No Title.

昨晩の新宿フラッグス前、小さな桜の木が8分か9分か、かなり咲いています。
なんという品種か分かりませんが、一般より少し早く咲き、春の訪れを微妙に早く告げてくれます。

何を着るか、何を買うか、考えてしまうとなかなか難しくなってしまうのが今の時期でしょう。天気予報の最高気温を見れば暖かい、日中に日向を歩けば暑い、しかし朝晩は寒いし、風が吹けばそれはまだ冷たい風で、凍える思いをすることも少なくありません。

誰だったかの名言で『数字に惑わされるな!』というものがありますが、これは最高気温の数字に惑わされるな、と言っていることは明白だと思いました。
季節の変わりめに入っていることもありますし、風邪をひきやすい時期なので充分に気を付けていきましょう。

さて、わたくしの方は展示会行脚もあと数件、未発注もあと数ブランド、長かったトンネルの出口がようやく見えてきて、少しずつ現状認識が正確にできるようになってきました。
2月の頭からここまで、頭をパニックさせながら、ミスをしないようにというのを一番に考えて、なんとかしのいで、しのいで、の毎日でしたが、ようやく目の前に集中できる状況になってきました。
ここまで、さんざん春の新作紹介をしてきていますが、ここで改めて、さあ、本格的な春を始めましょう、という感じになったところです。

現状認識が追い付いて周囲を見てみると、2月のうちから強打者やストライカー達が暴れてくれていて、懸命に紹介してきた今季新作たちがけっこう減ってしまっているなという印象です。
いろいろと届いてはいますので、この後は新作紹介のペースを上げていきたいと思います。

 

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先日、SOUTIENCOL の展示会に行ってきまして、これからオーダーをまとめるのですが、その際に秋冬の話とは別の打ち合わせをしてきました。
何かというと、ゴールデンウィークの周辺で、リネンシャツのフェアをやることになりました。後日、正式に内容が決まってから改めてご案内しますが、カンクリーニ・リネンのリメイクポロの販売会という内容です。

普段、ほとんどイベント的なことをやらない Fuzz ですが、今回は三浦の親分の熱い気持ちを無視することができませんでした。
輸入や生産といった、供給側の中にいろいろな難しいことが増えてきた昨今、『わたしイベント体質でないもので』と言い続けていた僕ですが、このあたりは少し考え直していかないといけないなと思いはじめました。

ここのところずっと、さまざまな立場で、さまざまな局面で、さまざまな負担が増えています。アパレル業界で言えば、メーカーやインポーター、お店、お客さん、みんなそれぞれが平等に負担を負って、それぞれができる工夫をして、フェアでハッピーな環境をつくっていかなくては、といったような思いを強くしています。
僕のような立場でアパレル業界全体を憂いても仕方ないので(分かり合えないであろう界隈も多いので)、せめて自分の周辺の、関わりが見える範囲においては、これまでよりもう少し広く、深く考えていかなくてはならないと思っていて、同じような感覚でいる人々と共にできる努力をしていかなくては、という感じです。

ということで雑談タイムでした。
最後に花粉症軍団のご健闘をお祈りして、ムダ話の挨拶に代えさせていただきます。

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日・祝)
月曜定休

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3月23日(月) 定休日

CM – NANGA / Soft Down Varsity Blouson

そろそろ次のシーズンのスタイルも気になってくる今日この頃。
完全な春スタイルの前に必要な、冬ではなくなってきたけど、まだまだ寒くて冷たい風も吹く春の手前という時期に、NANGA の春ダウンが活躍します。

 

カラーを軽く、明るくすることで、新しいシーズンの雰囲気が出ると思います。

 

単体でひょいっと羽織るだけでも、いい感じのバランス感なので、コーディネイト的な使い勝手が抜群で、さらにこの下にスウェットを入れたり、あるいはこの上からスプリングコートを羽織ったり、機能的にも使い勝手の好さを感じていただけるはずです。

 

冬アウターを終えた後、春アウターの一番手としておすすめです。
先シーズンのブラックも少数あります。

 

NANGA – Soft Down Varsity Blouson
col : Beige / Grey
size : S / M / L
price : 33,000 in tax

 

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■2月1日~2月28日の営業時間
平日 14:00 – 21:00
土曜 13:00 – 21:00
日曜 13:00 – 20:00

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Fuzz
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2月9日(月) 定休日

Another cup of tea.

Michelangelo Buonarroti : Studi per la Sibilla libica

 

『朝は60キロあるローラーを牽きながら走り込む。日中は出稽古して回り、深夜になると裸になって庭の大石を抱え上げて筋肉を鍛え、さらに30キロの槌を両手に持ってぶんぶん振り回した。それが終わると、今度は御茶の葉を噛んでその苦みで自身を奮い立たせ、うなり声を上げて大木に体当たりを繰り返す。そして仕上げはその大木に帯を縛り付けて背負い投げ千本の打ち込み(投げ技のフォームを固めるためにフルパワーで投げる寸前まで技に入る柔道の練習法。通常二人一組になって人間相手に行う)である。
極限まで稽古すると隠されていた潜在能力が湧き出してきて再び立ち上がることができる―-。これを牛島は「生の極限は死」「死の極限は生」であるとし、死の極限を乗り越えた先の生、すなわち「死の極限は生」を武道家の理想の境地とした。
試合の前夜にはスッポンの肉を食して血をすすり、当日はマムシの粉を口に含んで試合場に上がる。
そして開始の合図と同時に突進して、マムシの臭い撒き散らしながら相手に躍りかかった。内股と背負い投げを得意としたが、本当の武器は寝技だった。』

『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』 増田 俊也