ARAN – F Cargo PT.

ARAN の定番アイテムがまたまた届きました。
フランス軍M-64型ミリタリーパンツ、”F-Gargo PT”、今季分が入荷です。

 

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フランス軍のM-64型をベースにしたカーゴパンツです。
生地は “Military Moleskin” と名付けられた中厚地のライトモールスキンです。起毛感や光沢は希薄で、モールスキンとしてはやや薄地のしなやかなオールシーズン向けのコットン地となります。
シルエットはやや太めのテーパード。股まわりにゆとりをとり、裾に向けて緩やかに絞りが利いて、ワイドでありながらもすっきり感のあるシルエットとなっています。
裾にコードが通り、絞ってシルエットを変えることも可能です。
ミリタリーパンツならではの雰囲気をしっかりと残しつつ、実用的に穿きやすく、合わせやすいバランスに整えています。
股ぐりや裏当て、カーゴポケットのつくりなど、確かなディテールワークによって、本格感や落ち着きが感じられる大人対応のカーゴパンツとなっています。

 

先日ご紹介した “M-49” と並ぶ ARAN の軍パンモデルの長年の定番。
生地もずっとこのミリタリーモールスキンで展開されています。

毛足の無いフレンチモールスキン系ですが、ワークウェアのフレンチモールスキンとは異なり、ゴワゴワしたゴツイものではありません。
モールスキンといってもズシッとした重さは無く、むしろやや軽め、かなりしなやか、という生地感で、だいたい標準的な中厚地、オールシーズン向けという感じです。
実際にブランドとしても、春夏、秋冬、どちらのシーズンも同じ生地で展開しています。

 

デザインを大きくアレンジすることなく、オリジナルと離れない程度にバランスを取り、あとは丹念に細かなディテールを積み上げるというのが ARAN のスタイルです。
素材、縫製、ディテールワークをきっちりしたクオリティで揃え、結果的にしっかり格好よくなっている、という方法論でしょう。
そして、そういうタイプのプロダクトは、流行に左右されずに残り続け、飽きずに愛用されるということになっていきます。

 

以前の着用写真なので薄着ですが、デザインからサイジング、生地まで変更はありません。

 

171 cm、ここまでは2を着用。このくらいの身長で、普通のMサイズ体型ならこのサイズで調子好くいけます。

下の写真は3を着用しています。実際に僕が買ったのは3でした。

現在、体重が67キロくらいですが、2が少し窮屈で、3で軽くゆとりがあります。
まあ明日痩せますが、まあでも太さがしっかりあった方がいいと思い、3を選んだという感じです。まあみなさんも食べ過ぎにご注意ください。

M-49 とは同じ軍パンでもタイプが異なり、違った魅力ということになるかと思います。
M-49 の方がズドンと太いバランスで、より古い年代のものがモデルですが、クラシックからの、だからこそのファッション、しっかり着こなしてグッとくるかっこよさ、という感じがします。
F-Cargo の方がどちらかというと気兼ねないと言いますか、太いながらもテーパードでさっぱり感があり、デイリーカジュアルな感覚で付き合いやすいのかなという印象です。

どちらもかっこいいパンツなので、在庫が豊富なうちに穿き比べたりなど、お試しになってみてください!

 

ARAN – F Cargo PT
col : Dk.Olive
size : 1 / 2 / 3 / 4
price : 28,600 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
三栄ビル4F
13:00–21:00 (平日・土) / 13:00–20:00 (日・祝)
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10月27日(月) 定休日

New Arrivals.

