suolo の新作バッグが入荷しています。
今季新型のリュックサックのモデル Ibex は、キャンバスとレザーパーツのコンビネーション。今回もたいへん suolo らしい雰囲気です。
ヴィンテージのミリタリーバッグを彷彿とさせるような、なんとなくレトロな風情。このなんとなくレトロとか素朴とかいう印象から連想するノスタルジーのようなものは、suolo のバッグに共通するニュアンスなのかもしれません。
帆布もこれまでのものと一新して、”ミリタリーキャンバス” と名付けたUS産のものとなっています。非常にしっかりした厚みがあり、これに後加工のバイオウォッシュでアタリをつけています。
レザーはいつも通りの栃木レザー。厚みのある重厚なレザーとなっております。
フラップを開けるとコードで絞る式の本体口。コードを留めるレザーパーツはホールド感がしっかりしていますので、紐を結ばずにキュッと絞るだけでも大丈夫です。
内部ポケットが備えられ、背側のファスナー口からこのポケット内部にアクセスする構造になっています。
ハーネスの打ち込み方は何やらものものしさがあり、かわいさの裏にある頑強さというギャップがいいです。
裏には緩衝のためのウールフェルトがしっかりです。
suolo のバッグは、ファッションからのアプローチです。
コーディネイトした時の見え方という部分を優先してデザインしていて、化繊素材の機能性重視のバッグでは表現できないものを目指しています。天然素材ならではの、素材そのものの魅力を上手に駆使し、ぬくもりやら愛嬌やら、アナログな美観が引き立っていることが魅力のように思います。
シティでアーバンなスタイリッシュ・ユーティリティバッグの魅力も当然分かりますが、リネンだったり、ウールのツイードだったり、天然素材の質感が引き立つ洋服を着たときには、やはりバッグのテイストもこっち側に振れるとまた一層、というものではないでしょうか。
suolo – Ibex
col : White / Beige / Night Black
price : 23,000 (+tax)