NOVESTA – GAT.

NOVESTA の新作スニーカーが入荷しました。

今季はずいぶん遅れましたが、そんな時に限って発注がいつもより多いです。
今回は GAT、ジャーマン・アーミー・トレイナー、通称『ジャーマントレーナー』を2型、ご紹介します。
キャンバススニーカーもありますので、明日(か明後日)にすぐご紹介します。

 

久しぶりの登場ですが、GAT モデルはまだ2回目の入荷です。Fuzz では、Marathon をメインに展開してきていたので、NOVESTA のジャーマントレーナーモデルはまだあまり馴染が無いかもしれません。
ただ、アッパーの素材が同じなので、実際は Marathon とあまり違いがなかったりはします。

ただ、今回のこちらのモデルは、本流の “BWソール” を履いたものとなりますので、元祖のジャーマントレーナーの影をしっかり感じます。
クラシックなジャーマントレーナーのアッパーはレザーですが、それをいつものスエード×ナイロンに置き換え、”GAT Summer” としているモデルです。
もちろん、実際は夏に限らず、オールシーズンOKな仕様です。

 

Outline
クラシックな “BW” ソールのジャーマントレーナーの春夏仕様モデル。
アッパーがレザー仕様ではなく、ナイロン+スエードレザーが採用されていることにより “Summer” モデルとされています。
実際にジャーマントレーナーの生産、納入実績のあるメーカーであり、当時のフォルムとバランスは変わりなく反映されていますが、素材やソールの変化により、新しい感覚のスニーカーに生まれ変わっています。
伝統的な飴色の BWソールは、オリジナルでも採用されていたラバー素材のソールとなります。ヨーロッパのクラシックなスタイルのスニーカーを、軽快なストリート仕様にアップデートしたモデルとも言えそうです。
オールブラックですが、甲側のスエードレザーはわずかに薄いブラックとなり、光の当たり方によってはかすかに青味が感じられ、素材のコントラストが利いています。(ヒールのレザーは濃い黒)

 

これが80年代に採用されていた “BWソール” です。
グリップの利くしっかりしたものですが、本来は室内向けのトレーニングシューズなので、このソールもコートシューズ用のものとなっています。

 

キュッと締まったオールブラックに飴色のソールが趣深いです。
軍パンからスラックスまで、オールラウンドに活躍しそうな気配。単にブラックと言えど、この素材でこのカラーリングというのは、以外に無いところだと思います。

 

NOVESTA – German Trainer Summer
col : Black
size : 42 / 43 / 44
price : 26,950 in tax

 

こちらはトレイルソールのモデル、以前に一度登場していますが、今季新色のライトグレーです。

 

Outline
ジャーマントレーナーのデザインをベースに、アッパーはナイロン・スエード素材、アウトソールはトレイルソールを装備。
実際にジャーマントレーナーの生産、納入実績のあるメーカーであり、当時のフォルムとバランスは変わりなく反映されていますが、素材やソールの変化により、新しい感覚のスニーカーに生まれ変わっています。
ヨーロッパのクラシックなトレーニングスニーカーを基調としつつ、落ち着いた配色とほどよくファッション感覚を取り入れたバランスの好いモデルとなっています。

 

ややこしいですが、先に紹介した Summer は、クラシックな GAT からの変形で、こちらは Marathon ありきで、アッパーのデザインを GAT に変形しました、という感じがします。

とはいえ木型は同一だと思いますので、ほとんど同じものになるとは思います、が、BWソールがアッパーの下側を包むように装着されているのに対して、トレイルソールはバチンと圧着してソールそのものにも高さがありますので、両者で高さ(厚さ)が違ってきます。
Summer は本来の GAT らしい、厚みのないコンパクトな感じがあり、トレイルソールの方は高さが出てきますので、印象は少々違ってきます。

 

トレイルソールはウレタンの軽さがあり、ラバーにはカリッとした硬さがあり、独特ですが心地好い履き感です。

 

こちらもデザインとしてはシンプルで、クラシックな風情がありますが、トレイルソールがコーディネイトのカジュアルなアクセントになりえます。
元々がスマートなデザインとフォルムなので、ゴツゴツした印象までにはならず、使いやすさを限定することはないと思います。

 

ブラックもライトグレーも共通で、フォルムとしては細身の部類に入るでしょう。典型的なヨーロッパ型のバランスで、幅がやや狭い分、少し小さめのサイジングとも言えるかと思います。
僕は通常 26.0 で、ヨーロッパサイズでは 41 を履くことが多いですが、このモデルは 42 がちょうど好いと感じます。

大手ブランドではないマイナー感がありつつ、しかしヨーロッパメイドで本格的な薫りのするスニーカー、NOVESTA。今季も引き続きおすすめです。

 

NOVESTA – German Trainer Trail Sole
col : Lt.Grey
size : 42 / 43 / 44
price : 26,950 in tax

 

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Fuzz
東京都新宿区新宿1-7-3
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6月9日(月) 定休日

Yarmo – Summer Pants.