本日も新作が続々入荷しています。
まずは BRENA の新型ジャケット、Hood Coach Jacket。

 

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BRENA オリジナルのフーデッドジャケット。
シンプルなボタンジャケットに一体型フードを備えた総裏地ジャケットです。
ファブリックはブランドがオリジナルで作成した高密織りの撥水オックス。スムースな生地面で上質生地ならではのナチュラルな光沢が感じられます。
ライニングは共地の胴裏となりますので、厚地ではないものの、しっかり感、どっしり感のあるジャケットになっています。
袖裏は滑りのよい化繊生地が使われています。
シルエットはボックス型で、ジャケットとしてはやや着丈が短めに設定され、胴まわりには余裕を持たせています。
ポケットは表側に3、裏側に2の合計5つ。
シンプルながらオリジナリティのあるデザインに、BRENA らしい上質な生地、丁寧なディテールワークと仕立てが光ります。

 

生地は先日ご紹介したカーゴパンツで使われていたものと同じ、撥水高密オックス。
おそらく本命としてはこのジャケットのためにつくったファブリックだと思います。
ベンタイルやバーバリークロスのように、コットン素材で高密度織りによって撥水性能を備えるというもので、撥水性のありがたさはありますが、どちらかというと『天然素材をギュッと詰めて詰めて織った質の良い生地ならではの貫禄』という魅力の方が肝になると思います。

 

ぜいたくな総裏地で、胴部は共生地づかい。
撥水性能に加えてポケットも豊富で実用的。

 

はっきりとミリタリーやワークのルーツを感じさせないので、軍パンやワークパンツにも安心して合わせられます。(ミリタリーパンツにミリタリージャケットを合わせてしまうと、ちょっと軍々してしまいますから)

天然素材ならではのエイジングも見られると思いますので、クタクタになるまで着込んでいく楽しさもあるように思います。

 

BRENA – Hood Coach Jacket
col : Black
size : 44 / 46 / 48
price : 36,300 in tax

 

ARAN、M-49パンツ、久しぶりに届きました。
昨シーズンから採用されたコットンヘリンボーンタイプとなります。

 

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フランス軍の M-47 Field Pants をベースにして、少しのアレンジを加えたカーゴパンツ。
デザインやディテールはオリジナル(後期型)に忠実に、しっかりと手の込んだ仕様で仕上げています。
シルエットは股上深め、ワイドストレートです。実際の軍用よりもごくわずかに全体の太さを抑えめにして、使いやすいバランスに整えています。
ワイドシルエットながら腰まわりのゆとりはさほど大きく取らず、ややハイウエストで穿くバランスはオリジナルと重なる印象となっています。
フロントはボタンフライ、両玉縁ポケットやボタン付きのフラップポケット、ダブルニー、裾のタブなど、オリジナルに忠実で丁寧なディテールが目を惹きます。
ファブリックはコットンヘリンボーン。オリジナルの後期型を彷彿とさせるオリーブグリーンのヘリンボーンは、中厚ミドルウエイトのオールシーズンファブリックとなります。

 

昨シーズン、つまり2025春夏シーズン、このヘリンボーンがラインナップに加わったので発注を入れておいたのですが、ARAN さんのうっかりによってオーダーが入っておらず、悔しい思いをしての待望の今季です。

薄からず厚からずの地厚で、雰囲気の好いヘリンボーンツイル生地となっております。

 

誠意を感じる丁寧なディテールワークは健在。
この愚直とさえ言える姿勢がプロダクトの魅力に反映してくるのが ARAN流。ブランドからしたら、『特別なことはやってまへんがな』的スタンスで、職人気質の滲み出てくる系プロダクト、こっちが勝手に熱くなってしまう系プロダクト、などが次々に生み出されるわけでございます。

 

洗いがかかっていますので、早くもカーゴポケットが膨らみかけていて、やっぱり独特の格好よさがあります。
しっかり太いですがファッション的なワイドではなく、クラシックなワイドなので、ベーシックスタイルを基本線で行けるバランスになっています。
若者から老人まで、年齢問わずにおすすめしたい逸品です。

 

ARAN – M-49 *HBT
col : Army Green
size : 1 / 2 / 3 / 4
price : 30,800 in tax

 

