VPDDLG – Baluchon.

フランスの VPDDLG のバッグが久しぶりに入荷しました。
4度目の入荷となります今回はブラックのみでの再登場。生地や仕様など変更はありません。

 

Outline
オリジナルデザイン、オリジナル仕様のショルダーバッグです。
素材はアウトドア製品で多用されるスイスの Schoeller のファブリックを使用。コットン100%ながら強い撥水性能を誇る強靭なファブリックとなります。
最大容量は非常に大きく、サイズ感としては、大きめの中型、もしくは大型サイズ。本体とベルトが同素材で一体になっており、筒状のレザーのパーツを上下することで、本体の容量とベルトの長さが調節できる仕様になっています。容量や使い方に応じて幅広く使えるサイズや形状の可変性が大きな特徴となっています。
この仕様は特許が取られ、このモデルはエルメス財団のエミール・エルメス大賞、さらにジャンブルーベ財団のブルーベ賞というフランスで権威のある賞を受賞しています。
プロダクトそのものにフランスらしいエスプリを感じさせ、現代的であり、尚且つ素材や縫製にもきちんとこだわりが込められた素晴らしいバッグです。

 

手がけたのはいわゆる『バッグブランド』ではなく、パリのデザインスタジオです。バッグのメーカーによる新しいバッグをつくろう!ではなく、大きな意味でのデザインを専門にする人たちによる、プロダクトをデザインしよう!というアプローチです。既存のバッグの価値観から離れた独特の仕様で、なればこそ既存のバッグが持っていない魅力を備えているように思います。

 

このレザーの筒を絞ったり緩めたりして、本体の容量とベルト部分の長さを調節します。本体の袋状になっている部分はかなりの大きさなので、その気になればかなりの容量を確保できますし、頑張ってギューッと絞っていけば、大きさを抑えることができて、ストレスなく斜め掛けできるバランスまでになります。

 

天然素材でサック(袋)な感があって、さらに一風変わった仕様なので、なにか道具感のようなものも確かにあるのですが、でもデザインの方に目を惹かれるのがこのバッグの独特さでしょう。
クラシックとポップ、あるいはツールとファッション、この境界線ギリギリを揺れることそのものを、デザインとしているかのような感があります。

 

以前の写真で恐縮ですが、夏でも冬でも、季節を問わずに使えるオールマイティなコットンの質感です。
重厚感はありますが、ゴツさや重々しさは無いというのがさすがです。

ざっくりと肩に掛けて、自然でシックな雰囲気。普段使いから、旅行までカバーできる意外なユーティリティもこのバッグならではの魅力です。

 

VPDDLG – Baluchon
col : Noir
price : 43,780 (税込)

 


 

■8月限定の営業時間
平日 14:00 – 21:00
土曜 13:00 – 21:00
日祝 13:00 – 20:00
※8月1日~8月31日

■ PIRIAC FAIR 開催中
オンラインショップページ

 

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東京都新宿区新宿1-7-3
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月曜定休

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8月11日(月) 定休日

Natsuyasumi.

先日の月曜火曜と連休をいただき、草津温泉へ旅行に行ってきました。

群馬大好きを自称しておきながら、実は草津は初めて。もったいぶってとっておいたのですが、今年は他を行き尽くした感があり、とうとう草津投入の年となりました。
子どもたちが大きくなってきたもので、もうアクティブな遊びを考えなくていいかなと考え、大人の温泉旅行というイメージです。

 

関越自動車道、伊香保のインターチェンジで降りて、我が家の恒例、水沢うどんのランチを済ませ、もうあとはノープランです。
高速を降りてからそれなりに距離がありますので、だんだんと山合い深くなる道をのんびりドライブ。宿に着いたら有名な湯畑の近辺を散歩して、温泉に浸かって、夕食。夜は今アメリカで流行っているというトランプをして、初日終了。
この夏、受験生となった息子1だけ、ロビーの景色の好いデスクで勉強していました。ふ~ん、旅行に来てまで勉強している俺、ですか、と父は思いました。

草津温泉の界隈は、朝晩は違いが分かるくらい涼しくて、朝の露天風呂がたいへん気持ちよかったです。

 

二日目は大きな山を越えて長野へ。
善光寺を目指します。

いくつかルートがある中、山越えのルートを選びましたが、曲がりくねる山道に息子2は車酔いでダウン。騒ぎ頭の中学生チビヤマのダウンで意気消沈の車内でしたが、寝て起きるとあっさり復活してくれました。
急なカーブの連続で運転も疲れましたが、でもご褒美に素晴らしき眺望が得られます。空気もひんやりしていて気持ちいいのですが、外に出るとアブがぶんぶん飛んでいるので落ち着きません。