Yarmo の新作パンツが入荷しました。
麻がらみの夏向けパンツ2型、涼しくてコーディネイトもしやすいグッドプロダクトです。

 

まずはグレンチェックのワイドストレート型。

Outline
“THE UNIFORM” ライン、綿麻生地のサマーイージーパンツです。
生地はコットン、ポリエステル、リネン混紡の薄地グレンチェック。クラシックな雰囲気の涼やかな薄手生地となっています。
シルエットもクラシックなワイドストレート型。筒はしっかり太いですが、尻まわり、腿まわりは適度な余裕を持ってボリュームを取り過ぎず、品のあるワイドパンツ型に仕立てています。
軽快なサマーファブリックに、ニュアンスのあるシルエットが映える Yarmo らしいパンツです。

 

みんな大好きグレンチェックで、しかも麻混じりの薄地軽量ファブリック。それだけで魅力的です。

 

これをあっさりした味付けで、往年のワークパンツを彷彿とさせますが、でもそこまで無造作ではないシルエットでいかがでしょう、というパンツです。

もともと Yarmo というブランドは、ゴツいブリティッシュワークというより、多少チープなところがありつつの軽快な雰囲気がなんだか洒落てます、というスタンスで長いことやっていたので、本来のその感じが戻って来たように思います。
そして、そのテイストを芯に、うまく今っぽさと融合したな、というのが今シーズンのアイテムを見てのわたくしの見解です。
いいくらいに Yarmo らしい薫りがしながら、現代的なシルエットで、現代的な感覚で着合わせができる、という感じになってきていると思うのです。

 

ズトンという太さがあり、この太さと生地の軽さが相まって、とても涼やかです。
さっぱりとクラシックなカジュアルスタイルも好いですし、ちょっとかわいい感じで都会的なスタイルという風にもいけると思います。

 

Yarmo – Galley Trousers
col : Grey Check / Brown Check
size : S / M / L
price : 17,600  in tax

 

こちらはラミーをメインの素材としたしっかりボリュームのあるイージーパンツです。

Outline
“THE UNIFORM” ライン、綿麻生地のサマーイージーパンツです。
ラミーとコットンを混紡した通気性の好いファブリックを使用。ラミーは適度に硬さのある強度に優れた素材であるため、薄地ながら腰のあるしっかりした生地となっています。
シルエットは全体にたっぷりした緩いテーパード型。バランスの好いワイドシルエットで、オーバーサイジングのカットソーやシャツと自然に合わせていただけます。
天然素材のクラシックな風情のファブリックと、トレンド感のあるリラックスシルエットを合わせた万能型のイージーパンツとなっています。

 

こちらもディテールはミニマムで、味付けはさっぱり系ですが、穿いてみると、ああ、今っぽいバランスだなと感じました。

 

緩めのカットソーやシャツと違和感なく自然に合わせられるバランスであると思います。
天然素材のサマーパンツはクラシックなスタイルが多いですが、うまい具合にモダナイズされていると僕は感じました。すごく使い勝手の好い夏パンツになる予感がするのですが、果たして、みなさんの評価はいかに。

 

Yarmo – Work Trouser *Ramie Cotton
col : Grey / Navy
size : S / M / L
price : 19,800 in tax

 

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6月9日(月) 定休日

Ordinary fits – Print Tee.

Ordinary fits の新作Tシャツが入荷しました。

久しぶりの登場、架空の町のお店発・古着ライクなTシャツシリーズ。今季はボディがリニューアルされています。

 

Outline
オリジナルボディ、オリジナルデザインのプリントTシャツです。
古着のようなリアリティを求めるために、Ordinary fits が架空の街をつくり出し、その街の人々に愛される色々なお店のパブリックTシャツという設定でデザインされるシリーズです。
生地は化繊を混紡して、柔らかさ、肌触り、ネップ感と杢感にこだわってオリジナル生産されています。
シルエットはスタンダードなバランスで、やや大ぶりなサイジングという設定です。

 

『100年以上の歴史を持つ老舗、大人気のパーシーのパン屋さん。今回はホームメイドジャム専門店BRYCEとのコラボ企画のイベントを開催。毎朝4時から焼き上げる大定番トーストとBRYCE1番人気のマーマレードジャムをイメージ。』

 

やさしいニュアンスカラー、ブラウンベージュ。
かすかに杢調なのもいい感じです。

 

シルエットはオーバーサイジングという感じではなく、ナチュラルに少し大きい、という設定です。
肩は落ちてもわずか、胴まわりはややゆったり気味、丈感はしっかり。(体型によりますが)

 

『レトロな活版印刷ならここしかない「ルイスレタープレス」。活版印刷の凸凹の雰囲気をイメージした同色系のプリント。掠れた文字を組み合わせると…ORDINARY FITS 笑。』