もう一つ ARAN。
こちらは8月頃にご紹介した Fatigue 46 の別注、スレン染めバックサテンの再登場です。
けっこうすぐに完売してしまったので、すぐにリピートをお願いしたら秋冬分の生産に載せてもらうことができました。

 

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ブランド定番のファティーグパンツ。ブランドの長年の定番として親しまれているモデルです。
レギュラーのバックサテン生地ではなく、別モデルで採用されているスレン染めのバックサテンを載せ替えた Fuzz 別注プロダクトとなります。
通称『ベイカーパンツ』とも呼ばれるUSミリタリーの作業用パンツがモチーフとなりますが、この FATIGUE 46 はボリューム感を適度に抑え、ほんのりとテーパードを利かせたアレンジモデルとなります。
オリジナルが武骨なワイドストレートであることに対して、こちらはやや軽快な印象で仕上げて、デイリーなファッションに取り入れやすくされています。
フロントのパッチポケット、ウエストのアジャスタータブ、バックのフラップポケットと、象徴的なディテールをしっかり再現しているのは ARAN ならではのアプローチです。
生地は色褪せしくい染色法といわれるスレン染めによるバックサテン生地。こちらもブランド定番のファブリックとなります。
中厚のミディアムウエイトではありますが、高密織りで腰の強い生地感で、ARAN らしいしっかりしたたファブリックです。バックサテン特有の杢の表情は控えめで、スムースな表情であることも特徴です。
シルエットは中太の微テーパードで股上は深め。ミリタリーパンツ的なニュアンスを残しつつも、穿きやすさや合わせやすさに重点を置いたバランスで仕上げられています。

 

2か月前なので、まだ記憶に新しいと思います。

 

なんだかんだで使いやすいファティーグパンツ。
こちらも引き続きおすすめです。

 

ARAN – FATIGUE 46 *Threne Dyed Back Stain
col : Olive
size : 1 / 2 / 3 / 4
price : 20,900 in tax

 

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10月20日(月) 定休日

ARAN – Vest.

ARAN の名作モデル、”Vest” が入荷しました。
薄い中わた入りの秋冬ver.です。

 

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クルーネックのベストジャケット。
ファブリックは軽量・撥水のナイロンタッサー、薄い中わたが入ったベストとなります。
特徴的なクルーネックの仕様はミリタリールーツ。シンプルなデザインに小さなディテールが映えます。
フィット、サイジングは標準的で、ノーマルなシルエットとなります。
ベストとしてはしっかりした丈感となっており、アウターにもインナーにも両面で使えるよう最適なバランスをとっています。
着こなしのアクセントとして、あるいは体温調整アイテムとして、スタイル層を問わないユーティリティなアイテムです。

 

今季は初めてとなるブラックをセレクトしてみました。
やはりまた違った魅力があるように思います。

 

シャツの上から、スウェットやニットの上から、そして上からジャケットやコートを羽織って、、と、アウター使いから始まって、季節が進めばインでのレイヤードアイテムとして、幅広く活躍してくれるユーティリティプレイヤーです。

 

ベストはトラッドなドレスルーツ、アウトドアルーツ、ワークルーツ、スポーツテイスト、など色々ありますが、こちらはミリタリーのライニングのディテールを駆使していますが、アイテムそのものがミリタリーテイストという雰囲気でもなく、ファッション的にはニュートラルなポジションと言えそうです。

したがいまして、余計なことを考えず、フラットな感覚でコーディネイトに使える便利さも嬉しいポイントだと思います。ベストというアイテムは、案外思想が強く出てしまいがちで、sometimesそんなに引っ張らないでよ、と思うことがあったりもしますから、このベストの無宗教感は万能感とつながっているような気がします。

スタイルのアクセントに、コーディネイトの安定化に、そして防寒に、是非お役立てください!

