久しぶりの登場、Yarmouth Oilskins。
新型でシャツ型の丸襟ジャケットが入荷しました。
Yarmouth Oilskins について、初めての方もいらっしゃると思いますので、簡単に。
“Yarmouth Oilskins” ブランドは、メーカーとしての Yarmo の本国企画のラインです。単に “Yarmo” というのは、元々リアルなワークウェアのレーベルであり、今でもイギリス国内で流通しています。日本で我々のようなお店が販売している Yarmo については、このワークウェアブランドから発展して、日本の代理店さんの仲介で、アパレル製品として企画されたラインとなっており、ライセンス商品も含め、国内でアパレルブランドとして展開しています。
因みにですが、この代理店さんは、たいへん信用のできる代理店さんであり、Yarmo をここまで育てたのはこの代理店さんならではの手腕であり、、というところはまた長くなるので別の機会に。
とにかく、この Yarmo と一線を画した、Yarmo のメーカーとしての矜持を示すためのブランドが Yarmouth Oilskins なのです。自らの古いアーカイブを駆使して、本物のブリティッシュ・ワークのブランドを展開するという意気込みで運営されている骨太のブランドなのです。
ということで前置きはほどほどに、以下、アイテムについて。
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ラウンドカラーのシャツスタイル・ジャケット。
イギリスの生地メーカー Brisbane Moss のブリティッシュ・モールスキンを使用。しっかりした厚みがありながら、ソフトで美しい起毛感のあるモールスキン生地となっています。
ワークシャツのデザインをベースにしていますが、ハンドウォーマーポケットを備えてオーバージャケットとして羽織れるつくりになっています。
半年前の展示会で、片隅にひっそりあったのを発見して唸ったアイテムでした。
なかなかのプライスだったので、一旦は諦めたのですが、待てよ、と思いとどまりました。
明らかにいい生地を使っていて、しかもこの生地は見たことがあるぞ、おそらく、ブリスベン・モスだ。インポーターさんにメーカーに問い合わせてもらったら、あっさり 『ソウデスケド』 という返答があり、ならばこのプライスも納得ができる、という経緯でした。
Brisbane Moss のラベルを付けてくれればいいのに、と思いましたが、この辺の感覚はまた違っているのでしょう。
ということで、すごく “海外のモノ” な雰囲気がするジャケットで、このならでのテイストを楽しみたいところです。
国内ブランドのような 『ちょうどいい感じ』 みたいなものが、容赦なく無い感じ。プライドが高くてさりげなく高級な生地を使っているすました感じ。
我々と違ったバックボーンの人たちが、違った感性でつくるからこそ生まれるその違いが面白いです。
Yarmouth Oilskins / The Maritime Overshirt *British Moleskin
col : Navy
size : M / L
price : 44,000 (税込)
Universal Works からはウール(化繊混)シャツ、もしくはシャツジャケット、2種。
暖かそうですが、素材感としては軽いというのがポイントで、シャツとしても、羽織としても使ってほしいというアイテムです。
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ウール系素材のシャツ、あるいはシャツジャケット。
アウターでシャツジャケット、インナーでシャツ、使い方を規定しない意味で Utility Shirt と名付けられています。
厚手起毛の暖かな生地ですが、アウターのインでも着やすいソフトでしなやかなものを使用しています。
シルエットは一般的なシャツよりひとまわり程度大きいサイズ感としています。ほどよい緩さが感じられ、シャツジャケットとしてのサイジングにはなっていますが、上からアウターを羽織ることも想定していますので、肩幅やアームなど、オーバーサイズにし過ぎないよう配慮されたシルエットとサイジングになっています。
日本のブランドがつくるシャツジャケットと、なんとなくニュアンスが違うような気がするのは、シルエットの感覚の違いが大きいと思います。
Universal Works のトップスは、シャツやジャケット、コート、基本的にはスマート型で、シルエットでの遊びはしない傾向があり、その分、ファブリックのバリエーションがものすごいです。
この生地もなかなか珍しいルックス、質感です。
Universal Works – LS Utility Shrt *Bari Fleece
col : Brown
size : S / M / L
price : 22,000 (税込)
同型生地違い。リサイクルウールがメイン素材になっています。
言ったら CPOシャツのカテゴリなのでしょうが、もう少し軽いイメージで、アウターだけでなく、インナーでも使うぜという意図が強いと思います。
ブランドのルックを見ると、こういったアイテムを用いながら、何かとレイヤードレイヤードという感じでした。色柄もうまく使って重ね着で活用できたら、存在価値はさらに高まるのではないでしょうか。
Universal Works – LS Utility Shrt *Recycled Olver Check
col : Grey
size : S / M / L
price : 20,900 (税込)
もうひとつイギリスブランド、こちらはスコットランドですが、おなじみの Keela です。
昨年も好評を博したブランド定番の Kintyre Jacket、今季もブラックとネイビーで入荷しました。
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ナイロンシェルのベーシックなアウトドアジャケットです。
自社開発のオリジナルファブリックは防水・防風、透湿性に優れたウレタンコートのナイロン素材となります。
機能性と実用性を重んじる本格的なアウトドアジャケットならではの機能美は、ファッションアパレル的なデザイン美とは違った魅力を備えています。
イギリスのアウトドアジャケットらしい質実剛健な風情が感じられ、素朴な野暮ったさとスタイリッシュさが絶妙にブレンドしたジャケットです。
透湿撥水の自社開発のナイロン生地を使用。生粋のアウトドアウェアのメーカーによる、アウトドア用のジャケットです。
オーバージャケットのつくりなので、全体的にゆったりしていて、ラグランスリーブでアームホールも広いです。
わたくしも愛用していますが、『何を着ていようと上から羽織っちまえ系ジャケット』 と位置づけ、実際に何を着ていようと、このジャケットを上から羽織っちまっております。
胸ポケットが1つフェイクですが、その分フロントファスナーのところに横向きのポケットがあり、とにかくポケットが豊富なのも嬉しいです。
ちょうど今日、急に寒くて雨も降ってということで、出勤の際に着てきました。
ビジネス用として、スーツの上から、という人もけっこういらっしゃいます。
派手さはないものの、渋さはある、と思っています。
Keela – Kintyre Jacket
col : Black / Navy
size : XS / S / M
price : 24,200 (税込)
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