Getting Hot on 2025 A/W.

 

秋冬シーズンが立ち上がって、ひと月が経過して、ようやく夏が終わったというところ。新作入荷もそれなりに積み上がり、みなさんの目の色も変わってきたようです。

この週末は暴れん坊たちが大暴れをされまして、ずいぶんな数の品々がしかるべく暴れん坊の手元に渡り、わたくしはニヤニヤが止まりません。
人は会うべき人に会うために生きており、品々は使われるべき人の手に渡ることを使命につくられております。

秋冬シーズンは始まったばかりです。
ここから年末に向けて、どんどんヒートアップしていきますので、一緒に楽しんでいきましょう!

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日・祝)
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9月29日(月) 定休日

Another cup of tea.


Vanitas : Harmen Steenwijck

 

『道理の分かる人はみんな知っていることですが、魂を悩ます感情の中で、虚栄心ほど破壊的で、普遍的で、根深いものはありません。そして虚栄心の力を否定するものがあるとすれば、それは虚栄心しかない。愛以上に破壊的です。
年を重ねれば、ありがたいことに、愛の恐怖も愛の枷も指を鳴らせば消えてしまいます。しかし虚栄心の鎖から自由になることはできません。愛の傷みは時で癒すことができますが、傷ついて痛む虚栄心を癒すことができるのは死のみです。
愛は単純ですから、みるがままです。それにひきかえ、虚栄心は百もの偽装で人を欺きます。そのうえ、多かれ少なかれ、あらゆる美徳にこれがふくまれているのです。
勇気の推進力であり、野心の活力であり、愛する者に誠実さを、ストイックな者に忍耐を与え、名声を求める芸術家の炎に油を注ぎ、正直者の高潔さを支え、それに代償を与えます。謙虚な聖者の心のなかでも、シニカルに笑っているのが虚栄心です。
これから逃れられる者はいません。防ごうと苦労すれば、その労苦に付けこんで人をつまずかせる。虚栄心の攻撃には打つ手がない。どこを打ってくるかがわからないのですから。誠実さもその罠から逃れる道具にはならない、ユーモアもその嘲りを防ぐ盾にはなりません』

『英国諜報員アシェンデン』(サマセット・モーム)

 

No Title.

朝晩もめっきり涼しくなって、もうすっかり秋の陽気ですね、
って早く言いたいですね。

気がつけば9月中旬、ひと雨ごとに涼しくなっていくはずの時期ですが、太陽が出るとどうしても夏の陽気で、まだまだ暑さが身にこたえる今日この頃です。
しかしながら、例えば8月初めの35度と今の35度、同じ気温でも感じ方は違います。吹く風も違えば、陽が落ちるのも早いですし、やはり真夏の暑さだけあっても、『夏ではない感じ』みたいなものは、日に日に濃くなっていっている気がします、あるいは、そんな気がしないでもないです。

わたくしの方は、7月からここまで、各ブランドさんの展示会巡りを続けていて、ようやく佳境に入ってきたところです。お盆明けから新作入荷の波も激しくなってきて、これだけ暑くても目のまわるような忙しさです。
みなさまにおかれましても、ビジネスの側で言えば夏の雰囲気が終わって、いろいろと話が進む時期になり、なにかと忙しくなっているのではないでしょうか。

 

現在取り組んでいる仕込みは、2026年の春夏シーズンの分です。
だいたい8割の発注を済ませたくらいですが、ここまでなかなかいい感じできています。有名なブランドを新たに扱いますという大きなトピックは無いですが、いくつか新しいブランドの発注はありますし、みなさんが隠れてガッツポーズをするような妙味な別注も複数のブランドさんに依頼して仕込んでいます。

唯一残念なのは、先日ご紹介したフランスの parages のコレクションが、あまりにも値上がりが大きい、プラスそれをものともしない魅力的な品番が見つけられず、ノーセレクトになってしまったことです。
やめてしまうつもりはありませんが、次の春夏は発注がなく、とりあえず1シーズンお休み。少しずつ増やしていきたいと思っていた矢先だったので僕も残念です。

 

展示会廻りで気付いた傾向と言いますか、大きなトレンドの波としては、『クリーン』から『ラフ』への変遷がまた進みそうだ、ということがあるかもしれません。
ダメージや汚しの加工などを見ることも増え、色使いもパキッとしたものが増え、という感じ。例えば、ニュートラルな立ち位置のブランドさんが、ヨーロッパっぽい感じのものが少し減って、アメリカっぽい感じのものが少し増えたな、みたいなことを感じました。

ベーシック・スタンダードが軸の我々が、トレンドに大きく影響されることはありませんが、まったく無関係というのもそれは寂しいことです。トレンドに振り回されません!というのは受けのよいフレーズかもしれませんが、もはやそれを高らかに言えるほど僕も Fuzz も若くなく、それはきっとみなさんも同じではないかと推察します。トレンド的なものも、『気がつかないうちに入っちゃうかもね!』 というくらいのニコニコナチュラルなスタンスでいこうと思いますので、みなさまも『おいおい気骨がないねえ』などと怖いことを言わないでいただけますよう、宜しくお願いいたします。

以上で本日のムダ話を終えたいと思います。
コロナやインフルエンザの流行があるようなので、免疫を落とさないよう気を付けていきましょう。

明日は祭日ですが、月曜日定休となります。

 

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Fuzz
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9月15日(月) 定休日

Natsuyasumi.

