Keela – Belay Pro Jacket.

KEELA の中わたジャケット、Belay Pro Jacket が今年も入荷しました。
昨年、かなり久しぶりにセレクトしたところ、なかなかの好評を博しましたので、めでたく2年連続の出場となりました。

 

Outline
中わた入りジップアップジャケット。
ミリタリー納入品に近いスタイルでつくられた防寒性の高い、機能的なジャケットです。
水洗い可能な中わた素材、プリマロフトは軽くて暖かく、シェルは軽量で機能的なマイクロリップストップのナイロン生地を使用しています。
シルエットはスタンダード型。防寒機能を求めたジャケットということで、腕まわりやお腹まわりは過度なゆとりは取らず、ジャストサイジングのスタンダードフィットとなります。

 

・シェルのリップストップナイロンは引き裂き強度が高く、撥水、透湿、遮風、の性能が高い機能素材。
・中わたの PRIMALOFT は 『洗えるダウン』 として有名なポリエステル繊維でつくられた人工羽毛です。水に強く、柔らかくて保温性が高いことが特徴です。
・襟からの寒気の侵入を防ぐため、襟口を絞るためのコードが内蔵。
・同様に裾にも絞れるコードが内蔵。 ・ポケットは外側2つ(左右)、内側1つ、全てファスナー付き。
・左右のハンドウォーマーポケット内は起毛生地を使用。
・フロントはダブルジップ。
・袖口はベルクロのアジャスタータブで絞れる仕様。
※生産国表記は見られません

中わたは信頼のプリマロフト。ここ最近の化繊の中わた機能素材は、技術の進歩によってどれもしっかり暖かく、信用できるものになっていますが、中でもこのプリマロフトは『洗えるダウン』というキャッチフレーズで出てきた先駆者的存在で、実際にとても温かく、さらにダウンに匹敵するような着心地の好さが感じられます。
わたくしもかなーり昔に買ったものを持っていますが、その温かさと着心地の好さを実感しています。

かつての、古い時代の中わたは、けっこうないいブランドのものでも、長く着ているうちにつぶれてしまい、ギュッと詰まってしまって全然温かくなくなってしまったものでした。
きっとその体験をしている人々が、リアルダウンの支持者になっているような気がします。

 

昨日ご紹介した ARMY TWILL のジャケットは、ミリタリールーツでありつつも “ファッション” しているスタイルですが、こちらの Keela の方は本質がシリアスです。
ファッションというよりは、”ツール”、”ギア”、といった性質であり、着る人は『わたしの都合でファッションします』という感覚で向き合うか、実際にギアとして使うか、ということになるかと思います。

 

そして、イマドキなシルエットスタイルで着るなら ARMY TWILL、クラシカルなジャストサイジングで着るなら Keela、という違いも鮮明で分かりやすいかと思います。

ちょっと男くさく、硬派に羽織る感じがこの Keela のジャケットの雰囲気に合うような気がします。

 

Keela – Belay Pro Jacket
col : Black
size : S / M
price : 35,200 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日・祝)
月曜定休

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12月1日(月) 定休日

Army Twill – PE Weather Paddind Jacket.

Army Twill の新作冬アウターが入荷しました。
ボリュームしっかりの、真冬対応中わたジャケット。

 

Outline
ミリタリールーツの中わたジャケットです。
US Level 7 の初期型をベースにシルエットバランスをアレンジし、街着として使いやすい雰囲気で仕上げています。
表地は高密織りのしっかりした化繊シェル、裏地にはポリエステルのリップストップ、中わたには機能素材の “THERMOLITE” を使用し、高い保温性を備えます。
シルエットは全体にゆったりしたオーバーサイジングとなりますが、寒い時には裾のコードを絞ることで冷気の侵入を防ぎます。
フードは折りたたんで襟に収納できる仕様で、フーデッド、スタンドカラー、2通りのスタイルでコーディネイトしていただけます。
しっかりとしたボリューム感で、真冬のアウトドアでも安心の防寒性能を備えたジャケットとなっています。
ミリタリーのテイストをとることで、カジュアル過ぎず、シックなスタイリングにも対応し、トレンド感のあるルーズなシルエットは、極寒時にはさらにインに着こむことができます。

 

