In Store Now.

Shirt – SAINT JAMES / Acier*Noir T5
Pants – ARAN / Army Green 2
Shoes – SANDERS / Military Derby Shoe
Bag – POSTALCO / Travel Bag BW

 

秋が来て、暑くも寒くもない時期に着るのが SAINT JAMES のウェッソン。デイリーウェアとして何も考えずに着る人もいれば、何かニュアンスのある着こなしをと工夫しながら着る人もいて、向き合い方は人それぞれ。ただ、どう向き合っていようと、身に着けていると『なんかお洒落』な風情がほんのり漂います。

ウェッソンについては、シルエットのバランス感を気にするよりは、色をオンにする、オフにする、という感覚で、色合わせや色のインパクトで遊ぶのが常套かと思います。オフにした定番カラーでも、そちら側のニュアンスというものがあるのがバスクシャツならではです。

 


 

 

Jacket – D.C. White / Olive M
Shirt – Montmorency / Olive Stripe 3
Pants – HAND ROOM / Corduroy Black M
Shoes – SANDERS / Military Derby Shoe

 

DC White の軽くて薄いアウターは、ちょうどいいリラックス感があり、着たり脱いだりもしやすくて便利です。
Montmorency 新型のリラックスシャツはゆったりしていますが、このジャケットならルーズ感も似通っているので着合わせしやすいです。あまり見かけないカラーリングのストライプですが、合わせやすさもあり、新鮮さもあっていい感じではないかと思います。
そして HAND ROOM のコーデュロイパンツが全体に落ち着きをもたらします。

 


 

 

Jacket – ARAN / Khaki 3
Shirt – Montmorency / Blue Stripe 3
Pants – Pants – ARN / Black 3
Shoes – Punto Pigro / Leather Shoes

 

ARAN のベストは着こなしにアクセントを加えてくれます。さらに季節が進めば、ジャケットやコートのインでレイヤードの妙が楽しめます。
Montmorency のブルーのストライプはわたくしの私物で、洗いざらしのものを着ています。ブルーのストライプは、明るく爽やかなコーディネイトでも映えるし、暗いコーディネイトではアクセントとして映えるし、非常に使い勝手が好いと思います。
さらにトラッドな解釈も、モードやストリートな解釈も通用するのがブルーストライプならではの魅力ではないかと思っています。

 


 

※着用者はすべて 171 cm、鏡越しの写真です。
コーディネイト写真は Coodinate / Styling のコーナーにまとめていますので、時々のぞいてみてください。

 


 

この週末でようやく暑さが落ち着くようで、何よりです。
しばらく暑い日が続きましたが、実は日没はずいぶんと早まり、影は伸び、陽の光は黄色くなってきていて、季節の移り変わりは進んではいました。
すっかりアレルギー体質になってしまったわたくしなどは、秋の花粉で目が痒かったり、急に鼻がズルズルしたりなど、秋の悪いところだけを先に体感しておりました。

長く続けた夏スタイルを離れて、次は『暑くない季節』のスタイルへと移ると思いますが、まずはシャツや長袖のカットソー、Tシャツの上から羽織れる軽めのジャケット、といったアイテムから手が伸びると思います。

新シーズンの新作もそれなりに積み上がってきて、ようやく秋が始まるぜ、というタイミングが今だと思いますので、まずは新鮮な商品を手に取って、テンションを上げていただけたらと思います。

2024年秋冬シーズン、いよいよ本格化。
楽しくやっていきましょう!

 

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9月23日(月) 定休日

ARAN – GB Blouson.

ARAN の GB Blouson、Fuzz Special が入荷しました。
夏の終わりからすぐに使うことをイメージして、ARAN さんに特注でお願いしました。予定より2週間くらい遅れましたが、ドンマイです。

 

通常、インラインの GB Blouson は秋冬タイプは裏地が付き、パターンもデザインも微妙に違います。今回は秋冬シーズンではありますが、しぶとく暑い秋のためのアウターとして、春夏仕様の、裏無し一重のモデルでお願いしました。
生地については、軽くて薄いけど、色味や質感は秋の色、というイメージで選定しました。

 

10月に入っても、日中に太陽が出るとかなり暑いです。でも朝から半袖で出かけるわけにもいかず、ということで、こういった薄手で軽く、脱いでバッグに突っ込めるジャケットは重宝します。

薄手のコットンもいいですが、ここはさらに一歩踏み込んで実用を考慮して、ナイロンを選びました。ナイロンの軽さと扱いやすさ、そして、この類いのデザインのジャケットではコットンの方が多数派であり、お手持ちの方も多いであろうとも考えました。