先日の月曜火曜と連休をいただき、草津温泉へ旅行に行ってきました。

群馬大好きを自称しておきながら、実は草津は初めて。もったいぶってとっておいたのですが、今年は他を行き尽くした感があり、とうとう草津投入の年となりました。
子どもたちが大きくなってきたもので、もうアクティブな遊びを考えなくていいかなと考え、大人の温泉旅行というイメージです。

 

関越自動車道、伊香保のインターチェンジで降りて、我が家の恒例、水沢うどんのランチを済ませ、もうあとはノープランです。
高速を降りてからそれなりに距離がありますので、だんだんと山合い深くなる道をのんびりドライブ。宿に着いたら有名な湯畑の近辺を散歩して、温泉に浸かって、夕食。夜は今アメリカで流行っているというトランプをして、初日終了。
この夏、受験生となった息子1だけ、ロビーの景色の好いデスクで勉強していました。ふ~ん、旅行に来てまで勉強している俺、ですか、と父は思いました。

草津温泉の界隈は、朝晩は違いが分かるくらい涼しくて、朝の露天風呂がたいへん気持ちよかったです。

 

二日目は大きな山を越えて長野へ。
善光寺を目指します。

いくつかルートがある中、山越えのルートを選びましたが、曲がりくねる山道に息子2は車酔いでダウン。騒ぎ頭の中学生チビヤマのダウンで意気消沈の車内でしたが、寝て起きるとあっさり復活してくれました。
急なカーブの連続で運転も疲れましたが、でもご褒美に素晴らしき眺望が得られます。空気もひんやりしていて気持ちいいのですが、外に出るとアブがぶんぶん飛んでいるので落ち着きません。

 

10時に草津の宿を出発して、善光寺に着いたのが12時半くらい。昼食はもちろん信州そば。
善光寺は特に高地ではないようで、普通にとんでもない猛暑でした。

 

有名なお寺なので知ってはいましたが、僕は初めて来ました。
建物から、ちょっとした仏像や灯籠、何もない空間も含めて、すべてが自分の知っているお寺より大きくて、スケールの大きさを感じられるお寺でした。

 

本堂は威厳と迫力があり、外にはやはりけっこう大きい地蔵の銅像があり、山門はこれまたいいサイズの仁王像を備えた仁王門、そして各所に広々としたスペースがあって、なんとなく自分の体が少し小さくなったような錯覚さえ。
トイレの便器まで大きくされていたら、本当に小さくなったと信じてしまったかもしれません。

 

本堂に上がると、中にも大きい閻魔さまや地蔵さん、弥勒さんなどが居て、仏像ファンも納得です。
ただ、ご本尊は『絶対秘仏』で有名なお寺さんで、見ることはできません。7年に一度、『ご本尊の身代わり』の御開帳があって、それも有名な行事なのだとか。

本堂では、なんとか料を払うと、本堂の地下の真っ暗なところへ入れるということで、行ってみました。奥深くに達すると本当に何も見えない真っ暗闇で、そこに何かがあって、それを撫でるのが目的のようでした。これが何で、どんな意味があるのかは把握せずに帰ってきてしまいました。

 

お寺にはゆっくり2時間以上居て充実の時間でしたが、しかしとにかく暑かった。。
この後はりんご風味のソフトクリームを食べて、家路に着きました。

帰りは長野市の中心地を通り過ぎて高速に乗り、山を越えるのではなく、トンネルをくぐってはまたくぐり、気がつけばいつのまにか関東平野に帰ってきた、という感じでした。

 


 

ということで、なんてことのない温泉旅行記でした。みなさまの旅の参考にでもなれば幸いです。

旅行などに行って心身ともにリラックスすると、頭が空っぽになり、何も考えられなくなって、何も思いつかなくなって、頭が働かなくなることがやっぱり気持ちがいいです。
しかし、それが頂点に達した途端に、グッと不安になり、ああ、これはヤバい、早く戻らなくては、という背徳感が沸々と湧いてくるのが常です。そうか、リセットするってこのことか、なんだか世間で言われているような前向きなものではないな、といつも思います。

疲れ、癒し、楽しみ、不安になって働き、また疲れ、、
そうやってぐるぐる回りながら生きていくのが人間であり、結局はこれが健全な姿なのであろうか。
…などと哲学的なことばを散らかして終わりたいと思います。

暑さ、各地できわまっているようです。球児たちはもっと暑い場所で、もっと厚い生地の服を着て頑張っているんだ、俺だって! などと思わずに、暑さ対策は是非万全にお願いします。
みなさまもしっかり疲れを取りながら、心身共に健康な日々をお送りください!

 

■8月限定の営業時間
平日 14:00 – 21:00
土曜 13:00 – 21:00
日祝 13:00 – 20:00
※8月1日~8月31日

■ PIRIAC FAIR 開催中
オンラインショップページ

 

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8月4日(月) 定休日