがありますので、取り扱いを見送っていたのですが、ここ最近は納品が不安定になっているという事情があり、並行して展開していこうという結論となりました。
アイテムとしては同じですが、細かいデザインやシルエットのバランスは異なりますので、襟の感じの好みや、どちらが体型に合うか、などで選んでいただけたらと思います。

 

へちま型のぺったりした襟。ヴィンテージのフレンチワークの象徴的なデザインです。丸いネックに後から襟を縫いつけたような感じで、これが独特の風体です。ガリスの一番の特徴と言っていいと思います。

 

生地はフレンチモールスキン。高密打ち込みによる生じる表面の光沢感が特徴で、きわめて頑丈、綿100の天然素材でも耐久性は抜群です。タフだからこそのワーカー向け生地ということでしょう。

カラーは定番のネイビーとブラックですが、ネイビーはいわゆる定番の色合いではあるのですが、一番の定番であるパープル調のインクブルーというものではありません。青みはそれなりに強いものの、ほぼ赤みのない、暗いトーンのネイビーです。実は紫寄りの色もあるのですが、こちらの方が着やすいだろうということでそうしました。

 

ちょっとしたディテールでは、肘から袖口にかけて、充て布が見られます。シャツカフであるのはフレンチワークの伝統的なスタイルです。

 

要は本来作業着なのですが、これをどう着るか、ということです。
実際に作業用にしてもいいと思いますし、まったく逆に、ウールのスラックスに革靴を履いたところへ羽織ってやろうということでもいい、とされて楽しまれてきました。

ファッションブランドのプロダクトは、『これを着るといい感じ』 ということだと思いますが、この手のアイテムは、『俺はこう着るけどね』 というところで楽しむものです。多少チグハグでも、それが自分のスタイルなら、『味』 とか 『ニュアンス』 になってくるはずで、果敢にチェレンジしていけば、ただそのチャレンジそのものが面白く、面白ければそれは外にもいいふうに伝わるもの、だと思いたい。いえ、きっとそうでしょう。

 

あとは、ミリタリーとワークに関しては、『お洒落はしたいが “格好いい” 必要はない』 みたいなニュアンスの着こなしに向いていますので、トレンドやモテから距離を置きたい、という時には最適かと思います。
それから、『俺は張り切ってないけどね』の顔で、実際はすごい細かく気を遣っている、という洒落道に入っている層のみなさまには、もはや必修科目と言っていいでしょう。

ちょっとテキストの量が多くなってしまって恐縮です。是非みなさん、このジャケットを楽しんでください!

 

Le Travailleur Gallice – Moleskin Work Jacket
col : Navy / Black
size : 1 / 2 / 3
price : 16,800 (+tax)