コーディネイトにおいて、プリントや柄があった方が助かるということもあるかと思います。そして、デザインが格好よすぎない、お洒落すぎないことで、適度な脱力感が出てかえってお洒落、ということは往々にしてあるのではないでしょうか。

例えば、すごくお洒落なフォトプリントのTシャツ、モノとしては格好いいと感じても、いざ着るとなるとお洒落過ぎて気恥ずかしい、ということは意外とあります。
そこで大人は古着に走ったりするのですが、一点ものでデザインとサイズが合うものとなると、なかなか見つからないし、見つけたとしても意外なほど高価だったりします。

というような背景から生まれたのが、このシリーズです。
なんか古着っぽいデザインで、というだけでなく、架空の街からデザインが始まり、そこで人々から愛されるお店や会社のパブTシャツとして、リアリティをもってデザインされていることが大きな特徴です。

プリントTシャツというのは、考えすぎると難しくなります。しかし考えないのも危険です。考えた挙句、そのプリントされたデザインやメッセージとつかまえきれないような距離感があるのが好いような気がします。
そうでなかったら、大谷翔平の顔のプリントだったり、大好きなバンドのTシャツだったり、個人的な趣向が反映されたもの、ということになるのでしょう。
なので、ファッションとして気楽にプリントTシャツを着るなら、古着だったり、こういった古着ライクだったり、外国の謎のブランドだったりが僕はいいなぁと感じています。

ということで、深い意味がなく、適度に距離のあるデザイン、これはフィーリング100で選んでいただけると思いますので、ビビッときた方は是非。

 

Ordinary fits – Print Tee
col : Brown Beige / Charcoal
size : 1 / 2 / 3
price : 9,900 in tax

 

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6月9日(月) 定休日

“Good Food” around Fuzz.

お久しぶり、周辺グルメレポートのコーナーです。

つい数日前、ちょっと趣向の変わったラーメン屋さん、Rahmen Eddie さんに行ってきました。
なんだか見慣れないラーメンが並ぶメニューを見てさんざん迷った末、『たらこクリームラーメン』を注文しました。

 

詳しい前情報無しで来たのですが、どうやらこのお店の看板メニューは『カプチーノラーメン』のようです。
初めてなら看板メニューをいくべきなのかもしれませんが、なんとなく女子っぽい感じが強すぎて、中年男子単独客的には少々気恥ずかしく感じます。さりげなく周りを見渡してみると、この器でラーメンを食べている人が見当たらないので、よし、今日のところは勘弁してやろうと決めました。

では、ここに来る前に、SAINT JAMES の展示会に行ってきたので、『フレンチヌードル』の流れであろうと考えますが、僕は牡蠣が苦手。
ということで、『たらこクリームラーメン』に決めました。『女性推し』と銘打たれていますので、だったらカプチーノいくか、とまた迷った末なのですが。

 

たらこクリーム、新感覚ラーメン。
もはやスープパスタのようですが、麺がラーメンですから、どうしてもパスタではありません。
そして、味は見て想像した通りのパスタ的なものですが、ラーメンスープのコクも効かせていますので、複雑で濃厚です。
クリーミーでたらきーで、出汁のコクがほんのりあって、たいへんおいしかったです。

 

メニューもさることながら、店内の雰囲気はカフェというか、バーというか、軽快で洒落た雰囲気です。もしかすると、アメリカ人やフランス人の時でないと来ては行けないお店?と勘ぐったくらいです。

僕の個人的な感覚ですが、この雰囲気は『新宿』ではなく、『新宿御苑前』であり、新宿御苑前的なるものは、四谷や外苑の側とのつながりの方が強いのかも、などと勝手に分析しました。お店の雰囲気としては、どちらかというと渋谷系統な感じもしましたので、新宿3丁目が『ザ・新宿』であるとすると、ワンダーゾーンの2丁目ブロックを挟んだこちら1丁目界隈というのは、四谷・外苑の流れを汲む、新宿でもまたひと味違う土地柄であるのだと、ちょっと感じました。
前回のハンバーガー屋さんの CHATTY CHATTY もこのすぐ近所なので、さもありなんという気がします。

 

場所は Fuzz から徒歩5分かからないくらい、新宿駅側からみると Fuzz の奥です。
Fuzz を出たら、目の前の新宿通りを左手に直進、ローソンを2軒通り過ぎたら、次を左折、するとまもなく花園公園がありますがその手前です。
ハンバーガーの CHATTY CHATTY さんはすぐそこです。

今回はお初ということでインパクトのあるものを食べましたが、写真に載っているメニュー以外にも塩ラーメン、醤油ラーメンといった一般的な名前のメニューもありました。
おにぎりも独特なので、次回は追い鰹ラーメンにおにぎりを一つ付けて、という感じでいってみようと思っています。

ということで、周辺グルメレポートのコーナーでした。
またそのうち!

 

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Fuzz
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