jacou – Oval Buckle Belt.

jacou のオーバルバックルベルトが入荷しました。

はじめの入荷からそれなりの時間が経ちましたが、みなさん覚えているでしょうか?
国内のレザークラフトのブランドですが、久しぶりなのでブランド説明からいきましょう。

● jacou (ジャコウ)
コンセプトテーマは 『耽美と嗜好』、あくまで 『美』 に最高の価値を置いています。
決して時代に逆行しているのではない、追い求めるのはこれからにおける 『本当の美』。それは飾らない中に存在し、真っ直ぐであるが故に生まれるものと信じたい。
忘れ去られている 『美しいものを手にとった時の高揚感』 というものを味わっていただだきたい、そんな思いから始まりました。
ブランド名の 『jacou (ジャコウ)』 の由来は、インドネシアに分布するマレージャコウネコからきています。『コピ・ルアク』 と呼ばれる希少で独特の香りをもつコーヒー豆は、このマレージャコウネコが未消化で排泄したコーヒーの種、いわゆる豆にあたるものが原料になっています。これは体内にある麝香線(じゃこうせん)の分泌液によるもので香味の素となっています。
jacou のレザープロダクツの香味は、手縫いの見え方、仕上げ、磨きまで細かな部分の美しさへの追求から生まれます。
良質なトスカーナのバケッタ、高級リネン糸・・・最高の素材が CRAFTSMAN の腕により更に香り高いものへ。

 

トラッド系やクラシック系の硬派なヨーロッパのベルトとは違ったテイストの、しっかりカジュアルスタイルで映えるベルトを、ということで取り扱いをしたのが、このオーバル型のバックルのモデルでした。

ぽつりぽつりとゆっくり買っていただいていたのですが、今回の再入荷の際、仕様変更していますということで、もう一度しっかりご紹介することにしました。

基本のデザインは変わっていませんが、少し総丈が短くなり、つまり余らせる部分を多く取っていたのを減らして、穴数を7つに増やしました。
3センチピッチで7つの穴があることで、適用サイズもかなり広くなりましたので、今回は1サイズのみにしました。店頭での様子を見て、必要ならサイズ違いも検討したいと思います。

 

Outline
オーバル(楕円)型のバックルが特徴的な総手縫いのレザーベルトです。
3 cm幅、レザーは中厚、重すぎず、軽すぎずの印象。控えめなデザインながらも適度な存在感がちょうどよく感じます。
昔ながらのベジタブルタンニンによるバケッタレザーを使用。油分を多く含み、使い込むことで深くマットな光沢を帯びていきます。

 

型にはまらない、デザイン寄りのポジションのベルトですが、クラフト感があり、やはりクラシックな風情もあるかと思います。
Fuzz で長年レギュラー展開しているイギリスのサドルレザー系のベルトと比べると、より軽やかな印象になり、重厚さによるモノとしてのアクセントではなく、デザインとしてのアクセントを得られるものと思います。

 

前回まではあえて余る部分を多めにとり、それをデザインとしていましたが、今回の仕様変更で、ほどほどの長さになりました。それでもクラシックなベルトに比べると少し長いです。
真ん中より内側の穴を使う細身の人からすれば、さらに余りが出る感じになります。
センターの穴で 81cm となり、30インチくらいの人がセンターを使うイメージでしょうか。

シャツやカットソーをタックインするスタイルも一般的になりましたから、こういった気の利いたベルトも、一つ二つ持っていると重宝するのではないでしょうか。

 

jacou – Oval Buckle Belt
col : Dk.Brown / Black
size : 2
price : 15,400 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日祝)
月曜定休

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5月13日(月) 定休日

KaILI – Handle Pack, ARMCHAIR.

KaILI のバッグが2モデル、入荷しました。

HEAVY DUTY なしっかり系素材を使ったシリーズの、バックパックとトートバッグとなります。
ハードなデイリーユースに相応しいタフなバッグです。

 

バックパックは Fuzz では初登場となる HANDLE PACK、トートバッグの方は好評でした、再登場の ARMCHAIR です。
どちらもタフな素材使いのモデルですが、ビジネスユース専門というふうには振り切らず、KaILI ならではのデザインとディテールにより、堅苦しくない雰囲気でつくられています。

カチカチのビジネスユースには向かないのかもしれませんが、ビジネスカジュアルのスタイルには、このくらいの味わいやデザインの力が心地好いのではないでしょうか。
タフなつくりで実用性もしっかり備わりつつ、ちょっとしたヒネリや個性的なディテールが散りばめられていることで、大勢と違う、自分的な満足を持ちながら日々使っていけるバッグだと思います。
大量生産プロダクトに感じる没個性や実用性追求が過ぎてしまうことでのなんとなくの残念感、そういったことは KaILI のプロダクトには無縁であり、ブランドの個性、またそれを選んで使っている人の個性を際立たせてくれるアイテムになっていると思います。

