STANDARD SUPPLY – SIMPLICITY PLUS.

STANDARD SUPPLY のバッグが新たに入荷しました。
自転車乗りにも嬉しい便利なショルダーバッグとなります。

 

はじめての登場となる SIMPLICITY PLUS シリーズは、定番のロクヨンクロスを使った SIMPLICITY シリーズと親戚のような関係になります。
具体的には、ロクヨンクロスの裏側にPVC加工を施し、生地の腰を強くしています。要はロクヨンクロスに合成樹脂を貼り付けて生地そのものを硬くしたと考えてください。この加工の無いSIMPLICITY のシリーズは、生地がフニャっと柔らかで、これはこの魅力なのですが、加工のある PLUS のシリーズは、フニャっとせずに常にパリッとした状態で、バッグの基本の形状をある程度そのまま保ちます。
これまでと違った見え方、また機能的に防水性能がさらに一段高まるという効果があります。

 

デザインとしては、トートバッグをそのままショルダーバッグにしたというイメージです。ミドルサイズの適度な容量で、やはりミニマルなデザインで実用性の高いものを、というコンセプト通りのショルダーバッグに仕上げています。

 

大きな特徴の一つが、ショルダーベルトの調節部分です。
調節パーツに指が引っ掛けやすい形状を取り入れ、スーッと簡単に伸ばすことができます。もちろん、短くするのもスムーズです。これによって、例えば自転車に乗っている時はグッと絞って、自転車から降りたら少し緩めて、というような調整をストレスなくスムーズに行えます。

 

メッセンジャーバッグの形態までいかないデザインと仕様なので、アクティブな印象を抑え、街づかいがしやすい雰囲気になっています。

 

もう一つの特徴が、アウターポケットを付けず、ポケット類を全てインナーに集約させる構造になっていることです。
まず本体口がスナップで留めることができて、内部を開けると前側にファスナー付きの大きな吊りポケットがあります。この中にボトルフォルダーと小さなポケットが複数用意され、小さなものを区分けして収納することができます。

 

どうしてこうしたかというと、単純に肩にかけたままモノの出し入れがしやすい設計になっているということです。確かにバッグの外側、自分から見て向こう側にポケットがあって、モノが入るのは自分から見てこちら側、というよりも使いやすそうです。
さらに、パッと開いて、サッとモノを出そうとして、ポロっと落として、ということにも強い構造のような気もします。

 

吊りポケットでもマチを付けていますので、この中にある程度モノが入っても大丈夫です。
ファスナーが付いて、本体口もスナップで閉まるので安心で、実質このポケットがメインになるのかもしれません。ここに整理して細かいものを入れて、本室には雑誌だったり、上着だったりを入れて、という感じがイメージできます。

ポケット内には紐付きのキーホルダーもあります。パスケースや鍵など、絶対に失くしたくないものはバッグにつないでしまおうと。ある程度長さがあるのは、付けたまま使えるようにということです。

 

見た目はシンプル、でも機能性は確か、というのが SIMPLICITY の一番の特徴です。シンプルなバッグは、飽きない、服装とのマッチをさほど気にする必要がない、という利点があります。

実用性、機能性という使い勝手の部分をしっかり含めて、かつデザインと質感のよさを備えているのが、STANDARD SUPPLY のバッグの素晴らしさ。このバランスのよさは日本のメーカーにしかできないことだと思います。

STANDARD SUPPLY – SIMPLICITY PLUS Shoulder M
col : Black / Steel Grey
price : 15,000 (+tax)