 

10時に草津の宿を出発して、善光寺に着いたのが12時半くらい。昼食はもちろん信州そば。
善光寺は特に高地ではないようで、普通にとんでもない猛暑でした。

 

有名なお寺なので知ってはいましたが、僕は初めて来ました。
建物から、ちょっとした仏像や灯籠、何もない空間も含めて、すべてが自分の知っているお寺より大きくて、スケールの大きさを感じられるお寺でした。

 

本堂は威厳と迫力があり、外にはやはりけっこう大きい地蔵の銅像があり、山門はこれまたいいサイズの仁王像を備えた仁王門、そして各所に広々としたスペースがあって、なんとなく自分の体が少し小さくなったような錯覚さえ。
トイレの便器まで大きくされていたら、本当に小さくなったと信じてしまったかもしれません。

 

本堂に上がると、中にも大きい閻魔さまや地蔵さん、弥勒さんなどが居て、仏像ファンも納得です。
ただ、ご本尊は『絶対秘仏』で有名なお寺さんで、見ることはできません。7年に一度、『ご本尊の身代わり』の御開帳があって、それも有名な行事なのだとか。

本堂では、なんとか料を払うと、本堂の地下の真っ暗なところへ入れるということで、行ってみました。奥深くに達すると本当に何も見えない真っ暗闇で、そこに何かがあって、それを撫でるのが目的のようでした。これが何で、どんな意味があるのかは把握せずに帰ってきてしまいました。

 

お寺にはゆっくり2時間以上居て充実の時間でしたが、しかしとにかく暑かった。。
この後はりんご風味のソフトクリームを食べて、家路に着きました。

帰りは長野市の中心地を通り過ぎて高速に乗り、山を越えるのではなく、トンネルをくぐってはまたくぐり、気がつけばいつのまにか関東平野に帰ってきた、という感じでした。

 


 

ということで、なんてことのない温泉旅行記でした。みなさまの旅の参考にでもなれば幸いです。

旅行などに行って心身ともにリラックスすると、頭が空っぽになり、何も考えられなくなって、何も思いつかなくなって、頭が働かなくなることがやっぱり気持ちがいいです。
しかし、それが頂点に達した途端に、グッと不安になり、ああ、これはヤバい、早く戻らなくては、という背徳感が沸々と湧いてくるのが常です。そうか、リセットするってこのことか、なんだか世間で言われているような前向きなものではないな、といつも思います。

疲れ、癒し、楽しみ、不安になって働き、また疲れ、、
そうやってぐるぐる回りながら生きていくのが人間であり、結局はこれが健全な姿なのであろうか。
…などと哲学的なことばを散らかして終わりたいと思います。

暑さ、各地できわまっているようです。球児たちはもっと暑い場所で、もっと厚い生地の服を着て頑張っているんだ、俺だって! などと思わずに、暑さ対策は是非万全にお願いします。
みなさまもしっかり疲れを取りながら、心身共に健康な日々をお送りください!

 

■8月限定の営業時間
平日 14:00 – 21:00
土曜 13:00 – 21:00
日祝 13:00 – 20:00
※8月1日~8月31日

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8月4日(月) 定休日

OXYGEN – CITY LEGEND.

おもしろい腕時計を見つけました。
初登場、フランスの “OXYGEN”、デッドストック品となります。

 

● OXYGEN
1950年代創業のフランス・パリのウォッチメーカーが手がけるブランドです。
創業当時はダイバーズ系やアウトドア系の重厚な製品を展開していましたが、2003年にルイ・ヴィトンやディオールで手腕を発揮していたエリック・ドーテヴィーユ氏が同社を買収して以後、ブラインドイメージを一刷。デザインウォッチ・ブランドとしてリブランディングに成功し、2010年代にはフランスを代表する時計メーカーとして、バーゼルワールドにも出展していました。
新しいフランス発のデザインウォッチとして注目されていましたが、コロナ過を機に低迷し、現在 OXYGENブランドは展開を停止している状態となっています。

 

ブランド展開が停止したばかりなので、ほとんど現行製品ではありますが、メーカー保証などの都合上、扱いはデッドストック品となります。
製品としてはごく最近のものですが、念のためメンテンナンスをかけて納品していただいており、保証についても腕時計専門の商社さんの一年保証が付きます。