ざっくり系のミリタリーで、ルーズでボリューミーな中わたジャケット。
最初にこのブルーがきれいな色だなと思い、目を惹きました。
ロイヤルブルーのような鮮やかさはないものの、やはりアウターとしては珍しい色味であると思いますし、化繊シェルの冬アウターを、また少し違ったニュアンスで着ていけるような気がしました。

もちろん、安心して使えるブラックもご用意しております。

 

気安さ、着やすさ、兼ね備え、モノとしてはシンプルなので、どんな着こなしにも対応できそうです。フードと襟のアレンジ、裾のコードでシルエットのアレンジ、といった要素もあるので、着こなしの幅が広く、自分のスタイルにフィットさせる楽しさもあるように思います。

 

しっかりと厚みがあり、インにはいくらでも着込めますし、ファッション性はさることながら、極寒時用に使うアウターとしても価値の高いものではないかと思えます。

12月の下旬頃から、『厳しい寒波襲来』というケースも出てきますが、そんな時に出動するべく 『とにかく防寒能力の高いもの』というくくりで、こういうの、一着持っておこうか、というアプローチもあるかと思います。
そして、使ってみると案外便利で、他にいいアウターたくさん持っているのにこればっかり、、ということもありそうな気がします。

いつもいいますが、この辺の中わたジャケット、本格的なダウンにあまり興味が湧かない層に気軽にいってほしいと思っています。

 

Army Twill – PE Weather Paddind Jacket
col : Blue / Black
size : S / M / L
price : 33,000 in tax

 

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Padmore & Barnes – Original P204.

Padmore & Barnes のワラビーシューズ、今年も入荷しました。
ブランドの一番の定番型となる “Original P204” で、昨年好評だったグレースエード、そして新たにグレインレザーブラック、2種類、ご用意しました。

 

Padmore & Barnes はアイルランドのシューメーカーですが、かつてクラークスのワラビーをつくっていたという経緯があります。
長い間、アイルランドの自社工場で生産していましたが、昨今ではブランドが大きくなり、ポルトガルメイドに移行しています。

● Padmore & Barnes
1934年創業、アイルランドのシューズ専業メーカーです。
アイルランド・キルケニーに自社工場を構え、高品質のシューズを生産。1964年から1987年までの期間はクラークス社の支配下となり、キルケニーの工場ではクラークスブランドの代名詞となるワラビーシューズの生産が為されていました。
1987年、マネジメント・バイアウトを通じて独立した会社として復帰し、自社ブランドの生産、販売に専念し、特にカジュアルシューズの分野で国際的な知名度を得るに至っています。

 

表革、しかもシボ革でブラック。
結局一番使いやすいのはこれかもしれません。

Outline
ブランドのフラッグシップモデル、オリジナルP204。
クレープソールのワラビーシューズです。
上質なグレインレザーのアッパーレザーにハンドのモカシンステッチ、天然ゴム素材のクレープソールが特徴の、クラシックなカジュアルレザーシューズとなります。
上品でいて堅苦しくなく、さまざまなスタイルに気軽に取り入れていただけるのがワラビーシューズの魅力です。

 

パドモアの靴は、しっかり重厚感がありますので、カジュアルユースがメインになろうかと思いますが、しっかり系、堅め、重めのスタイリングにも耐えます。

すらりとしたスラックスでのカジュアルスタイルでも品好くこなしますし、オイルドジャケットだったり、メルトンのダッフルコートだったり、重厚感のあるアイテムもしっかり支えられる力強さがあると思います。

 

もちろん、秋冬専用のシューズというわけではないので、年間を通して活躍してくれると思います。
ドレスシューズ系統ではない革靴で、ワークやアウトドア系でもないけどカジュアルに強く、スニーカーまではくだけない、というのがワラビーのポジションでしょう。

 

Padmore & Barnes – Original P204
col : Black
size : 6 / 7 / 8 / 9
price : 40,150 in tax

 

こちら、昨年人気でした、グレースエード。
好評につき再登場となります。

 

Outline
ブランドのフラッグシップモデル、オリジナルP204。
クレープソールのワラビーシューズです。
上質なカウスエードのアッパーレザーにハンドのモカシンステッチ、天然ゴム素材のクレープソールが特徴の、クラシックなカジュアルレザーシューズとなります。
上品でいて堅苦しくなく、さまざまなスタイルに気軽に取り入れていただけるのがワラビーシューズの魅力です。