 

フルダル・ナイロン、ワッシャー、撥水、という生地で、そもそもつや消しされた糸を使い、化繊特有の光沢を根元から抑え、さらに洗い加工でナチュラルなシワ感を加え、強いものではありませんが撥水加工を施しています。
フルダル糸の生地はテカテカした表面にならず、透けを防ぎ、UVカットの効果もあるとのことです。

 

もう一つ、スペシャルポイントがありまして、襟先を丸くしていただきました。どうでしょう、Fuzz らしいアレンジでありませんか。
ここは型紙を変更することになるので、ARAN さんの好意以外の何ものでもありません。

 

Outline
ブリティッシュなブルゾンをモチーフに、よりカジュアルで着やすく、かつ実用性を考慮してアレンジしたブランド定番のジャケットです。
今回は特別に襟型を変更し、生地を指定させていただいた Fuzz 別注プロダクトとなります。
ナチュラルショルダーのラグランスリーブに、ショートジャケットとしてはやや長めにとった着丈が好バランスです。これにより合わせるボトムの幅が広がり、コーディネイトの幅も広がっています。
他にダブルジップ、チンストラップ、裾のアジャスターなど、細やかなディテールがさりげなく配され、さらにフロントポケットが2重構造、内ポケットが2つ備えられていたりと実用面がしっかり意識されたつくりとなっています。
襟先にやや丸みを持たせたのは Fuzz 別注の特別仕様となります。
生地はつや消しされたフルダル糸によるナイロン生地を使用。化繊ながらも光沢を抑えた生地となり、さらに洗い加工によるシワ感によって反射を抑え、最後に撥水加工を施しています。
裏無しの一重仕立て、丸めてバッグに収められる扱いやすさも魅力です。昼夜の気温差の大きい時期などに重宝するライトウエイトのアウターです。

 

ディテールとしても隙がないジャケットで、格好いいだけでなく、使いやすいジャケットであることが人気の秘訣です。
ナイロン生地になっても格好よさが損なわれない自信がありましたが、いざ製品になったものを見ると、とても新鮮に感じられました。
非常にいいな、と思いました。

 

ブラウンとオリーブ、色合いもいい感じです。
染料の性質の違いなのか、後加工の定着に違いがあるようで、若干質感が異なります。
ブラウンの方がシワ感が強く入り、よりドライな質感、オリーブの方がしんなりとして、より滑らかな質感となっています。

 

ということで、お伝えすべきポイントが多く、長くなってしまい恐縮です。
もちろん春にも使っていただきたいですが、まずは夏の終わりから使いはじめるジャケットとしておすすめしたいと思います。
この後、夏の暑さが収まれば、暑かったり寒かったりする季節になりますから、いろいろな厚さ、重さのジャケットが必要になってくるかと思います。
是非、お試しになってみてください!

 

ARAN – GB Blouson
col : Olive / Brown
size : 1 / 2 / 3 / 4
price : 33,000 in tax

 

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Universal Works. – Jackets, Pants.

Universal Works. も秋冬シーズン開幕です。
秋向けのジャケット2型、パンツ1型、ご紹介します。

 

まずはショート丈ブルゾン型の Windcheater Jacket。
いかにもヨーロッパのブランドらしいシンプルグッドな佇まいが特徴です。定番モデルで毎期出てはいますが、デザインがシンプルゆえか、奇抜なファブリックやレタリングなどが入ることが多く、取れる時が少ないモデルです。
シンプルなファブリックでも、この通りで充分格好いいと思います。

 

Outline
ジップアップのショート丈ブルゾンジャケット。
ヨーロッパのクラシックなカジュアルジャケットのスタイルで、シンプルでスマートな印象であることが特徴です。
タイト過ぎず、ルーズ過ぎずのクラシックなフィットに、胸ポケットとハンドポケット、裾にアジャストタブ、フロントダブルジップといったディテールが備わります。
裏無しの一重ですが、肩部分のみの裏地が付きます。
ファブリックは、ミドルウエイトのコットンツイル。”Winter Twill” と名付けられた生地ですが、際立って厚いわけではなく、表面が起毛しているわけでもなく、やや太めの糸を使った綾目の強いしっかりしたツイル生地となっています。

生地のテイストとしてはカツラギのような感じでしょうか。だいたいミドルオンスのデニムと同じか、少し軽いくらいのイメージで、オールシーズンなウエイト感のジャケットです。

