New Arrivals.

comm.arch. の定番ニット、Saddle BB が今年も入荷しました。
シンプルでベーシック、そしてグレイト・クオリティ。

 

Outline
ブランド定番モデルとなるミドルゲージのクルーネックニットです。
素材は、オーストラリア産メリノウール(ヴァージン・エクストラ・ファインウール)となります。”SUPER 110″ に相当する超極細繊維をカシミヤ用の紡績機を用い、軽くて柔らかく、膨らみのある毛糸に紡いでいます。
ニッティングは東北の手横編み機職人の手によるハンドフレームとなり、ミドルゲージニットとしては最高レベルの柔らかさと肌触りの好さを感じていただけます。
シルエットはスタンダードなフィット、ジャストサイジングを見据えたごく標準的なサイジングとなります。

今年はワインとダークマリン、2色をご用意しました。
今季は新色の追加がなかったもので、どちらも以前に展開したことのあるカラーとなります。
素材が良ければ色味も良い、というのは服界では自明の理であり、comm.arch. のニットはそれをよく表しています。

とにかく、奇をてらうことなく、デザインからシルエット、サイジングまで、オーソドックスなクルーネックニットなのですが、それでも勝負できるのが素材の良さ、そしてベーシックではより大事な要素となるプライスの良さ、この2つの理由に拠ります。

特にインポートのニットが軒並み値を上げている昨今、comm.arch. のこのモデルはクオリティとプライスの関係性においても一線を越えた納得感があると思います。
インポートのニットで比べるところは、いわゆる『高級ニット』と言われるグレードになりますので。

 

ふわふわで、や~わらか。
さらりと手で撫でていただくだけで言っていることが理解できると思います。

ニットブランドから端を発した comm.arch. の、言わば一丁目一番地のアイテムだと思いますので、まだ comm.arch. に触れていない方々は、ここから入るのが正統なのかもしれません。

 

comm. arch. – Hand Framed Saddle B.B.
col : Dk.Marine / Wine
size : 3 / 4
price : 22,000 in tax

 

つづいてが、BRENA の新作パンツ、ストリング・トラウザー。
厚地起毛の冬向けパンツ。型としてはかなり久々の登場となります。

 

Outline
ブランド定番モデル、イージートラウザー。
生地はコットン+ナイロン素材、高密織りに起毛をかけたフランネルです。
ウール生地のような表面起毛ですが、コットンならではの厚みと腰があり、タフで遮風性の高い冬向けのファブリックとなっています。
フォルムは股上深め、股まわりゆったりの中太のテーパードシルエット。カジュアル感のあるルーズなフィットながら、トラウザー型ならではの立ち姿の美しさがございます。
ウエストはサイドギャザー+ドローコード+ベルトループ、極細の玉縁ポケットはトラッドをルーツとする BRENA ならではのこだわりポイントです。

 

ルックスとしてはウールのような感じですが、気軽に洗えるコットン・ナイロン素材。コットンの滑らかさにナイロンが加わることで、より生地としてタフになり、ごつさが加わったようなイメージです。
目の詰まった厚地なので重厚感もあり、しっかりした冬のアウターを羽織っても負けない重さを備えているパンツとなっています。

 

ラフなスタイルにもOKなイージーパンツですが、ドレスパンツの背景で生産されていますので、ディテールの部分は間違いないつくりになっています。これが BRENA アイテムの魅力であり、イージーだラフだと言っても、どこか凛とした佇まいです。

 

シルエットとしては、中太のしっかりめテーパード。
かっこよすぎないテーパード型で、言ったらやや野暮ったいくらいですが、BRENA はしっかりした上質生地を使いますので、本当に野暮ったくはなりません。

使いやすそうなチャコールカラーもいい感じですね。

 

BRENA – String Trousers *Cotton Nylon Heavy Flannel
col : Charcoal
size : 44 / 46 / 48
price : 25,300 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日祝)
月曜定休

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11月18日(月) 定休日

comm. arch. – Nylon Ripstop Filling Blouson.

comm. arch. より、新作の冬アウターの登場です。
ちょうどいいボリューム感、ブルゾン型の中わたジャケット!