 

一応、ワラビーと言えば、スエードが先にきますので、こちらがより定番ではあります。
ですが、スエードでグレーというのはちょっと当たり前な感じがしないかもしれません。

 

ここ何シーズンの間、ブラックのパンツを品揃えすることが増えたので、黒系パンツに合わせるとシックな雰囲気でいいであろうと思ってセレクトしたのですが、ネイビーパンツにもいい感じでした。

まあまあ、グレーというカラーの性質上、基本的には色合わせとしては合わない色は無いというのが定説でしょう。イメージ的には、僕はほとんど履かないのですが、ニューバランスのスニーカーなどはグレーを履いている人をよく目にしますから、やはり使いやすいのだと思います。

ソールのカラーがブラックになっているので、締まった印象というか、都会的な印象というか、ストリートやモード系統のテイストでもうまく溶け込むような気がします。

気が付けば手持ちの靴が黒ばかりだな、という人には特におすすめかと思います。

 

Padmore & Barnes – Original P204 *Suede
col : Grey
size : 6 / 7 / 8 / 9
price : 39,050 in tax

 

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12月1日(月) 定休日

New Arrivals.

本日はニットアイテムがいくつか入荷してします。
まずは FUJITO のショールカラーセーターとニットキャップ。同じニット地を使っています。

 

Outline
ざっくりしたショールカラーニットです。
厚手ローゲージでざっくり感のあるニットですが、シェットランドウールとメリノウールを混紡した毛糸が使われ、ルックスと反して軽さと肌触りの好さを兼ね備えています。
特徴的なショールカラーはバランスの好いフォルムで、襟まわりをセンス好く演出し、カンガルーポケットも単独着の際に嬉しいディテールです。
シルエットは、ほどよいゆとりを持ったスタンダードなフィットとなり、現代にアップデートされたジャストサイジングとなります。
襟まわりの演出で着こなしの幅が広がり、かつ変化に富んだデザインでシンプルなコーディネイトでも充分着映えするニットセーターとなっています。

 

FUJITO のウールニットのセレクトは久しぶりになるかと思いますが、実はニット強いです。
ブランドとしては、毎シーズン、精力的にニットアイテムを展開していますが、Fuzz としては、冬のニットは別のブランドで強いところがありますので、 FUJITO ではこれまで出番に恵まれませんでした。

ですが今回、実力でその座を奪いました。
他の国内ブランドにも、インポートのブランドにも、なかなか無いようなタイプであり、かつ FUJITO らしさ満載の魅力的なニットではないかというのが僕の感触です。

 

きれいなバランスのショールカラーが一番の特徴。
しっかりした目付けのニットなので、襟もフォルムが FUNYA FUNYA せずに安定感があります。

 

2色撚りのツイスト糸は、メリノとシェットランドの混紡で、メリノの柔らかさ、シェットランドの軽さと温かさを備えます。
ざっくりで KEBA KEBA で重たく見えるかもしれませんが、しっとりしていて柔らかさがあり、詰まった感じのある上質なニット地となっております。

 

そしてフロントのカンガルーポケットもいいねポイント。

 

インにはシャツで色味の合わせでアクセントにしたり、モックネックやタートルネックのカットソーなどを入れたりと、着こなしの幅があります。

クオリティとカラー勝負のシンプルなニットもいいですが、デザインがしっかり入ったニットもいいものですね。

 

FUJITO – Shawl Collar Sweater
col : Mix Black
size : 1 / 2 / 3
price : 31,900 in tax

 

同じ編地によるニットキャップも出ています。
セーターとアンサンブルでもどうぞ。

 

Outline
ニットキャップ。
厚手ローゲージでざっくり感のあるニットですが、シェットランドウールとメリノウールを混紡した毛糸が使われ、ルックスと反して軽さと肌触りの好さを兼ね備えています。
シンプルな折り返しのニット帽ですが、ミックス糸による杢調のカラーが着こなしのアクセントになります。

 

チクチク感は最低限ですし、保温性も上々。
ミックス調のカラーもモノクロでシックでございましょう。

 