 

Outline
2本のしっかりしたハンドルがアイコンのバックパックです。
メインのファブリックは 1680デニール×840デニールの強靭なコーデュラナイロン。高い耐久性と上品なルックスを兼ね備えています。

ハンドルはナイロンテープを2重折りにして硬く強くしたものとなっており、また前後2本を合わせて握ることで、ハンドルを使っての持ち運びに安定感がもたらされる構造となっています。
また、緩くカーブしたショルダーハーネス、胸ストラップ(取り外しも可能)、トップスタビライザーにより、背負った際の快適さ、安定感も追及しています。
両サイド、外ポケットファスナーの両端に、キーホルダーやカラビナなどを掛けるためのナイロンテープが備わります。

外ポケットは充分な容量があり、ポケット内部にさらに区分けしたポケットが備わります。
背面には、すぐに出し入れしたい物を収納する用途のオープンポケットが備わります。

内装は、ドリンクホルダー2つ、PCスリーブ(Mac Book Pro 14インチ)、メッシュのファスナー付きポケット、さらに2つの小さな区分けポケットを装備。メイン室には前後2つの取り出し口があることも大きな特徴となっており、背面側の口からはスムーズにパソコンや書類、あるいはメッシュポケットに入れた小物などを取り出せる構造になっています。

27リットルの充分な容量で、やや大ぶりのミドルサイズといったサイズ感です。

KaILI らしい独特のディテールがアクセントとなりつつ、タフな素材使い、リアルな実用性までしっかり配慮の行き届いたバックパックです。

 

しっかりした素材やちょっと風変わりなディテールもさることながら、丁寧につくられているなと感じます。
丁寧なひと手間が入っているな、と自然と感じられます。

本格的な印象はありますが、ゴリゴリした堅苦しさがないのが KaILI のバッグでしょう。
重厚な素材を使っても、カジュアルな服装で安心して使えてしまう、いい意味での軽さも備えているように感じます。

 

KaILI – Handle Pack
col : Black
price : 49,500 in tax

 

こちらは再登場の ARMCHAIR。

Outline
シンプルなデザインのトートバッグ。舟形ではなく、スクエアに近い見え方をするよう意図してつくられています。
ファブリックは 1680デニール×840デニールの強靭なコーデュラナイロンを使用。高い耐久性とほんのりと光沢感のある上品なたたずまいが特徴です。
タフな素材ですが、さらに底面に VIBRAM 製のシートを貼り付け、最もダメージを受けやすい箇所である底部分の強度を高めています。

ハンドルは 38 mm ナイロンテープを二つ折りにして細く、強くしています。二つ折りにすることで硬さが増し、安定感のある美しいカーブを描き、またバッグ全体の印象を独特なシャープなものにしています。
グリップする部分にはレザーが巻かれ、握り心地の好さと高級感を高めています。

口部分にはマグネットが内蔵され、口を閉じることができ、また開閉も容易です。
シンプルでクリーンなルックスを重視して、あえて外ポケットは付けず、内装のポケットを充実させています。片面はダブルジップで全面を使った大きなポケット、もう片面は3つに区分けしたやや浅くしたポケットを備えています。

ビジネスユースにも充分耐えうるクリーンで高級感のある雰囲気ですが、耐久性と機能性だけにとらわれずに KaILI 独自のエッセンスが加えられています。結果、硬派なビジネス系ナイロンバッグとは一線を画し、シンプルでありながらもしっかりとデザインを感じさせるバッグとなっています。

 

トートバッグの象徴的なパーツであるハンドルが、やや細く、厚い、というのがこのモデルのアイコン的なディテールでしょう。
やはり重厚な素材使いですが、どことなくシャープな印象がします。

 

そして、底面にヴィブラムで補強するというのは、単純に素晴らしい発明だなと思います。
心強いぜ、ヴィブラム、と感じます。

 

内張りが明るいグレーなので視認性が高く、内装ポケットの装備もしっかりしたものになっています。

 

まあまあの大きさがあり、普段づかいではギリギリの大きさになるのかもしれませんが、メンズのカジュアルスタイル的なバランスでは、これくらいのサイズの方がおさまりが好いように思います。

 

KaILI – ARMCHAIR
col : Black
price : 35,200 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日祝)
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5月13日(月) 定休日

comm. arch. – Linen Easy Trouser.

comm. arch. のリネンイージートラウザーズが今年も入荷しました。
もう少し後になってからご紹介しようと思っていましたが、予定を早めて店頭、オンラインショップに並べることにしました。