カットソーの上からラフに羽織るスタイルを基本に、ハイネックやタートルネックをインに入れるユーロスタイルもおすすめです。

 

Universal Works – Windcheater Jacket *Winter Twill
col : Navy
size : S / M / L
price : 33,000 in tax

 

大定番モデル、ベイカージャケット、モールスキン。
あまりハードな生地感ではなく、軽さと柔らかさのあるモールスキンなので、リアルに着やすいと思います。

 

Outline
ブランド創設時から続く定番モデル、カバーオール型ジャケット。
デザインはカバーオールスタイルとなりますが、シルエットはテーラードジャケットの感覚を取り入れ、着丈はさほど長くとらず、ウエストにシェイプを入れて、ワークウェアとは一線を画すバランスで仕上げています。
左胸と左右のポケット、右側のポケットは二重のつくりとなり、内側にも2つと、ポケットが多いことも特徴です。
胸部の飾りのボタンホールはこのモデルのアイコンとなっています。
生地は毛足が短めのイングリッシュ・モールスキン。しっかり起毛感は感じられますが、モールスキン生地としてはさほどの厚みではなく、使いやすさを感じる適度なウエイト感となっています。

 

 

 

カバーオールスタイルですが、ワークなテイストは抑えめです。
袖山も高く、ウエストには軽くシェイプが入り、ラフに合わせても品のある着こなしになります。

合わせやすく、使いやすいモデルですが、興が乗ったらスカーフやネクタイ、帽子などのアクセサリーを合わるのも楽しいと思います。デコレーションアイテムもすんなりと受け止める懐の深いジャケットでございます。

 

Universal Works – Bakers Jacket *Brushed Moleskin
col : Navy
size : S / M / L
price : 29,700 in tax

 

パンツも大定番モデル、『ミリタリーチノ』。
ベイカージャケットと同様、ブランド発足当初から展開されている、色あせないベテランモデルです。

 

Outline
ブランド定番モデル Military Chino。Universal Works. らしいテーパード型のコットンパンツです。
股上は深め、ゆったりした腿まわりから裾にかけてしっかりテーパードを利かせています。穿き感はゆったり、ルックスはすっきりという Universal Works. 的レギュラーフィットとなります。
生地はコットン・ポリエステルのしっかりした綾織り生地 “Brushed Polytech”。高密織りでやや厚地、しっかりした生地感の混紡生地に、微かな表面起毛をかけた秋冬向けファブリックとなります。厚みのある起毛ではなくピーチスキンのような手触りだけで感じる表面起毛です。

 

非常にタフな印象を受けるファブリックで、綿100には無い感じの、化繊混ならではの魅力を備えているように思います。

 

股上がしっかり深く、尻まわり、股まわりはかなりゆったりしたつくりです。
膝下からすっきりさせていますので、ゆったりした穿き感ながらもルックスはすっきりというシルエットです。
表記サイズに対して、ややウエストが大きめのつくりとなっています。

 

Universal Works. 的には基本になるシルエットで、はっきりした特徴はありますが、なんとなくニュートラルな性質を持っていて、いろいろな着こなしに使えます。
デザイナーのデイヴィッドは、昔からよく裾をロールアップして少し吊った状態で穿いたりしています。

 

Universal Works – Military Chino *Brushed Polytech
col : Navy
size : 30 / 32 / 34
price : 22,000 in tax

 

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New Arrivals.

秋物新作続々入荷。
DC WHITE のブレザー、SOUTIENCOL のスウィングトップ、新たに入荷しております。

 

DC WHITE のブレザージャケット。
Fuzz では初登場となりますが、ブランド懇親の作として昨年デビューし、今季は生地をつくりなおして再登場という運びとなります。
昨年はセレクトしてなかったのですが、店頭や電話で訊かれることがけっこうありましたので、今季は満を持しての発注と相成りました。

 

Outline
ブランド定番アイテム、ウエストポイントのブレザー。
テーラードジャケット専門の縫製工場の手による本格的なつくりでありながら、カジュアルなスタイルに対応できるよう、コットン素材で、タイト過ぎないシルエットで、細心の注意を払って完成させたブランドのアイコン的存在のジャケットとなります。
シルエットは、ナチュラルなショルダーとやや控えめなウエストの絞りが特徴で、ノーマルではありますが、その範囲内ではできるだけゆとりを持たせ、リラックスして着るカジュアルユースを念頭に置いています。
袖仮切羽、フックベント、裏地は背抜き・袖裏付き、ポケットは胸バルカ、左右のフラップ&パッチ、内ポケットは無し、シンプルかつ堅実なディテールワークとなっています。
生地はブランドのこだわりを込めたオリジナルファブリック。しっかりした打ち込みでほんのりと光沢する深いネイビーカラーのウエストポイントです。
コットンのウエポンを選んだのは、着込んでいくことで起こるエイジングを楽しむことも考慮しており、アイビーからヴィンテージトラッドの文脈までをカバーする意図によります。
ウールのスラックスと上品に合わせたり、くたびれたミリタリーパンツと合わせたり、シンプルでベーシックなアイテムながらも、しっかりファッション性を意識したジャケットとしてつくられています。