FUJITO – Knit Cap
col : Mix Black
size : Free
price : 9,900 in tax

 

つづいては、ニットのエース、comm.arch.
アルパカボアのシャギードッグ、エクセレントです。

 

Outline
アルパカ・ウールのクルーネック・プルオーバー。
南米アンデスの標高3000m以上の高地に生息するアルパカの毛を使用。起毛加工を施さなくとも毛足が長くて柔らかく、また毛が抜けにくいことが特徴です。
編み立てた地を裏づかいにすることで、ボア素材のような表情と質感を出していますが、そこからさらに表面起毛の加工を時間をかけて施し、ムクムク、フワフワとした独特の質感で仕上げています。
アルパカならではの毛足の長さと柔らかさは、モチモチとした柔らかな弾力として感じられ、シャギーによって空気を孕み、柔らかくて軽い空気感を感じるニット生地となっています。
シルエットはややゆったりしたリラックスフィットとなり、サイドスリットと身頃の前後差を加え、コーディネイトしやすくなっています。
ナチュラルでリラックスなルックスと、肌触り好く、驚くほどやわらかで軽い着心地が魅力のニットです。

 

直近2年、『アルパカリトルボア』というモデル名で続けてセレクトしてきていますが、今年はそのシャギー版となります。
起毛加工で厚みが出る分、元の地は昨年までよりほんのわずか薄くして、ナイロンを少し入れて強度を高めています。さすがの抜かりの無さです。

 

元の地が薄いということは、軽かったものがさらに軽くなり、しかし起毛の分、厚さは損なわれず、身にまとう空気の量が増えました。
たいへんに軽くてふわふわです。

そして、シルエットバランスもややゆったりの現代型で、サイドスリットなど入り、一枚でシンプルに合わせてうまい具合なバランスにしてくれますので、相当に着やすい、ありがたいニットであろうと思います。

 

comm. arch. – Hand Framed Shaggy Bear PO
col : Shadow Blue
size : 3 / 4
price : 29,700 in tax

 

もう一型、実は前発注をしていなかった、緊急発注のニットアイテムです。
先日ご紹介した、”新感覚のハイゲージニット” の今度はタートルネックを取り寄せました。

 

Outline
ハイネック (タートルネック) のハイゲージニット。
オーストラリア産のエクストラファインメリノウールの梳毛糸を100%使用した、ぜいたくで高級感のあるハイゲージニットです。
ハイゲージのニットウェアはきわめてシンプルなアイテムであるがゆえ、素材の良さや編み立てやリンキングの技術が際立ち、シルエットや発色なども含めたバランス感を問われます。
そんなハイゲージニットを、comm.arch. のアプローチで現状ベストなバランスでつくりあげたのがこのモデルとなります。
キメ細かな品の好さをベースにしながら、嫌味のない光沢感や、薄地になりすぎない編み立て、肩まわりの柔らかさなど、細部にこだわりが詰め込まれています。
単独でも重ね着でも自然に見える絶妙な肉感、わずかにゆったりさせたシルエットによるリラックス感と合わせて、抽象的な魅力を表現することが実現されています。
シンプルに、スマートに、でもほどよくカジュアルに着られる大人のハイゲージニットです。

 

デザインがシンプルなので、注目されにくいと思いましたが、前回のモックネックは『違いの分かる男たち』の手によって、あっという間に一掃されてしまいました。
追加の再入荷を試みたところ、タートルネックもありますよ、ということだったので、冬のジャケットのインで映えるだろうと考え、急きょこちらを入れてみました。

 

現代型シルエットで、ハイゲージの上品系で、しかも編地も微妙に薄くし過ぎずのバランスにしてくれて、たしかに、これは探しても他には無いであろう、価値の高いアイテムであると感じられます。

 

このニットが活躍する場が、店頭のジャケツやコートなどを見わたすと次々に見つかります。

 

光沢の強い艶感のあるハイゲージメリノニットでは出せないタイプのニュアンスを、コーディネイトの中に入れ込むことができるように思います。
そしてもちろん、着心地も極上であることも言い添えておきましょう。(ネックもきつさはないです)

 

comm. arch. – Worsted Merino High Neck PO
col : Mocha Khaki
size : 3 / 4
price : 30,250 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日・祝)
月曜定休

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