久しぶりの登場となりました、スコットランドニットの雄、Jamieson’s のニットカーディガンが入荷しました。
『本当はクルーネックカーディガンを発注しましたがJamieson’sさんが堂々と間違えてVカーディガンを送ってきました、少しお安くするから許してください』 という商品を今回はご紹介します。
シェットランドウールの製品にこだわったスコットランドのニットメーカー Jamieson’s。
1893年創業の老舗であり、シェットランドシープの居るシェットランド島にある本物、かつ本格派のメーカーです。
ただ、時々注文は間違えるようです。
間違いというのはネックの部分だけで、型や仕様、カラー、サイズなどは指定通りです。カーディガンは、だいたい見つけたらクルーネックを選ぶ習性があるもので、かえってニットのⅤカーディガンはあまり展開してこなかったですから、いい機会と捉えることにしました。
メーカーとしてはかなり専門的でしっかりしていますので、小さな発注ロットで細かな指定を聞いてくれます。このカラーも大量の糸見本の中から僕が選んだものなので、このかたちのこの色で、となると、同じものを見つけることはかなり難しいはずです。(あっさり見つかったらそれはすごい確率の偶然!)
ちょっとワイン寄りのブラウン、すぐに何色!と言えない感じの、色彩センスの好さを感じるグッドカラーではないでしょうか。
昔ながらのクラシック、かつベーシックなかたちのカーディガンですが、お伝えすべきアピールポイントは2つあります。
一つは、編地が3PLY(3本撚り)の厚地であること、もう一つがサイズ取りを少し大きめに寄せたということです。
3プライというのは、単純に、毛糸を3本重ねにして編んでいるという意味です。標準的なミドルゲージニットは2プライが多く、これで一般的な中厚のニットとなりますので、一段厚くてしっかりしているということになります。
目も詰まっていてどっしり感は感じられますが、シェットランドウールが軽いものなので、着心地が重くなるという感じにはなりません。
防寒という意味合いの強い Jamieson’s のようなトラディショナルなニットは、身体にフィットさせて着た方が温かいですから、元々コンパクトなつくりが基本です。ですので、表記に対して少し小さく感じることも多いため、今回は少し大きめのサイズで取っておきました。
これまでは、38、40、くらいなものだったものを、今回は、40、42、44、という3サイズでの展開としました。これで少しゆとりを持って着られると思います。
あとはしいて言うなら、3プライニットのJamieson’s のカーディガンとしては、少しお値打ち価格になっています。ネック間違えちゃったよ割引が入ったので売価に反映させておりまして、税込29,700円の予定でしたが、26,400円ということに相成りました。
これもインポートのファクトリーものならではのアクシデントということで。
Jamieson’s – V Neck Cardigan
col : Havana
size : 40 / 42 / 44
price : 26,400 (税込み)
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■おしらせ
今週末の日曜日(28日)、都合により営業時間を変更させていただきます。
11月28日(日) 11:00 – 17:30
夕方までの営業とさせていただきますが、オープンを早めます。
今、シーズンでもっとも商品が豊富な時期ですし、実際ご来店も多いので、さらに穴埋めとして、明日土曜日は12時から開けておきますので、もしよろしければ。(12:00 – 21:00)
ものすごく久しぶりに、飲み会に行ってきますよ。