 

ここ最近のテーラードジャケットのトレンドとしては、あまりキュッとコンパクトだったり、タイトだったりということでなく、全体に少しゆったり感があり、着丈が少し長め、というのが傾向としてあるようです。
程度の差こそあれ、トラッドでもカジュアルでも共通した傾向ではありますが、芯地を使った立体縫製の本格派ジャケットであれば、あまり緩すぎず、着丈もあまり長すぎるとバランスが取りにくくなってしまいますので、僕としてはこのブレザーのバランスが最適に思えました。
ウエストの絞りも緩やかで、ビシッと決め過ぎる強い感じではなく、より自然でソフトな印象の着こなしができるバランスです。

 

ウエポンの生地の特性で、ほんのりと光沢がある生地なので、まっさらの状態ではかなりキレイめに見えますが、そこはコットン生地、着込んでいくと徐々に印象が変わってきて、ラフでカジュアルな佇まいに変化していきます。
展示会時には丸洗いした状態のサンプルも置いてありましたが、ブランドさんとしては、アタリが出たり退色させながら、何なら洗濯機洗いをしてもいいし、とにかく長く着込んで味を出していってほしい、というイメージがあるようです。

実は僕個人としては、どうしても本格的なつくりのテーラードジャケットは、皺や退色に強いウール系の生地の方が、、と考えてしまい、昨季は発注をためらったのですが、ブランドとしてはもっと広い視野で捉えていて、今季、それがきちんと理解できたために発注に至りました。
より自由に、よりカジュアルな感覚でユーティリティに、という発想で向き合うと、このジャケットの魅力が急にグイグイと感じられてくるはずです。

ここのところ気にされる人が増えたテーラードジャケット。今後はいろいろと品揃えを増やしていきたいと考えていますが、まずはこの DC WHITE のブレザーから、いかがでしょうか。

 

D.C. White – West Point Blazer
col : Navy
size : 44 / 46 / 48 / 50
price : 55,000 in tax

 

もう一つ、こちらは SOUTIENCOL の名作スウィングトップ “McQueen”。
メンズジャケットとしては定番スタイルでもあり、ブランドとしても長年展開しているモデルではありますが、若干のアップデートが入り、生地もイマドキのものが使われていますので、しっかり新鮮な印象です。

 

Outline
ブランド定番のスウィングトップジャケット。
ドッグイヤーカラー、ラグランスリーブ、アンブレラヨークとクラシックなディテールを備え、総裏の二重仕立て。長年の定番をしっかりと抜かりない仕様で仕上げています。
シルエットはショート丈のすっきり型ではありますが、従来よりややアーム全体をゆったりさせ、シルエットバランスのアップデートをはかっています。
ファブリックはバーバリークロスの一種である Ventoene を採用。コットンと合繊フィラメント糸の交織、かつベンタイルと同様の織りによって高い撥水性と耐久性を備えたギャバジン生地となっています。
裏地は胴部がコットンネル、袖部が滑りの好いポリエステル生地となっています。

 

初めて見ましたが、Ventoene という生地、しっかりしていて、一見して撥水が強そうです。やはり化繊は感じますが、少々玉虫調に発色して上品ですし、バーバリークロスらしい表面の粘りのようなものもしっかり備えています。

 

SOUTIENCOL らしいアイテムで、SOUTIENCOL らしい丁寧なつくりと素材選び。言葉での説明はこれ以上は必要ないように思います。

 

テーラードジャケットもそうですが、普遍的なスタイルのジャケットは、やはり芯に魅力を備えており、各々の周期で定期的にグッとくるはずです。
また、普遍的なアイテムだからこそ、ほんの微細なバランスの違いが目についたり、生地のアレンジで目を見張るような新鮮さを覚えたり、クラシックならではの深い楽しみがあるように思います。

 

SOUTIENCOL – McQueen *Ventoene
col : Khaki
size : 2 / 3 / 4
price : 39,380 in tax

 

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