 

今季はスタンドカラータイプで生地がマイクロリップストップ。
昨年もフーデッドで同じようなスタイルのジャケットが出ていましたが、ちょっと生地の雰囲気が Fuzz の好みと違ったので、迷いつつもセレクトを見送りました。なので、待望の、comm.arch. のこのスタイルのジャケットの入荷、という感覚です。

 

Outline
スタンドカラーの中わたジャケット。
表地は耐摩擦性に優れた CORDURA のナイロン糸を使用したナイロンリップストップ。しっかり感がありながらも軽く、ストレッチ素材を混紡させて縦横の伸縮性を加え、撥水性にも優れた生地となります。
スタンド型の襟に比翼ジップアップの前立て、裾にコード、表ポケットはフラップポケットとハンドウォーマーポケットの二重構造、内ポケットは左右に2つ、さっぱりしたデザインに必要十分なディテールを備えたブルゾン型ジャケットとなります。
シルエットはリラックス感のあるオーバーサイジングとなり、肩を落としてゆったりした胴回りとなっています。
ほどよくトレンド感のあるシルエットで、中わたは厚過ぎずスマートな印象で着れるボリューム感となっています。街着としてのリアルな使用を前提として、オーバースペックにならず、かつしっかりした防寒性と耐久性を備えてつくられた comm.arch. スタイルの冬アウターです。
シンプルなデザインながらも、襟の2つのスナップボタン、ミリタリー仕様の五角形の二重ポケットによって comm.arch. のオリジナリティもしっかり組み入れられています。

 

今の感覚でのカジュアルスタイルに、きちんと暖かいアウタージャケットを、と考えた時、デザインやシルエットがしっかりリンクしてくれて、実用性も耐久性も備えているのがこのジャケットではないか、とわたくしは思います。

都市生活でトゥーマッチではないスペックで、必要十分を備え、ファッション感覚的にもリアルな使いやすさがあると思えるのです。
ひと冬に何度かくる寒波の時などは、ゴツイのが必要になるかもしれませんが、普通の冬の日では、これでもおつりが来るくらいだと思います。

 

ちょっとルーズでビッグな設定で、ゆったりしたシャツやスウェットなどの上から矛盾なく羽織れるシルエットです。

171cm、普通体型、上の写真のみ2のサイズを着用していて、ここから下の写真は3を着用しています。
2でも普通にゆとりを持って着られますし、3で裾を少しだけ絞って着るのもバランスが好いなと感じました。
どちらが適正かは、インに着る服のシルエットやボトムとのバランスによって、という感じだと思います。
僕の場合は、3にしておけばジャケットの上からでもいける場合がありそうなので、迷った末に3を選ぶかな、という感じです。

 

スタイルとして、襟回りのコンパクトさが潔くていいなと感じました。
いずれにしても寒い日々は首にマフラーやネックウォーマーを巻くと思いますので、その時に首まわりの感じがトゥーマッチにならないのが助かります。

 

身軽さ、動きやすさのある、こういった軽くて暖かいジャケットは持っていると安心だと思います。
来るべき冬に向けて、今季おすすめのあったかアウターとなっております。

 

comm. arch. – Nylon Ripstop Filling Blouson
col : Blackout / Blue Hole
size : 2 / 3 / 4
price : 59,400 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日祝)
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11月4日(月) 定休日

New Arrivals.

本日もいろいろと新作が入荷しています。
まずは MIDA のライナー仕様のリバーシブル中わたジャケット。いい仕事しそうな感じです。

 

Outline
ミリタリージャケットのライナーをイメージしてつくられた中わたジャケットです。
実際に MIDA の M65 Field Jacket に装着できる仕様にし、同時にリバーシブル仕様で単体でのジャケットとして使っていただくイメージとなっています。
ネックのリブは首回りをしっかりカバーするよう高めのつくりとなっており、前合わせは遮行したアシンメトリーに、また袖リブは二段リブの仕様、ライナーならではのデザインに MIDA のオリジナルなディテールが加えられ、”ライナーのスタイルのアウター” として成立する完成度で仕上げられています。
ゆったりしたシルエットで肩が落ち、一見すると無造作に感じますが、しっかり計算された丸みのあるフォルムとなっており、単体のジャケットとして意外なバランスの好さを感じます。
ライナーデザインだからこその印象の軽さやラフな雰囲気が着こなしで重宝し、また室内着や防寒用の中間着として機能的に使えそうです。
M65 Field Jacket に装着する際はサイズを合わせて頂く必要がございます。
背面襟下のフックとフロントのボタンで装着していただく仕様です。

 

実際ライナーなのですが、ちょっと軽く羽織れる中わたジャケット、として単体でもおすすめしたいです。
この大げさでない感じが案外使いやすいように思います。

 