出自がややこしいですが、モノとしては非常にシンプルです。ただ単純に、『フランスのグッドデザインの腕時計』というアイテムであり、難しいウンチクや特殊な機能などもありません。現行の腕時計では当たり前になった大ぶりで重厚な見てくれでなく、アンティーク・ヴィンテージの大きさ、薄さという部分にまず価値を感じます。

 

36ミリサイズが3カラー、いずれもデザインが好くてカラーリングもかなりいい感じです。

Outline
“CITY LEGEND” 36ミリサイズのモデルです。
“CITY シリーズ” は、2016年に発売開始、50年代~70年代のヴィンテージ・アンティークウォッチをイメージしたシンプルなデザインを特徴とするラインです。
現行の主流のサイズよりひとまわり小ぶりなアンティーク腕時計の薄さと直径、そしてクラシックなデザインが魅力です。ケース全体のボリューム感を抑えるため、風防はあえて薄いプラスティックを用いています。

 

ブラックにベージュ系のベルト。

 

アンティークゴールドの文字盤にブラウンのベルト。

 

パールグレーの文字盤にフレームはゴールドメッキ加工、ほとんどブラックのダークブラウンのベルト。

どの色も落ち着いた雰囲気で、ありそうでないシンプルかつクラシックな文字盤デザインがレザーのベルトとよく合っています。
デザインがシンプルですから、ベルトのカラーもいろいろと変えられそうです。例えば、単純にブラックの文字盤にブラックのベルトを付け替えたり。

 

OXYGEN – CITY LEGEND 36mm
col : Pearl Grey / Antique Gold / Black
price : 18,700 in tax

 

こちらは少しだけ大ぶり、40ミリのケース。
スモセコ仕様となります。

Outline
“CITY LEGEND”、40ミリケースのスモールセコンドタイプ。
“CITY シリーズ” は、2016年に発売開始、50年代~70年代のヴィンテージ・アンティークウォッチをイメージしたシンプルなデザインを特徴とするラインです。
現行の主流のサイズよりひとまわり小ぶりなアンティーク腕時計の薄さと直径、そしてクラシックなデザインが魅力です。ケース全体のボリューム感を抑えるため、風防はあえて薄いプラスティックを用いています。

 

少し大きくなる分、少し今っぽい雰囲気になるかもしれません。
ダークブルーの色味はクールでありながら深みを感じさせます。

 

OXYGEN – CITY LEGEND 40mm
col : Blue
price : 20,900 in tax

 

日本に正規輸入されて一般販売されていた時のプライスが、今回のプライスにプラス1000~2000円くらいだったので、デッドストックで価値が上がってというものではありません。価値はほぼ変わらず、メーカー保証が外れてストック品になった分、少しお安く出てきた、という感じです。

もちろん腕時計専門メーカーなのでしっかりしたお品ではありますが、そもそもデザイン重視のブランドなので、ファッションとして見ていただいて、コーディネイトのなかで映えるアイテムとして調子好く使っていくタイプの腕時計かと思います。
これが日本のブランドであまりにそれらしいデザインになってしまうと何故か興ざめしてしまうのですが、フランスのブランドであるとその辺りが急に感覚が変わります。ファッションにおいては、微妙な距離感やよく分からない感というのは意外と重要な要素です。

 


 

■8月限定の営業時間
平日 14:00 – 21:00
土曜 13:00 – 21:00
日祝 13:00 – 20:00
※8月1日~8月31日

■ PIRIAC FAIR 開催中
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月曜定休

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8月4日(月) 定休日

Information.

■8月の営業時間について、夏季休業について

8月に限り、平日の営業時間を 14時~21時 とさせていただきます。
平日のみ、オープンが14時になり、土日、祝日は通常通り13時オープンです。

平日 14:00 – 21:00
土曜 13:00 – 21:00
日祝 13:00 – 20:00
※8月1日~8月31日

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8月19日(火)  夏休み
(※前日の定休日と合わせて連休になります)

 


 

少し前から恒例とさせていただいている Fuzz のニッパチタイムです。
2月と8月は、ブランドさん、輸入商社さんの展示会が集中し、また新しいシーズンの新作入荷が始まってくる時期と重なります。
お店のオープン前の時間にやるべきことが増えてしまうため、このような運営にさせていただいております。

たくさんの展示会で、たくさんの商品をしっかり見て、つくり手さんやインポーターさんとゆっくりお話しして、充実した仕込みをしていきたいと思います。
毎度恐縮ではございますが、ご理解とご協力のほど、宜しくお願いいたします。