今シーズンは、ブラウン、オリーブ、新色ネイビー、3色展開となります。

ここ数シーズン、継続して展開している薄地リネンパンツ。
リネン素材でぎりぎりの薄さということで、今シーズンも春夏パンツのラインナップの中で、最も涼しいパンツとなっています。
Fuzz でも継続して展開していますので、既に愛用されている人も多く、真夏になるとこればかり穿いてしまうという報告をたくさん聞かせてもらっています。

今季も大きな変更はありませんが、裾の始末が通常の三つ折りになり、股下がわずかに短くなったというマイナーチェンジが見られます。
素材やサイズ感などは変わりなく、という感じです。

 

Outline
リネン・イージートラウザー。
ブランド定番の素材として春夏のニットに用いられているフレンチリネンを織機用に細く紡績し直し、柔らかさを失わないよう、しかし透け感を出さないよう、尾州の旧織機で織り上げたシンプルな夏用ファブリックとなります。
パンツに使うリネン素材の生地としては薄地と言えますが、リネン繊維の丈夫さと強めの打ち込みによって、シワ感を出しながらガシガシ穿き込んでいただけます。もちろん、リネンならではの通気性の好さが体感でき、夏場に気持ちよく穿いていただけます。
シルエットは定番型のセミワイドの緩いテーパードです。ウエストはバックギャザー+ドローコードのベルトレス仕様。レングスはジャスト~9.5分程度の設定となります。

 

Mud Brown、ダークブラウン。

 

Dk.Forest、カーキグリーン。

 

Faded Navy、やや薄いネイビー。

 

とにかく軽くてドライ。通気性が抜群ですから、風が通り、湿気が抜けていく感じが体感的に分かります。
特にショートパンツが苦手という人は多いと思いますので、そんなみなさんには是非お試しいただきたいパンツです。

 

シルエットは comm.arch. 型の細からず、太からず。
細身パンツを基本に穿いている人から見ると 『けっこう太いですね』 だし、ワイドパンツが基本の人からすると 『普通にすっきりしていますね』 となります。
中立のわたくしから言わせてもらうと、やや緩い、という感じかと思います。

 

高温、高湿の日本の夏にふさわしいリネンのパンツ。今や9月も真夏と言えてしまうような気候ですから、短い期間だけ必要なものでもないと思いますし、その過酷な時期には強い味方になってくれると思います。

昨年のような夏は勘弁してもらいたいですが、、

 

comm. arch. – Linen Easy Trouser
col : Mud Brow / Dk.Forest / Faded Navy
size : 2 / 3 / 4
price : 25,300 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日祝)
月曜定休

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5月6日(月) 定休日

Universal Works. – Short Sleeve Shirt.

Universal Works. の新作の半袖シャツが入荷しました。
インポートブランドならではの生地の雰囲気をお楽しみください!

 

今回は2モデル、3柄。
定番の Road Shirt のモデルで総刺繍柄生地、ブルー、ライラック。
新型のプルオーバー型でギンガムチェックのシアサッカー。

 

ヨーロッパで調達される生地の色合い、デザインの面白さ、またドレスシャツベースでなく、カジュアルなトータルブランドが展開するシーズン性やリゾートテイストの楽しさという部分が伝わるかと思います。
しっかり夏を楽しもう、気分を上げて遊びに行こう、といった雰囲気のシャツは、ある種の大人の嗜みと言えるように思います。
Fuzz的アロハシャツのポジションを、Universal Works. の一部のシャツに託している感じです。

 

Outline
オープンカラーにボックスシルエットが特徴の Road Shirt はブランドの定番アイテムです。
ファブリックはコットンの刺繍総柄です。

 

独特なパターン柄の刺繍。
色の感じ、柄の感じ、フィーリングが合うかどうかに尽きます。

 

Universal Works – Road Shirt *Delos Cotton
col : Blue
size : S / M / L
price : 18,700 in tax

 

同じく Road Shirt で総刺繍柄、また違ったパターン柄です。

 

柄だけでなく、カラーリングも珍しいと思います。

 

Universal Works – Road Shirt *Tile 2 Cotton
col : Lilac
size : S / M / L
price : 18,700 in tax

 

こちら、今季新型となるプルオーバーシャツのモデル。

 

Outline
レギュラーカラーのプルオーバーシャツ。
レギュラーシルエットにサイドスリット、身頃の前後差が特徴です。
ファブリックはやや大ぶりギンガムチェックの波打つシアサッカー。

 

薄地でしっかり波打ち感があり、肌当たりが好いです。シアサッカーは、見た目も爽やかで、シンプルな着合わせでもいい感じになるので助かります。
プルオーバーということもあり、短パンとも好相性だと思います。

 

Universal Works – Pullover SS Shirt *Gingham Seersucker
col : Navy
size : S / M / L
price : 18,700 in tax

 

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■再入荷
HAND ROOM のTシャツ、欠品サイズを補充しました。

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日祝)
月曜定休

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5月6日(月) 定休日