ミリタリーライナーを、デザインとして楽しみ、気軽にいろいろと使ってしまおうという柔軟なスタンスで対峙してみてください。
するとどうでしょう、いろいろとスタイリングや特定のシーンでの使い道がイメージできるのではないでしょうか。

 

着丈が長くないので室内でも着ていられるかな、車の運転の時にもいいかな、あのジャケットのインナーにどうだろう、奥さんが羽織ってもかわいいかも、、

ミリタリーのライナージャケットだからこそ、悪い意味でなく、いろいろなことに雑に使って格好よかったりすると思います。

 

MIDA – Inner Quilted Padding Jacket
col : Olive
size : S / M / L
price : 24,200 in tax

 

つづいて comm.arch. から、いよいよニットが登場です。
今季新型となる初登場モデルのカーディガンです。

 

Outline
ウール・アルパカ素材のニットカーディガン。デザイナーさんが所有するヴィンテージのミリタリーニットをモチーフにしてつくられました。
南米産のウールとアルパカを混紡し、芯がしっかりしながらも手触りは柔らかく、弾力性のある毛糸に仕上げ、10ゲージでニッティングしています。ほどよい厚さが出るようスムース編みにして、ハイゲージとミドルゲージの中間のニットとして、華奢過ぎず、厚すぎずのリアルな使いやすさを求めています。
生地はしっかり目が詰まり、アルパカならではのもちっとした弾力性が感じられ、チクチク感もなく快適な着心地です。
毛糸には毛足の長い薄い毛が混じり、また編地の裏づかいをしたり、シンプルなデザインの中にも微妙な変化をつけています。
さらに、袖口はダブル(折り返す仕様)、裾にはサイドスリットが入り、身頃の前後差もつけてアクセントにしています。
シルエットはわずかにゆったりしていて肩も落ちますが、おおよそスタンダードなフィットのベーシックなフォルムです。
着こなしで使いやすいシンプルなⅤカーディガンですが、comm.arch. ならではの素材づかいや微妙なアクセントが備わり、ベーシックでいながら他にないオリジナリティを備えています。

 

編地の表側を使ったり、裏側を使ったりして、見え方に微妙な変化を与えています。遠目では分からないレベルですが、でもやはりアクセントにはなっていると思います。

 

少し肩が落ちますが、これはミリタリーニット由来のデザインでしょうか、そして少しゆったりして、オーバーサイズというわけではなく、適度なリラックス感のあるシルエットになっています。

ミドルゲージニットの、ほんのわずかに手前の厚さ。ここが意外と世の中に少なくて、求められていると感じています、とデザイナーさんはおっしゃっていました。

 

comm. arch. – Fine Alpaca Army C/D
col : Gray Khaki
size : 3 / 4
price : 32,450 in tax

 

最後は Ordinary fits の新作パンツ。
春夏にシャンブレー生地で展開されていた Easy Trousers の秋冬版、ブラックのウールギャバでシックな雰囲気です。

 

Outline
ウールギャバジンのワイドイージートラウザーズ。
生地はウール・ポリエステルのギャバジン、しっかりした中厚地でクラシックな雰囲気です。
ウエストはゴム+ドローコードの仕様、インプリーツのワンタックが入り、全体にボリューム感のあるワイドテーパードシルエット、丈感はジャストレングスの設定です。
ゆったりシルエットのカジュアルなイージーパンツですが、シンプルなデザインとしっかりした素材使いにより、シックな雰囲気であることが特徴です。品のあるルーズパンツの着こなしを可能にしてくれる、ありそうでなかなか無いタイプのパンツとなっています。

 

すごくシンプルなので、なんてことない風に見えますが、しっかりした生地をたっぷり使って、きちんと仕上げていますので、カジュアルでもシックです。

 

シンプルなデザインでも、そのままシンプルな着こなしができるのが、しっかりした生地を使っているパンツの強みです。
カジュアルなテイストのワイドシルエットで、シックなスタイリング。これが格好よさそうです。

 

Ordinary fits – TW Easy Trousers
col : Black
size : 1 / 2
price : 25,300 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
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11月4日(月) 定休日

comm. arch. – Sweat Shirt, Pants.

comm. arch. より新作入荷です。
今回は裏起毛の厚手スウェット、化繊メインのファブリックによるパンツが新たに届いています。

 

スウェットはリカバリーシリーズ、スペインピマの裏毛スウェット、今季新色。
ダークトーンのオリエンタルブルーのような素敵な色味です。

 