 

ARAN – Vest
col : Dk.Grey / Brown / Black
size : 2 / 3 / 4
price : 23,100 in tax

 

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■おしらせ

10月15日(水) 17:00 CLOSE

申し訳ございません、本日夜、早仕舞いとなります。
宜しくお願い申し上げます。

KIRINJI × Bialystocks @Zepp DiverCity

このライブに行ってきます!

 

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10月15日(水) 13:00 – 17:00
10月20日(月) 定休日

ARAN – Chino 3 RF.

ARAN の新作パンツが入荷しました。
ここ数シーズンの恒例となっています、”Chino 3 RF”、Fuzz の別注となります。
今季もミドルウエイトのツイル系(チノクロス)という堅実な生地を選び、3カラーでご用意しています。

 

Outline
ブランド定番のベーシックなチノパンツ。
ミリタリーのチノパンをルーツとする正統派の仕様、シルエットは ARAN におけるレギュラーフィットという位置づけです。
クラシックなフォルムで股上はやや深く、テーパードがごく弱くかかったすっきり型。全体としては標準からやや細めといった太さとなり、膝下の絞りが弱い分、ストレートに近い見え方をします。
生地は “ヴィンテージコットンチノ” と名付けられたしっかりしたチノクロス。オールシーズン対応のミドルウエイトの中厚地です。
生地の載せ替えをリクエストしたFuzz 別注プロダクトとなります。

 

 

Tan、いわゆるイングリッシュ・タン、もしくはブリティッシュカーキ、ベージュ系ですが、ブラウンの風味が入った色調です。
カーキというとオリーブ系を指すことも多いので混乱しますが、カーキとは本来は土埃とか砂塵とかの意味だったと思います。

ヨーロッパでは定番色であり、トップスに爽やかなブルー系を合わせるのが王道です。アメリカっぽくいくならシャンブレーも最高でしょう。

 

Dk.Brown、ダークブラウン。
この手のチノパンでダークブラウンは求めている人が1に対して、サプライが0.7です。(Fuzz調べ)

ダークトーンのコーディネイトがお好きなみなさん、シックにキメてください。

 

Navy、ネイビー。
ここずっとラインナップから外れていたので、久々にご用意しました。
安心して使えるし、やっぱりなんだかんだで格好いいです。

 

そして補足の文句、以前書いた文章の再掲です。

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デイリーユースの大人対応チノパン、という位置付けで、『男のベーシックアイテム』の枠でしょう。
安心して穿けるシンプルなデザインであり、安心して穿けるモノの好さ(生地の良さ、つくりの良さ)があり、穿いていての満足感がある、というベーシックアイテムのポイントをしっかりクリアしています。

より細く見せようとするスリムテーパード型ではなく、膝下の絞りの弱い、クラシックなラインです。野暮ったいと言えばそうなのかもしれませんが、どちらが格好いいかは、人により、場面により、時代により、というものでしょう。

動きやすさを重視したワークパンツ型ではなく、スラックス型がルーツになっていますので、フォルムとしては立ち姿がスッとしていて格好いいと思います。

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この Chino 3 RF、ここのところずっと ARAN のインラインから外れていますので、別注せざるをえず、別注となるとそれなりの数量を発注しなくてはならないので毎回心配なのですが、みなさまの厚い支持のおかげで継続してリピートできています。
ありがたいと思うのと同時に、たいしたもんだなこのモデル、と思っております。

カラー展開については、どうしても Fuzz 的な文脈でのチョイスになりますが、それも他ブランドと微妙に外れることになって、案外いい方向に転がっているようです。

ということで、ベーシックなコットンパンツ、リピートの方も、初めての方も、是非!

 

ARAN – Chino 3 RF
col : Tan / Dk.Brown / Navy
size : 1 / 2 / 3
price : 22,000 in tax

 


 

■8月限定の営業時間
平日 14:00 – 21:00
土曜 13:00 – 21:00
日祝 13:00 – 20:00
※8月1日~8月31日

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