Outline
特別な素材、特別な加工による裏起毛のポケット付きスウェットです。
スペインのアンダルシア地方産の超長綿スペインピマコットンを100%で使用。このコットンは綿全体の生産量の5%にも満たない希少素材となります。
編み立ては関西地方で創業100年の吊り編み工場にて時間をかけて行われ、最終工程で社外秘の特別な加工をほどこして仕上げています。
特別な加工とは、綿が綿花から栽培され、紡績されて糸になるまでに徐々に繊維が傷んでいくのが一般的ですが、それを回復させるものです。繊維が修復して繊維中のルーメン(※)が復元するすることで、素材そのものが生来備えている柔らかさやふんわり感を取り戻します。
表側がしっとりしすぎないよう、この後加工を裏毛側だけにほどこし、包まれるような着心地を実現し、表側にはドライ感と最低限の腰を残し、バランスを取っています。
シルエットはややルーズでわずかにオーバーサイジングの設定です。リラックス感がありながらオーバー過ぎず、上からアウターを羽織ったりなど、着こなしの幅を狭めないよう配慮されています。
サイドポケットの内部も起毛となり、嬉しいディテールです。
シンプルでベーシックなアイテムゆえに、素材の良さ、色合い、シルエット、衣服のベースの部分が妥協なくつくりこまれています。

※ルーメン:天然素材の中心にある空洞になっているところで、綿の場合、綿が持つある程度の保温性の起因になる部分。

内側の起毛部分にリカバリーの後加工が入り、表側はある程度ドライなタッチです。
かつて表裏100%に加工を入れていましたが、全体がてろりんとして、表面に光沢感も出るため、スウェットにしては上品過ぎるかもしれない、ということで裏側だけの加工になりました。
てろりんも好かったのですが、ルックスとしてはこちらの方が一般的なスウェットの雰囲気に近く、使いやすいであろう、ということのようです。

身体がふんわりと包まれながら温められる感覚です。ウールニットが苦手な人には特に注目していただきたいアイテムです。

 

comm. arch. – Rec: Spanish Pima Sweat PO
col : Dk.Emerald
size : 2 / 3 / 4
price : 25,300 in tax

 

近年力を入れている化繊シリーズ、コットンも入っていますがレーヨン・ポリエステルがメイン素材の、もちもち・てろりの独特なファブリックによるイージートラウザーです。

 

Outline
化繊主体のファブリックによるイージートラウザーズ。
コットン・レーヨン・ポリエステル素材のツイル生地に表裏両面に表面起毛の加工をかけた秋冬向けファブリックとなります。
レーヨンとポリエステル素材の特性による柔らかさとてろんとした質感により、穿いた時の落ち感がシルエットにも影響を及ぼします。
生地には厚みを持たせており、もちもちとした質感を合わせ持ち、化繊ならではの独特の生地感となっています。
シルエットはほどよいルーズフィットのリラックス型となり、ゆったりした腰や股まわりから、裾に向けて緩やかなテーパードを利かせています。
ウエストはバックギャザー+ウエストコードのベストレス仕様となり、ベルトループが無いことに加えて、フロントのボタンも隠しボタンになっているため、すっきりとした外観にデザインされ、ファブリックの雰囲気に合わせています。
厚手生地ながらソフトで軽さがあり、ルックスはすっきりテイスト。クリーンな雰囲気とリラックス感のあるパンツとなっています。

 

ちょっとモードな雰囲気もありつつ、スポーティとかストリートといったニュアンスもありつつ、なんとなく都会的でクリーンな印象です。

 

いつもの太すぎない、リラックスなシルエットは健在ですが、やはり生地の性質によって太さの感じ方が違ってきます。

 

コットン100やウール系統の厚地ではないので、厚地でも印象としての重たさがありません。

 

てろんと落ち感のある生地なので、ロールアップで裾にウエイトをつくって穿くのも違ったニュアンスが出てきます。

シンプルなので合わせやすさがあると思いますが、それだけでなく、何かこのパンツならではの、独特の着こなしも期待できるような気がします。

 

comm. arch. – Co Ra Softly Brushed Trousers
col : Blue Hole / Blackout
size : 2 / 3 / 4
price : 25,300 in tax

 

comm.arch. のパンツ全般、昨日ご紹介した Padmore & Barnes のワラビーと相性が好さそうです。
この秋冬はコムアーチパンツ+パドモアシューズの組み合わせを推したいと思います。是非、お試しください!

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日祝)
月曜定休

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10月21日(月) 定休日